英知ダビドゥール

登録日:2015/05/11 Mon 21:56:58
更新日:2023/12/28 Thu 20:49:14
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太古の予言者とは、


知性と武力を兼ね備えた存在だった。


概要

英知ダビドゥールとは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-32「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」にて収録。レアリティはコモン。

高いパワーが自慢の、進化ライトブリンガー/オリジン


スペック

英知ダビドゥール C 光文明 (2)
進化クリーチャー:ライトブリンガー/オリジン 6500
ブロッカー
進化-自分のライトブリンガーまたはオリジン1体の上に置く。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
ライトブリンガーかオリジンを進化元にする。

どちらの種族も、軽量級のクリーチャーがかなり豊富なので進化しやすい。
特にライトブリンガーは1コストのクリーチャーが多いため、マナカーブ的に綺麗に繋げられる。

ちなみにこのダビドゥール、初めて純粋なライトブリンガーから進化できる進化クリーチャーの一体だったりする。
なのでライトブリンガーのファンの人は、このクリーチャーの存在は嬉しかったはず。

能力はライトブリンガーにとっては親しい能力であるブロッカーと、軽量ブロッカーによくある相手プレイヤーを攻撃できないデメリットのみ。

このクリーチャーの一番の評価点はの6『500』という高いパワーであり、ちょうど《火炎流星弾》や《ボルカニック・アロー》で焼かれないギリギリの数値。
序盤の軽量進化クリーチャーや、デメリット持ちの大型低コストクリーチャーでも難なく撃破できるため、序盤は相手に対する大きな壁として働けるだろう。

しかし、ブロッカー除去には2マナでパワーに関係なく破壊できる《クリティカル・ブレード》や《ピーカプのドライバー》が存在しているため、結局のところは多少場持ちが良いだけに過ぎない。
《剛力防機シュビルパンチ》のセイバーの範囲内であったり《ザ・ストロング・○○》サイクルの条件を満たせることを活かしたいが、進化に伴う手札消費に見合うかも考える必要がある。


相性の良いカード

予言者シュウ C 光文明 (1)
クリーチャー:ライトブリンガー/オリジン 2000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

予言者クルト C 光文明 (1)
クリーチャー:ライトブリンガー 500
1コストライトブリンガーの一例。

ダビドゥールを進化させるなら、こういったライトブリンガーを進化元にしたい。
マナカーブ的に綺麗に繋がるため、ダビドゥールを序盤から働きやすくできる。

オニフスベダケ C 自然文明 (3)
クリーチャー:バルーン・マッシュルーム 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のパワー6000以上のクリーチャーがなければ、このクリーチャーを破壊する。
W・ブレイカー

高いパワーを持つ代わりにデメリットも持つクリーチャー。

ダビドゥールを出した直後にオニフスベダケを出してみよう。
何故なら、ダビドゥールはパワーが6000を上回るため、オニフスベダケは破壊されない。

マナカーブ的にも、ダビドゥールを出した次のターンに綺麗にオニフスベダケに繋げられる。


補足

イラストはライトブリンガーにはかなり珍しい、筋肉の目立つ人型。

これは、オリジンの光文明クリーチャーの設定が影響した物だろう。
オリジンの光文明は『頭脳よりも力で勝敗を決める』ので、ダビドゥールもこのようなデザインと思われる。

ちなみにダビドゥールが収録されたDM-32では、通常のライトブリンガー進化の《英知ソロモニアス》が収録されている。
このソロモニアスと比べると、オリジンのライトブリンガーの異質さがよく目立つ。
また、後のDM-34で登場した《英知メフィスター》とは姿がかなり似ているが、両者の関連性は不明。

そして何故かダビドゥールは、神化編の一部カードのイラストに時たま姿を見せている。

《ソーラー・グレース》のイラストでは、何らかの攻撃を行っている姿がうかがえる。
《ライト・ゲート》のイラストでは、何者かに一回倒されたのか、体を再生しているようである。

余談だが、イラストレーター的にはダビドゥールの姿は『悪いウルトラマンをイメージした』 らしい。

胸の中央の球体の位置などを見ると、確かにウルトラマンに見えなくもない。
ウルトラマンも『光の巨人』だし、光文明のイメージはピッタリである。

ただ、ウルトラシリーズにおいての悪トラマンはロボットだったり星人の擬態の姿だったりすることが多い。
なので、ダビドゥールを実際の悪トラマンのイメージに重ねるとしたら、従来は光の存在であるイーヴィルティガウルトラマンベリアルなどが似合うか。
というか、一番ダビドゥールのデザイン的にイメージに合うのは『Another Genesis』のウルトラマン達のデザインかもしれない。

なお、DMにはウルトラマンタロウらしきクリーチャーが存在する。



太古のWiki篭りとは、追記と修正を兼ね備えた存在だった。

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最終更新:2023年12月28日 20:49