主人公(カスタムロボV2)

登録日:2012/06/21(木) 20:19:21
更新日:2024/12/18 Wed 11:05:50
所要時間:約 6 分で読めます





「お兄ちゃん、きょうだいがフーちゃんだけじゃつまんないんでしゅね!?」(妹のフタバ談)

「…この間のユリエとのデート、どうだった?」(ライバルのツルギ談)

「ツルギよぉ、どうでもいいけど、何だよそのユリエとデートって話は?」(ライバルのヤイバ談)





項目名の通りカスタムロボV2の主人公。片鍔の帽子がトレードマークの青髪の少年。母親と妹のフタバとの3人暮らしで舞台となる街には引っ越してきたばかりである。
母親がカスタムロボに対していまいち理解が無い故にロボを買ってもらえなかったが、懸賞でシャイニングファイター型のロボ「レイⅡ」を手に入れたことによりカスタムロボの世界に足を踏み入れることになる。

前作主人公と同じでプレイヤーの分身という立場故か作中では一言も言葉を発さない。しかしゲンタやタイヘイを始めとした大勢の友人やライバルと戦う中でメキメキとカスタムロボの腕を上げていくことになる。

なお、前作と違ってストーリー中でもレイⅡ以外のロボを使用することが可能となっている。

…しかし無口で従順なのをいいことに友人2人にしょっちゅう押しかけられたり、自宅が浮浪者の溜まり場と化した挙げ句自分の朝食の準備を忘れられたり、ユリエに顎で使われたり、挙げ句女装させられたり、残念なイケメンと化したツルギに無茶苦茶な言いがかりをかけられたりと、色々悲惨な目にも遭っている。
その悲惨さは本家wikipediaにも言及されてしまうほど。
更にいえば激闘編ストーリーまで含めても、歴代主人公で女の子の影が無い主人公は彼のみ。
一応V2もヒロインはユリエということになっているのだが、彼女は彼女で初代主人公(=V2で言うロボカップ決勝で登場するチャンピオンの事)の事を思っているのが示唆されたり、
カリンやカトレアなんかもその類いで、ナナセはナナセでタクマとお似合い(トラジ談。GXでは早く結婚しないかなと言われる程お似合いなようだ)なようで、フタバは妹なので……
残るはミナモだが、バトル勝利後によく見るとかわいいと言われるが、特に進展はない。

以下、ネタバレ含む。














◆旅立ち編での活躍

  • 序盤〜サンデー・マッチ編
上述の通りレイⅡを手に入れたことによりカスタムロボの世界へと身を投じることに。

ロボステーションで出会った友人であるゲンタとタイヘイに連れまわされる中
ロボステーションやバトル・スクウェア、更には嘗ての闇バトルの会場跡地など様々な場所でバトルを行い腕を磨いていく。

そんな中、ロボステーションの所長であるロボ博士に目をつけられ歴代の優秀なコマンダーのホログラム(前作のキャラ達)とのバトルも経験していく。

そして、ロボ・ステーションで開催されるサンデー・マッチに参加することになるのだが、決勝の相手であるタクマ塾の女幹部ナナセが突如として決勝を放棄する。結局主人公が繰り上げ優勝するも、その顔に喜びはなかった。

  • タクマ塾編
ナナセの棄権に納得のいかないゲンタに半ば強制的に引きずられる形でタクマ塾に殴り込みをかけることになる。最初はコッソリ侵入しようにも失敗。(この時、前作を知る人間にはどうしてこうなったな変貌を遂げたユリエと接触)

対策を練る為にロボ博士の下を訪れた際に出会った、ジロウの紹介によりタクマ塾へと向かい、塾生とのバトルで適正を認められてタクマ塾へ入門。

そこでも更に腕を上げてていき、街で凄腕のコマンダーとして有名なコマンダー3兄弟のヤイバやツルギにも目をつけられるほどの腕前となっていく。
遂には塾卒業の連続バトルで幹部のトラジ、ナナセ、そして塾長のタクマすらも撃破し、「Vコマンダー」の称号を与えられる。
そして仲間の塾生に見送られながらタクマ塾を卒業する。

  • マリンパーク・フェスティバル編
タクマ塾卒業後も多くのバトルを経て、作中では2つ目の大会となる「マリン・パークフェスティバル」に参加。
しかし参加申し込みが過ぎていたため、コネを持つジロウの出した課題をクリアし参加することに。
こっそりデュアルダイブの練習をしていたゲンタ&タイヘイ、主人公に勝つために研究をしていたユリエ、コマンダーとして復活したヤイバを倒し(ついでにビビりの少年も)優勝。
表彰式にフカシと彼のペットのイルカであるクレオパトラの乱入があるも難なく撃破。今度こそ実力での優勝を果たす。

  • ゴライアス編
ある日突然タイヘイが催眠術にでもかかったかのように夜中に謎の行動を取る。主人公がこれを撃破し、原因がタイへイのロボに仕掛けられた催眠チップであることを突き止める。
そして操られていた際にタイヘイがタクマ塾に向かおうとしていたことを情報源に主人公たちはタクマ塾へと向かうも有益な情報は得られずに終わる。
しかし翌日、塾の生徒の大半がタイヘイと同じように操られてしまい、その原因の大元である秘密結社「ゴライアス」が登場。彼らと戦うことになる。

主人公は仲間と協力し、ゴライアスに下ってしまったツルギとヤイバの駆る違法ロボ「ベイオネット」や、操られたジロウ、元ドレッドの科学者であるホムラ、人質を取られてバトルを強制された本気のタクマ、更には幹部であるコテング、ボロンジ、ロウガといった強敵たちを次々と撃破。
そして総統ロクドウが用意した切り札である自律巨大違法ロボである「ジェイムスン」、実はロクドウの娘であったナナセが駆る違法ロボ「メイジェル」をも倒し、ゴライアスを壊滅させた。

ここで一旦エンディングを迎え、旅立ち編は終了する。

余談だがこのゴライアス編で主人公への負担はかなりのものであり

  • バトルするだけで負担がかかる違法パーツを装備している相手とのバトル
  • 危険なホロセウム外でのバトル
  • 同行者が戦闘不能だったり実力的に敵に歯が立たなかったりするためその分主人公にバトルが回る
  • これまた負担のかかる遠距離ダイブとその状態でバトル
  • その後コロシアムで違法パーツフル装備のホムラの自律機動型ロボとバトル、ユリエが挑発をして怒らせたため余計にもう一戦バトル
  • コテングとボロンジや違法パーツを装備したジロウやヤイバとツルギとのバトル
  • ロボのダメージがコマンダーにも伝わるホロセウムを使用した本気のタクマ、弱った所を狙ってきたロウガ、ジェイムスン、違法パーツフル装備のナナセとの連続バトル

これをほぼ休み無しで続けている。熟練コマンダーですら疲弊するほどなのにプレイヤー操作とは言えホントに子供か疑いたくなる。
前作のマモルや今作のユリエは20戦でも無茶苦茶扱いされるが主人公はそれ以上の数をこなしている。タクマ塾にゴライアス幹部が現れたときからカウントすると、だいたい30戦ほど戦ったことになる。(違法パーツ戦含む)
とは言え、会話内容を見る限り疲労はあるようだ。
基地潜入手前の出来事のビクトリーウェイでゴライアスを追っている時は連戦のため体力を消耗し逃げられているため体力が尽きない訳ではないようだ。




◆激闘編での活躍

その名の通り激闘編では「ノン・リミットバトル」「パーツとりあげバトル」「パーツレンタルバトル」の3つのルールの下、数多くのバトルフォートで旅立ち編以上の激闘に身を投じることになる。
ゴライアスを壊滅させているためそれなりに有名人。
ハヤオやリヒトといった前作のキャラも多く登場する中、自分とそっくりの偽主人公の登場や、前作の悪役であるドレッドの復活などといったストーリー性もそれなりにある。
(因みにユリエとのデートやそれに伴うツルギの残念なイケメン化、主人公女装イベントなどのネタ要素も満載)

多くの強敵を撃破し、更にはカスタムロボの最高峰の大会である「グレート・ロボカップ」をも制覇する。
因みにこの際、前作の主人公がチャンピオンとして登場しなんと普通に喋る
やはり前作主人公及びチャンピオンだけあってかなり強い
人によっては鬼門となるかもしれない

その水面下で密かに復活を遂げようとしていたドレッドとゴライアスを単独でまとめて撃破。この時に違法パーツ一式を入手しますます手がつけられない存在となっていく。
そして嘗てのチャンピオンであったマモルや、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つの隠しタワーをも攻略。ゴールドタワーの最後の相手である偽主人公とも決着をつけた。

因みに、女装した主人公は周りにバレずユリエや妹が嫉妬しツルギが褒めるほど可愛い。まぁナナセには見破られてしまったが

案外中性的な外見なのかもしれない

またこの際、男であることを悟られないため名前の最後に必ず「子」がつくようになる。












追記・修正はドレッドとゴライアスを潰してからお願いします。

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最終更新:2024年12月18日 11:05