登録日:2011/09/20(火) 03:57:25
更新日:2025/09/18 Thu 13:48:14
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「俺は霧亥、ネット端末遺伝子を探している。」
BLAME!の主人公。ネットのカオスによる混沌とした世界で、ただひたすら『ネット端末遺伝子』を探して、果ての見えない世界を殆ど
徒歩で旅をしている。
判明している特徴は名前、重力子放射線射出装置、巻が進むにつれての無口無愛想無表情、サイボーグ、ネット端末遺伝子を探し回ってる、これだけ。
肝心の出身地や、経歴等が
一切不明。
あの
ゴルゴ13ですら、詳細な本人データがあるのに、彼に関しては
しかも物語が進めば進むほど謎が増えてく始末で、謎が謎のまま終わりを迎えてしまうという終止読者を置いてけぼりにした。良いぞもっとやれ。
どう倒されるかに注目された
吸血鬼や、多くの謎を残してくタイプの主人公に比べると圧倒的にまで謎しか置いていかない珍しすぎる主人公と言える。
はいそこ、
フロム脳を活性化させて
コジマ汚染を撒き散らさない。
初期の頃は飯食ったり、水飲んだり、苦戦したり、驚いたり怒ったり焦ったり、殴られ蹴られ撃たれ腕斬られ足折れて、微小構成体打たれて吹き飛んで、
タイムスリップしてボロボロになっていた。
物語序盤から高度なサイボーグであると言うことは、
なんとなくは暗に示されていたのだが………。
東亜重工が吹き飛んでから段々
おかしくなる。具体的には、
網膜に写るもの全てを遺伝子レベルでスキャン出来るようになり、数千キロ先も割とクッキリ見えるようになる。以前にも増して無口になる。敵対する相手への容赦無く無慈悲な攻撃手段にも磨きがかかり、上位セーフガードも手を焼くレベルの珪素生物の頭部を素手で何度も壁に殴りつけて殺害一歩手前まで追い込んだ上で、床に崩れ落ちた相手の脳天にゼロ距離射撃で完全破壊する。溶岩に溶かされても完全には溶けず、時間経過で完全復活可能。
水は啜るが食事は採らず電力オンリー、頭撃ち抜かれてもやっぱり時間経過で復活出来る
………普通な主人公など居るわけがないが、流石に溶岩に溶けても復活出来るのは
両津勘吉くらいだろう。
BLAME!初期では感情表現が豊かで、ネット端末遺伝子を持つ人間の情報を得るために人助けをしたり、恩を返したり、安心させるために嘘をついたりもした。人身売買に嫌悪感を示し射出装置を乱射したりもした。
だが中、後半ではシボやサナカンを除いてほぼ敵しか登場しない状況も相まって序盤に見せた感情表現もなりを潜めてしまう。とはいえ溶岩のダメージから復活した直後は、重力子放射線射出装置を禁圧解除状態で腕がもげるまで乱射してストレスを発散するなど、感情そのものが消えたわけではない模様。
淡々としているが根は心優しい人物と思われる。
ただし珪素生物、てめーは駄目だ。
最後はセーフガードの執拗なストー、もとい追撃により一時機能停止に追いやられるも、排水に巻き込まれて水草が生い茂る水中で、サナカンより守ってと託された黒い球体に変化が………。
その後はとある子供を守る為に発砲する姿が目撃されている。
ブラム学園!アンドソーオン掲載の後日談から無事にネットスフィアに正常に接続できたらしい。その後は行方不明となっている。
┏重力子放射線射出装置┓
作中における最強の
変態兵器で、霧亥を象徴する兵器。作中のありとあらゆる物質を一方的に貫通・破壊する威力を誇る。
物語序盤では威力は抑え気味だったが徐々に本性を現し、後半では直線状に70kmのトンネルを一発だけで開通した。ただし威力が高い分、反動も非常に大きく撃ち慣れても反動で後ろに吹き飛んでしまう。チャージしてより高威力で発射できるが反動も比例して大きくなる。
現に後半の霧亥は平然と撃っていたが、体勢が悪いと統治局バージョンのサナカンすら、勢い良く吹き飛ばされていた。
中盤より霧亥とサナカンは
禁圧解除なる
リミッター解除にて余計に酷い重力子を射出しだす。
どの程度かと言うのを分かりやすい例えにするなら
巨大な怪獣が拳銃の一発で頭を含めた体半分近くを消し飛ばされる
もう少し各方面に分かりやすくすると、
ACfAなら歩兵がアームズフォートを拳銃の一発だけで撃破する。ガンダムならコロニーレーザーを
ビームライフル一発で相殺するかコロニーごと消し飛ばす。誇張表現だが真面目にこんな感じなのでどうしようもない。
ネットスフィア側の人物やネットスフィアを調査する科学者等には存在を知られていたもののかなり希少な兵器であり、これを装備していたのも霧亥、サナカン、大型セーフガード、霧亥クローンのみ。
因みにサナカンの射出装置は酷い壊され方をされているが、霧亥の射出装置は溶岩に呑まれても傷一つ着かず埋もれていただけ。BIOMEGAの弾体加速装置の雛形でもある。
生電社から
⑨になるまでの間の相棒兼解説兼ヒロイン。
途中から全く喋らなかった霧亥の代わりの会話担当にされた。
サナカンの婿兼嫁(これ大事)。何回も死ぬヒロイン
中盤より登場する上位セーフガード、後半は統治局の代理構成体として登場、そして物語の救世主的な意味で重要人物。
シボの嫁兼婿(これ重要)。三段階活用により多数の紳士なファンが存在する。
珪素生物の皆様
出会い頭に即戦闘。即殺。即死。ネタに事欠かない愉快な方々。
詳しくは該当項目にて。
- |+統治局+|+
警告や勧告や指示やアドバイスしてくれる。戦闘にはほぼ参加せずあまり役に立たない組織。
最初は敵対したが利害が一致して共闘した。豪快な人物。
♀イコ♀
ドモチェフスキーの周りをうろちょろする浮遊霊みたいなの。貴重な
ボクっ娘。
以下、貴重な印象に残るセリフ
「俺は霧亥、ネット端末遺伝子を探している」
「大地ってなんだ」
「スンスン……パキン、シャキサク………」
「シボ」
「あれは珪素生物だ」
「サナカン!」
「表示の意味がわかるようになった……」
俺は霧亥、ネット端末遺伝子を持った、項目を追記・修正出来るアニヲタを探している。
- 某動画百科の項目では全セリフがまとめられてるな -- 名無しさん (2015-05-20 09:30:51)
- 8巻にいたっては台詞が2回しかないという無口っぷり -- 名無しさん (2015-11-15 16:18:16)
最終更新:2025年09月18日 13:48