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本郷猛/仮面ライダー1号

登録日:2011/08/28 Sun 19:22:26
更新日:2026/07/26 Sun 21:07:03
所要時間:約 8 分で読めます


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1号ライダー ショッカー ショッカーに逆らう風 チート バッタ男 ヒーロー マガジン作品主人公 ライダーキック ライダービッグ3 レッツゴー1号! レーサー 主人公 人類の味方 仮面ライダー 仮面ライダー1号 仮面ライダー主人公 仮面ライダー(初代) 伝説 伝説の7人ライダー 全ての始まり 全てはここから始まった!人間の自由のために戦う改造人間 初代主人公 原点 原点にして頂点 天才 巨大化 市川治 技の1号 技の一号 技の極み 改造人間 数奇な運命を背負った男 文武両道 昭和ライダー 本郷猛 栄光の7人ライダー 桜島 歌星賢吾 正義 歴代仮面ライダー 石ノ森章太郎 科学者 稲田徹 第1の男 納谷六朗 藤岡弘 藤岡弘、 藤岡真威人





及ばずながら…私も全力を尽くして、人間の自由のために戦います!




本郷(ほんごう)(たけし)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』の主人公。

秘密結社ショッカーに改造されたバッタ改造人間であり、始まりの男…そう、

仮面ライダー

である。


この項目ではTV版の本郷猛と仮面ライダー1号について記述する。

漫画やリファインなどの設定は以下のリンク先参照。





【概要】


演:藤岡弘、

仮面ライダー・本郷猛は改造人間である。

彼を改造したショッカーは、世界征服を企む悪の秘密結社である。

仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦うのだ!


造船技師の父とピアノ教師の母との間に生まれ育った。
深い愛情で育てられたが、17歳の時に父が事故死し、20歳の時に母が病死してしまい天涯孤独となった。
しかし、途方に暮れていたところを立花藤兵衛が親身になってくれたことでオートレーサーを目指すようになった。
IQ600スポーツ万能という羨ましいスキル持ち。
そのためにショッカーの脅迫に屈した恩師の緑川博士が被検体として推薦。ショッカーに目を付けられ、拉致された後改造手術を受けバッタの能力を持つ改造人間にされてしまう。

しかし、緑川博士の助けもあって脳改造前に脱出することに成功する。
水道の蛇口をひねればねじ切ってしまうなど常人でなくなったことに苦悩するが、世界の平和を守るためにショッカーと戦うことを決意する。

真面目な性格で熱さと冷静さを兼ね備えた男。
改造人間になった哀しみに苦悩しながらも戦っていき、ヨーロッパでの戦いを経て、戦士らしい顔つきにもなった。
しかし改造人間になった後もオートレースの世界グランプリ優勝の夢は捨てておらず、ヨーロッパ時代には世界各国のレーサーと勝負を挑んでば武者修行し、新1号として日本に帰ってきた後も暇があればおやっさんとバイクの特訓に励んでいる。


【仮面ライダー1号】



ライダー……変身!!


とうっ!!


本郷猛が変身した姿。上述のとおりバッタの能力を持った改造人間。
当初は番組タイトルと同じ「仮面ライダー」だったが、2号の登場により徐々に2人の呼び分けとして桜島での戦いでは「第1号」という呼び方が用いられるようになり、続編のV3で正式にキャスト欄が「仮面ライダー1号」になった。これらが定着していなかった2号編の初期では一文字が回想で「本郷ライダー」と人間体の名前をつけて呼んでいる。基本的に一文字とは変身後も名前で呼び合う関係で2人の仮面ライダー
後輩のV3やストロンガーからは「ライダー1号」と呼ばれる。
また、バッタの能力と技の多彩さから「技の1号」の異名を持つ。



後続のライダーと異なり、頼れるのはその身体能力のみ。
だが、その欠点は「鍛えて強くなれる」という強みでもあり、特訓によって数々の必殺技を編み出してはショッカーを葬ってきた。

企画段階では『クロスファイヤー』という仮面に赤い十字をあしらったオートレーサーのデザインだった。
その後、『スカルマン』という髑髏モチーフのヒーローという案になったが、スポンサーから「企業のお偉方に年配の方が多いのに、骸骨モチーフは縁起が悪い」という理由から不評を受け、没となってしまう。
しかし、これを諦めきれなかった石ノ森章太郎御大が「それほどドクロのイメージが離れないなら、造形の似たバッタではどうか」と提案。
「仮面ライダーホッパーキング」と命名されたが、長すぎるという理由から前半だけを取って「仮面ライダー」と命名された。
なお、最終デザインはいくつかの候補の中から当時5歳だった長男に決めてもらっている。
モチーフがバッタなのは、子供達からの親しみやすさの表現と同時に、70年代当時社会問題となっていた環境汚染・公害という悪に対する、自然の怒りの象徴にもなっている。
ちなみに、名前の案の中には後に正式採用される名前もあった。



《旧1号》


■身長:180cm
■体重:70kg
■ジャンプ力:高跳び15.3m、立ち幅跳び48.7m
■走力:時速30km(100mを12.5秒)

スーツアクター:藤岡弘、中村文弥、岡田勝、他

最初に改造された姿。ピンクの複眼に青緑の体と仮面の飛蝗男である。赤いマフラーは正義の印。
旧1号というのは後の新1号との比較の前提に根差した名称なので単に「仮面ライダー1号」とする場合もある。
黒のレザー部分以外の体色はなんとも形容し難く、薄い緑〜水色あたりの独特の体色をしている(小説版1971ではモスグリーンと称される)。
スーツによっては赤い目玉にダークグリーンのパターンもあり、こちらは(旧1号の)Bタイプとも呼ばれる。
活動エネルギーは風で、ベルトの風車に風圧を受けて変身する。この関係上、逆に風圧の無い場所では変身できないという弱点を持っていた。
そのため、後年のような変身ポーズはないが、旧2号の変身ポーズと同じ構えを取って「ライダーファイト!」と掛け声を上げることはあった。

この頃は藤岡氏本人(当時は長髪だった)がスーアクも兼任していたことや、マスクが分割方式ではなく上からすっぽりと被る方式を採用していたため、マスクから髪の毛が出ていたり首元が見えていたりするが、これは後のリメイク版や『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』でもしっかり再現されている。

また、『仮面ライダー図鑑』では便宜上この姿が基本形態、新1号が強化形態という扱いになっている。
後述の通り後続作品では新1号がデフォルトという扱いが多いため、珍しいパターンと言える。
ちなみに解説で用いられている写真のスーツでもキッチリ髪の毛と首元が出ており、現在の東映公式では「そういうデザイン」という解釈となっている模様。

時代が時代だけに、近年のライダーと比べてもスペックは割と低い。

当初、ベーススーツはシカ皮、マスクはFRP樹脂で造形され、触角はラジオ用アンテナが使われていたが、第1話の撮影でいきなり破損してしまい*1、途中からベーススーツはビニールレザーに、触角は接合部を自転車のブレーキワイヤーに変更することで耐久性の改善が図られた。

藤岡氏曰く、レザー製ということでただでさえ動きにくい上に汗をかくと生地に体を締め付けられたり、吐く息でマスクの覗き穴が曇ったりとかなり装着性は劣悪だったらしく、またナイトシーンでは照明の乱反射で姿が見えにくくなったりと、第1作故に全てが手探りだった苦労が偲ばれる。


《桜島1号》

スーツアクター:岡田勝、中屋敷鉄也、他

諸君は、この青年を記憶しているだろうか?
そう、かつて仮面ライダー第1号としてショッカーと戦った本郷猛だ。
彼は仮面ライダー第2号である一文字隼人に日本の守りを任せて、
ショッカーのヨーロッパでの破壊活動と戦っていたのである。

スーツが新調され、ボディや複眼の色が濃くなっている。(複眼は赤で固定。体やマスクは黒と緑が強調されている)またマスクの上下を繋げるカバーが顎紐に変更されている。
総集編ビデオ作品『仮面ライダー メモリアル』では「ヨーロッパ時代の第二形態」であり、「度重なる戦闘経験で改造筋肉が成長し、肉体に変化をもたらした」と本郷が自分の考えを述べているが、「正確な理由は分かっていない」とあくまで推測という形で明言を避けている。

日本を一文字隼人/仮面ライダー2号に任せていた時期にヨーロッパから何度か帰国し、死神博士の配下の怪人をダブルライダーの連携で撃破した。
変身システムについてはTVシリーズでは描写されなかったが劇場版「仮面ライダー対ショッカー」では桜島1号の姿で後の新1号と同じ変身ポーズを披露している(掛け声は「ライダー…」はつかない「変身!」のみ)
この変身ポーズに関しては一文字の変身システムを参考に改良したという説が主流で、仮面ライダーメモリアルのナレーションやテレビマガジンの特集記事ではそちらが採用されている。
ちなみに「桜島1号」という呼び名は、初登場となったロケ場所に由来し、公式では「旧1号」で一括りにする場合もあるが
それでも見た目が明確に違うのでフィギュアなどを出す時にはちゃっかり「桜島ver」などと名称をつけて別枠扱いで商品展開している。



《新1号》


■身長:180cm
■体重:70kg
■ジャンプ力:一跳び25.0m
■走力:100mを1.5秒

スーツアクター:中屋敷鉄也、大杉雄太郎、前田登、渡辺淳、他

本郷猛が再改造を受けてパワーアップした姿。
この姿では後ろ髪や首がマスクから完全に見えなくなった他、配色も明るくなり、手袋とブーツが銀色に変更。
無知だったスーツ部分は動きやすいジャージ生地となり腕と脚のラインも2本つき、ベルトも赤色になった。
再改造については本編では触れられなかったが、死神博士にわざと捕まり再改造された説*2や、自己改造で体のメカニズムを改良(当時のテレビマガジン)などの説が語られている。
「死神博士にわざと捕まり〜」を採用した場合、博士はこの責を問われ南米支部に更迭になるようである。
これにより、一文字とは異なるポーズと「ライダー……変身!」の掛け声で変身出来るようになった。
能力も大幅にアップしており、48の強力な必殺技で戦い抜いた。

ベルト左側にエナジーコンバーターが増設され、これを操作することで「ライダーパワー」という能力ブーストを行える。

後年の客演でも基本的にこの姿で出演しており、最もポピュラーな姿であると同時に仮面ライダー1号といえば恐らく最も多くの人がイメージすると思われる姿でもある。
なお、『仮面ライダーV3』の頃に一時的に黒っぽいマスクになった*3以外は新1号のマスクは基本ライトグリーンで固定されており、頻繁にマスクの色の変わる新2号と比べるとデザインは安定している。

スーツは新造で、ベーススーツの材料がビニールレザーから布(ジャージ生地)に変更されている。
マスクは当初は旧2号と桜島1号のものを塗り直して流用していたが、ショッカーライダー編からは旧1号からの型取り*4で新造マスクが導入された。


《1号(仮面ライダー1号)》

スーツアクター:岡元次郎

映画『仮面ライダー1号』にて披露した、新たな1号の姿。
2016年3月27日放送の『仮面ライダーゴースト』第24話にも登場。

現時点では固有の呼称はなく、「ネオ1号」「リメイク1号」「リブート1号」マッチョ本郷等と様々な呼ばれ方がある。
旧来のスリムな形態とは真逆の、2016年当時の藤岡氏の体形を反映したかのような筋骨隆々としたフォルムが特徴的。誰が呼んだか「力技の1号」
手足はモスグリーンの装甲に覆われ、複眼は赤、マスクは黒など、本郷猛の帰還という事もあって桜島1号を意識したカラーパターンとなっている。
変身ベルトも様変わりしており、旧一号のベルトをベースに元の外装を取り外して展開式のカバーを取り付けたような形状になっている。
格闘の際に手足に風のオーラを纏うのが特徴。

その戦闘力は凄まじく、ショッカー戦闘員のナイフさえ通さない強靭なボディ、強靭な四肢によるパワー、本郷自身の経験と精緻な格闘技能も合わさって、
最新鋭技術によって改造されたノバショッカーの強敵怪人とも互角以上に渡り合う戦闘力を発揮する。
必殺技は王道のライダーパンチとライダーキック。

劇場パンフレットによると、長年の戦いによるダメージや肉体の不具合、低下した機能を本郷本人が自分自身に補修や強化改造を施して至った姿とのこと。
また『仮面ライダー図鑑』では「長きに渡る激しい戦いと鍛錬が各機能を進化させ、究極の肉体を完成させた」とされており、改造人間としての肉体自体に自己修復・自己進化機能があったとも取れる説明になっている。
いずれにせよ「本郷が辿ってきた長い道のりの果てに辿り着いた姿」という事には変わりなく、45年の重みを感じられる形態である。

劇中最強クラスと言っても過言ではなく、ショッカー戦闘員、ノバショッカー戦闘員、更にショッカー怪人では最早相手にならず、
仮面ライダーゴースト仮面ライダースペクターと地獄大使が同時に挑んでも敵わなかったウルガアレクサンダーをも単身で対等以上に渡り合う程。
劇中における戦績もほぼ無敗であり、ボスクラスもほぼこの1号が撃破或いは撃破寸前まで追い詰めている。

尚、各種スペック*5
身長:219cm
体重:219kg
パンチ力:100t
キック力:145t
ジャンプ力:一跳び20メートル
走力:100メートルを3.5秒で走る

……と、身体スペック限定ならば、かの凄まじき戦士究極の闇をも凌駕する化け物レベルであった。
さらにいえば1号はこのスペックこそが最大の武器。そら戦闘員やショッカー怪人じゃ相手にならんわ。
流石に走力と跳躍力は新1号よりも低下しているが、それでも十二分に能力値は高い。
平成・令和ライダー的に言うなら、本形態が1号の最強フォームと言えるかもしれない。

【必殺技】

1号は48の必殺技を持っているため多くの技を劇中で披露している。
以下は技の一部である。

《主な技》

旧1号時代
  • ライダーキック:初期は複眼とベルトがアップになる演出があった。
  • ライダー投げ:相手の背後を取り、抱えたまま跳び上がって後方へ投げ飛ばす。
  • ライダーシザース:空中の相手の頭部を両足で挟み、回転して投げ飛ばす。ヘッドシザース。
  • ライダーチョップ:強烈な手刀打ち。死神カメレオンをガラス割り演出で粉砕。
  • ライダーファイト:一定のポーズを取って己に活を入れ気合いで相手を竦ませる。
  • ライダー返し:相手を掴んで跳び上がり、空中で背負い投げの要領で一回転させて地面に投げ落とす。
  • 電光ライダーキック:ライダーキックのエネルギーを倍にした両足もしくは左足の蹴り。発動時は白く電光のように光り輝く。

新1号時代

  • ライダーキック:新1号時代は多くの新技の登場で頻度は減ったものの、地獄大使=ガラガランダを倒すなど要所で活躍した。
  • ライダーパンチ:ジャンプして勢いをつけるフライングパンチ。シードラゴンなど一部の怪人を倒す。後述の『正義の系譜』ではこちらを「フライングライダーパンチ」としている。
  • ライダーチョップ:旧1号のそれとは異なり、ジャンプしてから振り下ろすチョップ。イカデビルの隕石誘導装置を破壊。後述の『正義の系譜』ではこちらを「ライダーフライングチョップ」としている。
  • ライダーフライングチョップ:攻撃を座り込んで回避しつつ相手を蹴り上げ、両手の貫手を突き出して飛び上がり突き刺す。
  • ライダースクリューキック:スクリューのように回転しながら両足でキック。
  • ライダーポイントキック:相手の特定の部位をピンポイントで破壊するライダーキック。
  • ライダーハンマーキック;ライダー返しで引っくり返した相手の腕を掴んだままライダーキックで追撃。ムカデタイガーに使用したが倒すには至らなかった。
  • ライダー反転キック:壁等を足場にした三角飛びからのライダーキック。
  • ライダー稲妻キック:ライダー反転キックの派生技。連続ジャンプにより稲妻のようなジグザグの軌道を描いてキックする。『正義の系譜』実際に電撃のようなエフェクトを身に纏っている。
  • ライダー月面キック:通常の前宙の代わりに月面宙返りから繰り出すライダーキック。
  • ライダーヘッドクラッシャー:相手を脚で挟んだまま回転し、その勢いを利用して頭部を地面へ叩き付けるか投げ落とす。
  • ライダーニーブロック:空中の相手を突き上げるように放つ飛び膝蹴り。上から狙う「ライダードロップキック」という類似技もある。
  • ライダーきりもみシュート:相手を掴んで回転させて投げ飛ばす。ライダーキックに次いで数多くの怪人に引導を渡した新1号の代表技の一つ。
  • ライダー返し:旧1号時代から引き続き使用。
  • ライダースクリューブロック:相手の腕を掴み、振り回してから投げ飛ばすことで壁や木に激突させる。
  • ライダーハンマー:ハンマー投げの要領で敵を投げ飛ばす。ジャイアントスイング
  • ライダースイング:側転やバク転を繰り返して素早く距離を詰めてパンチで倒しジャイアントスイング。
  • ライダークラッシュ:ジャンプ→前宙から両足で天井を踏み抜く。


ゲームオリジナル

  • ライダーダブルクラッシャーチョップ:『正義の系譜』で使用。空中からチョップ、再度反転してのジャンプから錐揉み回転で2度目のチョップを放つ。

  • ライダー反転ダブルパンチ:『正義の系譜』で使用。空中からパンチを叩き込み、命中時の反動を利用して反転、跳び上がってから再度パンチを放つ。パンチホッパーみたいな感じ。元ネタかは不明だがダブルライダーがV3をコーチした時に「反転しろ!パンチ!」と指示する場面がある。

  • ライダーサイクロンキック:『ガンバライジング』で使用。空中で走行する新サイクロン号を足場に三角蹴りを繰り返しライダーキックを放つ技。ちょっと稲妻キックっぽい。

  • 新サイクロンアタック:『ガンバライジング』で使用。新サイクロン号で敵の周りをスピン走行し、竜巻を起こす。相手が宙に舞った後に、新サイクロン号で体当りした後でライダーキックを放つ。







《2号との協力技》

  • ライダーダブルキック:ダブルライダーが同時にライダーキックを放つ。時期により蹴り方が3パターンくらいある。
  • ライダーダブルパンチ:ダブルライダーが同時にライダーパンチを放つ。本編で明確に必殺技として使う場面はなく、キックの前に交互で叩き込む連続ボディブローをダブルパンチとする書籍が多い。
  • ライダーダブルチョップ:ダブルライダーが同時に(以下略)、やはり本編で明確に必殺技としては使われておらず、ヒルカメレオンを倒した場面をダブルチョップと見做す書籍が多い。
  • ライダーハンマーキック(ライダーハンマー突き):ダブルライダーがそれぞれ怪人をヘッドロックに捉えままジャンプし、すれ違い様に怪人同士の頭を激突させる。状況を鑑みればハンマー"突き”が妥当なのだがなぜかハンマーキックという名称が媒体を問わず多用される。
  • ライダー車輪:以下の2つがある。
    • 旧ダブルライダーが組み合って車輪状になり、転がって高速移動する。間合いが広いイソギンチャックの懐へ素早く潜り込むのに使った。
    • 新ダブルライダーが敵を引き付けつつ円を描くように疾走し、十分に加速したところで同時に空中の1点目掛けてジャンプする。ダブルライダーはぎりぎりのところですれ違うが、追ってジャンプしてきたショッカーライダーは連携不足で互いを回避できず激突・自滅させられた。
  • ライダー返し:ダブルライダーが相手を両脇から抱えてライダー返しを行う。
  • ヘッドクラッシャー:ダブルライダーが肩を組んで突進し、頭突きで障害物を突き破る。
  • ライダーダブルジャンプ:ダブルライダーが肩を組んで同時にジャンプ。

  • 全エネルギー解放:両手をクロスさせて不思議な光の粒を放出し、敵の動きを封じる。カメバズーカの爆発を阻止した。

【専用マシン】

ライダーの名の通り専用の高性能オートバイを使用する。
普段は通常のバイクの姿をとっており、変身した際に本来の姿を現す。
テレビ作品中では製作者は語られておらず、書籍などでも以下のように諸説ある。

  • 立花藤兵衛が製作。これに対し、後述の新サイクロン号が藤兵衛の初めて手掛けたライダーマシンであるとする文献もある。
  • 緑川博士が製作。ショッカーからの脱走用に密かに準備していた。
  • 緑川博士の設計に基づき、ショッカー科学陣が製作。仮面ライダーとの連動をコンセプトとしていた。
『キャラクター大全』2書では藤兵衛・緑川・ショッカーの3説を挙げて詳細は不明としている。

サイクロン号

1号が最初に使用していた超高性能バイク。ベースはスズキ・125。
劇中では頻繁にウィリー走行しているが、藤岡氏曰くこれは車体後部の大きなマフラーが鉄パイプで造形されており、重心が後方に寄っていたことが原因の模様。基本的にアクションを想定していない車輌であるため下記の改造サイクロンが制作される。
桜島時代にも1回だけ乗ったが、洗脳されて一文字の命を狙う場面だった。
必殺技は空中で相手を撃墜する「サイクロンクラッシャー」
ゲバコンドル戦のフィニッシュに後付けで名前がつけられた。

《改造サイクロン号》

本郷が日本を守る一文字に託したバイク。ベースはホンダCB350。
再び本郷が日本の守りについた後も使用し、下記の新サイクロン登場まで活躍した。
…一部の客演時も大人の事情で何故か使っている。

《新サイクロン号》

本郷が滝・立花のおやっさんの協力を経て完成させたニューマシン。
今までのサイクロンの全ての能力を凌駕する。
カウルの両側のウィングを展開することでグライディング飛行が可能。
急制動用にパラシュートを装備している。ベースはスズキ・ハスラー。
新1号が使用し、後に新2号用のバイクも開発された。
普段使い用の形態には、それまでなかったフロントカウルが追加されている。

必殺技は地上走行で敵に体当たりする「サイクロンアタック」
イノカブトン戦で使用した。

『仮面ライダー対じごく大使』ではに乗ったこともある。

《ネオサイクロン号》

仮面ライダー1号にて、立花レーシングクラブ跡地で眠っていたスーパーマシン。
製作者は言うまでもないが、立花藤兵衛。
従来のサイクロンよりも力強いフォルムが特徴的で、各種スペックも新サイクロン号をも大きく凌駕する。
そのパワーは凄まじく、単なる吶喊で瓦礫を容易く粉砕し、ノバショッカー戦闘員やウルガアレクサンダー、バッファルをも軽々と吹っ飛ばす程。
詳細は不明だが、サイクロン号を藤兵衛が強化改修したマシンとの事。
「仮面ライダー図鑑」ではネオサイクロンという名称で記載されている。
こちらのベース車両はホンダ・GL1800(ゴールドウィング)F6C。

【客演】

本郷猛を演じた藤岡弘、氏が警視総監役としてゲスト出演し、氷川誠らG3ユニットの面々とたまたま同席していた津上翔一

「今の俺に出来ないことを君たちがやってくれ」

と2人の後輩ライダーに激励の言葉を送った。
藤岡氏によると「本郷猛本人と見ていい」との事。

終盤、大ショッカーの軍勢に苦戦する仮面ライダーディケイド達を救うため、新サイクロンに乗って歴代ライダーと共に駆けつける。
敵を蹴散らし、太陽の子天の道を行き総てを司る男の攻撃で怯んだ隙に2号とのライダーダブルキックでガラガランダを倒した。

この作品以降は滅多なことがない限り稲田徹氏が声を当てている。

仮面ライダー生誕40周年記念作品にメインの仮面ライダーとして登場。
1971年に2号と共にショッカーと戦っていたが、歴史改変により誕生したショッカーグリードに敗れて洗脳されてしまい、ショッカー最強の怪人として仮面ライダーオーズ達の前に立ちはだかる。
終盤では人々の思いによって復活した歴代ライダー達と共に戦い、2号と共にショッカーグリードに再戦し必殺のライダーダブルキックが炸裂、見事リベンジを果たした。

ショッカーを倒すまでは…仮面ライダーは死なん!!

この映画では1号の声を藤岡氏本人が演じている。
ライダーファン歓喜である。

伝説の7人ライダーとして登場。
声は稲田氏が担当する。
※リンク先参照。

同じくヒーローの頂点であるアカレンジャーと対決するが…。
※リンク先参照。

昭和ライダーのリーダーとして登場。葛葉紘汰を「ひよっこ」と断じ、平成ライダーに戦いを挑むが、その真意は…。
藤岡氏が声の出演以外で、38年ぶりに本郷猛を演じた事も話題になった。
※リンク先参照

本作では新1号への変身シーンの際に一瞬だけ旧1号の姿になる。

まさかの45年ぶりの主演映画。
当然、演者は藤岡氏。
新1号から更に進化した、新たな1号に変身する。
45年の経験やライダーとしてのパワーアップもあって、現行ライダーのゴーストやスペクターをも凌駕する戦闘力を見せるが……。
仙人は「一番初めに誕生したライダー」と紹介しており、1号以外のライダーはゴーストとスペクター以外*6この世界に存在しない扱いのようだが、劇中で仙人がショッカーについて説明する際には、「歴代ライダー」という台詞が存在はしているため、2号~ドライブも設定上存在する。

演者は藤岡氏。
終盤の決戦時に旧1号の姿でアカレンジャーと共に参戦。
仮面ライダーブレイズと共にライダーワルドを葬った。
クライマックスでのショウタロウとのやり取りは感涙もの。


演:藤岡真威人
1971年当時の本郷が登場するが、藤岡弘、氏の実子である藤岡真威人氏が演じている。
そして、演技指導は藤岡弘、氏


仮面ライダー1971-1973

TV版とは似て非なる世界で戦う姿が描かれている。
詳しくは別項目にて。
なお、こちらでは原作のように後輩達は一切登場せず、西暦2009年でも仮面ライダーは本郷猛唯一人である。


仮面ライダーSPIRITS


(本作の一解釈で別作品とは差異があるが)旧1号編と並行して一文字ライダー誕生編が描かれた。
仲間や敵も等しく嘗ての人間の成れの果てである事に心を痛めながら、それでも戦い続ける男。

一方で敵対中だった村雨に「元気だったか?」と声をかけたり*7、言葉足らずな天然さんである事が強調されている。

本作では桜島1号の変化について「戦闘経験で変化したのか…?」と上記のメモリアルの説と似たような推測をモノローグでしており、水面に映る自分の姿に驚いていた。

基本的に新1号だが、出力不足になると旧1号になるというグローイングフォーム的な解釈がなされている。(この時に桜島がどういう扱いになってるかは不明)




【ゲーム作品】

だいたい特筆されない限りは春映画なんかと同じでボスやトロンベの稲田徹が代役を務める。
基本的に昨今のパプリックスタイルな新1号としての登場が殆ど。

初代にスポットを当てた格闘ゲーム。音声は本編当時のライブラリ。
主人公の1人として登場し、途中で一文字と交代もするが基本的に本郷の方が登板回数が多い。
本作はカラーリング選択がやや特殊で1Pで操作すると旧1号、2Pでは新1号といった風に変化する。

キャラゲーながら格ゲーとしてもガチな本作にあってなお多彩なコンボを持つ技の1号。
初心者はコマンド表を見ただけで目眩を起こすこと請け合いである。



PS2 仮面ライダー 正義の系譜

オリジナルキャストで登場。
1972年11月、ゲルショッカー出現から1ヶ月後の時代で参戦。
謎の言葉を残し飛び去ったドクガンダーを追ってたどり着いた発電所で時を越えた邂逅を果たす。

シナリオ面ではライダー達のまとめ役とIQ600を活かしたブレーン役で大活躍し、発電所に潜む巨悪の野望を打ち破った。

本郷の時代は本筋からやや遠い代わりに毒ガスで捕まり戦闘不能になる本郷、ゾル大佐との初対決、一文字とのダブルライダー編など王道のイベントが多い。
俺の、俺たちの名は…

ライダージェネレーション』シリーズ

SD等身の横スクロールゲーム。
ライダーキックやきりもみシュートなどを駆使して戦う。

道中のボスとの会話パートでは基本的に冷静。
王蛇オーディンの戦いを求める姿勢には断固として拒否を示し、やさぐれる地獄兄弟に困惑したりする。

数十年前の改造人間が、なぜ最新テクノロジーの敵を悉く打ち倒せるのか?
そんな問いにも一つの答えを出してくれる頼れるリーダー。


わたしたちのキオクはカナシミだけではない…
かなしみしかしらぬおまえに、わたしたちは、たおせん…!




クライマックスヒーローズ

4作目のフォーゼから登場。
超必殺技は「電光ライダーキーック!」と叫びながら右足で普通のライダーキックをかます謎演出になっている。


ガンバライド

当然の如く最初から登場。SRでの登場となった。
一番最初のPVでは当時現行のキバを助けて共闘した。後のルパンの娘

必殺技はライダーキックなのだが、なぜか旧1号のポーズの左手が平手(本当は握り拳)を取ってから劇中ではあまりやらない左足キックというツッコミどころ満載の演出になっている。

その後は後続のキャラクターの続々参戦もあり扱いはそれなりだったが、シリーズ40周年のオーズ弾で再びスポットがあたり、新サイクロン号への搭乗、ダブルライダーの合体技の実装に伴うLR昇格などで大幅に演出が強化された。
005弾で「ダブルライダー車輪&キック」の名義で登場した新必殺技はカメバズーカを停止させた両腕を交差させた発光→ライダー車輪(イソギンチャック戦)→ライダーダブルキックの3つをド派手なアレンジを加えつつ矢継ぎ早に繰り出す豪華てんこもりセットで、同弾のEXステージでは数多くのガンバライダーを車輪で轢き潰した。

フォーゼ弾では変身ポーズを取ってベルトを回転させるライダーアビリティ「タイフーン」を獲得し、必殺技に必要なライドパワーを貯める技の1号らしい効果である。

初代という事で現行作品との共演技もそれなりにあり、オーズのタジャドルコンボと2人でライダー返しをしたり、ウィザードとダブルキックをする必殺技も製作され、稼働中期以降は定期的にフィーチャーされた。


新サイクロン号版のとあるNカードのイラストは早瀬マサトが手掛けており、低レアながらコア層に人気のある1枚。




『ガンバライジング』

前回と同じく稼働1弾からSRで登場。
ライダーキックは青いエフェクトが加わりよりダイナミックな演出になったが、左足と例の変な構えはそのまま。

ゴースト弾では映画仮面ライダー1号に合わせてマッチョな1号、いわゆるネオ1号の参戦と共に声が藤岡弘、のオリジナルキャストとなったが、肝心の必殺技は通常の新1号の丸々流用という簡単間に合わせセットかつLRも途中でゴーストに交代してしまいあまり扱いはよろしくない。

初代かつオリキャス補正もありそれなりに新技やLRになったりするのだがどれも記念碑的なオリジナル技ばかりで、枠はそこそこあるのに劇中技が全く貰えないという別の意味で悪い扱いを受けている。

稼働末期に50thレアでようやく実装された2つ目の劇中技がライダーダブルキックなのだが、これが40話のスノーマン戦の画面をそのまま模倣したもので、悪く言えば当時のテレビ作品のもっさりした部分もそのまま額面通りに真似てしまい、現在のCG技術で当時の必殺技を表現したらどうなるか?という冒険心に満ちたガンバライド時代のダブルライダー技に比べてあまりに捻りがなく、当時を知るファンからは賛否両論である。
オマケに40話は旧2号&桜島1号の時代な訳で、それを新1号と新2号で強引にやってしまうなどツッコミどころの宝庫だった。


『ガンバレジェンズ』

当然のように稼働1弾から登場し、前作では伝説的に扱いの悪かった相方と共にLRを獲得。
本郷がLRで参戦も初、一文字はLR自体が初、当然ダブルライダーの2枚同時LRも初という非常にめでたい参戦となった。

ライダーキックはようやく例の変なポーズを取らずに右足でキックするようになり、ようやくスタンダードな姿に落ち着いている。

CGモデルはガンバライド開始以来15年ほどそのままで流石にキツくなっていたが、変身シーン導入に伴いベルトがリニューアルされ、マスクは上半分だけ改修され本編末期のシルバー色のマスクになりクオリティが少し上がった。

その後、イベントカード(本編の名シーンを再現したイラスト)で「本郷猛は改造人間である」という名称のカードが登場。1話の改造シーンを再現しており、イラストのみとはいえ旧1号がガンバシリーズに初めて登場した。


そして、稼働から1年が過ぎたSC01弾ではついに正式なプレイアブルキャラとして旧1号が参戦(仮面ライダー1号名義)。
スキャンすればバイクを使った独特の変身プロセスを再現し、必殺技のライダーキックは旧1号編の戦闘シーンを繋ぎ合わせた新技となっているなどかなり気合の入った扱いとなった。

そして更に2年後のVR03弾ではなんと桜島1号が参戦。
本家テレビシリーズの本郷ライダー3形態集結という快挙を達成した。



パラレル(低確率で封入された特定レアリティの別イラスト)では新1号と旧1号のLRが2度ラインナップされた。
前者は記念すべき第1弾に抜擢され、ダブルライダーが1枚のイラストに収められたという点だけ見れば悪くはないのだが…


その後、旧1号の参戦を記念したパラレル版は記念すべき放送1話の聖地・小河内ダムで蜘蛛男と死闘を演じる1コマというキチっと劇中の映像を踏まえつつストレートにカッコいい1枚としてようやく登場できた。






バトライド・ウォー創生

再びのオリジナルキャストで参戦。更に変身前の生身の本郷猛を操作できるなどかなり力が入っている。
フォームチェンジに対抗するように投げ技モードと打撃モードを矢継ぎ早に切り替えて戦う技の1号。
他ではまず見られないようなマニアックな技も搭載されていてお手軽にコンボを楽しめるキャラクターである。

シナリオ面では本編1話の脱走し蜘蛛男と戦う物語が部分的に再現され、カラーも旧1号に変化。
現在の藤岡氏の渋みと風格のかかった声で1話の台詞が新録された。

最終決戦では長きに渡り悪と戦い続ける苦しさを問われるも揺るがず、燃えたぎる正義の心で歴代ライダーたちの先頭に立った。

人々が助けを求める限り
この世から悪が消えぬ限り
俺が戦いから退くことはない!







【余談】

  • 放送当時はスーツアクターという概念が稀薄で、仮面ライダー1号のスーツアクターを本郷猛役の藤岡弘、が担当していた。
    しかし、第10話の撮影中に藤岡弘、が大怪我をしてしまうという事態が発生。それにより本郷猛をショッカーの海外拠点を叩きにいくという名目で退場させることに。その時期には市川治や納谷六朗などが声を担当している。そして急遽生まれたのが一文字隼人/仮面ライダー2号である。


  • ウルトラマンVS仮面ライダー』では初代ウルトラマンと共演し巨大化したことがある。
    なお、元々初代『仮面ライダー』も『ウルトラマン』のような「巨大ヒーローと怪獣が戦う作品」にする案も浮上していたが、石ノ森御大が等身大のヒーローに拘った事で現在まで続く今の形になったという。




時代が望む時、仮面ライダーは必ず蘇る―

俺の…俺達の名は……

仮面ライダー










ライダーは、いつも君たちのそばにいる。

何があっても、君たちと一緒だ。

生きて、生きて、生き抜け。

ライダーは、君たちとともにいる。




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最終更新:2026年07月26日 21:07

*1 そのため、よく見ると第1話の時点でスーツに補修跡が見える

*2 テレビランドの記事ではこちらが解説されており、プロデューサーの平山亨氏からも了承を得ている

*3 なお、V3の劇場版では逆に新2号がこのマスクになり、新1号はいつものライトグリーンになっている。

*4 旧1号のスーツは旧2号に改造され、その後前述の通りマスクが新1号に流用されたので、正確には旧2号ベースの新1号のマスクの型

*5 『キャラクターランド』初出。公式設定かは不明だったが、現在は『仮面ライダー図鑑』に明記されている。

*6 映画には登場しないが、テレビを含めればネクロム。

*7 このやり取り時代は10号誕生の特番で村雨が三影にかけた言葉のオマージュ