妖々跋扈(東方Project)

登録日:2012/03/18 Sun 20:35:19
更新日:2024/04/09 Tue 11:54:24
所要時間:約 4 分で読めます




妖々跋扈


エクストラステージのテーマです。
東方に珍しい疾走感の強い曲(か?)です。
ステージを見れば分かりますが、テンポとノリが重要なイメージになっています。
途中で曲調が112°程度変換されますが、そこからがエクストラの始まりだと思ってください(笑)

(東方妖々夢Music Roomより)


東方妖々夢Extraステージの道中曲。
読みは「ようようばっこ」。東方読めない部門の常連。

人によっては一面の道中曲『無何有の郷』より聴く羽目になる(まぁそれはEX道中全てに言えるが)。


コメントにあるようにEX道中ではかなり疾走感のある、流れるようなピアノとトランペットの曲。
背景も白玉楼の大階段を凄まじい速さで登って行く風になっている。
コメントにある曲調の変換はだいたいのスペル・鬼符『赤鬼青鬼』発動に重なる。つまりそこからが妖EXの本番ということ。


ちなみにサビ部分は旧作『東方夢時空』朝倉理科子のテーマ『夢幻遊戯 〜 Dream War』とほとんど同じ。まぁZUNには稀によくあること。

有志による人気投票の順位は、第七回以降117位→121位→127位とかなり低め。
まぁEX道中曲の宿命である。『明日ハレの日、ケの昨日』や『ラストリモート』が強すぎるだけ。



妖々跋扈 〜 Who done it!


???のテーマです。
妖々跋扈の裏バージョンです。
曲は殆ど変化はありませんが・・・

(東方妖々夢Music Roomより)


妖々夢Phantasmステージの道中曲。
読みは「ようようばっこ フーダニット!」。

妖々跋扈のアレンジであるが、「裏バージョン」の通り一部主旋律とバックがひっくり返っている。

ステージが夜、ボスがあの妖怪ということで全体的に胡散臭さ数割増し。「みょ〜ん」とした曲調が人によっては不快に聴こえるかもしれない。


サビ入りとサビ終わりにピタッと音が止まるところがあり、まさに境界。
『ネクロファンタジア』とセットで好む人も多い。


……が、ぶっちゃけこの曲、かなり不遇。

理由はPH出現条件(EXクリアかつスペルカード60枚以上取得)を達成するまで実戦で聴けないこと。
これは具体的に言うとE〜Nのほとんどのスペルと、EX、Hのスペルを何枚か取る気で挑めばよいので、ある程度頑張ればなんとかなる。

しかもPHは挑戦できても難易度がかなり跳ね上がっており、転調まで聴くのもパターン化必須。

そのため、原作プレイヤーかつある程度の実力を持たないと真に堪能することが難しいため、人を選ぶ。
一応聴くだけならMusic Roomで可能。

人気投票でも120位→133位→136位と順位を下げ続けている。もっとも曲数の増加に対してみればそう落ちてもいないのだが。
なおEX道中曲でこれより下の順位は『妖怪裏参道』のみ。


ちなみに“Who done it”は推理小説における事件解決の主眼となる三大要素のひとつで「誰がやったか」という意味。
(他二つは“How done it(ハウダニット、どうやったか)”と“Why done it(ホワイダニット、なぜやったか)”)。














妖々跋扈 〜 Speed Fox!

同人サークルsound sepherから出されたアレンジアルバム『cradle -東方幻樂祀典-』に収録された、ZUNセルフアレンジの第三の妖々跋扈。
また、博麗神社例大祭スコアアタックでも使用された。


名前の通りさらに疾走感を上げ、Bメロを削りハンドクラップを追加。またサビなどを『Who done it!』寄りに仕上げている。


はっきり言うと“Who done it!”に輪をかけて不遇、というか無名の曲である。

CDが出されたのが2004年。既にプレミアもついており入手困難。そのため東方原作プレイヤーですら知らない人も多い。
さらにアレンジという立ち位置上、人気投票にも枠がないのでなおさら知る人ぞ知る曲となっている。




追記 〜通るべきで無い道〜
修正 〜予定された無秩序〜

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最終更新:2024年04月09日 11:54