バトルフィールドシリーズ

登録日:2010/03/28(日) 17:34:05
更新日:2024/10/09 Wed 11:34:11
所要時間:約 3 分で読めます




バトルフィールドとはEA Gamesより発売されてるFPSゲームシリーズである。
BFの略称が一般的である。


■シリーズ一覧

  • バトルフィールド1942
BF1942。記念すべき第一作。舞台は第二次世界大戦。発売からかなり経った今でも高い人気を誇る。
拡張パックは『The Road to Rome』『Secret Weapons of WWII』の2つ。

  • バトルフィールド ベトナム
BFVietnam。シリーズ二作目。舞台は勿論ベトナム戦争
待望の続編であったが、当時としての要求スペックが非常に高かった事や航空機関連のバランスが悪かった為、黒歴史扱いを時々受ける。
テーマ曲に「突撃ーッ!!」の叫び声が入ってると言われているが、本作にはメインテーマ曲は無く、このテーマ曲自体は第二次世界大戦MODの物である。

当時のプロモーションビデオの熱さは異常。

BF2。三作目。現代アジアの架空戦争が舞台。
BF1942と同じく今でも人気のある作品。分隊システムや司令官システムが初めて登場した。
コンボラ!やサカタハルミジャン!など革命的な単語を生み出した。
拡張パックは『Special Forces』『Euro Force』『Armored Fury』の3つ。
SFを導入すると、SFの装備を無印でアンロック出来る。
SFの装備は性能の良いものが多いので買うならSFをオススメする。
しかし他の2つの拡張パックの装備は導入しなくても無印でアンロック出来る。

  • バトルフィールド2142
BF2142。四作目。未来の氷河期における架空戦争が舞台。
二脚戦車や飛行空母等、SF色が高く異色の作品。
ゲームモード「タイタンモード」での飛行空母の攻防が繰り広げられる。
拡張パックは『Northern Strike』のみ。

  • バトルフィールドヒーローズ
基本無料タイトル。BFシリーズの中でも最も珍しくジャンルがTPS(サードパーソン・シューティング)であり、Team Fortress 2のようなカートゥーン調のグラフィックが特徴的。
メインテーマもとてもコミカルなノリとなっている。サービス終了済み。

  • バトルフィールドプレイ4フリー
基本無料タイトル。使える期間が限られている「レンタル武器」・課金等を行い、永久的に使用出来る「永久武器」というシステムを採用している。コンクエストはもちろん、ラッシュも健在。ゲームエンジンはフロストバイトではなく、2142まで使用されたゲームエンジンが使われている。サービス終了済み。

BF2MC。BF2を元にしているがオリジナル。舞台はアジアや中東。
本作から家庭用コンシューマでも発売されるようになった。
オンラインサービス終了済みだが、PS2版のみで有志が非公式サーバーが建ててある為プレイ自体は可能。

  • バトルフィールド バッドカンパニー
BFBC。BF2MCの後継で、現代の架空戦争が舞台。シングルプレイにストーリーを持たせた初めての作品であり、
B中隊のマーロウ・レッドフォード・ハガード・スイートウォーター4人のおちゃらけた戦争物語を描く。

BFの定番ゲームモードである「ラッシュ」が初登場した作品でもある。
形兆の兄貴とは関係無い。

現在はオンラインサービス終了済み。

  • バトルフィールド1943
BF1943。太平洋戦争が舞台。BF1942のリメイクと言う位置付け。ダウンロードのみの販売。オンラインサービス終了済み。

  • バトルフィールド バッドカンパニー2
BFBC2。BFBCの続編。建物の倒壊などが強化されている。シングルプレイも映画のような映像や展開が楽しめる。引き続きキャンペーンモードではB中隊のお話だが、前作よりもややシリアスなシナリオとなっている

オンラインサービス終了済み。

  • バトルフィールド3
BF3。2014年が舞台の現代戦BF。
バイポットなど銃器のカスタマイズの多様化、制圧射撃の効果、戦闘機など多様な兵器など、新要素をふんだんに盛り込んだ。
ちなみに、2025年以降は3より前の家庭版作品のオンラインサービスは全部終了する。Xbox360およびPS3版の4,ハードラインも同様に終了予定。

  • バトルフィールド4
BF4。舞台設定は2020年で現代より少し未来*1の近代戦、といった設定。
シリーズ初家庭用版でも64人対戦を実現させた作品。マップが大きく切り替わる程の大きな破壊表現「Levolution」が登場。
しかし発売当初はフリーズやバグの多さが目立ち、現在においても一部のアタッチメントがバトルパックから一切出てこない等の問題がある。
BF3よりも密度が増し、初心者でも熟練者でも楽しめるようになった。とある勇者はC4爆弾を4輪バギーにくっつけて、戦車の懐でスイッチを押して自分も相手も昇天させるとか。
キャンペーンはトゥームストーン分隊のレッカーを主人公とした長編キャンペーンが用意されている。

  • バトルフィールド ハードライン
BFH。犯罪組織と警察の市街地などでの戦いがメインとなっている異色作。テーマなだけありシングルプレイのストーリーは海外の犯罪テレビドラマ風になっている。
マルチプレイでの市街地のど真ん中でライフルやショットガンの弾が飛び交う様はまさに西部警察もかくやなコンクリートウェスタンの様相を呈す。しかし、発売当初のゲームバランスやマップ構成の悪さが響いたのか殆どのプレイヤーがBF4に回帰してしまった。

  • バトルフィールド1
BF1。第一次世界大戦(WW1)をテーマとした作品。WW1が舞台なので「1」であり、シリーズ1作目(1942)との直接的な繋がりはない。
これまで通りゲーム性を重視であるため、史実の様に塹壕でひたすら膠着ということはあまりなくいつものBF。それでも、騎兵や銃剣突撃、ガスグレネードなどこの時代ならではの要素も豊富。
マップに塹壕が多く近接戦が多かったり、セミオートやボルトアクションや変な銃が多かったり、後述のオペレーションの戦闘前後の語り部分など、なんだかんだで「それっぽい」雰囲気とスポーツ系FPSのゲーム性を両立している点は人気が高い。
新作が発売されて久しい2024年現在も多数のカスタムサーバが満員になるなど、過去作や後のシリーズに負けず劣らずの根強い人気を持つ。

新要素として劣勢側に装甲列車や飛行船といった強力な兵器が現れる「巨大兵器」が登場。
これだけで戦況を覆すのは難しいが流石に放置はできないというバランスであり、何より盛り上がるという点で本作の評価点の一つ。
ラッシュとコンクエストを足して2で割ったような新ゲームモード「オペレーション」も本作の醍醐味のひとつであり、これまでのモードとはまた違った攻防戦が楽しめる。
舞台が舞台だけにWW2以降のBFではあまり見られないような変わった銃器が多いのも特徴。クリップ装填武器どころか黒色火薬弾を使う銃すらも存在する。
キャンペーンは戦争に参加した様々な人物達にスポットを当てた短~中編のストーリーが複数用意されている。

  • バトルフィールドⅤ
BFV。初代と同じく第二次世界大戦(WW2)をテーマとした作品。
全体的にBF1に近い形で作られており、グラフィックやキャンペーンは良質。
オペレーションを簡略化させた「ブレイクスルー」が初登場。
一方でこれまでのBFよりもハードコアな仕様となっており、立ち回りが大幅に制限される武器*2の追加や自動回復の制限など兵科ごとの役割分担がより厳しくなった部分は当初は不評も多かった。
特に初期の航空機のぶっ壊れっぷりは凄まじく*3、兵科バランスに加えこちらで辟易していた人も多い。
それでもアップデートを重ねバランスがとられていき、最終アプデを経た現在では良ゲーとなったと言われている。
キャンペーンはBF1と同じく短~中編のキャンペーンがいくつかあるタイプ。中でも大戦末期のドイツ戦車兵を描いた「最後の虎」は評価が高い。

  • バトルフィールド2042
BF2042。近未来が舞台となる作品。シリーズ初となるクロスプレイ対応・128人同時対戦、スペシャリスト制による兵科廃止等の新要素が特徴。アタッチメントを複数選択し、出撃中どこでもアタッチメントを変更出来る「プラスシステム」、過去作のコンテンツが一部アレンジ収録された「バトルフィールドポータル」が初登場。
初期は過去作品に携わった開発者ですら呆れるほどの崩壊したゲームの中核部分に加え、やたら多いバグやホバークラフトがビルの壁を登る等中々インパクトのある光景が広がっていた。*4
現在はバグとバランスも大分落ち着いた上でスペシャリスト制かつ兵科制というシステムに変更されたが、最初期からの問題点であるMAPが広すぎる問題等は残ったままであり前途多難となっている。
しかしゲームとしての自由度は高く、各スペシャリストのガジェットと兵器の特徴を合わせた様々な戦術やプレイスタイルが可能となっている。

■特徴

  • 豊富な兵科
作品によって数や種類は変わるが、幾つかの兵科を選択出来る。勿論兵科によって武装も変わる。
状況や戦場に合わせた選択が重要。
因みに、どのFPSでも使われる芋砂と言う単語が生まれたのもバトルフィールドである。

  • 搭乗兵器
戦車から戦闘機、戦艦など様々な兵器に搭乗が出来る。個人的には多数の人間が乗り、連携の重要な戦艦が熱い。

上で少し触れている通り、各作品で1~3つ程の拡張パックがある。
マップや搭乗兵器が増えたり、登場勢力が追加されるのが主である。

  • MODによる楽しみの広がり
コンシューマ展開していない一部の作品はMODを導入することが出来る。MODは技術さえあれば誰でも制作できる。
既存のマップを改造したり、BFを基礎として新しいマップを作ったり、ゲームの基本的ルール(陣取り合戦)を大幅に変えたりなど、MOD制作の自由度も高い。
ある意味BFのゲームエンジンを利用した全く別のゲームを作ることも出来る。良質なMODの存在がBFの人気を持続させている。
特にBF1942で多く、今なお愛されている要因でもある。


Aniota:BFの項目発見
Aniota:追記・修正を要請する



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  • 自作MODについては日本のゲーム会社は学ぶべきだよな。 -- 名無しさん (2013-09-12 19:14:36)
  • 4のレッカー主人公としては影薄い。それにラストミッションでの選択肢の中に自身が犠牲になる…が無いのもアレだわ。どうせなら四つ目の選択肢でそのまま乗り込んでチャンをぶっ倒すがあればなぁ… -- 名無しさん (2014-03-12 01:13:22)
  • 国家レベルで発禁になるほどとはね(笑) -- 名無しさん (2014-03-23 05:21:53)
  • 発禁にしてもあそこの人たち割るから意味ないんだよなぁ -- 名無しさん (2014-03-26 21:33:12)
  • 最新作はけいどろ。 -- 名無しさん (2014-07-10 07:08:56)
  • 絶対正義のアメリカ、創作だとやたら強いロシア、4で覚醒した中国。次は何処の国が参戦すんのかね… -- 名無しさん (2014-09-05 02:11:27)
  • ↑国なんて関係なかった -- 名無しさん (2015-02-07 13:15:53)
  • ↑×2まさかの警察Vs犯罪組織と言うGTAみたいな展開。 -- 名無しさん (2015-09-03 17:18:49)
  • ↑HLは外伝だから4の続編ではないです。ファイナルスタンドの流れからして5では近未来になる模様。それより日本出してほしいわ。 -- 名無しさん (2015-09-03 21:05:31)
  • クソダサいなんちゃって近未来が多い中ビックタイトルのBFがまさかのWW1をメインに据えるとか言う大冒険に出て俺歓喜  -- 名無しさん (2016-06-14 03:21:02)
  • BF1はあくまでWW1モチーフなだけであって塹壕戦の泥臭さとは無縁で、ちゃんといつものBFしてる -- 名無しさん (2016-09-14 11:37:44)
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最終更新:2024年10月09日 11:34

*1 4の発売は2013年

*2 MMGや対戦車ライフルなどの伏せないとまともに撃てない武器。

*3 爆弾の性能が高かったうえに歩兵用対空兵器が無く地上からの対策が不可能に近かった。あまりの強さに両軍の航空機が空戦を放棄し地上爆撃を続ける紳士協定が発生したほど

*4 なお仕様としてビルの上に直接戦車を召喚できるので言うほど戦略的な価値はそこまでだった