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サイバー・N・ワールド

登録日:2011/12/14 Wed 10:37:26
更新日:2026/08/19 Wed 23:19:12
所要時間:約 11 分で読めます






新たな世界を創造するには、世界のリセットが必要だ。



サイバー・N・ワールド》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカード。


概要

DMR-01「エピソード1 ファースト・コンタクト」に収録されたクリーチャー。
以下のセットでも再録された。

+ エキスパンション
DMX-19「スーパーレア100%パック」
DMEX-01「ゴールデン・ベスト」
+ 構築済みデッキ
DMD-14「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝
DMD-26「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω
DM23-BD6「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」

レアリティはスーパーレア。


解説

サイバー・N・ワールド SR 水文明 (6)
クリーチャー:サイバー・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の手札と墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それぞれ、5枚カードを引く。
W・ブレイカー

見て分かる通り、CIPでお互いの手札の枚数を5枚に戻してしまう能力を持つ。
DM版の時の逆転とも言える能力である。

一見、相手にも手札を与えてしまうので微妙に感じる人もいるかも知れないが、相手との手札差を完全に無くしてしまえるため、相手の手札が減りにくくこちらの手札が減りやすいビートダウン等のデッキで用いると、上手く使えばこれ一枚で莫大なアドを得ることも可能。

また、ビートだけではなく、ハンデスが大きな弱点となるコンボデッキやランデスデッキにもよく入る。

さらに、場に残る6000のWブレイカーであり、出した後の打点として見ても十分な戦力になる事もこのカードの強さを押し上げている。

また、墓地もデッキに戻るので、ライブラリアウトを防止したり、流行していたディアスΖの返霊を封じたりと利点はかなり多い。

しかし、勿論弱点もある。
相手も5枚の手札を得てしまい、更に基本的にはNを出したターンはマナ的に大した行動はできない場合が多く、相手が先にその手札を使う事になるだろう。
その際に相手に一気にアドバンテージを取られてしまう事もある。最悪なのはロスト・ソウルを撃たれてしまう場合だろうか。


総じて、何も考えずに出して強いカードではなく、使うデッキやタイミングにより真価を発揮するカードと言えるだろう。


相性の良いカード

マナブーストに専念し、キリコの早期召喚を狙うデッキとなる……マナが多ければ有利になるこのカードとの相性は絶大で、まさに鬼に金棒と言えた。
この能力で《ボルバルザーク・エクス》まで登場してしまうと、マナのアンタップにより冗談の様なソリティア展開が可能となる。

  • 《母なる紋章》
「Nを出したターンはマナ的に大した行動はできない」を解消するカード。
母なる系呪文の仕様上、紋章によってこのカードをコスト踏み倒しした場合、わずかコスト2で手札を5枚に出来る事となる。それどこのTimetwister?
後述のボルバルザーク・エクスとも抜群の相性を誇ったため、現在はプレミアム殿堂に指定されている。

Nエクス】のキーカードであり、Nによってドローしたこのカードを大量展開する事が可能となる。
マナのアンタップにより、共にドローした超竜バジュラロスト・ソウル等の大型カードを阻害しない点も強力。

  • 《焦土と開拓の天変》
手札と墓地がリセットされると言う事は、マナゾーンとバトルゾーンで優位に立っている者が有利なのは自明の理。
相手のマナを削り自分のマナを増やすため、それは大きなアドバンテージとなる。


弱点

お互いに手札補充させる都合上、自分が使って相性の良いカードは相手に使われると厳しい事となる。
下手なタイミングで使用すると自分のNが相手のエクスの呼び水となる、まさかの「逆Nエクス」が成立してしまう。
相手のマナが7前後となった時は十分注意したい。

  • 《父なる大地》
  • 《獰猛なる大地》
Nのドロー能力は強制の為、相手から引きずり出される事で利用される恐れもある。
《父なる大地》は軽く、相手から先に増えた手札を利用されやすくなる。
《獰猛なる大地》は重い物の、踏み倒しの順番によりNの能力だけを利用される事も。
さらに相手が《ボルバルザーク・エクス》を踏み倒した場合、「マナのアンタップ+手札リセット」と、あの凶悪呪文「時のらせん」に近い効果を発揮させてしまう事も……


メタゲームでの活躍

  • ファーストコンタクト環境
ガイアール・カイザーや復活の祈祷師ザビ・ミラと共にそのカードパワーの高さから注目を集める。

様々なデッキが考案され、中でもホーガンやランデスに組み込まれた形が発売直後に開催されたおやつCS等で結果を残す。
また、初めは少なかったが、徐々にキリコも練り込まれていき、次第に強力なデッキとして広まっていく。

  • ダークサイド環境
永遠のリュウセイ・カイザーを投入したキリコが開発され、次第に結果を残していき注目される。また、ヴォルグ・サンダーの存在により重要度はかなり上がったと言えるだろう。

更に、4コス有効色超次元呪文の登場でトリーヴァカラーのビートダウンも生まれ、それにも3、4枚は投入されていた。

  • フルホイル環境
最高のパートナー、ボルバルザーク・エクスが登場。共にキリコに積まれ、エリア代表の店舗予選で最大の戦力を展開する事になる。
しかし、エクスもNもリュウセイもかなり高価なことや、ほぼ必須なスローリー・チェーンや神秘の宝箱の値上がりもあり、予想されたほどの結果は残せなかった(それでも、かなりの結果を残していたが)

余談だが、このNエクスキリコは無限ループし出すとあのMoMaを彷彿とさせる凄まじい動きを見せる。

  • エリア代表決定戦(E1限定構築)
当初の予想はNとエクスを使ったビート(俗に言うNエクス)がトップと言う予想。
蓋を開けると、初めの京都ではA、B共に優勝こそ逃したものの入賞者数は全体の半数以上を占め、トップメタということを知らしめた。っていうか優勝デッキは両方ともNエクスをガンメタしてた。
また、その後も川崎CSで午前のベスト4を独占したり、浜松や東京、仙台でも上位に多く食い込む等トップメタを突っ走った。

  • ガイアール・ビクトリー環境
ドローソースを兼ねた進化クリーチャー《超電磁コスモ・セブΛ》の登場により、ビートでNを使用している暇が無い事が気になり始める。
とは言え本質であるコンボデッキでの回復能力は健在であり、ビート以外では相変わらず活躍し続けている。


このように、その強さや遅延の原因に成りやすいことから、殿堂入りを望む声も多かった。


派生カード

エピソード3

新世界(ニューワールド) シューマッハ SR 火文明 (6)
クリーチャー:アウトレイジMAX 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。その後、それぞれカードを5枚まで引いてもよい。
W・ブレイカー

E3にて、アウトレイジMAXへの転生を果たした姿。
一見するとザ・ドラゴンといった風体だが、武器のようにまとった装飾をよく見てみるとN・ワールドのものに酷似している。

元になったサイバー・N・ワールドと違い、こちらは火文明である。
こちらは元々持っていた手札はデッキに戻すのでは無く墓地に捨てるため、墓地利用との併用も可能だがデッキは回復しないため、若干LOに注意が必要。
火文明単色ながらも非常に質の高い手札補充としてビートダウンデッキ等に採用できるだろう。

弱点も本家同様、基本的にドローしたカードは相手が先に使えることだろう。召喚のタイミングには気をつけよう。


…そして、それとは別にもう一つ重大な欠点を抱えている。それは、相手の手札を捨てさせてしまう事。
そう、相手にマッドネスの発動を許してしまう点である。
「手札補充のためにこいつを出したらいつのまにか相手の場に永遠のリュウセイ・カイザーがいた」なんて状況も起こりうる。
「獰猛なる大地で無理やり引っ張りだされ手札補充に利用された揚句永遠のリュウセイ・カイザーまで出てこられた」なんてなったらもう泣くしかない。
また、墓守の鐘ベルリンの墓地回収効果の発動も許してしまうのも辛い。
このデメリットが非常に大きいため、本家と比べると使用率は非常に低く、
赤緑ギフト等の水文明が入らない一部のビートダウンデッキ等に少数採用される程度に留まっている。

散舞する世界(ワールド・リセット) パシフィック R(アール) R 水文明 (5)
クリーチャー:アウトレイジ 5000
自分のターンのはじめに、このクリーチャーと自分の手札と自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、カードを3枚引く。

E3の最後を飾るDMR-12でも再登場。
今回はヒューマノイド風のクリーチャーがN・ワールドの装飾を纏っている。

今度は元ネタと同様の水文明だが、種族は通常のアウトレイジとなった。
能力は言うなれば「自分限定のサイバー・N・ワールド」だが、発動タイミングが自分のターン開始時である点、このクリーチャー自身も回収されてしまう点、引ける枚数は3枚しかない点が主な違い。

cipによる即効性がある上に相手も巻き込めるN・ワールドと比べて、どうしても見劣りする。
自分にのみ発動できる点で差別化を図りたいところ。

王来篇

電融 N(エヌ)E(エクス)XT(トリーム) KGM 水/火/自然文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/サイバー・コマンド/ 6000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるディスペクターとディスタスをすべてアンタップする。
このクリーチャーが攻撃する時、プレイヤーを1人選んでもよい。そのプレイヤーは自身の手札と墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルし、カードを5枚引く。

Nエクス】でも共闘した《ボルバルザーク・エクス》とまさかの合体
能力もN・ワールドのリセット効果が、任意のプレイヤーに対してアタックトリガーで発動できるようになった。
cipでこそないが、SAを持つので場に出て直ぐ攻撃し、即座にアタックトリガーを起動できるようになっている。

ちなみに、直近の弾で登場予定だった《禁断竜王 Vol-Val-8》のプレビュー版としての側面もあり、見た目はボルバルと《禁断機関VV-8》のパーツの合体といった風体で、N・ワールドの要素は殆どない

王来MAX

マガン金剛 <Nワル.鬼> SR 闇文明 (4)
スター進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 7000
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたタマシード1枚につき、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

続く王来MAXでも登場。
今度は鬼の歴史において、マガン金剛なるデモニオに取り込まれてしまった。

能力の方はまるで原型がなく、cipによる墓地肥やしと自身のタマシードに依存したハンデスという闇文明らしい効果になっている。

ちなみに《新世界 シューマッハ》の方も《シュウマツ破鬼の封》としてタマシード化している。
鬼の世界でもN・ワールドは引っ張りだこのようだ。

王道W


電脳の力と無双竜機の力が出会うことで新たな世界が生み出された。

新世界の覚醒者サイバー・NX(エヌエクス)・ワールド VR 水文明 (6)
サイキック・クリーチャー:サイバー・コマンド 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーはブロックされない。
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、サイキック・クリーチャーを1体選び、それを次に大きいか小さいコストの面に裏返してもよい。
解除(このクリーチャーが離れる時、かわりにコストが小さいほうに裏返す)
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

なんとサイキック・クリーチャーとしてリメイクされた。
このカードが収録されたDM25-EX4では、エピソード1当時の環境で活躍したデッキ群をサイキックとして両面に落とし込んでおり、このクリーチャーはそのサイクルの1枚である。
モチーフになったのは勿論【Nエクス】。それ《N・E・XT》でもうやったじゃないすか

性能の方はN・ワールドの面影があまりなく、水文明由来のアンブロッカブルに加え、アタックトリガーで1枚ドローした上でサイキック・クリーチャー1体を裏返せる
「次に大きいか小さいコストの面」という表現なのは、おそらく同弾で新登場した三段変形型のサイキックに対応するためだろう。
それらのサイキックは一段目からいきなり三段目には裏返せない他、両面ともコストが同じ《時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のようなサイキックにも対応してない。
とはいえ、これほど手軽にサイキックを引っくり返せるカードはかなり貴重。
重い覚醒条件のサイキック・クリーチャー達も、このクリーチャーにかかればアタックトリガーで疑似覚醒できるため、是非ともコンボを決めたいところ。

ちなみに裏側はアースイーターの《時空の吸引ドンドン・クロウラー》で、クリーチャーが出た際にサイキック・クリーチャーが3体以上いる事を条件に覚醒できる。



追記・修正は手札と墓地をデッキに戻してシャッフルし、5枚ドローしてからお願いします。

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最終更新:2026年08月19日 23:19