登録日:2015/04/04 Sat 22:08:16
更新日:2024/04/17 Wed 19:31:36
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概要
幽騎士ブリュンヒルデとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-30「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」にて収録。レアリティはコモン。
初のコモン進化クリーチャーであり、優秀な性能を持つカード。
スペック
幽騎士ブリュンヒルデ C 光文明 (2) |
進化クリーチャー:レインボー・ファントム/ナイト 5000 |
進化-自分のナイト・クリーチャー1体の上に置く。 |
自分が呪文を唱えた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。 |
ナイトを進化元にするが、ナイトという種族自体は優秀な種族であり、良質なクリーチャーも多い。
コストが軽く、
G・ゼロを持つ《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》などが進化元に向いているだろう。
しかし、
ファンキー・ナイトメアや
ダーク・ナイトメアなどによってナイトが増えた現在でも1コストのナイトが現時点で存在しないのが惜しい。
《
聖騎士ヴォイジャー》以来、久々の
レインボー・ファントム持ちでもあるのだが、残念なことにレインボー・ファントムを進化元にはできない。
辛辣なことを言えば、
レインボー・ファントムという種族自体に今後の展望が見えないし、種族デッキも組まれないだろうから問題ないと言えばそれまでだが…。
何というか、無くてもあまり困らない種族っていうのもどうかと思う。
だが、レインボー・ファントムには1コストブロッカーの《聖騎士メタルサターン》が存在する。
メタルサターンの存在を考えれば、レインボー・ファントムも進化元に出来ればマナカーブ的に綺麗に繋げられたため、この点は不満の指摘も多い。
後述するが、『デュエル・マスターズ プレイス』への輸入ではこの不満を反映したかのような調整が行われている。
能力は、自分が呪文を唱えた時に相手のクリーチャーを一体タップできる効果であり、呪文に長けたナイトであることを生かしている。
つまり「唱えた呪文にタップ効果を付加する」という能力だと考えれば分かりやすいか。
このタップ効果と自身のそこそこあるパワーを生かし、タップキルしていくのがブリュンヒルデの基本戦略。
序盤に唱えるコストの軽い呪文でもバンバンタップしていけるので、相手の場を地道にボロボロにできる。
序盤からの攻撃が推奨されるこの能力は、どちらかと言えばコントロール戦略を得意とするナイトの中では珍しい方かもしれない。
このカードをナイトデッキで多用していきたいなら、ビートダウンデッキにすると良いだろう。
コモンであることから入手も容易であるのも嬉しいカードである。
相性の良いカード
魔弾デュアル・ザンジバル C 闇文明 (4) |
呪文:ナイト |
KM―バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは−2000される。 |
ナイト・マジック |
タップされているクリーチャーのパワーを低下させるこの呪文の能力とブリュンヒルデのタップ能力は相性が良い。
もう一度呪文の効果を使えるナイト・マジックと組み合わせれば、パワー9000のクリーチャーも射程範囲に出来る。
最近はこの呪文も強力なライバルのせいで影が薄い面もあるので、尚更組み合わせたいところである。
魔弾バクレツ・ストライク C 火文明 (2) |
呪文:ナイト |
KM-このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは+3000され、「W・ブレイカー」を得る。 |
ナイト・マジック |
自分のクリーチャー一体を大きくパワーアップさせるナイト呪文。
タップキルを得意とするブリュンヒルデとは相性が良い。
ナイトマジックでもう一回効果を使い、二回ともブリュンヒルデに使えば大きくパンプアップ。
パワー10500までは倒せるようになり、パワー11000と相討ちがとれるまでにパワーアップすることが可能となる。
このバクレツ・ストライクのコストは軽いので、唱えやすい点もベスト。
幽騎士ブリュンヒルデ R 光文明 (2) |
進化クリーチャー:レインボー・ファントム/ナイト 5000 |
進化−ナイト・クリーチャーまたはレインボー・ファントム |
自分が呪文を唱えた時、相手のアンタップしている、最もパワーの小さいクリーチャー1体をタップする。(複数あるなら、ランダムに1体) |
DMPP-10「戦国武闘会 -SAMURAI X KNIGHT-」にて収録。レアリティはレアに昇格した。
能力も変更されており、タップ能力は相手のパワーの一番小さいクリーチャーのみを対象にする効果へと弱体化した。
しかし、進化元の種族としてレインボー・ファントムも対象に出来るようになっており、同弾に収録された《聖騎士メタルサターン》から綺麗に進化するというTCG版では望まれながらも不可能だった動きがついに実現している。
補足
- ヒーローズ・カードでは不亞幽が描かれており、フレーバーテキストにも出演している。
カード名の「幽」はこの不亞幽からかけられた物だろう。さり気なく上手いネタであると言える。
というか、この名称のためだけにレインボー・ファントムとなった可能性もあるかもしれない。
- 名前の元ネタはゲルマンの英雄譚に登場する女性のブリュンヒルドだと思われる。
デュエプレにおけるCVは柚木尚子氏が担当しており、言動などからもブリュンヒルデも元ネタ同様に女性設定の模様。
つまり、ナイトであることも考えるとブリュンヒルデは女騎士に該当すると言える。
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最終更新:2024年04月17日 19:31