海常高校

登録日:2010/05/25 Tue 14:59:29
更新日:2025/01/16 Thu 00:34:18
所要時間:約 4 分で読めます





海常高校とは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『黒子のバスケ』に登場する高校のひとつである。


●概要

神奈川県にあり、全国クラスの強豪でIHの常連校。キセキの世代の1人、黄瀬涼太を獲得した。
スポーツに力を入れている高校で、バスケ以外の部活動も強豪。また、バスケ部は専用の体育館がある。
作中では誠凜高校と練習試合をするも2点差で敗北。その後、インターハイ全国大会の準々決勝で青峰擁する桐皇学園と対決するもベスト8で敗退。
ウインターカップにも出場し、此方では灰崎擁する福田総合を破って準決勝まで勝ち進んでいるが、誠凛に惜しくも敗れる。
その後の3位決定戦で秀徳に敗北したため最終的な成績は4位となった*1

団結力は笠松を中心としてかなり強く、特に誠凛戦以降更に強まった事が窺える。
描写でも誠凛に次いで仲が良い場面が目立つ。黄瀬が他のキセキと比べて人付き合いが良いのもあるだろう。

最初に対戦した高校であり、また作中最序盤に登場した都合上当初はスタメンの内2名しか名前が判明していなかったが、インターハイ本戦にて全員の名前が判明した。


●所属人物


相手の技を見てすぐに自分のものにする「キセキの世代」の1人。詳しくは個別項目へ。 


背番号4/三年/178cm/66kg/PG
海常高校の主将であり、専門誌に載るぐらい有名なPG。
桃井の予測を振り切った動きを見せるなど、作中プレイヤー内でも高水準の実力の持ち主で得点能力も高い。

体育会気質で黄瀬に蹴りを入れたり小突いたりしていて、さながら相方。部員から慕われており、桐皇の監督からは大したキャプテンシーと評された。

前年のIHで自身のパスミスで優勝候補のチームを初戦敗退させてしまい、バスケを辞めようとしたが監督は逆に笠松を主将に選ぶ。
以来、「けじめ」として全国大会優勝を目指している。

ボケがやたら多い海常高校のツッコミを一身に引き受けているが彼自身も女性が苦手という一面があり、時にはキャラ崩壊を起こす事も。
さらなる詳細は個別項目も参照。

  • 森山由孝(もりやま よしたか)
CV:樋口智透

背番号5/三年/181cm/67kg/SG。

(パラメータ)(10段階評価)
身体能力:6/10 技術:9/10 スタミナ:8/10
特殊能力:7/10 精神力:7/10 合計:37/50


独特のフォームや回転の(と言うかマトモに回転していない)シュートを撃ち、作中人物から口を揃えて「変」と評されつつも成功率は高い。

切れ長のイケメンだが思い込みが激しく、大事なIH準々決勝直前ですら可愛い女の子の為に頑張ると言っちゃうくらい惚れっぽい。笠松曰く「残念なイケメン」で、ゲームではその残念さが相当振り切れている。

名前が判明したのは桐皇戦だが彼らしい人物は最初の誠凛戦で既に登場していた(当初は黒髪だったが再登場時はトーン髪になっている)。
地味に人気キャラの一人。

  • 小堀浩志(こぼり こうじ)
CV:佐々木義人

背番号8/三年/192cm/74kg/C

(パラメータ)(10段階評価)
身体能力:7/10 技術:8/10 スタミナ:9/10
特殊能力:4/10 精神力:8/10 合計:36/50

海常高校スタメンの中では比較的常識人。
黒バスによくいる「モブに近いスタメン」の1人。ぶっちゃけ地味。

…だったのだがvs誠凛(WC準決)にて突如覚醒。
なんと無冠の五将である木吉と互角以上の戦いをするという海常高校スタメンでは地味な印象が強かった彼からは想像出来ない活躍をしていた。

あまり目立たないが技巧派のセンターで基本的な技術は一流であり、DFやリバウンドのスキルで若松や木吉と渡り合うほど。
かといってパワーが無い訳ではなく、木吉に競り勝ちバスカンを決めたりもしている。

また、あの黄瀬のイグナイトパス廻をあっさり取って読者の度肝を抜いた(コミックのNGでは本人も驚いていた)。

さり気なく誠凜高校との練習試合の時から出ている上に2巻表紙も顔を出しているが、名前が判明したのは桐皇戦から。
因みに身長が192cmもあって体重が74kgしかなく、スポーツマンにしては痩せすぎである。*2

  • 早川充洋(はやかわ みつひろ)
CV:野間田一勝

背番号10/二年/185cm/77kg/PF

(パラメータ)(10段階評価)
身体能力:7/10 技術:5/10 スタミナ:10/10
特殊能力:5/10 精神力:8/10 合計:35/50

リバウンド命で作中では意外と少ない真っ当かつベタなPFらしいプレイスタイルで、桐皇インサイド陣に競り勝つ描写も目立つ。
若松にガキ呼ばわりされたが同い年である。

余りの早口でラ行が言えてない、かなり空回った熱血漢*3
しかもやたらめったらリバウンドを取りたがるリバウンド馬鹿。
火神からは「外れたボールへの嗅覚がスゲェ!」と評され、事実彼や木吉からOFリバウンドをもぎとっている。
DFスキルもかなり高く、土田曰く「正邦の津川並み」らしい。
順当にいけば次期主将のポジションだが…大丈夫だろうか?

  • 中村真也(なかむら しんや)
CV:蓮池龍三

背番号10/二年/181cm/SG

(パラメータ)(10段階評価)
身体能力:7/10 技術:7/10 スタミナ:9/10
特殊能力:4/10 精神力:7/10 合計:34/50

海常の控え選手で眼鏡キャラのひとりでありウィンターカップ編で登場。
黄瀬の体力を温存するため彼と交代する形で途中から姿を現した。
全中ベスト8の実績を持ち、DF力が有名らしく、土田の見立てでは正邦の津川レベルはある模様。
が、覚醒した火神の完全な噛ませにされた。ファンブックではオカルト好きで、苦手なことは「黄瀬と二人きりになると会話が続かないこと」らしい。

  • 竹内源太(たけうち げんた)

メタボ気味の体格が特徴の海常高校のバスケ部監督で日本史の教師。39歳。
初登場時は格下と見た相手には強気に出る性格で小物感が強かった*4
しかし、黄瀬の潜在能力を見抜いて獲得したり笠松を主将に指名した経緯など以降の描写では監督としての確かな技量を表している。
桐皇戦では相手の監督に対抗して無精髭を剃り、スーツを着てイメチェンをした。
また、WCでは誠凛に負けたことで黄瀬含む選手たちが変わったことを実感し、誠凛に感謝していた。

相田リコの父、相田景虎とは旧知の仲で、景虎からは『ゲンゲン』と呼ばれているが、そう呼ばれるのを嫌がる。現在こそメタボ気味な体格だが、ファンブックにて元全日本代表という驚きの事実が判明している。



追記、修正するとしたらIHの時っすね

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最終更新:2025年01月16日 00:34

*1 エースの黄瀬が怪我で欠場したため、試合展開は一方的だった

*2 黄瀬より3cmも背が高いのに3kgも軽い

*3 アニメでは演技が難しいのか、かなり変な喋り方になっている

*4 同時に黄瀬のことを特別扱いしていた