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ン・ダグバ・ゼバ

登録日:2010/08/03 Tue 05:26:56
更新日:2026/06/16 Tue 00:47:43
所要時間:約 12 分で読めます


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※日曜朝8時です。 この世で最も自由に生き誰よりも満足して死んだ男 しりとりに強い←ンが出た時点で負け←相手がな どす黒い白 みんなのトラウマ やべーやつ アナザーディケイド アルティメットフォーム オーマジオウにワンパンされたキャラ カッコいい クソ上司 クワガタ グロンギ サイコパス スーパーヒーロー大戦 チート トラウマメーカー トラウマ製造機 ド外道 パイロキネシス フィギュアーツで原初にして終末 プラズマ ライダーラスボス項目 ライダー怪人 ラスボス ン ンから始まる名前 ン・ダグバ・ゼバ 主人公に勝ったキャラ 仮面ライダー 仮面ライダークウガ 仮面ライダージオウ 名悪役 外道 大ショッカー 島﨑信長 平成ライダー 平成ライダー最初のラスボス 怪人 恐怖 悪のカリスマ 悪の仮面ライダークウガ 悪魔 戦闘狂 最凶 最強 最狂 死地←後のドンドコ山 残忍なイケメン 浦井健治 滅びの現象 炎 猟奇 王 理想のラスボス 白い怪人 白い悪魔 白き闇 白の金のクウガ 神々しい 究極の闇 究極の闇をもたらす者 究極体 笑顔←人間殺しながら←やだ怖い 絶対悪 自分の笑顔の為に戦った男 自然発火 超自然発火能力 遠隔発火 量子力学 雄介のIF 雪山 魔王 黒い東映




どうしたの?


もっと強くなって


もっと僕を


笑顔にしてよ


ン・ダグバ・ゼバとは、『仮面ライダークウガ』のラスボスである。

演/CV:浦井健治(本編/ガンバライジング)
CV:夏井貴宏(EP:01「復活」)、島﨑信長(バトライドウォー以降のゲーム作品)
主なスーツアクター:福沢博文


【データ】

種族:グロンギ族クワガタ種怪人(『仮面ライダー図鑑』ではモチーフ元はぼやかされている*1)
呼称:未確認生命体:第0号(B群13号)
身長:計測不能
体重:計測不能
特色 / 力:超自然発火能力をはじめとする超常的な力


【概要】

「キュグキョブン・ジャリ・ゾ・ロダサグ・ロボ(究極の闇をもたらす者)」と呼ばれるグロンギ最強の存在。
グロンギのゲゲルとは最終的にダグバと戦い勝利することで、「ン」のバックルを得る事*2を目的としている。
「ン」は「Ω」
「ゼ」は「特別・全能」
を顕し、下位集団とは次元の違う力を有する。

『クウガ』はドラマの整合性を計るために、あらかじめ全編を通しての「粗筋」が練られてから製作され、ダグバは当初からラスボスとして設定……。
EP:1「復活」から登場、物語の根幹を為す謎として物語に暗い影を落としていた。

その絶望的な強さから、未だに「ライダー史上最強の怪人は」という議論に名前が挙がる。
設定上、同格とされるガミオや、未だに能力の全容が不明なこともあってか能力の規模が更に大きいとされる敵キャラクターも挙げられるようになってきているが、こと残虐性や神秘性に関しては、今なお頂点に挙げられる一つと言えるだろう。

まさに白い悪魔*3そのものである。
しかし、まともな出番は最終決戦だけで、すぐ人間体同士の殴り合いとなったため、その威容を拝めるのは非常に僅かな間である*4。


中間体・究極体

ダグバは復活時と本格登場時で姿や声が異なる。
復活当初は「中間体」と呼ばれる不完全な状態であり、ボサボサ髪で声も低かった。
また、暗がりのため判明したのはシルエットのみ。
なお、この形態はクウガで言えばグローイングフォームに相当するが、この時点で超常的な力・圧倒的な戦闘能力を持ち、逃げ惑う夏目教授達発掘隊を手も触れずに殺害した。*5

しかし、完全復活後に判明した姿はクウガ アルティメットフォームに似たシルエットの神々しい白い怪人であり(髪はボサボサではなく後頭部から生えている)、人間体は真っ白な服を着た少年だった。

復活当初こそグロンギ語を使っていたが、終盤に本格登場してからはほとんど日本語しか話さなかった。
人間体のビジュアルも現代の標準的なファッションから外れた者が多かった他のグロンギ(これはかなりリントに馴染んだ『ゴ』ですら例外ではない)とは異なり、「街角に佇んでいても何の違和感も抱かれない温和そうな少年」といった雰囲気であった。
これにより無邪気さが際立ち、虐殺を行う姿とのギャップが、さらなる恐怖を煽り立てる。


バックル

ダグバの腹部を飾る黄金の「ン」のバックル。下位集団とは形状が違う。
封印が解けて復活した際は破損しており(通常型を身に付けていた)、終盤まで破片の回収とヌ・ザジオ・レによる修理が行われていた。
バックルの欠片だけでも凄まじい力を秘めており、ズ・ゴオマ・グは僅かな破片を無理矢理に自らの身体に埋め込み、驚異的なパワーアップを果たした。

なお、古代では完全体に“ならなかった”と言われており、それが古代クウガによる封印と関係するとも考えられるが、古代のクウガとグロンギの戦いとその経緯と結果、詳細は不明のままである。
詳しいことはHERO SAGAを参照。ただし、本編設定とやや乖離した部分もあるので注意されたし。


グロンギ文字のダグバ

グロンギの文字にはダグバを表す文字が存在する。それはリント文字の戦士〈クウガ〉を指す文字の角を4本に増やしたものだった。

実はクウガの文字は元々ダグバを表す文字であり*6、ダグバとクウガが等しい存在であることを意味する。
そして、ダグバと同じく「究極の闇をもたらす者」とされる黒い戦士を表すリント文字には他の戦士の文字とは違い角が4本あり、完全にダグバと同じである。

実際に劇中に於てもダグバがアルティメットフォームを「僕と同じ」と表現している。


【能力】

ベルト修復途中の中間体でも凄まじい力を持ち、わずか3週間で162体のグロンギを虐殺している*7。
いくらベやズの下っ端ばかりとはいえ、クウガが9ヶ月で約40体しか倒せなかったことを考えると圧倒的である。
クウガはゲゲルを起こすグロンギに事後対応してるのだから、自分から殺しに行くダグバとは条件もずいぶん違うが。
マイティキックを軽く弾くほどの力を持つゴオマ究極体も、完全体一歩前のダグバに瞬殺された。

単純に再生能力を超えた殺傷力で非ゲゲル中のグロンギを殺害するため、クウガが封印エネルギーを込めた必殺技で倒したものとは違い、死体が爆発せずに残る。
これによりグロンギの死体の解剖が可能になり、腹部にクウガのアマダム(霊石)と同質の石が埋まっていることが判明した。

特殊能力として
  • プラズマ発火能力(超自然発火能力)
  • 瞬間移動
  • 巨大な雷を発生させる
等の超常の力を有する。
特に超自然発火能力については、クウガやグロンギが有する物質の分子・原子を分解・再構成する能力〈モーフィングパワー〉が極限にまで高められていると思われる、
ダグバはそれを直接触れる事無く、しかも制限無し、それも周囲の物質や相手の肉体に直接干渉(細胞変化等)するレベルで行う事が出来るためだと思われる。
このため、車の運転手を車のボディーには傷つけることなく車内から焼き殺すといったふざけた真似も可能であり、対象に掌を翳すだけで息をするかのように触れもしないところにいる他人の命を奪うことができる*8。
なお、上記の超自然発火能力のような驚異的な能力を発揮する際、その能力による副産物なのか周辺環境に影響を及ぼし、常に強風と雷雨が巻き起こり必ず天候が悪化する。
尤も、副産物と言いつつ、この大嵐自体が広範囲に渡り獲物を足止め&直接的にではなくとも大量虐殺も可能となる現象となるので、文字通りの歩く災厄である。
また、バラのタトゥの女が射殺された(と思われた)時や、最終決戦前に五代と遭遇した際にはテレパシーとしか呼べない現象や、ビートチェイサーの突進を空間自体を静止させて止めたような描写も見られるため、行使できる超能力の全容は未だに不明である。

身体能力もゴ・ガドル・バの比ではなく、当時最強フォームだったクウガ アメイジングマイティでも手も足も出なかった。
五代雄介は命からがら逃げるも(無論とどめを刺さなかったのもわざと)、目の前で人々が虐殺される様を眺めるしかないという無力感に包まれることとなる。

こうして、クウガのライジングフォーム各種を圧倒したガドルをなんとか打ち倒したアメイジングマイティを舐めプであしらうダグバという壮絶な力の差が描かれた。
これによって、ダグバの絶望的なまでの力、そしてこれまで一度も使わず、禁じられた力として描写されていたアルティメットフォームへの変身することへの説得力とその力の大きさへの説得力が生み出されることになった。


究極の闇


究極の闇を、始めるよ

グロンギの最終目標であり、「ン」のみがその執行権を持つ。
詳細は不明だが、劇中ではダグバが日本各地に赴き、その強大な力で人間を無差別に大量虐殺する厄災として描かれた。
ファンの間では、作中描写を汲んで「ゲゲルのルールに縛られない無制限の殺戮を行う権利(いわばビデオゲームにおけるボーナスゲームのような物)」と解釈される事が多いが、果たしてその先に真の目的たる“何か”があったのか、あるいは本当に世界を滅ぼす“だけ”だったのかは不明。

本編の時点でも3万人を軽く越える犠牲者を出しているが、これはクウガが自分に等しい究極の存在になるのを待っていたためで、ダグバの力を持ってすれば世界を滅ぼすことは容易かったはずである……。(実際、劇中では五代を持つために“究極の闇”を遂行していなかったことはバラのタトゥの女との会話でも明らか。)
※ちなみに、最終盤にて登場した謎の羊皮紙には「次なる段階に進め」と記されており、さらには紋章の位置的にガミオからバルバやダグバに向けられたメッセージとも読み取れる物になっている。



“憎しみの心”によってしか誕生しないと言われたダグバと等しい存在である黒い戦士アルティメットフォームも“究極の闇をもたらす者”とされているが、五代は強い優しさを持って変身し、究極の闇をもたらすことはなかった。
※事実、バラのタトゥの女やゴ・バベル・ダは現代のクウガ=雄介を自分たちの同族と見なしていた。




【劇中の動向】

復活

長野県・九郎ヶ岳遺跡の「戦士の墓」が発掘され、棺が暴かれたことで封印が解け復活。
夏目教授率いる発掘隊を惨殺した後、200体を越える同族を復活させた。

整理

その後はゲゲルを行う同族の前にすら姿を現さなかったが、ゲリザギバスゲゲルに入るとベルトの破片回収・修復を行わせる。
バダーがクウガに敗れ去った辺りから用済みとなった下級集団を162体を処分したり、ベルトの一部を横領してゴ集団以上の力を得たゴオマ究極体を瞬殺して欠片を奪還して着実にザギバスゲゲルの準備を整えていた。
ベルトの修復が完全に終わったころに担当していたザジオをも整理の対象として殺害*9。
ジャーザ以降はクウガ=五代を陰から威圧するなど、表舞台に近づいていいたが、ダグバは過去の世界より強く、新しい力まで目覚めさせた現代のクウガに期待を抱いていたのか嬉しそうにバルバに話していた。
また、ガドルが更なる力を得た後にゲゲルを行っていた時には「待っているよ」と楽しみに語りかけるなどもしている。

究極の闇の開始

ガドルの死を見届けてバルバに"究極の闇"を始めると告げ、多数の人間を虐殺。
対峙したクウガのアメイジングマイティも一蹴。
しかし、アークルに大きなヒビをいれて重傷だったクウガに冒頭の台詞を言い残して手当たり次第に人間を超自然発火能力で焼き殺すと姿を消す。
このわざと見逃す行為をしたのかバルバに聞かれた際には「殺して楽しいくらいに強くなったら殺す」とクウガが自身と同じ力を得ると確信。
それ以降も各地で超自然発火能力で人々を殺害する中、警察の第0号のレーダーシステムが作動して連絡を聞いた五代は松本市に向かう。
そこでも焼き殺された人間達を見下ろしていたダグバと対峙。


来たんだね。今度は僕と同じになれるのかな?
だったらあそこで待っているよ。思い出の、あの場所でね

そう言うとダグバは姿を消す。
行き先は九郎ヶ岳。古代においてクウガに封印された地、そしてすべてが始まった地において、現代のクウガとの決着をつける気だった。


ゴ・ジャラジ・ダの項目でも述べられているとおり、『クウガ』は暴力の不必要性を描くために「敢えて踏み込んだ残酷描写、生々しい暴力を描く」という演出が取られているが、ダクバとの戦い、そしてダグバの存在は「実際に暴力を突き詰めたらどうなるのか」というメッセージが込められている。
暴力や争いを嫌い、泣きながら戦う五代と、暴力や戦いを楽しみ、笑いながら戦うダグバ。この対比に『クウガ』という物語の本質が詰まっていると云えよう。

グロンギの長の死闘と最期

猛吹雪の九郎ヶ岳にて五代がアルティメットフォームになったことに「なれたんだね究極の戦士に」と同等の存在になれたことに喜び変身。
互いに超自然発火能力で牽制するも効果がないと分かると苛烈な殴打に移行。
殴り合いの末に、遂にバックルをブチ砕かれて怪人になることすらできなくなってしまうもクウガの霊石「アマダム」を損傷して変身解除に追い込む。
死ぬ直前までダグバは哄笑し続け、五代は人間に戻ってもその顔は深い悲しみでその悪魔と殴り合うこととなった……
ダグバは力の源である『腹部神経節の断裂』で力尽きて息絶えるが、封印エネルギーによるものではなく純粋な殴り合いによるものだったため、爆発することはなかった。
つまり、五代の前には雪原に横たわる血まみれの青年の死体だけが残り、相手がグロンギとはいえ「人を殺めた」という事実がより鮮明なものとなってのしかかる。
最後の最後まで、煮ても焼いても食えない男だった。



【関連人物】

バラのタトゥの女として現代の人類に呼ばれたグロンギを率いる存在。
階級はダグバに匹敵し、海中に没した彼女に唯一表情を曇らせた。

「ゴ」最強の存在。
グロンギでは自らに次ぐ力を持つ武人。
「ザギバス・ゲゲル」への到達を目前にしてクウガに敗れる。

「ズ」の男。
「整理」から逃れるべく、「ン」のベルトの欠片を手に入れ「闇の力」により強化、反逆に転ずるが……。

  • クウガ(空我)
古代リントが、恐らくはグロンギを元に作り上げた戦士。
…奇しくもダグバと同じクワガタ(リントの聖なる虫)がモチーフ。
同じ霊石により変身しているがゆえに「究極体」にまで到達した両者は“似ていた”のである。

…終盤ではゴの最強3人衆と戦う五代の周辺に度々現れては、圧倒的な威圧感をもたらしていたものの、決して直接手を出そうとはせずただその姿を見つめ続けており、一度目の直接対決でも敢えて命を奪わず猶予が与えるといった行動を見せているが、これは絶対者であるダグバにとって「自らを脅かす存在と戦うこと」こそが望みであったがためである。

『仮面ライダーディケイド』に登場した、もう1人の『ン』にして『究極の闇そのもの』。
下記の『ジオウ』ではガミオのものと同じカットを流用する形でダグバが闇を生み出すシーンがある。


【外部作品での活躍】

『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』での活躍

大ショッカーの幹部の一員として登場。
……したのだが、特に目立った出番はなく、単なるモブ同然。

『HERO SAGA -DARK SIDE-』での活躍

本編と同じくグロンギの頭目として登場。
かつては常人の肉体を持つ青年だったようだが、“不思議なベルト”を手にしたことで姿が変貌したことが明かされた。
以降は常に破壊衝動と怒りに苛まれるようになり、その感情が極限に達すると異形の肉体に変身する様子。
その拳は岩を砕き、蹴りは大地を裂く程だったという。

TV版とは明らかに人物像が異なる。
まず一人称が『俺』だったり、破壊衝動に駆られると手慰みに配下を虐殺するなど、本編の無邪気な残忍性とは方向性の違う、暴君めいた残虐性を持つ青年として描かれている。
配下のグロンギ達は『仲間』とは見なしておらず、秀でた自身に勝手にかしずき、自身の破壊衝動を鎮めるために壊す『道具』としか見ていない。どことなく魔石に憑り付かれているかのような雰囲気だが、詳細は不明。また冒頭、神話のイカロスを思わせる夢を見ていたが、これが何を意味するのかも不明である。

自身と等しくなるであろうクウガ=リクとの戦いを渇望していたようだが、なぜ完全体ではなく不完全体で挑んだのか?リクがリントの村に帰還するまで猶予があったにもかかわらず、身近にいたリクの妹ミオを殺害しなかったのか?そもそもなぜ、現代に蘇ったダグバと別人のような雰囲気なのか?これらもすべて不明である。

『仮面ライダージオウ』での活躍

EP-LAST「2019:アポカリプス」に登場。
クウガライドウォッチの破損により『ジオウの世界』に現れ、黒い霧で一帯を覆い尽くす究極の闇と思われし現象(元々はガミオの能力である)を起こして暴れまわっていた。
その後、アナザーディケイドが招集したラスボス怪人達とともに常磐ソウゴの前に立ちはだかった。
当時最新のラスボスであった仮面ライダーエボルと並んでも迫力負けしていないのは、さすがというべきか。
仮面ライダーグランドジオウが召喚したレジェンドライダー達と交戦し、圧倒的な力で仮面ライダーオーズ タジャドルコンボを退け、他の怪人達との一斉攻撃で変身解除に追い込む。
この際、黒いオーラを纏った格闘や、アナザーアルティメットクウガが口から放つ光線に酷似した赤黒いビームなど、自然発火能力の応用らしき新技を披露している。
しかし直後、明光院ゲイツの死をきっかけにソウゴが仮面ライダーオーマジオウに変身。
絶大なスペックから放たれたクウガの力の前には成す術もなく、巨大な封印の刻印を打ち込まれて一撃で爆散した。
この時、他のラスボス達も各々の宿敵であるライダーの力で倒されているらしく、『ジオウ』で示してきたルールに則って倒されている模様。……うん、殴り合いで倒すってこういうことじゃないと思うんだ。


時折最強候補に挙げられ人気も高く、ある種の聖域的扱いだったダグバが一撃で倒されるシーンは良くも悪くもファンに凄まじい衝撃を与えたが、
黒い霧やタジャドルコンボとの交戦でダグバの強さも一通り描写した上で、『クウガ』でも見られないほどの巨大な紋章の演出*10や、
ソウゴ役の奥野壮氏の壮絶な演技も相まって、「オーマジオウの次元が違う強さの演出としてこの上ない」と好意的に受け止める声もある。


ガンバライジング


ゴソゴソ・ジャソグ・ババ(そろそろやろうかな)

「仮面ライダークウガ」20周年記念として、バーストライズ4弾の特殊モード「超絶ウィークリーバトル・春の陣」に期間限定で登場。なんと浦井健治氏本人によるセリフが搭載された。
その後バーストライズ6弾の「夏の陣」にも登場し、同弾で登場したクウガアルティメットフォームのメモリアルフィニッシュの相手としてさらに再現度を上げることができる。

その後、仮面ライダー50周年記念特別弾にシークレットレアとしてついにカード化。因みにガンバライジングに於いて「シークレットレア」の登場は6年ぶり2回目。*11


オール仮面ライダー ライダージェネレーション2

ミッションを74つクリアする事で出現するアナザーミッション「究・極・之・闇」に登場。
ステージ難易度は「やさしい」でLV58、「クライマックス」でLV99である。
突進パンチや急降下キック、超自然発火能力や落雷で攻撃してくる。
攻撃力はかなり高いが、攻撃時の前動作が大きくて攻撃を読みやすい上、敵の背後にいると落雷以外の攻撃が当たりにくくなるため、パターンにハメやすい。


【余談】

シルエットのみの登場だった「不完全体」だが、ジオラマ小説『HERO SAGA -オデッセイ-』で描かれた古代の戦いにて、遂に全身像が判明した。
『仮面ライダーオフィシャルデータファイル』ではイラストが公開された。
能力が一応設定されているアルティメットフォームに対し、互角であるはずのダグバは書かれていない。
これは、元々スペックが高過ぎるアルティメットの能力が無限の力の比喩を顕していた為と思われる(書籍によっては測定不能とも)。

強大な力を持ちながらもクウガとの戦いが殴り合いに終始したのは、同じ力を持つ者同士の能力では効果がなく決着が付かないため。
※互いに相手の能力を封印していたとする説*12と、単に両者の回復能力がズバ抜けていた結果とする説が有力(能力上、霊石の力で肉体が常に再生し続けている)。*13

内容が詳しいことで知られる『超全集』だが、『クウガ』の最終巻はなんとダグバが表紙を飾っている。

『クウガ』本編で人間体を演じた浦井健治氏は当時19歳。まだ未成年で五代役のオダギリジョーよりも年下であった。劇中だと演者本人も認めるほどの棒読みだが、それが却って不気味さ・底知れなさを演出しているとして視聴者からは好評。
……尤も、棒読み演技は入念な役作りの賜物という可能性もあり、とにかく素の中の人はオダジョーが「浦井君はとにかくいい人」と語るほどの好青年(どころか当時は少年)なのだが、ダグバの役作りにあたり、実は結構な期間に渡りスタッフと共に大量虐殺すら平然と行うダグバの精神性(人格)についてミーティングを続けていたのだとか。……最終的には、移動中に可愛い幼稚園児の集団を前にして「あの集団を見てダグバならどうする?」「焼き殺しちゃうんじゃないですかぁ?」など、滅茶苦茶に不穏当なことを笑顔で言える程になっていたとのこと。
前述の通り、『ガンバライジング』のボスバトルにダグバが参戦した時には浦井氏が新たに声を当ている。

最終決戦時での撮影はあまりにも寒さのため、人間体の服の下にカイロを大量に貼って撮影を望んだとのこと。
だが、それでもスレンダーな体型もあってか肉体は耐えられなかったようで、撮影後しばらくして浦井氏は体調を崩してしまったらしい。まああの薄着ではねえ…

ゴ・ガメゴ・レを演じた酒井一圭氏は、ガオレンジャー第一話に向けた撮影準備で東映撮影所を訪れた際に浦井氏と顔を合わせていたとのこと。
ガメゴを演じた時点ではダクバや浦井氏について決まっていなかったor知らされていなかったようで、
『えー!俺たちのラスボスが君!?こんな美少年もってくるなんて制作陣トンチ効いてるぜ!』と驚いた旨を語っている。
そして、ダグバの登場以降はラスボスや究極の力を誇る敵が少年や子供というパターンが増えたとの考察も。
実際には以前から存在していたパターンではあったが、有名作品で大々的にというパターンでは確かに革新的であったのかもしれない。

ちなみに浦井氏は、ダグバの後に『アルジャーノンに花束を』の舞台版の一つで主人公のチャーリィ・ゴードンを演じている。
やることの方向はだいぶ違うが、こちらもダグバと同様に純粋や無垢を象徴するキャラクターの一人である。

どうしたの?もっと追記して、僕を笑顔にしてよ


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最終更新:2026年06月16日 00:47

*1 実は設定段階ではクワガタとはされておらず、「不明」の扱い。究極体が決定稿の段階でクウガと対になるデザイン案がスタッフ間で支持された事もあり、後にクワガタ種怪人としてのイメージが定着した。

*2 より正確には、それにより後述の『究極の闇』の執行権を得る事と思われる。

*3 身体の色が白いのは、ダグバが「純粋」である顕れとのこと。グロンギを倒すために最終的には身を黒に染めたクウガとは対照的になっている。

*4 クウガのアルティメットフォームよりさらに短く2分足らず

*5 映像をよく見ると、一歩も動いていない状況から遠くの器材を破壊している。

*6 争いを嫌うリントの文化には『戦士』を表す文字がなかった。ちなみに、メタ的な意味でもクウガの紋章とリント文字のデザイナーが別の人間だった=視覚的にもリント文字とは異質な作りの文字(記号)になったという、スタッフにとっても嬉しい誤算があったとのこと。

*7 この同族殺しは、ゲゲルに参加しなかった下級グロンギの「整理」とされる。

*8 元々は姿を見られただけでも“死ぬ”という身も蓋もない能力が設定されていたが、画面的にさすがに地味でシュール過ぎるということで発火能力に変更された。いずれにせよ、「死」その物の象徴としてイメージされていた模様。

*9 ザジオ自身はゴオマの反逆行為に愚かと蔑んだり、ダグバが来た時には達観していたのか死を受け入れていた

*10 視覚的にわかりやすく演出されたレジェンドライダーの力は他だとハイドラグーンの群れを一掃したキバの力くらいである。

*11 1度目はナイスドライブ5弾の魔進チェイサー。それ以降ダグバの登場まで1枚も無かった。

*12 超全集の記載では、『お互いの持てるパワーを封じあっていた』とあるが、封印能力というよりは、下記にもあるように御互いの再生能力で無効化し会うため、超能力戦ではラチがあかないとお互いに理解し自ら能力を封じあった(超能力を行使したところで、もはや何の意味がないので単に行使を止めて肉弾戦に転じた)とも解釈ができる。

*13 撮影段階では肉体を燃やし合う→再生の展開がもう少し長く、超能力戦が通じない→肉弾戦への流れがより理解しやすかったらしいが編集段階でカットされた模様。