登録日:2009/12/30 Wed 09:26:28
更新日:2025/02/21 Fri 07:05:05
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パワポケシリーズに登場する重要アイテム。
初登場は
6裏。
しあわせ島に自生する植物で、作中グラフィックでは紫色の花を咲かせている。
服用すると様々な効果があるが、
太平洋戦争~現在にかけてまで実験中でまだ全貌は分かっていない。
最初は
太平洋戦争時にしあわせ島を駐屯地にしていた旧日本軍が目を付けたのだが、終戦後その実験データがドイツ軍に横流しされ
ジャジメントへと受け継がれた。
旧日本軍の基礎研究では
・身体能力の驚異的な上昇
・強度の中毒性と禁断症状
・人種や生物による効果差
が報告されていた
日本人やトカゲには効果があったが、原住民やドイツ人には効果無し。
BB1軍にはどっかで見たような外国人選手が混ざってたりしたので、アメリカ人辺りにも効果ありそう。
効果と中毒性は濃度で調整可能。
当然リスクを増すほど驚異的な身体能力を得られるが、死ぬこともある。
BB団が武器生産の傍ら、しあわせ島に送られてきた強制労働者で人体実験を行っている。
労働者には告げず飲食物にエキスを混ぜることで、身体能力向上と慢性中毒を引き起こしデータを収集していた。
実験体の中には体格をそのままに150kgのバーベルを上げたり、銃弾を見切る者がいたが彼等は既にしあわせ草無しでは生きられない体になっている。
被験者にはペラを稼いで島を出る際に初めて実験が明かされ、「定期的にしあわせ草を送る代わりに島のことを黙秘する」という取引を突き付けられる。
拒否しても死ぬだけなので了承せざるを得ないが、島を出た者はその高い身体能力で生活には困っていないらしい。
ルートによってはここで
主人公は反乱を起こし、しあわせ草で強化された仲間達と共にBB団に立ち向かう。
だが後作品から正史はとしおくん撃破なので、メカ亀田は現在も活動している。
BB団崩壊時にデータはジャジメントに送られ、ドクターのレポートは桧垣東児に強い影響を与えた。
ヘルガの語った「停滞した
人類の新たな進化」はポケ10において
超能力者という形で実現する。
余談だが主任研究者のドクターことジーラー・ジェンキンスは、しあわせ島での研究結果を元に大成して未来では偉大な科学者として有名になっている。
ルート次第で主人公はヤギとチョメチョメして責任を取るハメになるのに、美人の奥さんも貰ったらしい。
禁止薬物に指定されるほどヤバい代物となっている。
大神ホッパーズの選手にやっぱり秘密裏で投与されているが、しあわせ島に比べて微量なため深刻な副作用はでていない
CCR隊員にも中毒や副作用を起こさないよう計算して投与されていた。
そりゃ
サイボーグ説を置いといても
主人公があんなんなるわ。
ジャジメントの箱庭として
親切高校で実験が行われている。
ドクターのレポートに感銘を受けた桧垣によって任意の薬物実験の他、水道水に混ぜるなどの手法で投与。
閉鎖的とは言え高校での実験なので、さすがに濃度を薄めて中毒症状は出していない。
「身体能力強化」から「
超能力の覚醒」に重点を移しており、正史では
大江和那と
天月五十鈴が能力に目覚めている。
(五十鈴は検査に非協力的で能力の結末も曖昧なため、状況から判断した桧垣の推測だが)
親切高校以外にもジャジメントの実験施設は存在しており、
武内ミーナは噂程度に情報を得ていた様子。
また
北乃先輩のイベントで、車坂監督がしあわせ島と思われる事件について語る。
従来薬品の10倍程度の割合で超能力に目覚めるが危険性も増した「ハピネスX」が開発されている。
ランダムイベントではポケ6でしあわせ島にいた
倉刈仁志が登場。
深刻な中毒症状により「野球が好き」という思い以外は曖昧で、自分の名前すら忘れかけている。
ルートによってはホームレスになったり
死亡する。
アメリカ軍が備蓄していた大量のしあわせ草エキスを、ジャジメントのマゼンタとルチアが強奪。
世界大会編で、ジャジメントが拉致した超能力者や魔球・魔打法に目覚めた子供達に投与され、発生した
マナがドリームマシンのエネルギー源として使われていた。
【消費アイテム】
ポケ6以降は消費アイテムとして持ち込みやイベントでの入手が可能。
禁止薬物をプレゼントしてくれる彼女ってどうなのよ。
効果は使ってみるまで分からない。
体力が微回復から特殊能力獲得、怪我完治や経験点マイナスまで幅広い。
プラス効果が多く持ち込みコストが低いので、初っ端に使ってセンス○等が付けば儲けもの。
ポケ7初期ROMでは特殊な手順で使うと「登録選手の能力がサクセス中の選手に反映される」という
バグがある。
つまり
つよくてニューゲーム状態で、GB版2の転生を一切のデメリット無しで何度でもできる感じ。
野生のトカゲ(としおくん)に効果あったので、他の生物でも実験が行われていそう。
ポケ12時点では肉食フナムシや巨大
ゴキブリなどそれっぽいのの他、超能力を持った
ドラゴンもいる。
ちなみに、いずれも裏サクセスに登場した奴ら。
余談だがBB団の成果をジャジメントが継いだのは、BB団がジャジメントの下部組織だったため、
BB団員すらそのことは知らなかったようだが、崩壊時の様子からヘルガは知っていたと思われる。
2. 風来のシレンシリーズのしあわせ草
チュンソフト制作「風来のシレン」シリーズに登場するアイテムの名称。
シリーズ第1作から登場。
分類はその名の通り「草」である。
飲むとシレンのレベルが1上昇する、純粋なプラスアイテム。
次レベルまでの
経験値に関わらず1上がり、次レベルまでの経験値はリセットされる。
そのため、レベルが上がった直後に飲んだ方がお得であるのは言わずもがな。
草投げの杖に入れてパーティのレベル上昇を図るも良し、よくきき草と草受けの杖を併用して大幅なレベルアップを行うも良し。
異種合成が登場した『
2』からは武器や盾に合成させることも可能。
『2』と『アスカ見参!』では倒した時や攻撃を受けた時に経験値がもらえ、『3』以降では合成した武具の基本値が上昇する。
敵に投げても同等の効果があるため危険ではある。
が、序盤で吹き飛ばしの杖などと一緒に手に入れば、
- あなぐらマムルにしあわせ草を投げる
- どうくつマムルにレベルアップ
- 吹き飛ばしの杖などの固定ダメージで倒す
なんて活用法も。
序盤であればレベルの上昇量はそちらの方が大きい。
上位互換アイテムに、レベルが3上がる「天使の種」が存在する。
いずれにせよ、性質上一歩間違えると比較的取り返しのつかないことになりがちなアイテムでもある。
そのため、
一つ目の彼が出て来るフロア+盾に山びこを合成していない場合、草受けを探す前にいっそ飲んでしまったほうが良いかもしれない。
また、対になるアイテムは「くねくね草」。
「不幸の種」も存在するが、こちらは天使の種と対になっており、レベルが3下がる。
さらに、不幸方面だけ「超不幸の種」などという恐ろしいアイテムが存在していたり…。
これらの効果が杖になった「しあわせの杖」「不幸の杖」というアイテムも存在する。
シレンシリーズの前身にあたる
トルネコシリーズでは「しあわせの種」の名前で登場していた。
本家ドラクエで、はぐれメタルが「しあわせの靴」をドロップする縁からか、はぐれメタルを倒すと必ずドロップする。
名称についてはドラクエシリーズ恒例の「ちからのたね」や「すばやさのたね」と合わせたものと思われる。
このことからトルネコシリーズの草系アイテムの名称は「草」と「種」が混在しているが、シレンシリーズでは全て草に統一されて「ちからの草」「すばやさ草」「しあわせ草」となった。
また、
テリワン3D以降のモンスターズシリーズにも輸入された。
追記・修正をお願いします。
- シレンシリーズでこれ飲んで幸せになったと思ったことはほとんどない。敵にぶつけたときの方が結果的に幸せだったと思うくらい -- 名無しさん (2014-01-26 20:28:05)
- ゲイズのことかぁー!! あいつのせいでラセン風魔投げたのは苦い思い出 -- 名無しさん (2014-01-26 20:39:32)
- し あ わ せ -- 名無しさん (2015-02-13 13:58:29)
- やべえ シレンもパワポケも大好きなのにこれ見てしあわせ草が共通してることに気付いたわ(名前だけで全くの別物だけど) -- 名無しさん (2015-10-07 00:15:38)
- この項目からシレンシリーズのしあわせ草を分割して、項目名を「しあわせ草(パワポケ)」に変更することを提案します。 -- 名無しさん (2025-02-18 12:07:53)
- 元ネタ大⚪︎なんじゃ…… -- 名無しさん (2025-02-18 12:22:13)
最終更新:2025年02月21日 07:05