業~それを罪だというのなら~

登録日:2014/6/22 (日) 12:25:38
更新日:2021/02/11 Thu 21:19:53
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WARNING!

この項目には、ネタバレが記述されています。
また、18歳未満の方は、観覧をお控え下さい。


『業~それを罪だというのなら~』は、影乃いりす先生が描いた漫画作品のうちの一つで、近親相姦を題材としている。
「うそつき?」、並びに「本当に大切なもの」に収録。


双子の兄妹、毅(たけし)と由衣(ゆい)。
二人は血の繋がった実の兄妹だが、お互いに愛しあっていた。
両親がいない時は、何時もお互い身体を重ねあっていた。
しかし、毅は不治の病に冒されており、余命がいくばくもなかった。
ある日、二人は買い物に出かけるが、大雨が降ってきた。

毅「これ位の雨、平気だよ。」
由衣「ダメ!毅は体が弱いんだから、暫くはここで待っていなくちゃ!」

由衣は毅を店に残し、を取りに大雨の中、家路に向かって走っていった。

どうにか家に入り、タオルで身体を拭く由衣。
その時、両親の会話が由衣の耳元に入った。

母「毅が…後半年の命だなんて…。」

衝撃の事実が由衣を襲う。

そして由衣は、傘を持って毅が待っている店に戻る。
直後、涙を浮かべ、毅に抱きついた。

毅「由衣、どうしたの?」
由衣「毅…私たち、何処か遠くへ行こう…誰も・・・私たちの邪魔をしない所へ…。」

その夜、二人は激しく身体を重ねあい、セックスをした。

毅「きっと…バチが当たったんだよ…してはいけない事をしている僕たちに…。」

そして由衣は、危険日である事を隠し、毅に中出しさせた。

由衣「毅…私、大丈夫だから。お願いだから…私の中を…毅でいっぱいにしてぇ!」

やがて月日は流れて行き、由衣は、由毅(ゆき)と由梨(ゆり)という双子の兄妹を育てていた。

由衣「(あの二人は)私の宝物です。」

しかし、その双子の兄妹も、両親同然の行為に走ってしまっていた…。


由梨「お兄ちゃん、くすぐったい。」
由毅「ダメだよ、動いちゃ。」

~END~

◇登場キャラ

  • 由衣
双子の妹の方で、眼鏡っ娘。
いつもは妊娠の危険性を考慮し、中出しを拒んでいたが、
最終的には中出しさせ、毅との愛の結晶として『宝物』を授かるが…。

双子の兄の方で、不治の病に冒されている。
そして死期が迫ってきた時、由衣と最後のセックスを堪能し、
由衣のお願いで中出しをする…。


  • 由毅と由梨
毅の死亡から暫くして、由衣が産んだ双子の兄妹。
由衣は二人を「私の宝物です。」と、近所の人にも誇らしげに語っていた。
そう、罪を犯した二人だからこそ、最終的には一人を代償として失ってしまった。
そして、『宝物』を得た。
しかし、最終的には『宝物』であるこの二人も、両親同然の行動に走ってしまう…。


追記・修正は、背徳を感じ、燃えた方にお願いします。


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最終更新:2021年02月11日 21:19