妖精の裏技ラララ・ライフ

登録日:2014/12/30 Tue 13:15:37
更新日:2023/07/28 Fri 21:19:09
所要時間:約 6 分で読めます








ゼロの力は世界の一部となったが、それによって、溢れだした膨大なエネルギーが裏技を生み出した。




概要


あ、ちょっと!こんなの制御できないよぅ!

妖精の裏技ラララ・ライフは、デュエル・マスターズの呪文である。
DMR-10「エピソード3 デッド&ビート」に収録。レアリティはコモン。

グラビティ・ゼロによってマナブーストを行える一枚。


スペック

妖精の裏技ラララ・ライフ C 自然文明 (3)
呪文
G・ゼロ-バトルゾーンに自分のスノーフェアリーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
能力は単純で、山札から1マナ加速を行う。

しかし、この呪文の一番恐ろしい点は他にある。
G・ゼロによって、ノーコストで1マナのブーストを行えるのだ。

G・ゼロ条件がスノーフェアリーであるという所も利点だろう。

スノーフェアリーは軽量種族であるため、軽いクリーチャーが多く、条件を満たしやすい。
しかも、マナブーストに長けたクリーチャーも多いので、マナブーストをさらに加速させることができる。

スノーフェアリーが1体でもあり、手札にこの呪文が二枚以上あれば立て続けに唱えることができる。
あっという間にマナが溜まるため、序盤から大型クリーチャーを出しやすくなる。

ここまで見れば強力な呪文だが、やはり欠点という物はある。

その欠点は、激しい手札消費だろう。
手札からスノーフェアリーを召喚する+G・ゼロで唱える という動作だけで手札は二枚は消費される。
G・ゼロで、複数枚唱える場合は、その事態はさらに悪化する。

デュエリスト「また溜めた…手札ないのに また溜めちゃった……ククク…クククク…ハハハハ ハハハ」

マナはあるのに手札が空っぽになってしまうという状況。かなり虚しく心に響くものである。
このように手札が無くなると、せっかくマナブーストしても行動できないため、マナ数のアドバンテージが消滅してしまう。

氷牙レオポル・ディーネ公》のような呪文による手札消費を回復させてくれるクリーチャーなどが欲しいところである。
とにかく、大型獣召喚のための手札だけは少しでも良いから残しておきたい。

フレーバーテキストにもあるが、この呪文を制御できるかどうかはデュエリストの腕が試されるようになる。


相性の良いカード

愛恋妖精ミルメル R 自然文明 (1)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
プレイヤーがターンのはじめにカードを引いた時、そのプレイヤーは自分自身の手札を1枚、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

冒険妖精ポレゴン C 自然文明 (1)
クリーチャー:スノーフェアリー 2000
自分のターンの終わりに、そのターン、このクリーチャーがシールドをブレイクしていた場合、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
1コストスノーフェアリーの方々。
この方々がいれば、1ターン目からラララライフのG・ゼロでマナブーストが可能。
序盤から相手をリードすることができる。

でも1ターン目から激しい手札消費はしないようにね。

霞み妖精ジャスミン C 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
マナブーストの基本となっているスノーフェアリー。

自壊効果を使わず、ラララライフを唱えればジャスミンを残しつつ、マナをブーストすることが可能。.....しかしそうなれば、別にコスト2のスノーフェアリーで事足りるが。


雪布妖精ユウコ C 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
W・ソウル
マナ爆誕2
DM-36で登場したマナ爆誕となかなかの大きさを誇るおっぱいを持つ人妻スノーフェアリー。

ユウコとラララライフはさり気なく相性が良い。
マナ爆誕で召喚した際に、減ってしまうマナをG・ゼロで唱えたラララライフで補うことができる。


雪渓妖精マルル C 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
セイバー:アース・ドラゴン
一部から高い人気を誇ることで有名なマルル。

緑神龍ドラピ》と組み合わせることでドラピのデメリットを打ち消すセイバードラピで使用されていた。
しかし今や、上位互換の《結界の面 ブオン》の登場で出番は無くなったのだった…

…と思っていたのか?

実はマルルも、ラララライフを使えばブオンに対して優位性が出るのだ。つまり
マルル召喚→G・ゼロでラララライフ→これで加速した1マナでドラピ召喚→セイバー起動
という流れを行えば、2ターン目でドラピを召喚することができる。
このコンボは、ブオンには発動することのできないマルルのみの驚異的な性能であると言える。

やっぱり種族って大切だよね。


驚異のマナブースト

薫風妖精コートニー R 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 2000
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。

常勝ディス・オプティマス SR 光/水文明 (6)
クリーチャー:グレートメカオー/エイリアン 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スペース・チャージ:光/水(自分のマナゾーンに光、水のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーのSC能力を使ってもよい)
SC―光:呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
SC―水:自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
W・ブレイカー
…この二枚とラララ・ライフが揃うとどのような光景が見られるか。

ぶっちゃけて言うと無限にマナブーストすることが出来る。
ここから勝ちに繋げるデュエルを行うのが通称『ラララオプティマス』なるコンボデッキ。

オプティマスとコートニーがバトルゾーンにあるとする。

この時、コートニーの能力で、自分のマナゾーンのカードを光文明のカードとして扱える。
そしてG・ゼロでこの呪文を唱えてマナブーストすると、オプティマスの能力で自分の呪文を墓地から回収できる。
そこでラララライフを回収し、再度G・ゼロで唱える。

……という流れを淡々と行うことができる。
結果的に、好きなだけのマナブーストをすることが可能なのだ。

延々とこの流れを見なければならない相手からすれば「いやーもう十分堪能したよ…(満身創痍)」という心境だろう。

もちろん、バトルゾーンに二体を揃えなければ、ループコンボは発動できない。
とは言え、コンボの成立を速める補助カードもあり、一時的にエピソード3環境で活躍した。

しかもこのコンボ、デッキ開発部にて青い悪魔が公式で紹介するという……

ただし、現在はラララオプティマスのこのコンボは決めにくくなった。
何故ならコンボ発動速度を高めてくれる《陰陽の舞》《疾封怒闘 キューブリック》が殿堂入りしたためである。
これによって、早期にループさせることが困難になった。

また陰陽の舞はマナゾーンの呪文を墓地に送る回収カードの役割も兼ねていたため、彼の殿堂入りは痛手となった。
その後オプティマスが殿堂入りしたことも打撃となり、安定性は大きく下がってしまった。

とは言え、今も決まると強いコンボなことには変わりはない。


関連カード

妖精のイザナイ オーロラ UC 自然文明 (4)
クリーチャー:オラクル/スノーフェアリー 2000
光臨-自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト6以下のスノーフェアリーを1体、バトルゾーンに出してもよい。 その後、山札をシャッフルする。
DMR-09で登場したオラクル/スノーフェアリー。

ラララ・ライフのイラストとMODE→CHANGE版のフレーバーテキストに登場。
もちろんオーロラもスノーフェアリーなので、ラララライフのG・ゼロの対象である。


補足

DMR-10にてついに登場した呪文版G・ゼロサイクルの一枚。
ラララライフ以外のG・ゼロ呪文は

◾《神の裏技ゴッド・ウォール
◾《光器の裏技ディーヴァ・ライブ
◾《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット
◾《人形の裏技ペット・パペット
◾《無法の裏技ドドンガ・ドン

などである。

どれも、G・ゼロで唱えれば高い性能を発揮することができる。

そもそも、G・ゼロはDMの基本となるコスト支払いを無視できるため、相当強力な能力。
エピソード3ではラララオプティマスが環境に影響を及ぼしたが、今後G・ゼロ呪文が環境に出てくる可能性も十分にありうる。



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最終更新:2023年07月28日 21:19