登録日:2014/01/24 Fri 13:47:13
更新日:2024/03/20 Wed 19:16:42
所要時間:約 4 分で読めます
千葉紀梨乃とは、
BAMBOO BLADEのメインキャラクターである。
作中ではキリノと呼ばれる。イメージカラーは
イエロー。
【物語の中で】
●物語開始~練習試合前
唯一真面目に活動している剣道部員として、ヤル気の無い顧問のコジローに火をつけようとする。
そのためコジローがヤル気出した時はかなり嬉しそうにしており、
コジローもその様子を見て実は自分が寿司にありつくためにヤル気出したと言えずちょっと胸を痛めていた。
外山がダンにイジメをしている時は止めようとしたが、力の差からどうしようもなかったところ
タマの助け舟に救われる。
その後、外山を倒したタマを引きとめることに成功し、剣道部に引き込んだ。
サヤから死ぬ死ぬ詐欺メールが来たときは華麗にスルー。
松戸高との練習試合のオーダーでは部長なのに副将なことにちょっと残念がる。
●松戸高校との練習試合
安藤優梨と対戦。反則スレスレの汚い手で嫌がらせをしたいだけの安藤に対してもひたすら真っ直ぐに剣道を仕掛け、見事勝利を得る。
この時、コジローのモノローグに返事したり、タマが(恥ずかしくて)小声で応援したのもしっかり聞こえたりと超人的な察しの良さを見せる。
その後は対戦校の顧問・石橋がタマと勝負したいと言い出した時に、松戸の原田に自分と同じ空気(顧問の気まぐれに振り回される)を感じたのか、
お茶を振舞って談笑した。
試合後は松戸高や室江高の面々に実家の総菜屋のコロッケを振舞った。
●サトリ加入まで
理事長の奥さんの友人であるレイミ母のせいで高校を辞めさせられることになったコジローに、実績を作ることでクビ回避すればいい提案して励ます。
その後、出場した大会で室江高の1年に有望選手、
東がいることを知り捜索する。
途中、何か世紀末の住人っぽい女子生徒を東と勘違いし、図書館で騒いで怒られた。
何とか東を発見し、剣道場に連れ込み勝負を挑むも実力差からあっさり返り討ちにあい酸素吸入。
それでも諦めず成明高校との練習試合に何とか東を呼び出し、あの手この手で東にヤル気を出させようとする。
だが、東の成績の悪さを心配するコジローの言葉で東の入部を諦めた…が、それを影から見ていたミヤミヤが東を半ば騙す形で入部させた。
●インハイ予選
大会直前に母親が徹夜でジョニーズのライブに行って過労で入院。店の手伝いで数日学校を休む。
表面上は平静を装っていたが、コジローやサヤから不安視される。
だが母親の体調に対する緊張感で逆に雑念が減り、普段以上の成績を見せ『トランスキリノ』と呼ばれるほどの集中ぶりを見せた。
その後、東城高との試合では副将戦で快勝。そして足の怪我を無視してで小西を倒そうとするタマを諭す。
代表決定戦でも負傷したタマと腹痛で使い物にならないサトリの代わりに出場するが、
直前に母親の検査結果が問題なかったと弟に伝えられたために集中力が一気に緩み敗北した。
大会後は室江高校剣道部のマスコットを
ねこ、テーマソングをブレイドブレイバーのOPに決定した。
後日、ユージ以外の部員と共に街に買い物へ。
そこでタマに似た雰囲気をまとう
修学旅行生と出会い、後に去年の玉竜旗(現実にある剣道の凄い大会)のビデオで、
その修学旅行生の名前が
榊心であることを知る。
●鎌崎高校編
鎌崎高校との練習試合で、顧問の石橋と勝負する事になったコジローが自分を鍛え直すために川添道場に稽古をしに行くのに、他の部員共々ついて行く。
内村さんにフルボッコにされている最中、カッコ悪い姿を見て欲しくないと目で、しかも面越しに訴えるコジローの考えを理解して、
タマ達に稽古を促すという通じ合いっぷりを披露。
サヤと勝負するが、道場に来る前にサヤがこけて尻を強打していたために楽勝。
その後、内村さんとの稽古で全力を出し疲労困憊でぶっ倒れたコジローを何か暖かい目で見守っていた。
この辺から読者も色々勘付き始める。
稽古後は女子部員たちとタマの家にお泊まり。
鎌崎高校ではやる気ない相手の部員たちに稽古中に話しかけられたりしてちょい戸惑ってたり。
しかし試合では真面目に稽古やってる分だけの体力差が出て勝利。
大将戦で相手の大将・岩堀が何度も負けを認めず食い下がるのを見たり、
石橋がカッコつけて
二刀流でコジローに挑んで惨敗するのを見たり。
●バニ学編
練習試合も終わり道場での稽古の最中、何かいつものコジローと違ってカッコよかったと言うサヤに対し、
「そんなことないよ、コジロー先生は前からああだよ。」
とか何とかのたまいだした。笑顔で、何か頬を赤らめて。
しかも調理実習でオレンジタルトを作ればコジローが脳裏に浮かび、
「後で持ってってやりますか」
とか言い出す。挙句の果てに部のみんなでバニ学(室江校が出演することになった番組)を見れば、
「あーあたしもあんな風にかわいくなりたいよー」
「何言ってんだキリノ! 十分お前もかわいいぞ!」
「本当!? コジロー先生」
「ああ とてもかわいいぞ」
…ここで通りすがりのAさんに何か一言。
Aさん(仮称)「なんかムカつきますね、死ねばいいのに」
その後は視点が室江高校サイドから芸能人たちとエリナ、そしてウラ中心になったのもあってしばらく空気に。
巻末オマケ漫画で室江高校部員達とお茶を飲んで現実逃避していた。
あと後輩である
BAMBOO BLADE Bのタツミと連絡を取り、彼女が室江に進学することをしったり。
最近コジローのことで愚痴を言わなくなったと指摘されたり。
バニ学収録時には全国TVの撮影にビビってテンぱるサヤをなだめたり。
実は山田梅子だったエリナに生まれて初めて同年代の女子に完敗したタマに対して、
教師として何も言葉をかけてやれないことに移動のロケバス内で苦悩するコジローを通路はさんだ隣の席から励ました。
…ちなみにコジローはタマや他の室江高校から離れた場所に座っていた。
だのにわざわざコジローの近くに座っていたって…
●ラスト
バニ学主催の妃龍旗に室江高校剣道部として出場。
チームとして2勝1敗の状況で、副将であるキリノに出番は回る。
対するはバニ学チーム副将の沢宮エリナ、
剣道小町・山田梅子。
実はコジローがクビを回避が決定したにもかかわらず、
コジロー自身の成長と室江高校剣道部のために今年度で室江高校を去る決意であることを大会前に知っていたキリノ。
「今までのように見ていてください、見守っていてください、あなたがいなくなるその日まで―――」
口には出さなかったものの、心の中でコジローに対してそう思い戦いに挑む。
しかしシリーズ最強の一角であるエリナとの実力差は明白であり、手も足も出ず秒殺されてしまう。
だが圧倒的な実力差にもひるまず懸命にぶつかっていった姿に、
「よくやったキリノ、次に繋がるいい負けっぷりだ。」
と、コジローは声をかけ、何か良い雰囲気の2人でキリノの物語は終わった。
要するに、キリノはコジローの嫁。
あとコミックの巻末オマケ漫画ではほぼ主役。
【人物】
室江高校2年生。
明るく元気であり、常に周囲を思いやる良い子。反面、自分の不安などは表に出さず抱え込もうとする傾向がある。
実家は総菜屋。味は美味しいようであり、松戸高に振舞った時も評判だった。
キリノ自身も倒れた母に代わって晩飯作るなど、料理はできるど思われる。
家族構成は父・母・自分・弟・妹の5人家族。美系揃いであり、サヤは自分の家との格差にショックを受けている。
弟は母親の影響か「目指せジョニーズ」と書かれたシャツを着ている。
サヤとは昔からの親友。
剣道をこよなく愛しており、1年たちが入るまでは実質1人の活動だったにもかかわらず剣道部に真面目に取り組んでいた。
その愛は汗で臭くなった防具の匂いすらウェルカムという女子高生的にアレな領域。
「竹刀」を「竹内」と書くなど酷い誤字をすることもあるが、成績は良いようで学年20位。
私室は1/Nのゆらぎのたぬたんをはじめとする動物のぬいぐるみがいっぱいのファンシーな雰囲気であり、ぬいぐるみの自作もしている。
またおそらく妹が本物のいぬを紛れ込ませることもある様子。
一方でサヤ曰く「和に目がない」であり、日本茶を愛し剣道場にも急須と茶碗に専用の座布団を完備している。
タマの家で親父さんが自家製漬物を出した時も最初は喜んだ。実際食べたら不味かったようだが。
あと、コジローとは言動や思考がシンクロしたりする。
【剣道】
中学からやっていただけあって、全国レベルのタマやサトリには及ばないものの室江高女子の中では3番手の実力。
(まあ残り2人が高校から始めたんだから当たり前だが)
性格同様真っ直ぐな剣道だが、周囲を気にかける性格やら何やらが災いし集中力に欠ける。
試合描写は県予選で目立っていたのもあり、そこそこ優遇。
【アニメ】
CV:
豊口めぐみ
大人の事情をくらったサヤや都と比べると原作準拠の部分ではそこまで改変はない。
アニオリ部分ではタマが鈴木に負けた後、急にヤル気無くしたコジローに珍しくブチキレた。
外山が起こした暴力事件の責任を取って部活辞めようとしてサヤに押し倒されたり、
代わりに学校を辞めたけど色々あって戻ってこれたコジローにダイブして押し倒したりした。
あとプレゼントしたコジロー人形を大事に持ってくれていたのが嬉しかったり。
とりあえずアニメもキリノはコジローの嫁。
アニメ版の
人気投票では何と一位を獲得した。
母校である飛鈴中の剣道部が舞台なので、キリノと交流のあった世代の口から時々その存在について触れられており、
回想シーンで中学時代のキリノの姿も描かれている(ただし目は描かれていない)。当時は
ツインテールだった模様。
面倒見のいい性格は当時からだったようで、女子剣道部顧問のお角ちゃんからも頼られており「どっちが先生なんだか」と振り返られていた。
ちなみに誤字癖も当時から。
漫画部の指揮をとるなど、どうやら漫画もできるらしい。
本編でも連絡を取っていることが言われていた部長のタツミとは、コジローがヤル気なかった時代のことも話していた様子。
またバニ学が放送された時にも連絡を取っていた。
タツミからは彼女がトラブルに巻き込まれていたのを助けたのもあって深く尊敬されており、彼女が剣道部に入ったのもキリノに憧れたからである。
高校3年生になっての登場。
先輩とは違って3年になっても剣道部は継続し、タツミとサリ(タツミの幼馴染)を迎えた剣道部で相変わらず部長。
B読者から不安視されていたサリとの関係(タツミの世話を焼きたがるサリが、キリノに対し嫉妬するのではという意味で)も特に問題ない様子。
動かしやすいのか、Dではタマちゃんとセットでしょっちゅう出てる。
また夏のインターハイ個人戦にタマちゃんを応援に行った際には、変装してひそかにタマの試合を観戦していたコジローの存在に気がついた。
【余談】
メインキャラの中でも初期の方に決まったキャラであり、原作者の土塚理弘によるキリノのイラストもあるが…
どう見ても
マテリアル・パズルの
リュシカ。
ちなみに松戸との練習試合前には暇を持て余してリュシカのコスプレをして遊んでた。
追記・修正お願いします。
- アニメでの人気投票じゃ一位だっけか ニ位が某腹黒で三位がタマちゃんってカオスだなー・・・ -- 名無しさん (2014-01-24 14:59:54)
- 器量良しスタイル良し、人当たりが良く人望あり、(おそらく)料理も出来て針も使え、学力良し運動良し、責任感あって何事にも一直線…。さらっと完璧少女である。コジロー爆発しろ。 -- 名無しさん (2014-01-24 16:05:57)
- タツミが憧れるのも納得だわ。 -- 名無しさん (2014-01-24 16:20:58)
- キリノは俺のy・・・コジローの、です・・・ -- 名無しさん (2014-01-24 17:00:27)
- サヤの嫁(百合派) -- 名無しさん (2014-01-24 22:04:34)
- 本当の「萌え」というのはキリノみたいなキャラのことを言うんだろうな -- 名無しさん (2014-01-24 22:06:19)
- 竹刀を竹内と書くのに学力が良い・・・だと -- 名無しさん (2014-01-24 23:15:56)
- キリノの抱き枕の破壊力はやばいな -- 名無しさん (2014-01-24 23:21:53)
- 竹 内 き て る よ ! -- 名無しさん (2014-01-24 23:25:56)
- 今はもうないけど2chのキャラスレでも一人だけずっと長いこと残ってたんだよなぁ。今も人気あるキャラの一人だろうね。 -- 名無しさん (2014-01-24 23:36:22)
- この娘の何がいいって一生懸命で責任感もあるところだよ。 -- 名無しさん (2014-01-24 23:37:17)
- 竹内・・・一体何者なんだ・・・ -- 名無しさん (2014-01-25 02:43:56)
- タマより人気あるのには驚いたな。まぁ俺は最初からキリノ派だったけどさ -- 名無しさん (2014-01-25 12:12:20)
- 剣道やってるキャラはやはりポニーが様に合うのがよく分かったキャラなのと、茶髪とボサボサのポニーが一気に好きになった。 -- 名無しさん (2014-08-10 13:00:46)
- 可愛いwww -- 名無しさん (2014-12-17 00:12:05)
- ↑3 タマが嫌いな人なんていないだろうけれど、なんていうかマスコットに近くて投票行くキャラじゃないように思うな -- 名無しさん (2015-08-22 00:07:23)
- キリノが一番可愛かった -- 名無しさん (2017-04-06 19:49:35)
最終更新:2024年03月20日 19:16