パクリオ(デュエル・マスターズ)

登録日:2012/09/12 Wed 21:39:43
更新日:2024/06/02 Sun 12:12:14
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「いい切り札だ。鍵をかけて大事にしまってあげようね。」



パクリオㅤUC 水文明 (4)
クリーチャー:サイバーロード 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見る。その中から1枚選んで裏向きにし、新しいシールドとして相手のシールドゾーンに加えてもよい。

概要

《パクリオ》とはデュエル・マスターズ転生編第2弾「神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」に登場したクリーチャーである。

レアリティはアンコモン。
バトルゾーンに出した時に、相手の手札をシールドに封じ込める効果を持つ。

水文明では貴重なハンデス能力を持つクリーチャーで、闇の解体人形ジェニーと並んで、数多くのコントロールデッキに採用されてきた。

解体人形ジェニーと比べた場合の違いをいくつか挙げると、

・相手のマッドネス発動を防ぐ
墓地に捨てるハンデスではないので、《永遠のリュウセイ・カイザー》などの強力なマッドネスクリーチャーを安全に手札から引っこ抜ける。

・シールドに埋めることにより、回収を難しくする
シールドのカードは、基本的に相手のクリーチャーの攻撃でシールドをブレイクされた時しか手札に加えることはできない。
なので、紅蓮ゾルゲのような殴らないで勝つデッキでは、ほぼ除外に近い働きをしてくれる。

また、パクリオ自身はサイバーロードを種族に持つため、デスパペットのジェニーに比べて、進化クリーチャーや種族サポートが豊富にある。
とはいえ、一概にパクリオが有利かというとそんなことはない。

パクリオのハンデスはコントロール型のデッキには相性がいいものの、積極的に攻撃していくビートダウンタイプのデッキでは、割るべきシールドを増やしてしまうため、あまり使われることは少ない。
また、直接墓地に落として使用不可能にするジェニーと異なり、このハンデスはあくまでも時間稼ぎでしかない。

デッキの文明、自身の戦略に合わせて、ハンデスの種類を使い分けるといい。

相性がいいカード達

相手のシールドを直通墓地に送る白き竜。
厄介な「S・トリガー」つきのカードをパクリオで封じ込め、焼き払おう。また、この焼却は置換効果であるため、墓地に落ちると山札を回復する《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》も墓地送りに出来る。

  • 《無限王ハカイ・デストロイヤー》
のクリーチャー1体以上から進化する超無限進化を持つ進化クリーチャーで、相手のシールドをブレイクした時、相手はそのシールドを全てのプレイヤーに見せ、それが呪文だったら自分がコストを支払わずに唱えるという能力を持つ。
パクリオで強力な呪文を埋めて効果発動を助けることができる他、パクリオは水文明のクリーチャーなのでハカイ・デストロイヤーの進化元にもなれる。

ブレイク・ボーナスで相手の山札を上から4枚破棄する。
パクリオのハンデスで安全なシールドを作れば、より確実にブレイク・ボーナスを発動させられる。

しかし、今は黒い狼野郎と悠久のせいで、あまりお目にかかることはない。

  • 《超電磁トワイライトΣ》
種族に「サイバー」とあれば、どんなクリーチャーからも進化できる進化サイバー・コマンド。
場に出た時に、自分の進化でない「サイバー」を好きなだけ手札に戻したら、戻した数同様に手札から非進化の「サイバー」をコストを踏み倒して場に出す能力を持つ。
これによりパクリオの能力を使い回すことが可能。相手にとってはたまったもんじゃない。

  • 《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》
相手のシールドの数だけガチンコ・ジャッジを行い、勝った回数分ハンターを踏み倒すゼニス。
パクリオで手札にシールドを埋めることでガチンコ・ジャッジの回数を増やせ、《不敗のダイハード・リュウセイ》を踏み倒せば埋めたシールドを焼却して安全に処理できる。


漫画での活躍

週刊少年サンデーで連載の始まった「Duel Masters Rev.」に登場。

謎の男の手持ちと思われるパクリオが実体化し、ヒロインの風呂をデジカメで盗撮する。(クリーチャーの姿は限られた人物にしか見えないため、端からみるとデジカメが空中に浮いている怪奇現象)
カメラを取り上げようとした主人公に向かって、手持ちの鍵からビームを放ち応戦する。
しかし主人公が昔タイムカプセルに入れた、手描きの《セブ・コアクマン》が実体化。
そのまま喰われてしまい、謎の男が持っていたパクリオのカードはバラバラに。



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最終更新:2024年06月02日 12:12