チュートン(ロックマンエグゼ)

登録日:2011/10/02(日) 16:34:29
更新日:2024/11/19 Tue 19:45:09
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ロックマンエグゼシリーズに登場するウイルス。エグゼ3まで登場した。
外見はパソコンのマウスに閉じた目、鼻、ネズミのような耳を持ついろんな意味でマウスなウイルス。
デザイナーは良いセンスだと言っておこう。


ゲーム中では見た目とは裏腹に、避けにくい攻撃と素早さを武器に初心者キラーとして多くのロックマンを葬ってきた。

シリーズ屈指のいやらしさと言っても過言ではないだろう。

以下はチュートンが初心者キラーと呼ばれる所以である。

  • 攻撃
いやらしさその1。何マスが移動した後、ネズミの耳が生えた半球状の弾を発射する。あまり速くないので楽に避けられると思いきや、自エリアで一度直角に曲がる。攻撃力はさほど高くないが、他のウイルスとの兼ね合いで、かなりのいやらしさを発揮する。

  • 移動
いやらしさその2。素早く、むしろすばしっこくエリアを縦横無尽に移動する。エグゼ2まではワープ移動、エグゼ3では上下左右に滑るように移動する。どこに動くかは予想し辛く、こちらの攻撃が当たらない事もしばしば。基本的にロックマンのいる横列には移動しない。キレると(後述)さらに速くなる。

  • キレる
いやらしさその3にしてチュートンの一番の特徴。

具体的に説明すると、チュートンはHPが半分以下になると突然閉じていた目を開き、鋭い目つきになる。移動速度は更に速くなり、攻撃の頻度も増す。ここから奴は本気になってロックマンをデリートしにかかる。こちらの攻撃は当たらない、あっちの攻撃は避けれない……まさに地獄である。
エグゼ2のみキレた状態から更にHPが減ると白目を剥き、超ハイスピードで移動する。この状態になったら視認して攻撃を当てることはまず不可能。


このような点からチュートンは初心者にはとても嫌がられるウイルスとなっている。
序盤や中盤に出てくるチュートン1や2ならまだなんとかなるが、終盤からクリア後に戦うチュートン3はなるべく一撃で倒さないとHPMAXのロックマンもみるみるうちに弱っていく。

そんな彼らが本領発揮するのは恐らくエグゼ3のシークレットエリアだろう。
あそこはチュートン3以外にも強いウイルスが沢山いて一緒に出てくるとキツい。チュートン3が3体なんて眼も当てられない。
HPがそれほど高くないのが救いだが、シークレットエリアは自エリアは氷パネル、敵エリアはホーリーパネルというシチュエーションが珍しくないので、一撃で倒すのは難しい。

ここまで来ると中〜上級者でもやられる事もザラである。

チュートン3が三体出てきた→逃げる→ダメだ逃げきれない→のコンボは正に泥沼。


唯一の弱点は、チュートンの弾は進行方向のパネルに穴が開いているとそこで消滅すること。
あらかじめ前方の縦一列を穴にすれば楽になるが、デスマッチを使えばもっと楽。
ロックマンをじっとさせておくだけでチュートン側が勝手に穴を増やして、袋のネズミと化すからだ。
勿論、こっち側はエアシューズやエリアリターンなどを用意してヒビ対策を怠らないようにするべし。


バトルチップ

  • ラットン1・2・3
耳が付いた爆弾を発射。一度だけ敵の居る方へ曲がる。
ランクが上がる毎に威力と速度がアップ。

  • ラットンハナビ
ロックマンの前方に真っ赤な爆弾を置く。炎属性の攻撃が当たると物凄い速さで飛んでいき、ラットンと同様一度だけ曲がる。
条件付きな為、通常のラットンよりもダメージは高い。
ちなみに、わざわざ炎属性の攻撃を当てなくても、マグマパネルの上に置けば同様の判定となりすぐに発動する。

  • ハイパーラットン
ラットンのP.A(プログラムアドバンス)
ラットン1〜3を同じコードで揃えると発動。
速度は遅いがダメージの高いラットンを発射する。
余談だかこのエグゼ3のおつかいイベントでラットン1Cを届けて欲しいと日暮さんに頼まれるが、その客によるとラットン1Cは高級バトルチップで気になるお値段は10万ゼニーらしい…
ぼったくり。




追記・修正はチュートン3三体を暗転チップ使わずにバスティングレベルSで倒してからお願いします

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最終更新:2024年11月19日 19:45