登録日:2011/10/13 (木) 04:11:43
更新日:2024/05/23 Thu 00:24:19
所要時間:約 4 分で読めます
地球を守るため
悪い魔法使いを倒すため
姫の下に集う12の騎士達よ
戦え
獣の騎士
◆概要
地球の破壊を目論む魔法使い・アニムスを止めるため、その敵対者である精霊・アニマによって超能力を授けられた者たちを指す。
人数は12名で、それぞれ相棒となる動物とペアを組んで「○○(動物名)の騎士」と称される。
使命は前述の通りアニムスとその手下である12体の“泥人形”を倒すこと、そしてアニムスが所有する地球破壊兵器“ビスケットハンマー”の発動を阻止することにある。
アニマとアニムスの間の取り決めにより戦いにはルールが定められており、「騎士の全滅、もしくは姫の死亡までビスケットハンマーは発動できない」「泥人形が全滅するまでアニムスは戦闘に参加できない」といった制限が課せられている。
◆契約と特典
騎士として選ばれた者の前には相棒となる獣が姿を現す。
この時点で自動的かつ強制的に騎士の契約が結ばれ、以降は不定期に現れる泥人形に命を狙われることとなる。はた迷惑なことこの上ない。
命がけの戦いを課される代わりに、騎士は自分の望みを一つだけ叶える権利を得る。
契約が履行された後なら、戦いが終わるまで(又は自分が死ぬまで)の間でいつでもその権利を行使できる。
◆相棒となる獣たち
トカゲ、犬、カラス、馬、ヘビ、黒猫、鶏、亀、カジキマグロ、フクロウ、
ネズミ、カマキリの12種。
ツッコミどころ満載だが気にしてはいけない。
これらはアニマとアニムスが幼少期に話していた「月の模様が何に見えるか」という話題で挙がった動物たち。
全員が人語を話し、ノリが良かったり弱気だったりと性格は様々。騎士には性格的な相性がいい者が選ばれるのか、基本的にどのペアも関係は良好な様子。
ちなみに獣や泥人形の姿は普通の人間には知覚できない。
逆に騎士となれる者は、そういった超常の存在を見ることができ、かつ現実として受け取る素地を持つ“頭のネジが外れた連中”なのだとか。
◆掌握領域
契約によって騎士が得る、任意に発生させた領域内に物理的に干渉できる力(いわゆるサイコキネシス)。領域の強度や使用限界は体力や練度に影響される。
序盤の夕日の領域はボール大の球形で、もっぱら跳躍や着地時の足場に使われていた。
領域を純粋な破壊力としてぶつけることも可能だが、騎士一人の力では大した威力にならない。よって、泥人形を倒すには基本的に複数人のソレを重ねての攻撃が必須となる。
単独で泥人形の打倒できるほどの掌握領域を使えるのは
幻獣の三騎士か
“姫(プリンセス)”くらいとされる。……が、
東雲半月のようにそれを覆す強者もいる。
物語が進むにつれ、個人の資質と発想によって多彩な能力へと進化していく。
◆味方陣営
トカゲの騎士。
犬の騎士。
カラスの騎士。
馬の騎士。
ヘビの騎士。
黒猫の騎士。
鶏の騎士。
亀の騎士。
カマキリの騎士。
フクロウの騎士。
最終局面にて、アニムスから授かった能力の返還を命じられたが、これを拒否した
カジキマグロの騎士。
アニマの姫。
騎士と同じく、アニマに
超能力を授かった少女。騎士を取りまとめる立場にある。
騎士どころか泥人形すら歯牙にかけない力を持ち、拳一発で泥人形を破壊できるバランスブレイカー。
物語中盤にてその姿を現す、騎士たちとさみだれに
超能力を与えた存在。
アニムスとは確執があるようだが……。
物語中盤以降に登場する、黒竜(インビジブル)、霊馬(ユニコーン)、神鳥(フレスベルク)の三騎士のこと。
……といっても新キャラではなく、12の獣の内3体をアニマが選んで進化させたもの。
獣の進化はペアを組む騎士の掌握領域に凄まじい強化をもたらす。
誰がなるかは読んでのお楽しみ。
◆敵陣営
総勢12体。基本的に1体ずつ現れる代わりに戦闘能力は騎士より数段上。
後のものほど強力となり、特殊な能力を備えていく。
ラスボス。景気の悪そうな顔と猫背、ふにゃふにゃした言動からは想像も付かない凶悪な力を持つ。
追記・修正お願いします。
- 無職の願いが最高に俗で笑った そりゃ仕事も辞められるわな -- 名無しさん (2015-01-26 13:01:35)
- 願いの塩梅がむずかしいよな。あまりに大層なこと願って実現しないor変な感じに叶えられるパターンも怖いし。 -- 名無しさん (2024-05-23 00:24:19)
最終更新:2024年05月23日 00:24