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クリアーナ・リムスカヤ

登録日:2010/09/07(火) 10:36:02
更新日:2025/11/30 Sun 01:28:56
所要時間:約 3 分で読めます





ジョシュア・ラドクリフの義妹で、2003年発売のスーパーロボット大戦D(以下スパロボD)の女主人公。
17歳
CV:桑島法子(第2次OG)


愛称は「リム」。
2つの人格を持つ身体で、おっとりとして天然ボケな「クリス」と、強気な性格の「リアナ」が存在している。
2つの人格は自由に入れ替わる事も意志疎通も可能で、所謂二重人格とは違い(ウェントス曰わく“2つの魂を持つ”状態)、リム本人にもどちらが元の人格か分からないらしい。平時や私生活ではクリスがメインである事が多いが、戦闘では強気なリアナが出ずっぱりな様子。
こうなった原因は、義父フェリオ・ラドクリフの実験の被験者にされた為であり、この事件がきっかけで義兄ジョシュアに連れ出される様な形で南極を去り、傭兵業を営む事となる(リムがロボット操縦を習ったのもこの時)。
しかしこれにより父親との確執が決定的になったジョシュアと違い、本人は義父に実験台にされた事は恨んでいないと公言している。

ジョシュアが躊躇う程濃いココアを好んで飲んだり、後半にオニギリの具にイチゴジャムを入れる、みんながマズイと言うレーションを好んで食べるなど、味覚障害レベルの甘党・味音痴。
これがリムの好みによるものなのか、実験台にされた影響なのかは定かでない。

シナリオ開始時点ではパイロットというわけではなかったが、兄や父達の手助けになりたい一心から謎の動力源「シュンパティア」を搭載した機動兵器に乗り込み、数奇な戦いの世界へと歩んで行く事になる。
ちなみにこのとき南極を訪れているにもかかわらずノースリーブ&ミニスカという服装で過ごしている剛の者。空調は効いているだろうしショールも着用してはいるのだが。

何かと説明不足なキャラ造形をしており、特に二重人格といういかにもシナリオ的に何かありそう(実際そのような描写自体はちょくちょくあるが…)な謎は最後まで明かされなかった。
その為初出時は結構人気面では不遇な扱いをされる事もあった不憫な娘でもある。(詳細は下記)

ステータスは兄ジョッシュより射撃と回避が若干高く、格闘と防御が低いリアル系寄り傾向。といっても誤差に近いので神経質になる程ではない。
搭乗機はスパロボD主人公気全て。本人のビジュアルと機体カラーリーングからブランシュネージュorストレーガ固定っぽく見えるがそんな事はない。(これは兄も同様)
ただし、固有技能が「ヒット&アウェイ」である為、これら要素全てを活かすとなると長距離射撃戦主体のブランシュネージュが第一候補と言える。防御値がかなり低いので、回避主体の本機とそういう点でも相性が良い*1


2012年に発売された『第二次スーパーロボット大戦OG』(以下第二次OG)では中盤から参戦。
基本的な役割はDと同じだが、顔グラの瞳の色が入れ替わる等、スパロボDの頃より二人の見分けがつきやすくなっている。
また、ずっと南極という平淡な風景かつ、リ・テクの実験環境下にいた為か外の世界の風景に一喜一憂する感情豊かな一面が増えた。
甘党は健在で味覚が割にお子ちゃまなゼンガー親分にゲロ甘コーヒーを差し入れする場面も。(ひじょーに残念ながら同じくド甘党なテュッティ・アイビスとは絡み無し)
システム面ではメイン搭乗機がブランシュネージュ固定に変更。隠し機体であるフォルテギガス搭乗時にはサブパイロット*2となる。その場合でもジョッシュには無い精神コマンド「加速」や「不屈」を持っているので相性はいい。

共演叶ったグラキエースの事は、ジョッシュ同様ラキと呼んでいる。

そしてなんといっても大きな追加変更点として、スパロボD本編では謎のままだった二重人格になった理由、どちらが本当の「クリアーナ・リムスカヤ」であるかが判明する等、自身のシナリオが大きく深堀りされた。




余談だが、義理の妹、二重人格、ブラコン、ノースリーブ、ミニスカ、谷間にネクタイを挟んでいる(所謂乳ネクタイ)、とありとあらゆる萌え要素を詰め込んだキャラだが、スパロボD発売当初の人気はイマイチ高くなかった。
理由としては

  • 男主人公のジョシュアと、その相方ラキ(グラキエース)のキャラと関係性、シナリオの人気が高過ぎた
  • それでいてジョシュアルートだとリムとラキの加入は選択制(リム加入の為にはラキを殺さなければいけない)
  • リム自身のエピソードが尻切れトンボ拭い切れない中途半端感。(二重人格設定の埋没・ウェントスとの関係性の進展の無さ等)
  • 版権キャラと絡むよりクリスとリアナで話している事が多い為(ジョシュアのギュネイ&鉄也のような濃い絡み具合がない)
  • 以上から明らかに未完成感漂うリム個人のシナリオの扱い*3

といった所。ジョッシュ&ラキとの比較もさる事ながら、スパロボDという作品自体が非常に濃密なシナリオである事も却って災いし、作品内で埋没してしまったのである。リム自身も非常に魅力的なキャラではあるのだが……

そして9年の年月が流れ…

満を持して『第二次スーパーロボット大戦OG』にて参戦。
当初はジョッシュ&ラキ(他にも人気のあるアクアら)を前に上手くシナリオに絡ませられるのかと危惧されたが、
上記の通り、キャラ設定・シナリオの役割等を大きく見直されて大活躍。見事汚名を返上する事になったのであった。


なお、かつて存在した2ちゃんねるのD萌えスレにおいてはジョシュアとラキの様にウェントスとイチャついている。ブラコンの気はあまりない。
また、OG萌えスレではラキからお兄ちゃん(ジョシュア)を取り戻す為奮闘したり、アイビスメルアテュッティらと甘党四天王として暴れたりしている。

以下、ジョシュアと合体(フォルテギガス的な意味で)できなかった為D萌えスレで切れてしまったリム

「おかしいなあ・・二人ともどうしちゃったのかなぁ・・・
 良い雰囲気なのはわかるけど、ラキちゃんはヒロインじゃないんだよ?
 前半だけヒロイン扱いで、後半でこんな役回りじゃ、妹設定の意味・・・無いじゃない。
 ちゃんとさ、設定生かそうよ。
 私の言ってること、私の設定、そんなに間違ってる?
 少し、頭冷やそうか・・」

そこ、「だが断る」とか言わないように。

なお、意外にも原作ゲームではリムがラキに嫉妬する描写は存在しない。
それどころか、ラキに機体のシステムを託し、ラキもそれに感謝するなど良好な関係である。





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最終更新:2025年11月30日 01:28

*1 ただしコンボ技能が死に技能となるのでリムの能力と100%合致するわけではない

*2 分離攻撃の演出を見るにストレーガの方に搭乗している

*3 後に寺田プロデューサーが「時間が足りなかった」と認めている。ちなみに当時寺田プロデューサーはリムシナリオを推しており、その事も後に自分でもネタにしている。これについてはシナリオの状況を知らなかったわけではなく「そう言わざるを得なかった」と語っている。