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スケィス

登録日:2010/02/21 Sun 22:58:03
更新日:2026/10/18 Sun 13:40:56
所要時間:アニヲタWikiを起動して、この項目を約 6 分で読んでみるか




禍々しき波の何処に生ぜしかを知らず。
星辰の巡りめぐりて後、
東の空昏く大気に悲しみ満ちるとき
分かつ森の果て、定命の者の地より、波来る先駆けあり。
行く手を疾駆するはスケィス。
死の影をもちて、阻みしものを掃討す。



PHASE:1
第一相

SKEITH
スケィス

The TERROR of DEATH
死の恐怖



スケィス(Skeith)とは、.hackシリーズに登場する架空のモンスター、あるいは主人公が使役する憑神(アバター)の名称である。
顕現時の叫び声で誤解されがちだがスケ「イ」スではなくスケ「ィ」ス。


【概要】

黄昏の碑文に登場する『禍々しき波』を由来とし、舞台となるネットゲーム『The World』の基幹システム『モルガナ・モード・ゴン』の八つの諸相のうちの1つ。
仕様外の存在のため、便宜上バグモンスターとして扱われる。

システムに過ぎないはずのモルガナは自己保存の自我に目覚めており、ある目的から人間の死に対する恐怖をサンプリングしていた『碑文』を己の自我として具現化した。
その経緯から死の象徴的存在にして、恐らくThe Worldにおいて最も出現期間の長かった八相の1体。
作中に登場する一般PCからは「十字架を持った黒衣のキャラ」とどう見ても黒衣ではないのに呼ばれる。

【来歴】

The World R:1

オレンジ色の目の模様がついた関節のない灰色の身体に、弧を描く角とボーリング球の穴のような三つ目を持った人型モンスター。
赤く巨大な杖はトレードマークを兼ねた武器となっており、データドレイン使用時は相手を杖に磔にして放つ。
未帰還者たちの精神が閉じ込められているようで、後の作品でとあるPCの精神が杖と癒着していたことが発覚している。

この杖は日本版ではケルト十字、海外版では宗教的な理由からデザインが変更されてQの字を模したものになっている。
『.hack//G.U. Terminal Disc』ではムービーシーンは日本版、ゲーム映像は海外版のため、よく見ると杖の見た目が違う。

.hack/SIGN

最終話で初登場。
モルガナを裏切って場を引き受けた楚良を不意打ちするように現れてデータドレインする。
これによって楚良のプレイヤーが意識不明になり、表向きには第一の未帰還者として取り扱われるようになる。
その後、司達の前に現れるが、ヘルバがネットスラムを放棄したことで全員が強制ログアウト。戦闘は行われずに終了した。
なお、本作のみ放送地域に関係なく杖のデザインが海外版準拠になっている。

.hack//ZERO

データドレインされた楚良の精神がスケィスの呪縛に囚われている。
普段は一般PCのソラとして行動するが、アウラに関係する時など必要に応じてスケィスの力がソラを媒体に発現される。
結果、アウラを匿っていたカールとアルフが、ソラと関わり続けた末にスケィスによりデータドレインされて未帰還者となってしまった。

……ということになっている。
ZEROは未完の小説であり、アウラとカールが行動を共にし始めたところでストーリーが止まっている。
2003年発売の設定資料集では続巻が出る可能性があったためか、結末がボカされていたが、ターミナルディスクにてしれっと未帰還者の中に含まれたことで、最終的には未帰還者になった設定が浮上した。
その後も続巻が発売されないためか、カールとアルフが最期どうなったかはLinkで一応の補完がされている。

.hack//Liminality

映像では僅かにしか映らないが、ゲーム本編で語れる「黒衣のモンスター」の姿で登場。

水無瀬舞と香住智成は、ある日The Worldをプレイした際にスケィスと遭遇。
香住は意識不明になってしまうが、水無瀬はハ長調ラ音が聞き取れたおかげで軽い意識障害で難を逃れる。
この時、香住が操作していたPCジークが未帰還者の一覧に加わる。

その後、独自に未帰還者事件を追っていた徳岡純一郎と出会った水無瀬は、彼の口車に乗る形で香住が使用していたPCでスケィスと遭遇したエリアに出向く。
ハ長調ラ音を聞き取ることで意識を保ったままゲームから脱出した水無瀬だったが、徳岡はゲームが精神を取り込まれた姿を目撃し、PCを物理的に破壊することで窮地を救った。
その後、スケィスはカイトの手で撃破されるため登場しない。

.hack

SIGNで覚醒したアウラを始末すべく、モルガナの尖兵として半年間も追跡していた。
上記の通り、追跡の過程で数多くのプレイヤーを意識不明に陥れており、主人公であるカイトのリア友であるオルカもその一人。
彼を救うためにカイトは異変に挑んでいたため、当初の目的もスケィスを探し出して倒すという次回作の主人公と似たような行動理由だった。

追跡の末に「Θ選ばれし 絶望の 虚無」にて、ようやく捕縛したアウラをデータドレイン。
3つのセグメントに分割封印に成功するも、自身を追っていたカイトが現れたことで戦闘に入る。

本当に辛くもスケィスを撃破したカイト達であったが、スケィスの碑文の崩壊と同時に「謎の怪物」、クビアを目覚めさせる事となる。
未帰還者達が目を覚ます事もなく、カイト達はただ茫然自失するのであった。そしてプレイヤーのストレスもマッハになった。杞憂だったけど。

その後のVol.3のサブイベントでは、杖と同化していた楚良をカイトが解放する。

新約小説 .hack

モルガナそのものとなったコルベニク第3形態との最終決戦おいて、
モルガナの瞳から零れ落ちた8つの光が寄り集まって波の音を響かせながらスケィスそっくりのモンスターが現れている。
スケィスそのものではなく始原の恐怖、八相以前の根源的な零の存在だとヘルバが解説している。


The World R:2



いいぜ…来い…来いよ…

俺は…ここにいる!


G.U.シリーズの主人公ハセヲの憑神(アバター)として登場。
碑文名「死の恐怖」の通り、死を司り、手に持っている大鎌を使い全ての生命を刈取る。

R:1時代の容姿にハセヲのPCボディを組み合わせたデザインで、さながら第1期で言及された黒衣の死神そのもの。
外見が大きく変更される憑神の中では最もR:1時代に近いが、特徴的な杖は先端から赤色の刃を出した大鎌となっている。
なお、憑神の中では最も小さいのだが、戦闘力に関しては主人公なのでR:1時代同様に最強レベル。

ハセヲがジョブエクステンドすると、それにスケィスの碑文が影響されてパワーアップ、デザインも変化する。

.hack//Roots

ハセヲが開眼しなかったため、スケィスは第26話でシルエットのみの登場。
Roots本編でハセヲが100人斬りを達成した後についた異名はスケィスと同じく「死の恐怖」。
この関連性は定かではないが、ハセヲのプレイヤー情報を考慮するとそう呼ばれる運命にあったのかもしれない。

開眼しなかった理由は諸説ある。

.hack//G.U.

本格的に登場するのは2ndフォームにエクステンドしてから。
八相の中で最も攻撃に特化したという公式評は伊達ではなく、一般人に勝ち目は無く、一撃で即死する。しかも認知する間もなく一瞬で。
八相同士の戦いでも、暴走していたとはいえメイガスを一方的に屠り、自身以上の大きさを誇るイニスと互角にやり合うと規格外の強さを発揮した。

ハセヲは、様々な経験を重ねることで、徐々に碑文使いとしての能力が目覚め、憑神を発動出来るようになる。
憑神発動時は通常バトルとは一変。時の流れが異なる認知外空間を展開し、適性者以外は感知すら不能の異形同士の戦いを繰り広げる。
この時、仕様外の戦いのためか、ロード画面の表示がThe World R:2から.hack//G.U.に切り替わる。

また、憑神バトルでは設定上では前作と同様、互いに体力の概念が無く、相手のプロテクトを破壊してデータドレインを打ち込む以外勝利する手段がない。
しかしゲームの都合上スケィスのプロテクトが破壊されることは無いので、体力が0になっても諦めなければ何度でもリトライできる。

憑神バトルは知識の蛇のVRシミュレーションで何回でも再戦することができるが、再戦時のスケィスの姿は最初に戦闘した時のもので固定される。
Vol.1のAIDAをスケィス3rdで戦うということは流石にできなかった。

各形態の説明・活躍

  • 1stフォーム


ミ・ツ・ケ・タ……!!!!


最も基本的な状態。ハセヲの憑神開眼後からVol.1エンディング通して変化することはない。
Vol.2では中盤で3rdフォームにエクステンドするまで、スケィス1stのまま憑神バトルを行う。

ハセヲが1回目のジョブエクステンドを終えてからの登場だったため、すでにパワーアップしている可能性もある。
余談だが、三つ形態のあるスケィスの中では一番可愛いとの意見も多い。

2ndフォームにエクステンド後、アリーナ『紅魔宮』に挑戦した際に、初戦の相手にして因縁のあるPKボルドーに敗北寸前まで追い込まれた土壇場で開眼。
鬱憤晴らしと言わんばかりに攻撃を放つも、アトリの静止のおかげで未帰還者にはならず一撃死で留まる。
直後、力に酔いしれていたところを見かねたパイと共に制御訓練ついでにAIDA感染エリアに出向くも、パイがAIDAに感染しタルヴォスの碑文が暴走。最終試験ということでタルヴォスを鎮圧し、第七相の碑文を喰らう。

トーナメントを勝ち進む過程で、紅魔宮の元宮皇である揺光と対戦。碑文を使わないと豪語するも負けそうになったショックから意図せず顕現。
一連の出来事を見ていたクーンとトーナメントで対戦した際に、自分の周りへの悪感情が爆発したせいで暴走。
迎撃に出た憑神メイガスを制御不能のまま撃破し*1、第三相の碑文を喰らうことで未帰還者にしかけるも、メイガスのスキルである『増殖』で難を逃れていたおかげで事なきを得る。
改めてスケィスの能力と恐ろしさを実感したハセヲは、これ以降一度もスケィスを暴走させることはなく、アリーナ宮皇エンデュランスの憑神マハを撃破して彼に感染していたAIDAを除去、第六相の碑文を喰らう。

アリーナ制覇後、裏モーリー・バロウに出現した三爪痕と再戦。蒼炎の守護神に変化した際にスケィスを顕現させ撃破に成功する。

Vol.2では、AIDAサーバーに閉じ込められるなどの出来事もあり、何体かのAIDAを除去すべく顕現。
その後、アリーナ『碧聖宮』宮皇の天狼がアトリの碑文を奪ったAIDAに感染している事が発覚し、取り返すべくトーナメントに参加するも、スケィス1stとしての出番はここで終了となる。

  • 2ndフォーム


アトリの碑文を……!!

返しやがれぇぇぇぇぇっ!!!


1stの姿に黄金を彷彿とさせる刺々しい装飾などが増え、全体的に攻撃的ながらも豪華にデザインなった。
Vol.3では終盤でXthフォームにエクステンドするまで、スケィス2ndのまま憑神バトルを行う。

アリーナ攻略の途中で3rdフォームにエクステンド後、エンデュランス説得に出向いた際に居合わせた朔望の碑文ゴレが暴走、鎮圧すべく顕現したのが初お披露目。難なく撃破し第五相の碑文を喰らう。
その後、揺光を未帰還者に追いやった宿敵ボルドーに感染していたAIDAの除去に成功し、そのまま天狼に寄生していたAIDAの除去してアトリの碑文を取り戻す。
アリーナを制して間もなく、アトリが『月の樹』でクーデターを起こした榊によりAIDAに感染させられる。
過去のトラウマが爆発して結果開眼したイニスと戦闘し、互角以上の戦いの末に第ニ相の碑文を喰らう。

逃げおおせた榊を追った先で出会ったオーヴァンから真実を告げられ、真の三爪痕として本性を現したオーヴァンとその碑文コルベニクと戦闘し、辛くも撃破して第八相の碑文を喰らう。

Vol.3ではAIDAに感染した自分をCC社に売り込み、八咫から知識の蛇を強奪した榊が開催したPKアリーナ『竜賢宮』にてスケィスを顕現させてた映像を暴露されてしまう。一般PCは認識できないのにどうやって録画したのだろうか……?
そのままAIDA感染PCを鎮圧していく過程で太白に感染したAIDAも除去するも、今度はハセヲがAIDAに感染してスケィス暴走か……と思われたが、アトリの叫びと強い意志でAIDAを跳ね除る。
疲弊してスケィスを顕現できなくなったところを狙った榊に襲われるも、アトリ、クーン、エンデュランスの助力を受け顕現に成功させる。

榊の暴虐を食い止めるも、追われた末にオーヴァンへの嫉妬から錯乱した八咫の碑文が暴走。急いでフィドヘルを撃破し第四相の碑文を喰らう。
かくして八つの碑文全てを喰らったスケィスはオーヴァンの目的を達成するトリガーとなり、コルベニクとの決戦を制すると同時に『真の再誕』を発動されてしまう。

真の再誕の中心にいた余波で精神ダメージを負い、自分を見失いかけたハセヲの前に、色が反転した3rdフォームの姿で登場。
一度目を背けてきた道をそれでも進み続けるか、ハセヲの覚悟を問い、その答えを聞いて離れようとするも、一緒に連れて行くと宣言され再癒着。
スケィス2ndとしての出番はここで終了となる。

  • 3rdフォーム


俺は


私は


俺は


僕は



ここにいる!



今までの影を思わせる姿から一新、無印と踏襲した目の紋様がついた関節のない人型に回帰。色が純白になり身体もどこか『象徴的』で神々しい姿になっている。
さらに剣のような翼まで着いており、まるで死の恐怖という異名が似合わない。むしろ天使のような姿である。
鎌も実体のものから、光の塊のような抽象的なものに変化している。

その実は、スケィスがデータドレインで他の八相のモルガナ因子を取り込んだため、死の恐怖ではなく黄昏の鍵として覚醒した姿。故に、全八相の力を得ている。
そのせいで碑文使いの反存在『クビア』が顕現してしまい、放置すれば全世界の存亡に関わる事態になってしまう。

The World R:2がクビアにより機能不全に陥る中、解決の糸口を探るべくオーヴァンの妹アイナを媒体にAura降臨を試みる。
黄昏の鍵と化したスケィスを顕現させAuraを呼び出す。呼んだはいいが自分たちでなんとかしろと丸投げされた。
かくして自分たちでクビアを倒さなければならなくなり、七つの碑文を合わせた状態で顕現。クビアとの最終決戦に挑む。

なお、スケィス3rdを操作できるのはクビア戦のみ。3rdのチート性能で他の敵と戦闘したかったという声も多い。

  • ユニゾンスケィス


俺は――


俺たちは――!


ここにいる!!



リマスター版『.hack//G.U. Last Recode』に収録されているVol.4の最終決戦で登場するスケィスの新しい姿。
5thフォームに覚醒したハセヲが、オーヴァンのコルベニクが共鳴して誕生した存在。
5thフォームを踏襲した姿に、憑神コルベニクの姿が合体したデザインとなっており、右半身がスケィス、左半身がコルベニクをイメージしたカラーとなっている。
攻撃手段はスケィス3rdを踏襲しており、光の塊を鎌に変化させて攻撃する。

オーヴァン救出後、姿を現した陰なる災厄ベガルタが変異した存在、災厄の海モラルタを倒すべくスケィスとコルベニクの同時顕現により発現。
二人の力を合わせて放った渾身の一撃でモラルタを撃破する。

.hack//G.U.(小説版)

G.U.小説版によると人間の「死に対する恐怖」は仏教の八識で言うところ無意識に属する「末那識」(己の生への執着)に相当する部分であるらしく、スケィスはモルガナ自身の「死に対する恐怖」の自我を具現化したものでもあるらしい。
(末那識は他の7つの識に勝る人間の原罪であるともされるが、無印とG.U.の異常な強さを見れば納得がゆくというものである。)

The World R:X

.hack/Link

R:1時代、R:2時代ともに登場する。
R:2時代では原作と異なり倒したPCデータを喰らう毎に強くなっていく憑神で、AIDA感染したハセヲによってアリーナでボルドーたち対戦PCを、榊が暴動を起こした月の樹エリアで月の樹のメンバーとアトリのイニスを喰らった。

.hack//Zeroの時代で、スケィスゼロという一体が分かれる事で八相が生まれた事が明らかになった。

ゲスト客演

PROJECT X ZONEシリーズ

バンナムから発売されたお祭りSRPG、『プロジェクトクロスゾーン』にも参戦しているが、
大丈夫じゃない事に定評のあるファミ通の記事で、ストリートファイターシリーズからの出演というとんでもない誤植を喰らってしまい、散々ネタにされている。

時系列はVol.4の後。
アウラを襲い、そのデータは異世界に散らばってしまった。
その後姿を現してはまたどこかに消えるを繰り返す。
ボスとして複数体が登場する他、通常のスケィスよりも能力が高いスケィスゼロも登場。

ちなみに原作スタッフから賞賛されるほど攻撃アニメーションの完成度が高い。
2Dで完璧に原作再現されたデータドレインは必見。


続編の『PROJECT X ZONE2』にも登場。ハセヲが憑神を呼んだら八相の姿で出てきたあげく、どっかへ行ってしまう。
そのまま電脳空間上をさまよっていたが、最終的にはハセヲが憑神として取り戻すことに。
本物のほか憑神奪還後もデッドコピーが複数体登場。

【戦闘能力】

The World R:1


Vol.1のラスボスとして異名に偽りは無く最初の八相にして最強の八相。
シリーズボスの中ではVol.4で戦闘するマハと並んで厄介だという声も多く、一番最初に戦う大ボスとは思えない初見殺し性能で多くのプレイヤーに文字通りの死の恐怖を与えた。

+ 使用する攻撃
八相の攻撃に名前がついたのはVol.2からなので、スケィスのみ攻撃スキルにこれといった名前が存在しない。
海外版ではVol.3以降の攻撃時の技名表示も反映されているので、本項では固有技のみ、海外版の名称を付記する。

なお、赤文字の攻撃はデータドレイン後、使用しなくなる技。

  • 通常攻撃
近くにいるPC1体に杖を振るう。
威力が高い……というかVol.1の最高レベル35前後にして、装備も十分に揃えても一撃で瀕死or即死。
モーションも短い上自らの周囲を薙ぎ払うように攻撃するので非常に凶悪。

  • 波動攻撃
残り7体の波に合わせるように「死の波動」と呼ばれることがある。
特徴的なSEの後、全画面を揺らすようなホワイトアウトと共に周囲のPCにダメージを与える。
通常攻撃と並んで威力が高く、データドレイン後も使ってくるので油断していると一撃でパーティーが全滅する。

  • 氷結呪紋 / Judgement
バトルフィールド全体が射程の氷結呪紋。
威力は並だが発動中は身動きが取れず、波動攻撃とダブルで受ければ当然パーティー全員が全滅する。

  • データドレイン
杖でPC1人を磔にし、左腕からデータドレインを放つ。
本来ならば即死&意識不明まっしぐらになる筈の技であるが、カイトとそのパーティーは「腕輪の加護」を受けているためシステム上の全デバフを受ける程度に軽減されている。まぁ、急がないとどのみち殴り殺されるけど

+ "死の恐怖"
技解説の通り、すべての攻撃が瀕死or即死のオンパレード。
さらに捕捉スピードが尋常ではなく近距離ならほぼ瞬間移動と見紛う攻撃速度で攻めてくるため、回復魔法では十中八九間に合わず死亡する羽目になる。回復アイテムは上限一杯まで必須。
予備知識がない初見では、
波動攻撃の威力にビビる⇒焦って距離をとり回復魔法⇒だが射程範囲であるため攻撃が届きパーティー壊滅⇒生き残ったキャラもトドメと言わんばかり殴り殺される⇒GameOverのパターンが多い。

攻撃ルーチンを纏めると以下の通り
スケィス通常攻撃×2→範囲攻撃コンボ→通常攻撃×2以下ループ

スケィスの使用する特殊演出攻撃はデータドレインのみ。
1ループするまでにプレイヤーが動ける(攻撃できる)時間はたったのたったの30秒。アイテム画面で一時停止が出来るものの、それでも早過ぎである。
その上データドレインまで行使してくるので堪ったものではない。

そしてスケィスをトラウマたらしめているもう一つの原因。なんとスケィスを含む八相のHPは全て「%4#&」と真面に表記すらされない。つまるところウィルスバグと同様如何なる物理・魔法攻撃をしかけても体力が無限であり倒すことが出来ず、その不死身の特性をカイトのデータドレインで上書きするしか勝つ手段がないのである。

にもかかわらずデータドレインのプロテクトで守られているため、それを此方の回復アイテムが尽き全滅する前にの攻撃で削りきらなければならない。じゃないと死ぬ。

だが、プロテクトの耐久力は表記されないため何時破壊できるのか予測が不可能である上、破壊したプロテクトはわずか10秒ほどで元の耐久の半分まで復元してしまう。早過ぎである。
他の通常モンスターや八相ならいざ知らず、このスケィスに限っては一度プロテクトが修復されてしまった時点で回復アイテム的にほぼ詰みが確定であり。嬲り殺されて死ぬ。

そして厄介なことに氷結呪紋の演出中も修復までの時間計算に入っているため、運悪くプロテクト破壊とこの技の発動が重なると何も出来ずに修復される。そして嬲られて死ぬ、カイト達が。
まさに「死の恐怖」。

ここまでの凶悪さを誇るため、多くのプレイヤーはカイトは遥か後方の支援に徹し、攻撃で死んだ味方を回復。プロテクト破壊と同時にそそくさ近寄りデータドレインを放つという何とも主人公らしかぬチキン戦法に行き着いてしまうが....スケィスならしょうがない。
データドレインによる弱体化後はスケィスの姿を真似た、歪な碑文石(つまり今までスケィスを具現化させていたモノ)と化し、体力もHP3000とまともに表記されるようになる。*2
この貧弱な見た目となっても高威力の波動攻撃は健在であり、今までのチキン戦法のストレスから蛮勇に走って突撃するとやっぱり全滅させられる。チキンはチキンらしく後方で支援しよう。

無機質ながらも死神の如き姿と二つ名。そして主人公の最初の仇敵にしてそれに恥じない異常な強さは多くのプレイヤーに畏怖され、心にトラウマを与えながらも.hackシリーズを代表する因縁深きボスとして今なお語り継がれている。
つまるところかなりの良ボスであった。

The World R:2

主人公の憑神なだけあってストーリー上の都合もあるが強さは別格。
とはいえ他の八相が固有技を有しているのに対し、スケィスは撃つか斬るかの二択しか存在しない。

+ 使用する攻撃
プレイヤーが操作する憑神なので、具体的な技名は存在しない。
憑神バトル開始時のTipsに表示されるコマンド名で表記する。

  • ショット
射撃ボタンを入力することでエネルギー弾を放つ。
1stは3発だが、2ndは5発に増加し連射速度がアップする。
ショットをばら撒きながら敵のスタンゲージを減らし、隙を作っていくのが基本戦法。

  • ホーミングレーザー
スケィス3rdから使用可能。
射撃ボタンを長押しすることで複数の敵をマルチロックオンしたショットを放つ。
連射するバルカンのようになり、周囲の目標物を一掃出来る。
まるで某自由のようなチート性能である。まあ正真正銘チートだが。

  • スラッシュコンボ
攻撃ボタンを押すことで大鎌を振るう攻撃を、最高3連撃を放つ。
敵に接近しないと当たらない代わりに、与えるダメージ量はショットを遥かに上回り、スタン中に攻撃してHPを大きく削るのが定石。
攻撃以外にも、敵が打ち出した飛び道具を破壊する際にも使われる。

  • スラッシュウェーブ
スケィス2ndから使用可能。
2ndの場合、4連撃目にエネルギー状の斬撃を打ち出す攻撃が追加される。
3rdとユニゾンの場合、攻撃全てが斬撃を飛ばすものに変化し、4撃目がチャージ中も周囲の敵を攻撃する。

  • ダッシュ
ダッシュボタンを入力することで、スティックを倒した方向に素早く移動する。
敵の攻撃を回避したり、スタンさせた相手に接近するために使用する。
3rdとユニゾンの場合、スタン中の敵にダッシュした場合のみ、一瞬で目の前まで移動するようになる。

  • データドレイン
敵のHPを0にしてプロテクトブレイクさせるとデータドレインモードに移行。
射撃ボタンを長押ししてゲージを最大まで溜めた後、ボタンを離すことで弾を発射する。
モード中は完全無防備になるため、敵の飛び道具をダッシュを駆使して避けつつチャージしなければならない。
チャージ中にダッシュするとチャージスピードが遅くなり、チャージ中に被弾するとチャージが0になって溜め直しになる。
発射した弾が敵に避けられることもあるので、敵が足を止めたタイミングを狙い撃ちしなければならない。
弾が命中すればデータドレインの演出が入り、憑神バトルは終了となる。





追記・編集お願いします(∴)†

この項目が面白かったなら……\スケェェェェェェイス!!!!!/

最終更新:2026年10月18日 13:40

*1 憑神バトルではプレイヤーが操作するので、戦闘中勝手に動くということはない。

*2 海外版だと何故か4500に上がっている。