東京から来た漁師(たまにミュージシャン)

登録日:2014/12/05 (金) 03:32:26
更新日:2023/07/27 Thu 18:43:23
所要時間:約 13 分で読めます




東京から来た漁師(たまにミュージシャン)とは、日本テレビ系列「幸せ!ボンビーガール」に頻繁に登場する謎の漁師である。

【主な特徴】
そもそもこの番組は「何故か生きる勇気がわいてくる貧乏情報バラエティ」と銘打って、
「貧乏でも工夫を凝らした生活を送る女性を紹介」したり、「生活に役立つ情報」を放送する番組である。

その中では「現地の食材」や「スーパーの激安食材」も紹介されることが多いが、
その際になぜかこの男が登場し、その食材を獲ったり作ったりする「資料映像」が登場する。

「東京から来た」というだけあって恐らく東京に近い場所に住んでいると思われるが、
全国各地の漁港に出向き、多種多様な魚介類の漁をしていることから、珍しい「流しの漁師」という事だろう。
その方法も素潜りからモリ突き、一本釣り、仕掛け漁と多種多様な漁に精通していることから相当経験を積んだ漁師と見える。

その一方で「農家」という一面も持っているらしく、米やトマトを栽培していたり、乾物を作る映像も確認された。
さらには「大工」も兼業しており、丸太から手作業で材木を切りだすという映像も確認された。

しかし、何と言っても特徴的なのは副業として「ミュージシャン」をしているということである。
一体全体想像がつかないが何ゆえそんな副業をしているのだろうか。

だが、その腕は「本業」顔負けらしく、風の便りではあの武道館を満員にしたり、
夏フェスで入場規制を設ける必要が出たり、毎年紅白歌合戦に出場するほどの大人気らしい。
その他にも月曜日と水曜日の朝に早起きすると見かけるという都市伝説も流れている。

また、お友達として「茂さん」「太一さん」「昌宏さん」「智也さん」もいるらしく、
一緒にトマトを作ったり、各地のトマト農家に出向いた映像も確認されている。やはり世にも珍しい「流しの農家」なのだろうか。


追記・修正はこの男を見かけた方にお願いいたします。

















 
   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


しかし、嘘は2割ほどしか混ぜてはいませんが。

【ちゃんとした説明】
東京から来た漁師(たまにミュージシャン)とは、日本テレビ系列「幸せ!ボンビーガール」にて、
番組MCである山口達也(TOKIO)がVTR中の資料映像に登場する際の名義である。

元々この番組内では、放送局が同じで担当するプロデューサーも同じ島田総一郎氏であることから、
資料映像として「資料映像:ザ!鉄腕!DASH!! 」名義で過去に山口が体験したことに関連する映像を流していた。
しかし、ついに沖縄のサバニ船について紹介する際に山口を「東京から来た漁師(副業:たまにミュージシャン)」とテロップ付けしてしまった。

これまでホームである鉄腕DASH内やメンバー間でも冗談交じりに「クワ持ってるほうが落ち着く」だの「楽器より寸胴だ!」だの自虐したり、
ネットでもネタとして「本業・運送業(CMをやっているヤマト運輸)、副業・農家や漁師、趣味・音楽活動」とは言っていたものの、
ついに鉄腕DASH以外の番組で「音楽は副業、本業は農家・漁師」と、冗談交じりではあるものの言いきってしまったことから話題となってしまい、
「山口の職業が変わってしまった」とネットで大いにネタにされてしまった。

初登場以降も番組に資料映像として登場する際はこの名義で出演しているが、
次第に慣れたのか「農家さん(時々司会業)」→「東京の農家さん(回によっては「地元の漁師さん」「日本の大工さん」)」
とランクアップ…というか副業が消えてしまっている。

また、VTRの視聴中にはスタジオでは自然と技術解説でしゃべりまくるようで、映像に集中できないと他の出演者からクレームが来ることも。

なお、他のメンバーに関しては「山口さんのお友達の○○さん」名義となっている。

ちなみに、番組的には一応「『東京から来た漁師(たまにミュージシャン)』と『ジャニーズ事務所に所属するTOKIOのメンバー 山口達也』は別人」の模様。
鉄腕DASHのほうではきちんとした本業紹介がなされているが、こっちのインパクトが強いのもあるのか あちらの本業紹介に違和感を覚える人も。


【これまでに登場した回】

●サバニ船
沖縄で節約生活をしていた柴田美咲さんがサバニ船の練習風景を見ていた際に、
「過去にはサバニレースに東京から参加する漁師さんも。」という触れ込みで初登場。
ちなみにこの時は船の修繕からやっていたことも流しどよめかせる。

●素潜り
美咲さんが素潜りで漁をしようとする際に、「正しい素潜りの仕方」として登場。
この時では山口も熱が入ったのかVTR中にスタジオでも技術解説を行い、VTR後にはゲストの渡辺徹から「隣がうるさい」と苦情が来ていた。

●タコ
激安スーパーに並ぶタコが傷ついていない丸のタコであるのを見て「傷のつかないタコツボ漁で獲っている」と説明。
その際に「タコツボ漁をしている東京から来た(ry」として登場。ちなみに本当にタコはタコツボで獲っていた。

●トマト
激安スーパーにてトマトを発見した山口がトマトを栽培する際に甘味を出すためのやり方を説明。
その際に「東京から来た農家(たまに(ry」として登場。この時は一緒に育てている仲間として「お友達の茂さん(城島茂)」も登場。
また、比較映像には同じくお友達の「太一さん(国分太一)と智也さん(長瀬智也)」も登場した(残念ながら松岡は登場せず)。

●高野豆腐と切り干し大根
激安スーパーにてゲストの北斗晶と買い物する企画にて、高野豆腐を購入しようとする北斗に「作るも大変なんだから」とコメント。
待ってましたと言わんばかりに10年前に作ったVTRが流れた。
その際、北斗から「アイドルだよね?何屋さん?」と聞かれた際に出たテロップは

1.農家
2.漁師
3.大工
4.たまにベーシスト
5.たまに司会者

…間違ってはいない…はず。

その後、切り干し大根でも「これも(作ったことある)?」という問いに対しもちろんと作る手間と栄養が豊富になることを語り、満面のドヤ顔を決めた。

●利尻昆布
北海道でテント生活をしていた美咲さんが地元の漁師から利尻昆布を譲ってもらった際に、
「その美味しさから東京から来た漁師さんも獲りに来るほど。」という触れ込みで登場。
ちなみにこの時の目的は「ラーメンを作るため」、地元の人が取るための道具を紹介してくれたにもかかわらず素潜りで獲っていた。

●日本の家と海外の家の作り方の違い
ハワイのホームセンターにてツーバイフォー材を用いた家の建て方を説明する際に「丸太から材木を切り出す日本の大工さん」として紹介。
この時はモンハンばりの大ノコで丸太を切っていたが、今やそんなことをするのは日本でもこの男しかいないはずなのだが。

●合鴨農法
とある女性が農家から合鴨農法で大きくなったアイガモを飼っていることに触れた際に、
「農家さん(時々司会業)」として登場。最早ミュージシャンですらない。

落ち鮎&シラスウナギ
美咲さんが高知・四万十川で漁を手伝う際、お世話になるお父さんの投網に対し「初めて見る網」とスタジオで発言。
それを待っていたかのように「体脂肪率8%の漁師」として投網に挑戦する様子が流れた。ついに副業すら消えた。
その直後にはナレーションで「恐らくスタジオにいる漁師さん?この網を見ていろいろ言っていると思いますが(水トアナ「はい。おっしゃってます。」)。」という前フリで、
両者の網の違いについて説明された。

その後、獲れる獲物が「落ち鮎」であることが分かったところで「スタジオの漁師さん。落ち鮎が何かわかりますか?」と突然のフリ。
それに対し「産卵のため川上から海へ戻る鮎」と完璧な解答を行い「さすがプロの漁師さん。」と褒められた。

別な回では、ウナギの稚魚であるシラスウナギ漁に密着した際に「東京の漁師さん」で登場。
自分で整備した海岸にシラスウナギが来るまで3年かかったことから、たくさん捕獲しているのを見て「もうちょっと喜んで獲りなよね…」とぼやいていた。

●ニンジン・レンコン・ゴボウ・ダイコン・インゲン・サザエ
山口県にある激安スーパーでの買い物企画にて、
ニンジンでは「芯が小さい方が甘い」
レンコンでは「泥をつけたままのほうが鮮度が持つ」(※資料映像付)
ゴボウでは「やわらかい土の層が1m50cm程必要なため育てるのが難しい」(※資料映像付)
ダイコンでは「エクボが一直線に並んでると甘い」
インゲンでは「放っておくと物凄くデカくなる」(※資料映像付)
サザエでは「トゲが長いサザエは荒れた海で育った」(※資料映像付)
と次々説明し、ついには自分の口からも「(農家は)本業」と言ってしまった。

この回に登場したゲストの熊谷真美はこの言動に混乱どころか絶句する場面もあり、山口を見る目が農家から漁師に変わったとも言っている。

ちなみに、この回ではオープニングで良い筋肉の付き方として「ベーシスト兼司会業」とようやくちゃんと紹介された。
が、アシスタントの水トアナは「豚ばら肉が好きな(結果ムッチムチな)日本一忙しいOL」として紹介された。
基本的にMCはまともに紹介されない運命なのか。

●地域おこし協力隊
柴田美咲が住む古民家を訪れていきなり「土が硬すぎる。もっと深く耕さないと」と家庭菜園に容赦ないダメ出しをした。

企画が二年目に突入し「古民家を民宿に改装する」という目的で物件を見に行った柴田が囲炉裏の跡を見つけて
「これ民宿のウリになりそう。でも修理できるかな?知ってる人いる?」と言った際に
「(知ってるどころか囲炉裏)作れる人」(※資料映像付)が紹介された。
だがこの「囲炉裏の跡」は後に掘りごたつの跡だと発覚し…。

その後、壊れて問題になっていた竈の修理が放送される。
修理に使われた赤土を見るや否や「不純物の少ないいい土だ」と意見を述べ、赤土に藁を混ぜることで強度が増すことを話す。
なおコテの扱いはプロの左官(※資料映像付)でも難しい作業のため、作業は近所の人に任せ、柴田は馴らしに徹していた。
なお、このとき「今度は左官屋か」と突っ込んでいる。
およそ10時間かけて竈は修繕され、柴田は釜で炊いたご飯を、なぜか釣り上げたアオリイカのイカ飯をおかずに食べた。

●農林水産ガール
本人曰く、どっちの感覚で来ているんだかわかんないとのこと。
築300年の古民家に住んでいるボンビーガールを訪ねた達也が、トタンで塞がれた屋根がもともと茅葺きだったことに気付く。
曰く「萱は時間がたつと痩せていくから頻繁に代えなきゃいけない。けどいまそれができるのって一部の職人と…TOKIOくらい?」と、
熱い自画自賛(※資料映像付)

スタッフに「これ家を紹介するコーナーじゃありません」と言われ本題に戻るかと思いきや、今度は土壁や梁に食いつく。
「赤土に藁を混ぜることで強度が増す」ことを説明したり「材木の曲がりを計算している。相当立派な棟梁が建てた」と見解を出した。

●DAIGOのサポート
2015年24時間マラソンランナーであるDAIGOの練習に登場。
40代とは思えないほどの筋肉量でマラソンランナーとしてはDAIGOよりも良い状態という事態になってしまった。

●再び甑島へ
「抜けへん!」
前述の「地域おこし協力隊」のスペシャル企画として、スタジオメンバー(東京組)全員で民宿改装を手伝うことに。
まず予告の時点で「レギュラーメンバーとガチの大工が甑島で夢の競演」と既に何かおかしい煽り方をしていた。
(「ガチの大工」の部分でもう笑いが起こってなかった)

いざ始まってみると、違う島にロケに行っていて合流が遅れるなどのアクシデントもあったが、
「囲炉裏作れる人」と言われていた通り、現地の竹などを活用してほぼ一から囲炉裏を完成させた。
冒頭の台詞は、囲炉裏の枠を作る際に森泉のドリル捌きを褒めた際のもの。
「(ドリルを抜くとき)何も言わずに逆回転させたよね。リーダーだったら『抜けへん!』ってウンウン言ってるとこ」(※資料映像及び雑なモノマネ付き)

●三度甑島へ
前回の訪問で苦労して作った囲炉裏の部屋や台所を含むほぼ全部の箇所で消防法上のダメ出しを受け、暗礁に乗り上げた民宿企画。
このままでは地域おこし協力隊の任期満了に間に合わないということで、番組側は最後の切り札を投入し、「ガチの大工とDIYの達人」が三度島を訪れることになった。
もはややっていることが資料映像と大差無くなってきたため、
「これは火曜の番組(ボンビーガール)だよな?日曜の(資料映像)じゃないよな?」と確認しながらの作業となった。
(その後、「そういえば日曜の番組ではこんなん(ワーキングジャケット)着てないわ」と勝手に納得した。資料映像ではほぼ半裸である)

現地スタッフに電話で「とりあえず15cmくらいの丸太用意しといて」と雑に注文しておいた材料に慣れた様子でノコを入れ、民宿の立派な門を製作。
着地点が見えなかった企画に何とか格好がつく形となった。
(本人は「最近石積んでばっかだったから木に触れてないんだよなあ」とブランクを心配していたが、特に問題はなかったようだ。
 一方ナレーターは「時間ないって言ってんのにまたなんか作ってる!!」と違う心配をしていた)

このあたりになるとイジり方がだんだん雑になっており、もはや「東京から来た○○」ではなく単に「大工」「漁師」とだけ言われることも多い。



追記・修正は農家と漁師と大工を両立できる方がお願いします。

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最終更新:2023年07月27日 18:43