怪獣(パシフィック・リム)

登録日:2013/10/18(金) 21:51:25
更新日:2025/02/06 Thu 06:26:30
所要時間:約 13 分で読めます






「奴ら」が現れるなら、宇宙からだと思っていた。だが実際は―太平洋から来た。



ここでは、映画パシフィック・リムに登場した怪獣について詳述する。
ちなみに、原語でもKAIJUと呼ばれているため怪獣は訳語ではなく正式名称である。


●目次


概要

突如として環太平洋諸国を襲撃し始めた謎の巨大生物。体液や発光器官、眼の鮮やかな蛍光色と皮膚の灰色が不気味なコントラストになっている。

蒼く光る体液はKaiju Blueと呼ばれる猛毒で、下手な金属なら溶かすという厄介な代物。この体液は猛毒な上土壌や空気にも大いに悪影響を及ぼすため、切断や弾丸では出血を引き起こしばらまいてしまうため対処が難しい。後年には、何と起爆剤にもなることが判明した。
そのため、イェーガーの武器には貫通しても傷口を焼くビーム兵器や体液を凍らせる冷凍兵器、内部にダメージを与える電撃兵器などが採用されている。
そもそもイェーガーが殴打などの格闘戦を主眼にしているのは体液を流す量を少なくするための工夫である。

もっとも、相手が凶悪になるにつれ流出に配慮している余裕がなくなり、簡単に弱らせられる切断武器の採用も増えてきている。

内臓の機能や配置は地球の生物から大きくかけ離れているわけではないようである。
ただ、巨体を素早く制御するために脳が二つある。平成シリーズの怪獣王リスペクトだろうか。

知性も高く、東京、サンフランシスコ、マニラ、香港、シドニーなど大都市・人口密集地をピンポイントで狙いに来るとも思えるような進路を取る。

テレパシー能力を持ち、複数個体が出現した場合連携するような動きを取る上、イェーガーの弱点や武装の特性を後続に伝えるという厄介な能力を持つ。
このため、イェーガーはいきなり大技を繰り出し仕留め切れずに手の内をただ晒すということの無いよう、
確殺圏内に持って行ってから必殺技を使わなくてはならないという制約がかかる。

作中ではある怪獣を右手に仕込んだ蛇腹剣でとどめを刺したところ、次に戦う怪獣が真っ先に右手を攻撃して蛇腹剣を破損させて封じるなどの戦法を取っている。
本当に即死させない限り、後続の怪獣への情報流出は防げない可能性もある。

巨大化の一途をたどり、どんどん強くなっていく相手に縛りプレイを強制されるという無理ゲー感が凄まじい相手である。

大体の攻撃を跳ね返し続けるゴジラやガメラのような日本の怪獣とは違ったベクトルですごみのある存在。Kaiju Blueの環境汚染毒といい、この学習能力といい、何がしかの意志を感じる。

さらにガイズラーの生物学的アプローチにより姿こそ多種多様だが、
遺伝子はほぼ共通しているということが判明しており、何者かが作った兵器という疑惑が…。

ちなみに体重はガメラのような軽い設定であり、ウルトラマンゴジラの怪獣と比べるとかなり軽めに設定されている。

日本版のパンフレットには、恐らく非公式だろうが登場した怪獣にいかにもな別名が付いている。
制作スタッフだけでなく日本の配給もわかりすぎである。

ただし、本シリーズには原語と日本語での設定の食い違いが多い。例えば、日本語では「体長」とされているが、実際は「全高」である。よって、これまでの日本の怪獣の平均よりもかなり巨大なのだ。

セリザワスケール

怪獣は大きさによってカテゴリー1~カテゴリー5までのスケールで分類される。
竜巻の藤田スケールのようだが、こちらはセリザワ・スケールである。

デルトロ監督が酸素破壊剤で怪獣王を葬った博士へのオマージュを捧げたのであろうか。
ちなみに、被害規模や攻撃の苛烈さなどから算出されており、大きさも算定要素にはなるが大きいだけでカテゴリーが上がることはないようである。



怪獣一覧

アックスヘッド(トレスパッサー)

別名:尖兵怪獣
体長:92メートル
体重:2700トン
襲撃地:アメリカ西海岸(サンフランシスコ、オークランドなど)
武器・能力:四本の腕、角、尻尾
カテゴリー:不明(この個体が基準ならカテゴリー1か?)
出現年:2013年
名前の由来:頭の飾りの形(一番最初に現れたこと)から

本編冒頭、作中時間軸で初めて登場した怪獣。マグニチュード7.1クラスの揺れとともにチャレンジャー海淵より出現。
太平洋を横断し、サンフランシスコに上陸。金門橋を破壊するなど破壊の限りを尽くした。
初めて登場した怪獣ということもあり、突出した戦闘力は持たないが、スピードは後に登場した怪獣に比べても速い部類で、サイズも大きめ。

初めての出現ということもあり対策が後手に回ってしまった上、
通常兵器では有効打を与えられず6日間に渡り野放しにしてしまったこともあり、サンフランシスコなど三都市が甚大な被害を受けた。
米軍が苦渋の決断の末、オークランドを犠牲に放った3発の核弾頭でようやく仕留めることが出来た。
オークランドはその後、オブリビオンベイという破壊されたイェーガーの処分場になったという。

レッコナー

別名:怪獣寺院
体長:不明
体重:不明
襲撃地:香港
武器・能力:不明
カテゴリー:不明
出現年:2016年

2016年に香港に出現した怪獣。討伐にこそ成功したが相当な巨体かつ肉が猛毒で遺骸の片付けが進まなかったらしい。
そのため、死骸の跡には骨などを利用した貧民街が構成され、頭骨部には怪獣を崇める新興宗教の寺院が建立されている。
映画では寺院として登場した。

オニババ

別名:甲殻怪獣
体高:57m
体重:2040t
襲撃地:日本(東京)
武器・能力:ハサミ、甲殻、角
カテゴリー:カテゴリー2
出現年:2017年
名前の由来:1964年の日本映画『鬼婆』から

東京を襲ったカニに似た姿を持つ怪獣。どちらかと言えば防御に長けた怪獣で、持久戦向き。

コヨーテ・タンゴに撃破されるが、
被曝リスクのあるコヨーテにとっては硬いオニババは最悪の相手であり、パイロットはリタイアを余儀なくされた。
この襲撃は「オニババ事件」として日本で有名であり、森マコはこの事件の生き残りである。
頭骨は後にモニュメントとして三浦半島に飾られることになったらしい。

デザインモチーフには日本の寺社の意匠が取り入れられているとのこと。
マコがウサギ追いとなった際の回想で登場。この作品の中では小柄な怪獣だが、
マコが味わった恐怖の再現とあってかなりの恐怖感を観客にももたらした。

ヤマアラシ

別名:巨漢怪獣
体長:不明
体重:2500t
襲撃地:アメリカ(ロサンゼルス、ロングビーチ)
武器・能力:不明
カテゴリー:カテゴリー3
出現年:2017年
名前の由来:ヤマアラシから

別名のとおり、カテゴリー3最大サイズ記録をしばらく持っていた巨大怪獣。
ロングビーチを襲撃したが、ジプシー・デンジャーに撃破された。
本編ではガイズラーのタトゥーとして登場した。

マニラのカテゴリー4(仮称)

別名:不明
体長:不明
体重:不明
襲撃地:フィリピン(マニラ)
武器・能力:不明
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2019年

史上初めて観測されたカテゴリー4の怪獣。
怪獣の出現頻度も下がり、たまに現れてもイェーガーが蹴散らすという状況になっており、
弛緩した空気が支配し始めた2019年末に出現。中国のホライゾン・ブレイヴが迎撃に出たが大苦戦。

それでもなんとかホライゾン単騎で戦線を支えきり、
加勢に来たジプシー・デンジャーとラッキー・セブンと共に三機がかりでなんとか撃破した。
しかし、第3世代イェーガー含む、三機のイェーガーをもってしても大苦戦し、余裕綽々で怪獣を屠るのみだった戦況は一気に人類に不利な方向に傾いていく。
本編冒頭に死骸がチラッと登場した。
なお、小説版ではラッキー・セブンの代わりになんと、ストライカー・エウレカと戦っている。

ナイフヘッド

別名:衝角怪獣
体高:96m
体重:2700t
襲撃地:アメリカ(アラスカ州アンカレッジ)
武器・能力:頭部衝角、尻尾、腕
カテゴリー:カテゴリー3
出現年:2020年
名前の由来:頭部衝角から

作中冒頭でジプシー・デンジャーを大破に追い込んだ強豪怪獣。ナイフのような頭部から某大悪獣の影響が見られる。
カテゴリー3に分類されているが体躯はカテゴリー4の怪獣と遜色ない。

特に大都市もないアラスカを狙ったのだが、アンカレッジのジプシーが所属する基地を狙っていたとみられる。
怪獣の分析力は相当なものと推察できる。

当初はジプシーに押されており、プラズマキャノンを食らって海中に没したかに見えたが、これは死んだふりであった。
隙を突いた奇襲で頭部コクピットブロックを破壊し、ローリーの兄ヤンシーを食い殺すも、ローリーの決死の反撃でついに撃破された。

ヤンシーの死の感覚を共有し、さらにたった一人でジプシーを操った負荷もあってローリーはしばらくパイロットとしての再起ができなくなってしまった。

余談になるが、ないふへっど君というゆるキャラっぽいツイッターアカウントがあり、
パシフィック・リムを宣伝していたり、ゆるキャラ選挙に参加していたり色々な活動をしている。
目標の人はガチャピンらしい。

ムタヴォア(ブレードヘッド)

別名:破城怪獣
体長:不明(100m以上?)
体重:不明
襲撃地:オーストラリア(シドニー)
武器・能力:刺突腕部、頭部他全身のブレード
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2024年
名前の由来:不明(頭部のブレードから)

シドニーに現れ、旧市街地に作られた命の壁を初めて破壊した怪獣となった強豪。*1

しかし、命の壁破壊で疲弊したかストライカー・エウレカのエア・ミサイルで瞬殺されたため「カテゴリー4の面汚し」と言われることも。

ただし、実際はかなりの強者である。命の壁を破壊する前に日本のエコー・セイバーとオーストラリアのヴァルカン・スペクターを瞬殺したという設定があるが、一時期はこの設定がなくなりつつあった。また、スラターンがストライカー・エウレカに苦戦してたことも、それを後押ししている。

レザーバック

別名:電磁波暴獣
体高:81m
体重:2900t
襲撃地:香港
武器・能力:メイスのようなたくましい腕、強固な皮膚、背部EMP発生器官、電撃
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:オサガメの英名+シルバーバック*2のダブルミーニング

香港を襲った二体のカテゴリー4の一体。たくましい腕を使ったパワフルな攻撃が売りだが、意外とテクニシャンでもある。手が人間や類人猿のように何かを握れるようになっており、そこら辺の建造物を拾って投げたりして攻撃できる。イェーガーすら数kmも投げ飛ばせるほどのパワーを持つ。強固な皮膚は防御にも攻撃にも役立ち、屈強な腕はメイスのようになっているため、破壊力がさらに増す。

海水から電気を発生させる電撃も可能で、後頭部のイソギンチャクみたいな部分が興奮すると帯電する。背部には、イェーガーや都市機能等の電子機器をダウンさせる程のEMPを放つ器官がある。

しかも、動きには鈍重さは一切無く軽快そのもの。イェーガーの中で最も軽業に長けたクリムゾン・タイフーンすら遅く感じるほどである。

激烈なパワーでチェルノを押しに押し、後述のオオタチとの連携で破壊。救援に来たエウレカもEMPでダウンさせるが、
ついに出撃した新コンビが駆るジプシー・デンジャーの執拗な頭部狙いの攻撃に弱ったが捨て身の猛攻に出たところにプラズマキャノンをしこたま浴びて敗れた。

ナイフヘッドの教訓から念入りにプラズマキャノンを浴びせられるおまけ付きであった。

ちなみに、後年のイェーガーであるタイタン・リディーマーは、レザーバックに対抗するかのような装備を持つ。

オオタチ

別名:凶悪翼獣
体高:63m
体重:2690t
襲撃地:香港
武器・能力:猛毒体液、強酸放射、尻尾、尾部先端握爪、舌部感覚器、飛膜
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:大太刀ではなくて御立ち

レザーバックと共に出現したカテゴリー4の怪獣。前肢は非常に長くレザーバック同様に敏捷であり、狡猾さも併せ持つ難敵。カテゴリー4でもかなりのサイズを持つ。

体液の毒性は歴代でも最高クラスで、この体液をベースに作られた強酸を浴びると、イェーガーの装甲さえ無力化されるほど。

この体液を浴びてしまったチェルノは最大にして唯一の防御策であった装甲を無力化されてしまい、古強者にも関わらずあっけなく逝ってしまった。
舌の感覚器は触覚以外にも様々な物を観測出来るようで、生きた怪獣の脳標本とドリフトし秘密を探ったガイズラーを捜索する際に使用した。
チェルノに体液を浴びせ無力化し、クリムゾンのコクピットを尻尾の先端の爪で握りつぶして破壊し葬るなど大暴れ。

ガイズラーを捜索するべくレザーバックと別れたが、レザーバックはジプシーに敗れて死亡。

その後はジプシーとの戦闘に入ったが、体液放射はヤバさを理解されてあまり通じず体液袋を引き抜かれ、自慢の尻尾も氷付けにされ部位破壊されてしまう。
しかし最後の切り札である前腕部の飛膜を展開。飛行能力を開放すると一気に優勢になり成層圏上部からの突き落としを図るが
ジプシーも切り札であるチェーンソードを展開。翼を切り落とされ真っ逆さまに落ち死亡した。

妊娠してこの戦いぶりだったらしく、死体から「赤子怪獣 オオタチ幼獣」が産まれた。なおへその緒が絡まって窒息死した。
その死にたてホヤホヤの脳はガイズラーとゴッドリープがドリフトし、ゲートの秘密を探り当てることになった。

スカナー

別名:突貫角獣
体高度:134m
体重:3230t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:頭部大角、巨大な腕
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:強い嫌悪をもたらすものという単語から

PPDCのポータル破壊閉塞作戦妨害のため現れたカテゴリー4二体の内の一体。

頭に水牛のような巨大な角があり、カタツムリのような触覚の先に目がある。
カテゴリー4とはいうものの、相方のライジュウ共々従来のカテゴリー4とは規格外の巨体を持つ。

相方と比べるとスピードで劣るが、タフネスとパワーは高い。
頭に刃物をぶっ刺されて海底火山に突っ込まれてもまだ平気で動けるんだから大したものである。

前述の通りの凄惨な攻撃を受けながら、
スラターンがエウレカにボコられて悲鳴を上げると救援に向かう律儀さを見せたが、エウレカの自爆に巻き込まれて死亡した。

ライジュウ

別名:巨顎海獣
体高:109m
体重:3475t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:頭部外骨格、尻尾
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:雷獣から

スカナーと共に現れたカテゴリー4。ワニのような体つきをしており、水中での速さは大したもの。
頭部外骨格を閉じると某ウルトラ怪獣のようになり、この状態で突撃された場合凄まじい損害を受けるのは必至である。
尻尾も長く力強いため、叩きつけられればやはりただでは済まない。
パワフルなスカナーとの連携で苦しめるが、突進の勢いを逆に利用されチェーンソードで両断された。

スラターン

別名:大魔獣帝
体高:181m
体重:6750t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:長大な尻尾2本、超猛毒体液
カテゴリー:カテゴリー5
出現年:2025年
名前の由来:あばずれを意味する単語から

スカナー、ライジュウに続いて現れた観測史上初のカテゴリー5。観測された怪獣としてはぶっちぎりの超巨体を誇る。
シュモクザメのような頭を持ち、攻撃力・体液の毒性・タフネス・知能全てにおいて設定上トップクラス。

尻尾はそれぞれ先端付近で3叉に分かれており、
緩急を付けて幻惑しつつ本命の全力攻撃を叩きつけるなど武術の理論を応用したかのような攻撃が可能。

体液の毒性も設定上ではオオタチすら凌ぐもので、浴びたらひとたまりもない。
巨体に某怪獣王っぽい背鰭がある背中など、怪獣の王としてデザインされたことがうかがえる。

作中ではスカナー、ライジュウに続いて登場。3VS2の戦いを強いる。
尻尾や巨体を利して数の暴力を使いつつ優位に進めるかに思われたが、存外苦戦する。おいおい。

大破したエウレカに自爆攻撃を仕掛けられ、
ゲート破壊のために用意された核爆弾にエウレカのリアクター爆発が加わった壮絶な爆発を浴びても耐え切った辺りは
カテゴリー5の面目躍如であったが、さすがに万全で戦うわけには行かなかったようで、ボロボロのジプシーに敗れ、
その体を怪獣以外通さないゲートを開ける鍵にされた。

  • その他
他にもユーコン・ブロウラーに撃破されたカーロフ、ヴァルカン・スペクターに撃破されたスパインジャッカル、東京に出現したラグナロクなど様々な怪獣がいた。

怪獣出現マップ

海外有志作成の怪獣出現マップがあり、襲撃地が様々ということがわかるので興味があれば見ると面白いかも。
詳しくはググってくれ




以下ネタバレにつき反転

先駆者プリカーサー

チャレンジャー海淵の底に開いたゲートの先にある世界、『アンティヴァース』の住人。非常に高度な文明を築き上げている存在。
クローン技術を使い怪獣を作り上げ、送り込んだ怪獣が得た人類側兵器の弱点や特性を見極め対策し、後続の怪獣に取り入れるフィードバックを行っていたのは彼らである。
恐竜時代に一度ゲートを開き地球侵略を狙ったが、大気の組成が彼らの生存に適さない成分だったため断念したという前歴がある。
しかし、近年の大気汚染で生存できる組成になりつつあったため再度ゲートを開き、怪獣を送り込み始めた。
環境汚染が原因でピンチに陥るのは特撮の王道と言える展開である。
Kaiju Blueの毒に大気汚染効果があるのも、彼ら好みの大気に作り上げかつ人類を滅ぼすという狙いがあるのかもしれない。なんとも狡猾である。
イェーガーの集結地となった香港に精鋭を送り込み2体のイェーガーを破壊するなど冷静に相手の狙いを見極め、
さらにゲートに攻め寄せてきたイェーガーを迎え撃つゲート防衛要員としてスカナー、ライジュウ、スラターンという用意出来た中でも最大戦力といえるであろう3体を投入し完全勝利を目指したが
ジプシー・デンジャーにゲートへの突入を許し、ジプシーの自爆攻撃で一部のプリカーサーをもろともにゲートを破壊され、地球侵略は失敗に終わった。
ただ、これでプリカーサーが全滅したとは思えないため、続編では再びゲートを開けて攻めて来るかもしれない…。



ちなみに、地球に送られてくる怪獣たちは、あらかじめ殺し合いをさせられて勝った個体をさらに調整された存在であり、奴隷そのものなのだ…。




加筆・修正は、Wiki篭もりがやってくれると思っていた、だが実際は―

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 映画
  • 怪獣
  • 特撮
  • ハリウッド
  • 難敵
  • カテゴリー4の面汚し←か、壁は壊したから…
  • ないふへっど君
  • 絶妙な弱さのラスボス
  • 強すぎる中ボス
  • パシフィック・リム
  • 壁は無意味
  • まるでラスボスのようだ
  • 異世界獣
  • KAIJU
  • クトゥルフ
  • クトゥルフ?
  • 異次元獣
  • 人類の敵
最終更新:2025年02月06日 06:26

*1 一時期はシドニーと呼ばれたこともあった。

*2 成熟して背中の毛が銀色っぽくなったオスのゴリラ