スペクトラル・デューク・ドラゴン(カードファイト!!ヴァンガード)

登録日:2012/06/10 Sun 23:26:39
更新日:2024/09/24 Tue 18:57:39
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誇り高き貴族の竜よ。

黄泉の国からその姿を現わせ!


スペクトラル・デューク・ドラゴンとは、カードファイト!!ヴァンガードに登場するユニット。

以下、本ユニット及び関連カードのテキスト詳細

■スペクトラル・デューク・ドラゴン
G-3 P10000 CT1 ゴールドパラディン
[V][LB④](あなたのダメージが4枚以上で有効):[CB②,あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを3枚選び、退却させる]このユニットがヴァンガードにアタックしたバトルのクローズステップ開始時に、コストを払ってよい。払ったら、このユニットをスタンドし、そのターン中、このユニットは、『ツインドライブ!!』を失う。
[V]:あなたのソウルに「黒竜の騎士 ヴォーティマー」があるなら、このユニットの†+1000。

■黒竜の騎士 ヴォーティマー
G-2 P9000 CT1 ゴールドパラディン
[V]:あなたのソウルに「漆黒の先駆け ヴォーティマー」があるなら、このユニットの†+1000
:[あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを一枚選び、退却させる]「スペクトラル・デューク・ドラゴン」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「漆黒の先駆け ヴォーティマー」があるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から2枚まで見て《ゴールドパラディン》を2枚まで探し、ユニットのいない別々のRへコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。

■漆黒の先駆け ヴォーティマー
G-1 P7000 CT1 ゴールドパラディン
[V]:あなたのソウルに「幼き黒竜 ヴォーティマー」があるなら、このユニットの†+1000
:[あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを一枚選び、退却させる]「黒竜の騎士 ヴォーティマー」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「幼き黒竜 ヴォーティマー」があるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から2枚まで見て《ゴールドパラディン》を2枚まで探し、ユニットのいない別々のRへコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。

■幼き黒竜 ヴォーティマー
G-0 P4000 CT1 ゴールドパラディン
:「漆黒の先駆け ヴォーティマー」がライドした時、あなたの山札から7まで見て、「スペクトラル・デューク・ドラゴン」か「黒竜の騎士 ヴォーティマー」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
:「漆黒の先駆け ヴォーティマー」以外の《ゴールドパラディン》がこのユニットにライドした時、このカードをRにコールしてよい。

長々と説明したが要するに、

G0ヴォにG1ヴォがライド→七枚見て、G2ヴォorスペクトラルサーチ

G1ヴォにG2ヴォがライド→場のRを一体増やす

G2ヴォにスペクトラルがライド→場のRを一体増やす

という流れが、このユニット群の基本である。

素引きしてしまったドロートリガーの処理に最適で、一度回り始めれば不要な手札コスト一枚で最終的にR三体分のアドバンテージが稼げる。

同じFV候補であるキルフはブースト要員として及第点である†5000とはいえ、ボードアドバンテージを二枚(しかも戦闘要員としては優秀なバニラ)も消費してのスペリオルライド能力に比べると、このヴォーティマーサイクルはかなり魅力的に映る。

……え? クロンはって? え、えーと……あなたが使いたければ使えば良いんじゃないんですか?

また、最終進化形態であるスペクトラルに順当にライドできれば、六弾環境においてゴルパラ唯一の†11000ユニットになれるのも魅力。

最近の環境では大半のクランのRが、普通に20000ラインで殴ってくるので、永続的なパンプはあって困る事は無い。

目玉であるLB能力だが、これがまたクセ者なスキル。

簡単に説明するとファントム・ブラスター・ドラゴンと同コストで、ヒットしなくてもドラゴニック・オーバーロードと同じ条件でスタンドするというもの。

コストは決して軽く無く、またシュテルン・ブラウクリューガーのように後列ごと起こせない等、扱い難さとしては類似スキルを持ったユニットに比べかなり突出している。

一方でヒットしなくても発動できるという点は、相手にしてみればかなりのプレッシャーで、仮に完全ガードや十分なシールド値を手札に握り込んでいたとしても、常に第ニ撃を考慮したガードを心掛けないと、思わぬタイミングで詰められてしまう事がある。

また、この「ヒットせずとも」という部分の最大のメリットは、ツインドライブ!!時の一枚目のチェックで引き当てたクリティカルトリガーの効果を全てVに乗せても無駄にしにくいという点で、全ユニットの中で断トツに一枚分ガードを突破しやすいといえる。

平然とVにトリガーを乗せてくるという行為は、無駄になりやすというデメリットがある一方、相手にとってはプレッシャーそのもの。

しかし、かといってガードを多めに払えば払う程、第二撃目に対する備えが薄くなる……と、この呪いのようなジレンマに一度ハマってしまうと、SAN値がガリガリ削られていく事は間違いない。

LB能力なのだから三ダメで押さえれば良いんでね? と思う人がいるかもしれないが、進化ライドが成立している時点で既にアドバンテージは稼げている為、無理にスペクトラルにこだわる必要も薄く、あっさり大いなる銀狼 ガルモール等に乗り換えられ、更にボードアドバンテージを稼がれる事も珍しくはない。


……と、このように、使う側としても使われる側としても厄介極まりないユニットであり、特にLB能力に関しては上級者向けと言えるだろう。


聞け、冥殿の魔穴の呻きを! 追記・修正!

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最終更新:2024年09月24日 18:57