カブトロング(ショッカー怪人)

登録日:2011/10/24 Mon 03:28:56
更新日:2025/06/13 Fri 17:37:09
所要時間:約 2 分で読めます





笑わせるな仮面ライダー!無敵の改造人間、カブトロングの敵ではないわ!

出典:仮面ライダー/東映/第65話「 怪人昆虫博士とショッカースクール」/1972年6月24日放送


所属組織:ショッカー
モチーフ:カブトムシ
登場作品:『仮面ライダー
話数題名:第65話「怪人昆虫博士とショッカースクール」


【能力解説】
カブトムシ型の改造人間で自らを昆虫博士と呼ぶ。また鉄人カブトロングと名乗った事も。
後ろの角から白い麻痺弾を発射して催眠術で子供をショッカースクールの生徒にする。
ライダーに引けを取らない怪力の持ち主で、額の大きな角と、草を燃やすほどの威力がある左手の電磁バサミを武器に戦闘を行う。また、カブトムシに変身可能でその姿で戦闘員に指示を出す。
「ギギギギギギ」という鳴き声を出す。
は池水通洋が担当している。


【仮面ライダー】
第65話にてショッカーの幹部地獄大使は世界中にショッカースクールという学校を開校して子供達をショッカー戦闘員にする作戦を企てる。
第一弾としてカブトムシをエサに子供達をショッカースクールバスで高尾山まで連れ出すと、昆虫博士ことカブトロングの催眠術で操り、立派な戦闘員にする為の悪魔の授業を行っていた。
子供たちの異変でこの動きを察知した本郷猛をショッカースクールバスを使い罠にかけようとするがライダーに変身されて失敗。
だが戦闘中に滝和也を捕らえる事に成功し、地獄大使の提案でショッカースクールの卒業教材とする為アジトへ戻る。
さっそく操られた子供達にカブトムシ手榴弾で滝を始末する卒業試験を行おうとするが、潜入していた五郎が助けようと飛び出しそこにライダーも現れ事態が悪化する。
滝も救出され駆けつけた立花藤兵衛等に子供達を任せてライダーはカブトロングとの戦闘を開始。
ライダーを相手に白い麻痺弾や電磁バサミで奮闘するも最期は投げ飛ばされライダーキックを受けて吊り橋から落ちて爆散し、カブトロングが倒されたことで子供達は正気に戻った。



本郷に脅されて口を割りそうになった戦闘員を投げナイフで始末した直後「俺様の名はカブトロング!」と名乗る理不尽さ、ショッカースクール勧誘に「仮面ライダーといっしょにカブト虫をとろう」などと敵の人気を利用するセコい点から一部で人気を集めている。


TV第68話、劇場版『仮面ライダー対じごく大使』にも登場。
第68話ではイカデビルや戦闘員等と共にトレーニングをしていた。

劇場版『仮面ライダー対じごく大使』では廃墟ビルの基地で本郷と滝を罠にはめるが失敗する。
最期はライダーチョップを受けて再び敗れ去った。

余談だが、カルビーの『仮面ライダーチップス』についていたおまけカード*1ではこいつの弱点の項目に「角を折られる」というのがあったが、
本編では再生怪人の時も含め、特にそういう弱点を突かれることはなく普通に撃破された(すがやみつるの漫画版では角を折って撃破した)。

更なる余談として、この角は大きいわりに妙にぶらぶらして強度が無さそうである。
これは「硬く作ると、殺陣の時にぶつかったら危ない」と判断された為である。
そのせいで、本編後に撮影された『じごく大使』や特写では角が歪んで垂れ下がった悲惨な外見に……。

―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年06月13日 17:37

*1 「111怪人昆虫博士カブトロング」&「188 カブトロングの使命」