十手(Lycee)

登録日:2012/06/11 Mon 21:21:25
更新日:2024/11/17 Sun 07:58:59
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十手/Jitte (青)
エンチャント―オーラ
エンチャント(クリーチャー)
被覆
エンチャントされているクリーチャーは「(0):以下の3つから1つを選ぶ。「エンチャントされたクリーチャーはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。」「クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」「あなたは2点のライフを得る。」この能力は1ターンに1度しか起動できず、1度選んだ能力は起動できない。」を得る。


十手/Jitteとは
Magic the GatheringLeafブロック4つ目の大型エキスパンションver4.0に収録されたエンチャント オーラである
見ての通りあの悪名高き梅澤の十手の調整版である。
梅澤の十手との違いは以下のとおり。
  • アーティファクトからエンチャントになったことで除去に弱くなった。
  • またエンチャントになったことで有色になり、色拘束が生まれた。
  • 色拘束がついたことで1マナ軽くなった。
  • エンチャントになったことで装備コストが必要なくなった。
  • 伝説のパーマネントではなくなったので複数場に出すことができる。
  • 能力が全て一度きりになり、3つの能力がクリーチャー依存となったため利便性が減った。

と、コストが減った代わりに利便性の面で大きく弱体化されているが、かといって紙屑にまで落ちたかというとそうではない。
とても絶妙なバランス調整が施されたといえよう。
クリーチャーの質があまり良くない青にとっては嬉しい強化であり、青でビートするならまずコレといった程度には必須である。

































…もちろん「嘘です」よね?

   *   *
 *   + いいえ、だいたい本当です
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *



十手とはLyceeのLeaf4.0で登場したのアイテムである。
以下効果

十手 EX1 使用代償[月]
このアイテムはイベント・特殊能力の対象に指定できない。このキャラは次の特殊能力を得る。

十手(0)
次のうち好きな効果を1つ選んで使用する。
  • このキャラにAP+2・DP+2する。
  • キャラ1体にAP-1・DP-1する。
  • 自分のゴミ箱のカードをランダムに2枚、持ち主のデッキの一番下に置く。自分のゴミ箱のカード全てをゲームから取り除く。
(1ターンに1回まで使用可能。同じ効果は2回以上選ぶことができない。)

ちなみにLyceeはデッキの枚数=ライフなので2枚デッキに戻すということは2点ライフ回復に等しい。
なぁにこれぇ
Lyceeは露骨なMtGパロディをやることに定評があるTCGである。
MtGの天秤/Balanceと同じ効果の「バランス」と言う名のカードを生み出しMtGと同じようにゲームバランスを崩壊させたり。
なんの冗談か剣を鍬に/Swords to Plowsharesをそのまま輸入し(除去担当色)がヒャッハーしたり
開発は何を思ってエターナル級のカードを輸入してくるのか全く理解できない。
それらに比べて十手のこの絶妙な調整っぷり(それでもやや強いが)は目を見張るものがある。
更にはアイテムの扱いが得意な色であり(ぶっちゃけはMtGのとほぼ一緒、ドローとパーミと置物使い)。
キャラクターの質も防御よりだったため、十手の登場によりビートダウンが可能になったのである。


追記・修正はWtoCにこのカードを郵送してからお願いします。

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最終更新:2024年11月17日 07:58