登録日:2012/03/25 Sun 14:21:33
更新日:2024/07/05 Fri 16:33:01
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Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋 (1)(緑/白)(緑/白)
クリーチャー - アウフ
台所の嫌がらせ屋が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。
頑強(このクリーチャーが死亡したとき、その上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、それを-1/-1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
3/2
☆概要☆
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》とはTCG『Magic The Gathering』のセット『シャドウムーア』で登場したクリーチャー。
その名の通り、イラストには台所を散らかす黒っぽい小人のような姿で描かれている。
☆嫌らしいスペック☆
3マナで3/2というウィニーに投入するには充分なサイズを持つ。
頑強持ちでパワー3であることから、相手の先鋒〜中堅クラスのクリーチャーと相討ちに取っても、除去呪文を撃たれて破壊されても2:1交換でアドバンテージが得られる。
一般的な再生持ちと違い、再生のためマナを取っておく必要が無く、展開を阻害しないのも地味ながらポイント。
火葬や神の怒り等、再生を許さない呪文でも、とりあえず1回は耐えられる。
3マナでパワー3以上のクリーチャーはいるが、攻撃力で上回るデッキが相手でも、先述の相討ちと頑強での復帰時と合わせて計4点のライフゲインで攻勢を和らげ、ダメージレースに貢献出来る。
特に【
バーン】や【
スライ】、【
スーサイドブラック】のように、継戦能力を対価に20点のライフを削り切るスピードを上げているデッキにとって、かなりキツい。
その素敵なネーミング、頑強による除去耐性、ライフゲインによる防衛能力、黒っぽいカラーリングから、ゴキブリという愛称で親しまれている。
混成マナゆえに白緑を含めた3色以上のデッキでも採用しやすく、現在ではエターナル環境で【Zoo】などの速度よりアドバンテージを重視するビートダウンデッキで採用されている。
ライフゲインでショックランドや
フェッチランドのリスクを緩和出来るため、
デュアルランドにはさすがに手が出ないというプレイヤーにもありがたい。嫌がらせ屋なのに台所事情には優しい。
☆弱点☆
そんなバランスの良い台所の嫌がらせ屋だが、《長毛のソクター》や《
ミラディンの十字軍》のように、3マナで(実質的に)パワー3以上のクリーチャーがいるため、速度を重視する場合には採用されない。
《剣を鍬に》や《流刑への道》などの追放除去、感染などの-1/-1カウンターには頑強も無力である。
白緑でプロテクションに引っかかりやすいことと合わせて、奇しくも《ミラディンの十字軍》、《ファイレクシアの十字軍》の両方に弱かったりする。特にファイレクシアの十字軍に対しては、ライフゲインも無意味。
☆3マナ域を争うライバル☆
《聖遺の騎士》…多色化した場合によく採用されるフェッチランドと相性が良い打撃担当。
《ミラディンの十字軍》…高い打撃力とプロテクションを持つ。各種ミラディンの宝剣や梅澤の十手等の装備品と相性が良く、2マナ域の《
石鍛冶の神秘家》と合わせて採用されやすい。
☆相方☆
《
黄金のたてがみのアジャニ》…もふもふプレインズウォーカーの我らがアジャにゃん。-1能力で+1/+1カウンターを乗せて、-1/-1カウンターを相殺してくれる。
《シルヴォクののけ者、メリーラ》…毒&-1/-1カウンター、感染能力の封殺という対感染のスペシャリスト。2マナ2/2と充分なスペックを持ち、無限コンボを組める頑強との相性は抜群。しかも可愛い。
追記・修正は台所で牛乳を飲んでからお願いします。
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最終更新:2024年07月05日 16:33