B.A.D.システム

登録日:2011/11/06 Sun 09:36:12
更新日:2025/10/19 Sun 02:34:22
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B.A.D.システムとは首都高バトルシリーズ、街道バトルシリーズ、C1グランプリに登場する通り名システムである。正式名称は"Battle Ability Decision"。
ライトノベルは全く関係ない。

初めて実装されたのはドリームキャストで発売された『首都高バトル2』。
通り名とはゲーム開始時、ランダム(作品によっては固定)に振り分けられる称号のようなもので、プレイヤーのプレイスタイルによって変化する。
わかりやすく言えばロックマンエグゼシリーズのスタイルチェンジシステムのレースゲーム版という感じだろうか。こちらは性能に変化は起きないが。

大抵の作品では勝利敗北数、連勝数、接触頻度、速度、時間など細分化されたプレイデータから通り名を算出する。
接触系でも何種類か分類されており、大きく分けると車両系と壁系が存在する。
壁に激突しまくるような運転をしていると猪突猛進、弾丸的な通り名がつけられ、敵車両にぶつかりまくっていると狂戦士、カマ掘り野郎的な通り名がつけられる(さらにここから接触速度も関わってくるのだが、長くなるので割愛する)。
逆に車にも壁にも接触せずに走っているとプレイヤーを賞賛する通り名がつけられる。

中には特殊な条件でのみつけられる通り名も存在する。
例えば「首都高の伝説」や「エモーショナルキング」などを代表する無敗称号だ。
この通り名にする条件は単純で(壁ハメやノーブレーキアタックなど、どんな卑怯な手段を使ってもかまわないから)一度も負けずにラスボスポジションの敵を倒すこと。

他にも特定の車種に乗って特定のステッカーを貼付すると、特別な『通り名』に変えることができる。
これは通常時の通り名に関係なく名乗ることができる。
一例として首都高バトル0の「色カリスマ称号」を挙げる。
「白いカリスマ」という敵が乗っているマシン(FD3RK)に、彼のステッカーを貼ると、ボディカラーに応じて通り名が「〜カリスマ」というものに変化するというもの。
FD3RKはライバル専用機なので、購入時にボディカラーの変更はできないが、ショップで再塗装ができ、「赤いカリスマ」や「青いカリスマ」など気分に合わせた称号を名乗ることが出来る。
なお、「白いカリスマ」こと舘渡(たちわたる)の元ネタはよろしくメカドックに登場する那智渡(なちわたる)だと思われる。

追記・修正は理想の名前を獲得した方がお願いします。

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最終更新:2025年10月19日 02:34