バトルフィールドシリーズ

登録日:2010/03/28(日) 17:34:05
更新日:2025/10/24 Fri 12:27:44
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バトルフィールドとはEA Gamesより発売されてるFPSゲームシリーズである。
BFの略称が一般的である。



■特徴

  • 大人数による広大なマップでの戦闘
初代のBF1942の時点で32VS32人という大人数による対戦が実現している。
マップも一般的なスポーツ系FPSと比べると格段に広い。

  • 複数の兵科
作品によって数や種類は変わるが、幾つかの兵科を選択出来る。勿論兵科によって武装も変わる。
状況や戦場に合わせた選択が重要。
ちなみに、どのFPSでも使われる芋砂と言う単語が生まれたのもバトルフィールドである。

  • 多種多様なビークル
戦車から戦闘機、戦艦など様々な兵器に搭乗が出来る。
戦闘機やヘリが飛び交い、戦車が前進し、多数の軽車両が爆走し、その脇を歩兵が駆け抜けるのはBFの醍醐味と言えるだろう。 
一部シリーズでは海軍ユニットも存在し、戦艦のように多数の人間が乗る連携が熱いビークルも。
BF1のように戦局を一変するほどの「巨大兵器」が投入される作品もある。

  • 「敵を倒す」だけではないゲーム性
BFのメインとなるゲームモードである「コンクエスト」「ラッシュ」「ブレークスルー」などはいずれも拠点やオブジェクトを争奪するゲームルールとなっており、勝つためには敵を倒すだけでなくこれらに関与することが重要となる。
「キル取るだけより拠点に関与している方が偉い」とはBFの特徴をよく表しているだろう。
また味方ビークルの修理、味方への補給・蘇生、敵の偵察といった行動でもスコアが得られる。
直接戦闘が苦手でも味方の勝利に寄与する行動が多く用意されているのでプレイヤーの得意分野に応じて活躍しやすい。

  • 分隊システム
チームメンバー全体から4~5人単位で分隊となるシステムがある。
分隊で行動することで通常よりも多くのスコアを得られるようになっており、分隊からのリスポーンや蘇生など分隊メンバーにのみ行える行動が用意されている。
バラバラで動いても良いが、分隊でまとまって動くことで様々な利点があるので、分隊行動を意識することで勝利に向かいやすくなる。

■主なゲームモード

主なゲームモードを紹介。
下記以外にもその作品特有の変なルールのゲームモードが多数ある。

コンクエスト

BFと言えばコンクエストとも言われるほどのBFの顔となるモード。
マップ上に複数の拠点が存在し、これを相手より多く制圧することを目指す。ざっくり言えば陣取り。

ゲーム開始時には両軍に一定数の「チケット」というものが用意され、相手のチケットを0にしたほうが勝利となる。
チケットは
  • プレイヤーが死亡するとその軍のチケットが1減る*1
  • 拠点制圧数で負けている軍はその量に応じて時間でチケットが減る
の2つの条件で減る。このうち拠点制圧によるチケット減少の方が圧倒的に影響力が高いというのが特徴。
拠点は「拠点に居る人数が多い軍が制圧ゲージを進められる」という仕様のため、一人でも多く拠点に入りつつ拠点内の敵を排除することが重要になる。
制圧時はとにかく拠点内人数がモノをいうため拠点外でチマチマ敵を倒すよりも拠点を踏んで隠れている方が遥かに貢献度が高い。「キルより拠点」と言われるのはこのため。
キルをないがしろにしていいという意味ではないが、拠点がまず最重要ということを念頭に動く必要がある。
如何にして拠点を奪いつつ、また敵に奪われないように守るかが重要となる。
なお蘇生で減りを抑えらるがチケットそのものを増やす方法はない。

ドミネーション

ざっくり言えば少人数版コンクエスト。
人数・マップ共に小型化しており、拠点制圧速度もコンクエストより圧倒的に速い。
拠点に入る人数が重要なのは同じだが、小マップで戦闘が起きやすいことから素早く移動して敵を排除する能力がより求められる。

ラッシュ

攻撃側と防御側に分かれ、攻撃側は相手の陣地にある施設に爆弾を仕掛けて爆破を目指し、防御側は爆破されないように守り切ることが目的となる。
セクター制となっており、攻撃側は1~3か所程度の施設を爆破すると次のセクターに進み、また爆破を目指すという流れになる。
攻撃側は最後のセクターの爆破に成功すれば勝利、防御側は一定数の攻撃側の兵士をキルもしくは時間いっぱいまで守りきれば勝利となる。
流動的な戦場が形成されやすいコンクエストに比べると、戦線がはっきりしやすく蘇生や補給をこなすプレイヤーが輝く。
爆弾を仕掛けてから爆発まで一定時間が必要であり、その間なら防御側は爆弾解除も可能なので攻撃側は敵陣に切り込んで爆弾を仕掛け、更にそこを守り切らなくてはならない。
コンクエと異なり攻撃側は「爆弾を仕掛ける」が目的のため、敵をいくらキルしても勝利には直接結びつかないのがポイント。たとえ攻撃側がキル差数百ぐらい有利付けていようが爆弾設置さえ防ぎ切れば防御側の勝利なのである。流石にそこまで差がついて守り切れることは稀だけど
勝つためにはより積極的に爆弾を仕掛けに行く必要がある。
後述のオペレーション、ブレークスルーが出るまでは攻防はっきりした数少ないモードだっためそれなりに人気があったが、オペレーション、ブレークスルーが出てからはそちらに人気が押されがち。

オペレーション、ブレークスルー

ラッシュと同じようなシステムだが、攻撃側は爆弾設置ではなくコンクエストのような拠点を奪いに行く。
セクター内の拠点をすべて制圧すれば次のセクターに進む。
攻撃側は最終セクターの拠点をすべて制圧すれば勝利、防御側は一定数の攻撃側の兵士をキルもしくは時間いっぱいまで守りきれば勝利となる。
BF1のオペレーションはここから更にゲーム自体が数セットに分かれており、兵士の数がゼロになっても一定数を補充して制圧済セクターから攻撃再開、進行によっては巨大兵器が投入される。防御側は全セットで守り切って初めて勝利となる。
ブレークスルーは途中からの補充、再開を無くし、1セットでゲームが完了するようにしたもの。
BF1での登場後あっという間に人気ゲームモードの地位を確立し、コンクエよりブレークスルーの方が好きというプレイヤーも少なくない。

チームデスマッチ

シンプルな撃ち合いモード。
拠点やオブジェクトは無く相手をキルするとチケットが減り、先にゼロにしたほうが勝利。
2チームではなく分隊単位で戦う「分隊デスマッチ」もある。

■主な兵科

シリーズによって居たり居なかったり性能が統合されていたりする。
リスポーン時に兵科を選べるため戦闘の状況に応じて兵科を切り替えて戦うこともできる。

突撃兵

アサルトライフル、SMG、ショットガンなどの近~中距離戦闘に優れた武器を装備した兵科。
シリーズおなじみの兵科で基本的には優秀なメイン武器を使っての撃ち合い戦闘要員だが、サブとして持たされる役割が回復だったり対ビークルだったり爆弾だったり梯子だったりとシリーズによって結構違う。

工兵

遠距離からビークルに攻撃できるランチャー系装備し、強力な対ビークル性能を持つ兵科。
対戦車地雷を設置したりビークルの修理も工兵の仕事であり、攻防共にビークルのスペシャリスト。
シリーズによっては攻撃用の兵科(対戦車兵など)と修理用の兵科(援護兵など)が分かれておりいたりいなかったりする。
敵戦車や航空機が暴れているときはとにかく工兵がいないと対抗できない。工兵!来てくれー!
みんなが「誰かが工兵やるだろう」と思って結局誰もやらず蹂躙される…ということが起きるとか起きないとか。

援護兵

LMGなどの連射力・制圧力に優れた銃を持ち、弾薬補給などの支援も行う兵科。
自前で弾薬補充が出来る点を活かしてLMGで弾幕を張って敵の侵攻を食い止めることに長けている。
迫撃砲や爆弾系のガジェットを持たされることも多く、一歩引いての支援性能は他兵科の追随を許さない。

看護兵

味方を蘇生したり回復が出来る兵科。
旧作で登場したのち一時期消えていたが、BF1やBFVでは工兵の性能が突撃兵と援護兵に分割されたので回復のスペシャリストとしてこの兵科が再登場した。
援護兵とは別ベクトルで支援性能が高く、蘇生によりチケット減少や戦線崩壊を防ぐことができる。
特に分隊外の兵士を蘇生できるのは看護兵の特権。ゲームルールによってはひたすら蘇生しているだけで勝利してスコアトップになれるほどの影響力がある。

偵察兵・斥候兵

スナイパーライフルを装備し、様々な偵察能力を持つ兵科。
双眼鏡やドローンで偵察したり、砲撃指示を出したり、ビーコンを置いて味方のリスポーン地点を作ったりと直接戦闘以外で様々なサポートを行える。
しかしメイン武器がスナイパーライフルということで後方に引きこもって延々狙撃するプレイヤーが少なからず出て問題になる兵科でもある。ガジェット充実や武器選択の増加で芋砂はだいぶ減ってはいる。
狙撃兵ではなく偵察兵(斥候兵)であることを忘れず、味方と強調して戦っていこう。


■シリーズ一覧


バトルフィールド1942

BF1942。記念すべき第一作。舞台は第二次世界大戦。発売からかなり経った今でも高い人気を誇る。
拡張パックは『The Road to Rome』『Secret Weapons of WWII』の2つ。

バトルフィールド ベトナム

BFVietnam。シリーズ二作目。舞台は勿論ベトナム戦争
待望の続編であったが、当時としての要求スペックが非常に高かった事や航空機関連のバランスが悪かった為、黒歴史扱いを時々受ける。
テーマ曲に「突撃ーッ!!」の叫び声が入ってると言われているが、本作にはメインテーマ曲は無く、このテーマ曲自体は第二次世界大戦MODの物である。

当時のプロモーションビデオの熱さは異常。

バトルフィールド2

BF2。三作目。現代アジアの架空戦争が舞台。
BF1942と同じく今でも人気のある作品。分隊システムや司令官システムが初めて登場した。
コンボラ!やサカタハルミジャン!など革命的な単語を生み出した。
拡張パックは『Special Forces』『Euro Force』『Armored Fury』の3つ。
SFを導入すると、SFの装備を無印でアンロック出来る。
SFの装備は性能の良いものが多いので買うならSFをオススメする。
しかし他の2つの拡張パックの装備は導入しなくても無印でアンロック出来る。

バトルフィールド2142

BF2142。四作目。未来の氷河期における架空戦争が舞台。
二脚戦車や飛行空母等、SF色が高く異色の作品。
ゲームモード「タイタンモード」での飛行空母の攻防が繰り広げられる。
拡張パックは『Northern Strike』のみ。

バトルフィールドヒーローズ

基本無料タイトル。BFシリーズの中でも最も珍しくジャンルがTPS(サードパーソン・シューティング)であり、Team Fortress 2のようなカートゥーン調のグラフィックが特徴的。
メインテーマもとてもコミカルなノリとなっている。サービス終了済み。

バトルフィールドプレイ4フリー

基本無料タイトル。使える期間が限られている「レンタル武器」・課金等を行い、永久的に使用出来る「永久武器」というシステムを採用している。コンクエストはもちろん、ラッシュも健在。ゲームエンジンはフロストバイトではなく、2142まで使用されたゲームエンジンが使われている。サービス終了済み。

バトルフィールド2 モダンコンバット

BF2MC。BF2を元にしているがオリジナル。舞台はアジアや中東。
本作から家庭用コンシューマでも発売されるようになった。
オンラインサービス終了済みだが、PS2版のみで有志が非公式サーバーが建ててある為プレイ自体は可能。

バトルフィールド バッドカンパニー

BFBC。BF2MCの後継で、現代の架空戦争が舞台。シングルプレイにストーリーを持たせた初めての作品であり、
B中隊のマーロウ・レッドフォード・ハガード・スイートウォーター4人のおちゃらけた戦争物語を描く。

BFの定番ゲームモードである「ラッシュ」が初登場した作品でもある。
形兆の兄貴とは関係無い。

現在はオンラインサービス終了済み。

バトルフィールド1943

BF1943。太平洋戦争が舞台。BF1942のリメイクと言う位置付け。ダウンロードのみの販売。オンラインサービス終了済み。

バトルフィールド バッドカンパニー2

BFBC2。BFBCの続編。建物の倒壊などが強化されている。シングルプレイも映画のような映像や展開が楽しめる。引き続きキャンペーンモードではB中隊のお話だが、前作よりもややシリアスなシナリオとなっている

オンラインサービス終了済み。

バトルフィールド3

BF3。2014年が舞台の現代戦BF。
バイポットなど銃器のカスタマイズの多様化、制圧射撃の効果、戦闘機など多様な兵器など、新要素をふんだんに盛り込んだ。
ちなみに、2025年以降は3より前の家庭版作品のオンラインサービスは全部終了する。Xbox360およびPS3版の4,ハードラインも同様に終了予定。

バトルフィールド4

BF4。舞台設定は2020年で現代より少し未来*2の近代戦、といった設定。
シリーズ初家庭用版でも64人対戦を実現させた作品。マップが大きく切り替わる程の大きな破壊表現「Levolution」が登場。
しかし発売当初はフリーズやバグの多さが目立ち、現在においても一部のアタッチメントがバトルパックから一切出てこない等の問題がある。
BF3よりも密度が増し、初心者でも熟練者でも楽しめるようになった。とある勇者はC4爆弾を4輪バギーにくっつけて、戦車の懐でスイッチを押して自分も相手も昇天させるとか。
キャンペーンはトゥームストーン分隊のレッカーを主人公とした長編キャンペーンが用意されている。

バトルフィールド ハードライン

BFH。犯罪組織と警察の市街地などでの戦いがメインとなっている異色作。テーマなだけありシングルプレイのストーリーは海外の犯罪テレビドラマ風になっている。
マルチプレイでの市街地のど真ん中でライフルやショットガンの弾が飛び交う様はまさに西部警察もかくやなコンクリートウェスタンの様相を呈す。しかし、発売当初のゲームバランスやマップ構成の悪さが響いたのか殆どのプレイヤーがBF4に回帰してしまった。

バトルフィールド1

BF1。第一次世界大戦(WW1)をテーマとした作品。WW1が舞台なので「1」であり、シリーズ1作目(1942)との直接的な繋がりはない。
これまで通りゲーム性を重視であるため、史実の様に塹壕でひたすら膠着ということはあまりなくいつものBF。それでも、騎兵や銃剣突撃、ガスグレネードなどこの時代ならではの要素も豊富。
マップに塹壕が多く近接戦が多かったり、セミオートやボルトアクションや変な銃が多かったり、後述のオペレーションの戦闘前後の語り部分など、なんだかんだで「それっぽい」雰囲気とスポーツ系FPSのゲーム性を両立している点は人気が高い。
新作が発売されて久しい2024年現在も多数のカスタムサーバが満員になるなど、過去作や後のシリーズに負けず劣らずの根強い人気を持つ。

新要素として劣勢側に装甲列車や飛行船といった強力な兵器が現れる「巨大兵器」が登場。
これだけで戦況を覆すのは難しいが流石に放置はできないというバランスであり、何より盛り上がるという点で本作の評価点の一つ。
ラッシュとコンクエストを足して2で割ったような新ゲームモード「オペレーション」も本作の醍醐味のひとつであり、これまでのモードとはまた違った攻防戦が楽しめる。
舞台が舞台だけにWW2以降のBFではあまり見られないような変わった銃器が多いのも特徴。クリップ装填武器どころか黒色火薬弾を使う銃すらも存在する。
キャンペーンは戦争に参加した様々な人物達にスポットを当てた短~中編のストーリーが複数用意されている。

バトルフィールドⅤ

BFV。初代と同じく第二次世界大戦(WW2)をテーマとした作品。
全体的にBF1に近い形で作られており、グラフィックやキャンペーンは良質。
オペレーションを簡略化させた「ブレークスルー」が初登場。
一方でこれまでのBFよりもハードコアな仕様となっており、立ち回りが大幅に制限される武器*3の追加や自動回復の制限など兵科ごとの役割分担がより厳しくなった部分は当初は不評も多かった。
特に初期の航空機のぶっ壊れっぷりは凄まじく*4、兵科バランスに加えこちらで辟易していた人も多い。
それでもアップデートを重ねバランスがとられていき、最終アプデを経た現在では良ゲーとなったと言われている。
キャンペーンはBF1と同じく短~中編のキャンペーンがいくつかあるタイプ。中でも大戦末期のドイツ戦車兵を描いた「最後の虎」は評価が高い。

バトルフィールド2042

BF2042。近未来が舞台となる作品。シリーズ初となるクロスプレイ対応・128人同時対戦、スペシャリスト制による兵科廃止等の新要素が特徴。アタッチメントを複数選択し、出撃中どこでもアタッチメントを変更出来る「プラスシステム」、過去作のコンテンツが一部アレンジ収録された「バトルフィールドポータル」が初登場。
初期は過去作品に携わった開発者ですら呆れるほどの崩壊したゲームの中核部分に加え、やたら多いバグやホバークラフトがビルの壁を登る等中々インパクトのある光景が広がっていた。*5
現在はバグとバランスも大分落ち着いた上でスペシャリスト制かつ兵科制というシステムに変更されたが、最初期からの問題点であるMAPが広すぎる問題等は残ったままであり前途多難となっている。
しかしゲームとしての自由度は高く、各スペシャリストのガジェットと兵器の特徴を合わせた様々な戦術やプレイスタイルが可能となっている。

バトルフィールド6

BF6。2028年が舞台でNATOと巨大PMC「パックス・アルマータ」の戦いを描く久々の現代戦。
色々新機軸を打ち出していた2042からスペシャリスト制の廃止、128人対戦の廃止など64人対戦の現代戦をベースとしたBF3~4系列に近い作りとなっているのが特徴。
「破壊表現」を大きな特徴の一つとしており、それはもう色んな場所が戦闘の激化に伴って派手にガンガンぶっ壊れていく。
開発中に様々なプレイヤーから意見を募ったり、大々的なβテストを行うなどゲームバランスも気を使っている様子。
前作に引き続きPotalも用意されており、ユーザの手でマップを作成したりといったことができるようになった。
また長編のキャンペーンも復活している。
新モードとして
  • フェーズごとに制圧した陣地を競い合い、フェーズが進むほど拠点数が減って戦闘が激化する「エスカレーション」
  • 時間で切り替わる一つの拠点を両軍で奪い合う「キング・オブ・ザ・ヒル」
が追加された。


余談

  • 拡張ゲームパック
上で少し触れている通り、各作品で1~3つ程の拡張パックがある。
マップや搭乗兵器が増えたり、登場勢力が追加されるのが主である。

  • MODによる楽しみの広がり
コンシューマ展開していない一部の作品はMODを導入することが出来る。MODは技術さえあれば誰でも制作できる。
既存のマップを改造したり、BFを基礎として新しいマップを作ったり、ゲームの基本的ルール(陣取り合戦)を大幅に変えたりなど、MOD制作の自由度も高い。
ある意味BFのゲームエンジンを利用した全く別のゲームを作ることも出来る。良質なMODの存在がBFの人気を持続させている。
特にBF1942で多く、今なお愛されている要因でもある。

  • 敵の潜水艦を発見!
駄目だ!
BF1942の有名なネタの一つ。どちらも日本軍ラジオチャットの音声ネタ。
1942はラジオチャットに「敵の○○を発見!」というものがあり、これの中に「敵の潜水艦を発見!」というものがあるのだが、ほっとんど使い道がない*6
それをあろうことか都市の中だろうが砂漠地帯だろうがこのラジチャが使えるため、どう見ても潜水艦の居ない環境で「敵の潜水艦を発見!」のラジチャを打ち、それに対する返答として定着した。

  • 蘇生
体力がゼロになっても一定時間は瀕死状態になり、この間に味方に蘇生してもらうことで復活できるというシステムがある。
蘇生されるとチケットが減らず、またリスポン地点から歩く必要もないため結構重要なシステム。
しかしその蘇生方法というのが
  • 除細動器(AED)でビリっとさせる(BF2など)
  • 薬液を入れた注射を打ち込む(BF1など)
  • 手を取って励ます(BFV)
と銃で撃たれたり手榴弾で吹っ飛ばされた兵士を立ち上がらせる手段としてツッコミどころしかないため時たまネタにされる。3つ目に至っては治療すらしていない。
またAEDや注射は敵に使うとダメージが入って敵が死ぬ。しかも大抵のシリーズで即死威力。一部のプレイヤーはこれで戦うこともあるとか。見境なき医師団
ちなみにBFVでは蘇生には使えず攻撃にしか使えない医療用注射器が装備されるバグ*7が存在した。


Aniota:BFの項目発見
Aniota:追記・修正を要請する

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最終更新:2025年10月24日 12:27

*1 瀕死から蘇生されて復活した場合は減少無し

*2 4の発売は2013年

*3 MMGや対戦車ライフルなどの伏せないとまともに撃てない武器。

*4 爆弾の性能が高かったうえに歩兵用対空兵器が無く地上からの対策が不可能に近かった。あまりの強さに両軍の航空機が空戦を放棄し地上爆撃を続ける紳士協定が発生したほど

*5 なお仕様としてビルの上に直接戦車を召喚できるので言うほど戦略的な価値はそこまでだった

*6 潜水艦が出るマップで潜水艦を発見するのは駆逐艦の役目で、発見≒自分が対処する係なので味方に伝える必要が薄い。そもそも潜水艦のいるマップ自体が非常に少ない

*7 BFVの医療用注射器はβ版でのみ存在し、本実装ではガジェットから消されて存在しないのだが、これがバグで装備出来てしまう