ユリエ(カスタムロボ)

登録日:2011/07/21(木) 02:19:11
更新日:2025/05/14 Wed 16:31:20
所要時間:約 4 分で読めます




カスタムロボシリーズに登場するキャラ。
一作目、V2のメインヒロインである。
性格は大人しく、思いやりがあって優しい。
チャンピオンである兄のマモルが誇りで、大好き。
病弱で、ロボバトルができないため、コマンダーに憧れている。
「えへへ」とはにかむように笑うのが癖。
マスコット作りが趣味だが、そのセンスは壊滅的で、貰った人間が「なんだこれ…」となるほど、ユリエがイメージしたものとはかけ離れた異物になるが、ユリエ的には上手く出来上がっているらしい。



●劇中での活躍


  • 一作目

病弱であるため、コマンダーであり親友であるカリンをヒーローのように思い慕っている。
主人公がカスタムロボを始め、メキメキと腕を上げていくのを見て、主人公とも仲良くなる。
えへへ、と笑いながら兄の自慢話をしたり、主人公を応援したり。
ユリエ可愛いよユリエ。

ユリエとの帰宅イベント(?)で歓喜しユリエにメロメロになったのは筆者だけじゃないはず。

まあそんな感じで、プレイヤーやら主人公やらハヤオやらをメロメロにしていくが、体内のナノマシンを狙うドレッドに誘拐される。
だがすぐに駆けつけた兄のマモルや、主人公達の活躍で無事に救出された。
グレートロボカップも再開され、主人公やハヤオにお守りとして手作りマスコットをくれる。
形はあれだが、愛があれば問題ない。ユリエ可愛いよユリエ。

スタッフロールでは、無事元気な身体になり念願のコマンダーになったようだ。
ユリエとの初バトルをかけて主人公とハヤオが争うほどである。


  • V2

…どうしてこうなった。






タクマ塾に潜入しようとした主人公の前に登場。
長かった髪をバッサリ切り、キャッツアイを連想させるような身軽な格好で姿を表した。
内気だった性格は、活発で明るい、ハイパーワガママ少女に変貌している。
ジロウさん曰く、1年前にコマンダーデビューを果たした際、今までおとなしくしていた反動が一気に来てとんでもないオテンバ少女になったという。
独断で悪の組織について調べる自称スパイコマンダーとして暗躍し、ユリエを連れ戻して欲しいとマモルに頼まれたジロウの説得も無視して、好き勝手に動き回っていた。

…どうしてこうなった!!

登場後ゲンタをあっさり倒し、主人公と対決。
主人公に敗北するも、『本気を出していなかった』と余裕たっぷりにいい飄々と帰って行った。


使用ロボはエアリアルビューティー型のプラネッタ。
ガンはマルチプルガンを愛用している。

タクマ塾卒業試験にて主人公に敗北。
本気で悔しかったようで、かなりのショックを受けていた。このへんは親友のカリン譲りか。


町の失踪事件について調査していたが、タクマ塾が怪しいと睨む。主人公達とタクマ塾に向かうが、その次の日の朝にゴライアス出現。
単身先に追跡し、仲間達に目印を残すため、例のマスコット人形を使用。……この際思いっきりヘタな手づくり人形と言われてしまった……。

このときのやり取りは面白く

ジロウ「昔から作ってるのに一向に上手くならないんだ…。俺も貰ったことあるが…奇怪な宇宙生物みたいな人形だったよ」
ゲンタ「これをプレゼントされるのはかなりツライものがあるな…」

ゲンタ「これ何だよ…?」
ジロウ「ツバメじゃないか?」
ヤイバ「飛行機にも見えるぜ」
タクマ「フグだろう

ジロウ「かろうじて人の形は留めているな」
タイヘイ「こ、怖いよこの人形…」
ヤイバ「呪われそうなデザインだな…」


ユリエのマスコット人形はどれだけカオスなんだ…

その後10や20の無茶なバトルで疲労したユリエを確保。
(前作では、ユリエを助けるために突っ走った兄が同じことをしている。血筋だろうか)


この際とうとう堪忍袋の尾が切れ本気で怒ったジロウから自分の行動が誰のためでもないただの自己満足であると指摘され、ようやく独走を控えるように


その後潜入したゴライアスのアジトでは、仲間をバラバラにされ、自分も身動きがとれなくなったのでとりあえずロボにダイブして救要請した。
通気孔の自律機動型とは戦ったのだろうか…

おしりのポケットに入れられたり散々な扱いを受けたが、無事主人公に救出された。
その後はメインヒロインらしく主人公と共に行動し、要所要所で活躍した。1年前の恨み晴らしにホムラを徹底的に煽り散らして余計な1戦をさせたりもしたが


激闘編では、その小悪魔的な性格を存分に発揮し、ストーカーことハヤオ、残念なイケメンのツルギ、その他諸々のモブキャラ達を翻弄している。


デート券をかけた大会もあるほど。
しかも優勝すると本当にデートする。
デート中はユリエのワガママ全開で主人公涙目…てか奴隷。

また別の大会では主人公の妹と組んで主人公を女装させたりやりたい放題である(ちなみにそのせいでメインキャラ約1名が覚醒した)。

ど う し て こ う な っ た ! ! !

ちなみに本作でマモルお兄ちゃんのシスコンぶりに拍車がかかった。前作を見ると無理もないんだがそれはそれは残念なことなっている。ユリエマジ悪女


  • GX
大人びたお姉さんとなって登場。髪は再び伸ばしており無印のユリエをそのまま成長させた感じになった。
本作ではパワースタイルのフェーべを使用。プラネッタとは別れたようだ。(登場しないので仕方ないが。一応GXでの名称マルチプルミサイルとなったマルチプルガンを使うトーナメントはある。一つだけだが)
成長して多少は落ち着いたのか性格はV2に比べるとワガママっぷりは鳴りを潜めた。無印を思わせる言動も見られる。
とはいえV2譲りの気の強さや自分をカワイイと思ってはばからない点は健在。総じて子供っぽさと大人っぽさが入り混じった感じ。
残念ながら出番は激闘編のみでしかも登場頻度は低め。

そんなわけで登場頻度事態は少ない本作の彼女の特徴は、初代で闇組織に誘拐されて怖い目に合い、その影響かV2では自律起動型や違法パーツを使っているホムラにあからさまに嫌悪感を出していたのにも関わらず、何をどうしたか自律起動型も対戦相手として登場する闇の大会に出場し、違法パーツを使う点であろう。

……どう言うことかというと、本作でも激闘編ではマモルと戦えるのだが、その際に「最近ユリエが怪しいところに出入りしている」旨の発言を聞くことが出来る。
その「怪しいところ」というのが、表の大会を全てクリアしたあとに解禁できる闇バトルの大会を行っているステーションで、そこのトーナメントに参加しているのである。
ここの大会は闇バトルなだけあって違法パーツの使用に一切の制限が掛からず使えるのだが、彼女も普通に使うのであった*1

そして大会での対戦前、確率で主人公に、違法パーツは好きか嫌いか、とか問いを投げる。ユリエ本人は違法パーツを使うのに異論は無い様子。
始めた当初は正義感などで勝手にとはいえ行方不明事件を追いかけたりしていた彼女が、気がついたら悪い遊びにハマるいけない子にしか見えないのは禁句である。恐れ知らずというか若気の至りというか…
そしてそういうのを取り締まる立場のマモルは実態を知ったらどう思うのか……

負けると拗ねた姿を見せるのはV2同様。そしてこれまた確率でトンでもないことを言う。
「んもぅ、今度はちょっとは手加減してよね」
「勝たせてくれたら、デートしてあげるからさぁ、エヘ」

……マモルお兄ちゃんの心配は当分収まらなさそうである。

  • 激闘!
本編では未登場だが、ユリエがアイドル・コマンダーとして活躍していることが作中会話で語られている。
実はV2のマリンパークでとあるモブプレイヤーから「あの子アイドルコマンダーみたいなのいけるんじゃない?」と語られており、その伏線が張られている。どうやらユリエにはそのアイドル・コマンダーの素質があったようだ。


えへへ…追記・修正していく?

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  • ユリエ
最終更新:2025年05月14日 16:31

*1 といっても使用パーツは弾速の強化されたリュウジンボムの1つのみで、特に強力な装備というわけでもないのだが、それはともかく違法は違法である