究極生命体 コスモロード(ヴァンガード)

登録日:2012/04/11 Wed 19:53:41
更新日:2024/10/04 Fri 22:47:43
所要時間:約 4 分で読めます




少年は、魔候襲来を手に入れた。

少年「ありすたんハァハァ、ツクヨミちゃんハァハァ」

ペリッ



コスモ「笑えよ、少年」
少年「・・・・・」



究極生命体 コスモロードとは、カードファイト!!ヴァンガードのユニットである。
初出は魔候襲来、レアリティはRRRとSP

究極生命体 コスモロード
G-3 P10000 CT1 エイリアン
ノヴァグラップラー
【V】:[あなたの《ノヴァグラップラー》のリアガードを1枚選び、レストする]そのターン中、このユニットのパワー+3000。


リアガードをレストすることで、自信をパンプアップする効果を持つ。
レストしたユニットを退却させ上書きコール、そしてまたレストと繰り返すことで、ファイナルターン級のパワーを発揮することが可能である。

しかし、上昇するパワーは3000である為、能力を使わずにそのまま攻撃した方が相手に要求できるシールド値を高くなる場合が多い。

つまり普通に戦う限り、この能力は間違いなく使わない方がいい
仲間1体レストというコストに対してリターンが余りに小さいのだ…

そのため、コスモロードの能力を活かすには専用デッキを作る必要がある。

そしてこのユニットの最大の特徴…それは数あるユニットの中でも屈指のハズレアということにある。(他にも酷いのが割りといるにはいるが)



魔候襲来のRRRには、それぞれのクランで軸となる半月ツクヨミや満月ツクヨミ、アモン、ありす、ロイヤルパラディン全盛期を支えた爆炎の剣士 バロミデスなどが存在する。
いずれも非常に強力なカード達であり、各クランで必須レベルのRRRである。
ちなみにコスモロードもRRR

また、発売当時は優秀なヴァンガード用G-3のアシュラカイザーの存在から、ノヴァグラップラーには、デスメタル・ドロイドのようなリアガード用G-3や、アシュラカイザーに引けを取らないヴァンガード用G-3が求められていた。
ちなみにコスモロードはリアでバニラ同然、ヴァンガードでもアシュラに大きく劣る。

その上、魔候襲来に収録されている他のノヴァグラップラーはアシュラカイザーと相性の良いユニットばかりだった。
コスモロードとの相性も…まあ悪くはないがアシュラでいいよね。



あまりの弱さと噛み合わなさで突出した存在感を持っており、
使い勝手の悪いコスモロードはハズレア認定の憂き目に合った。



◇相性の良いユニット
●マシラドロイド
数少ないコスモの友達。
メインフェイズにCB1を払うことで、レスト状態の自身をスタンドさせるユニット。
コスモロード以外で、このユニットをメインフェイズにレスト状態にできるのは、メガコロニーのスタンド封じとストリート・バウンサーだけである。
スタンド能力を持つこのユニットに、スタンド封じが使われる状況は珍しい。また、このユニットがスタンドしても前列のストリート・バウンサーはレスト状態のため、攻撃に参加することができない。
そのため、実質コスモロード専用サポートカードである。

●ハイパワードライザーカスタム
自身の後列にバトルライザーがいることで、パワー16000になるユニット。
後列のバトルライザーをレストすることで、リアガードの攻撃力を維持した上でコスモロードの能力を使用できる。


◇設定
ある時を境に突如ノヴァグラップル闘技場に出現するようになった謎の生命体。
倒した相手の生命エネルギーを吸収してより強くなる危険な戦士で、異星・別次元の存在ではないかと言われている。
なお、正式な登録選手でないにもかかわらず闘技に参加しているが、運営側はこれを意図的に黙認している節がある。
何の法則も前触れも無く突然襲い掛かる理不尽な「天災」は、尽きることない力への欲求を満たす為に戦士を喰らい続ける。


どこか狙って作られた設定のような気もするが、きっと気のせいだ。


少年「まさかコスモロードがでるなんて、貴重なRRR枠が無駄になってしまった。」
少年「まあいい、なにも女の子はRRRだけじゃない、RRにだってビーストテイマーやドリーンちゃんがいる。」

ペリッ

デュアルアクス「よう」

宇宙の果てまで、

ぶっ飛ばす!

デンジャラス・コスモストーム!
































その後、少年の姿を見たものは誰もいなかった。

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最終更新:2024年10月04日 22:47