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超能力者(パワポケ)

登録日：2013/10/19 Sat 14:07:21
更新日：2024/09/05 Thu 01:29:54
所要時間：約 4 分で読めます



パワプロクンポケットシリーズに登場する、読んで字の如く「超能力を使う者」の総称。
最初に断っておくとパワポケ8以降のジャンルは「野球（スポーツ・育成）」ではなく「野球バラエティ」です。

パワポケ世界での定義は不明だが、一般的には「非科学的な能力」全般を超能力という。
ただしポケ6主人公のいた未来では科学的に超能力の存在が立証されていたらしい。

ミスターＫによって未来からのオーバーテクノロジーを得たオオガミのサイボーグ技術に対抗するため、ポケ10においてジャジメントが着手しだす。
ポケ6裏で登場した幸せ草に関するドクターの研究成果に興味を持った桧垣によって、全寮制の親切高校を隠れ蓑に人体実験を行っていた。

※補足
ポケ6裏のBB団はジャジメントの下位組織で、当時判明していた幸せ草の効果は肉体強化や巨大化程度だったが、後に極稀に超能力発現も認められた。


超能力者にはポケ6の漁火のような先天的な者と、しあわせ草から作った桧垣の薬やハピネスXによって目覚める後天的な者がいる。

  • 桧垣の薬（ポケ10）
保健教諭の立場を利用して何人かの生徒に投薬していた。
「新薬の実験」と誤魔化していたものの投薬は本人の意思に委ねられ、副作用は微々たるもの。
発現率は1/2000人程度、血液検査によってある程度の目星は付けられる。
皮肉なことに開発当初は成果が出ず、その責任で桧垣が親切高校に左遷されてから次々に超能力者が目覚めた。

  • ハピネスX（ポケ11）
従来の薬品の10倍以上の割合で超能力に目覚めるが、それと同程度の確率で死ぬ。
さらに幸せ草特有の依存性が悪化しており、仮に超能力に目覚めても服用をやめると一年以内に死に至る。
危険性からジャジメントでも持て余していたために、神条紫杏の復讐に用いられた後に廃棄された。

同じ薬によって目覚めても能力は個人個人で違う場合が多く、中にはマイナスでしかない能力もある。
能力に目覚めた後にサイボーグ手術を受けると能力が消失することがあり、超能力者のクローンには能力が遺伝しにくい。

研究の過程で超能力を探知するセンサー、一時的に無効化するESPジャマー、テレパス（読心能力）を跳ね返す装置なども開発された。
ポケ12では遺伝子操作で生み出したドラゴンに超能力を付加している。

ジャジメントでは戦略へ与えうる影響から超能力者にランク付けをしており、ポケ11時点で最上位のSランク超能力者は世界で4人しかいない。
ただし、ババヤガン以外のSランクは不真面目（デス・マス）、裏切り（デイライト）、封印（ピースメーカー）とろくでもない輩ばかりである。 


【作中に登場する超能力者】
※作中で明言されている者のみ。

  • 本山雄馬（ポケ5）
「食玩等のオマケでレア物を引き当てる」
作中で超能力って言ってるんだから超能力なんだろう、たぶん。

  • 漁火剛（ポケ6）
「周囲を発火する能力」
自身ではコントロールできなかったが、主人公の協力で訓練していく。
ルートによっては能力を悪用してテロリストに。

「自分と触れている物にはたらく重力の方向を変える」
最初は天井や壁を歩く程度だったが、空に落ちたりなど次第に扱いに慣れ、10終盤では乗っているヘリコプターごと能力を行使して、更に丘を持ち上げたりするなど急激に成長した。
12では手の触れていない周囲にも能力が及び、今でも能力は成長している模様。

「確率を操作し、深層心理下の願望を実現する」
本人の意思で操作できず、どのルートでも状況からの推測のみで詳しくは語られない。
14で再登場した際には能力は失っていたが、超能力は娘に引き継がれていた…

  • 赤炎、青炎（ポケ11）
大江和那と同じく「重力の方向を変える」。
和那のクローン。
能力はオリジナルに劣る様子。

「自身を破壊する」類いの能力。
大江和那のルームメイト。
能力発現と同時に死亡するが、親族等への記憶操作で死亡は隠蔽されている。
これをきっかけに血液検査で有望と分かった者に対しても投薬は慎重に行われるようになった。

「自分の言ったことと反対のことを相手に強制する」
暗示というよりは洗脳で、口にさえすれば言葉が通じなくとも有効。
神条紫杏のような異常に精神力の強い者なら抗え、洗脳なので気絶や睡眠で意識が途切れると解ける。

  • ババヤガン（ポケ11）
「自分を含めた周囲の物を機械から非探知にする」
気付きにくいけど女性。昼寝をしてそうな見た目だが多分偶然。
一見地味だが、戦闘機やミサイルを非探知にして迎撃不可能にするなど情報社会においては恐ろしい能力。

  • ワームホール（ポケ11）
「体の表面に穴をつくり、視界内か行ったことのある場所と繋げる」
ランクと違って実際はルッカの移動などにこき使われることにうんざりしており
紫杏の工作にのって浜野の刺客として登場、苦戦を強いるも、上守甲斐によって処分される。

  • デイライト（ポケ12）
「光を屈折させ操作する」
名前だけならポケ11にも登場。
太陽光をレーザーにしたり、屈折を利用して幻を作れる。
太陽光以外でも軌道衛星や内蔵バッテリーの光源を使えるが見せ場はなく、勝手に出撃して負けた上に命乞いをしたのでエアレイドに処分された。

  • 上守阪奈(ピースメーカー)（ポケ11から名前のみ）
「反エントロピー」
ジャジメントによって造られた世界最強の超能力者。
能力を自分で制御できず、犬井の護衛の元で暮らしていた。
自身の超能力で何も無い場所からいくらでもエネルギーを取り出すことが可能であり、ジャジメントの研究所を3つマグマに沈めた。

  • バジリスク（ポケ12）
「自身が傷つけた物を生物・非生物問わず"殺す"」
銃やガラス片などで付けた傷でも有効だが、傷が付かないほどの防御力を持つ相手には無力。

  • ハキム（ポケ11）
過激テロ集団アジムのリーダーで、紫杏の父の仇。
紫杏の協力を得てハピネスＸで自身と部下達が超能力に目覚めるも、彼女の復讐により全滅した。
あっさり死んだから本人の能力は不明。部下にはテレパスがいた。

  • パイロ（ポケ10）
「発火能力」
イベントで名前のみ登場。ポケ6の漁火との関係は不明。
芹沢真央に倒されたらしい。

  • ドラコ（ポケ12）
「物性バリア」
見えない壁でライフル程度なら無効化できるが、近距離からの攻撃は無理。
幸せ島のトカゲの遺伝子から生み出されたドラゴンで、能力は遺伝するらしい。

「能力コピー」
ジャジメント内NO.3の実力を持ち、ジャジメント最強の超能力者と言われている。
多少の劣化はあるものの、相手の能力をコピーする能力を使い、能力無しでも30人の兵士を一分で全滅できるほどのカンフーの使い手。
コピー出来る能力は超能力だけではなく、球児のフォームやヒーローの能力もコピーしている。

  • 洗谷［ストームレイン］（ポケ13）
「天候操作」
周囲の気温をさげ霜を降らせたり、素早く攻撃力も高い雷撃を落としたりすることを得意とする。
ジャジメントNO.4を襲名している。
12で語られた「台風を操る能力者」は彼と思われる。

姿は未登場だが、ポケ11の黒野博士救出作戦では「相手にダメージをはね返す能力」や「触れたものを爆弾にする能力」「体をエネルギーにする能力」などの能力者もいた。


最後にもう一度言っておくがパワポケは「野球」ではなく「野球バラエティ」です。



追記・修正はしあわせ草エキスから能力を得た人がお願いします。

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