ウルトラマンベリアル

登録日:2009/10/26 Mon 20:42:18
更新日:2019/10/11 Fri 19:21:19
所要時間:約 20 分で読めます







光の国が生んだ最凶最悪のウルトラマン――


画像出展:大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年)より
@円谷プロ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会


ベリアル……!

ウルトラマンベリアル……!!



ウルトラマンベリアルとはウルトラシリーズに登場する、M78星雲・光の国出身で唯一の暗黒のウルトラマン。
初登場は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』。


CV:宮迫博之(雨上がり決死隊)
  高塚正也※玩具版、PSPゲーム
  小野友樹ウルトラマン列伝、ウルトラマンジード
  藤原啓治※ウルトラ怪獣擬人化計画ドラマCD『ウルトラ怪女子


●目次


■ウルトラマンベリアル アーリースタイル



画像出展:大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年)より
@円谷プロ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会

画像出展:ウルトラマンジード(2017年7月8日~12月23日) 第25話「GEEDの証」より
@円谷プロ、「ウルトラマンジード」製作委員会



元々は銀色の体をしたオーソドックスなシルバー族のウルトラ戦士。闇堕ちする前から、目がつり上がり気味の悪っぽい顔つきだった。
かつて、ウルトラ族とエンペラ星人の軍勢が繰り広げた「ウルトラ大戦争」で、ウルトラの父と共に活躍した功労者だった。
その戦争の最中、エンペラの闇の力に魅了されたらしい。どこのスト様かと。

戦争後は「名誉・地位・妻」を手に入れ、リア充となったウルトラの父との格差にプライドを傷つけられ、DQN化。
人工太陽・プラズマスパークの力を手に入れようするが失敗し、光の国から追放された。

ヒーローショー等での設定で公式かは不明だが、エンペラ星人に魅了され歪む前から、
「平和のために敵は皆殺しにすべき」「絶対的な力を持ったものが全てを支配すれば宇宙は平和になる」という危険思想の持ち主だったようである。ちなみにこの話が出た「GW ウルトラマンゼロスペシャルショー」ではヤプールによってタイムマシンで過去から呼び出されており、この思想のもと人間たちを屈服させようとした結果、ウルティメイトフォースゼロに阻止され、ウルティメイトゼロによって元の時代に叩き返されている。

『ウルトラマンジード』で描かれた回想では「超えてやる! 俺を見下したあいつらを!!」と、光の国の住民に見下されたと感じているような発言がある。
実際にベリアルが見下されたのかどうかは不明だが、他の宇宙人も所属している宇宙警備隊ならともかく、
光の国の住民となると光の国の実情からして若干不自然なため、おそらくベリアルの被害妄想説が濃厚だと思われる。

ただし、劣等感を抱いていた当時の状況などを考えると、他者の悪意のない発言や行動が結果として複雑なベリアルの心を傷つけた可能性はあるかもしれない。
例えば、その時の状況的に正であれ負であれ、ケンと比べる発言をされただけでもベリアル的にはメンタルダメージを受けていただろう。

なお、アーリースタイルのスーツはウルトラマンゼアスのスーツの一つを改造した物らしい。



大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説



ウルトラ戦士の心なんてのは、何万年も前に捨てたよ。


画像出展:大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年)より
@円谷プロ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会

俺は、宇宙最強の力が欲しいだけだ!

■ウルトラマンベリアル

身長:55m
体重:6万t

真っ黒な肌に赤いラインが入った。

レイブラッド星人に目を付けられ、レイオニクス(レイブラッドの遺伝子を継ぐ怪獣使い)として光の国に反旗を翻した。
復讐のために光の国に再来し「ベリアルの乱」を起こすが、ウルトラマンキングの圧倒的な力によって、成す術なく宇宙監獄に封印されてしまう。

しかし、数万年後、ザラブ星人の助けによって脱獄。
レイブラッド星人に与えられた「ギガバトルナイザー」を再び手にし、光の国をかつてない危機に陥れる。

黒い筋肉質となり、カラータイマーの色も紫に変化。
悪のウルトラマンではあるが、かつての戦友のウルトラの父同様に、カリスマも有している。

特筆すべきは異常なレベルの体力であり、有効打を何発もらってもまともにダメージが通らない無茶苦茶なタフさを有している。


【武装】

●ギガバトルナイザー
レイオニクスが持つ怪獣召喚アイテム「バトルナイザー」の強化版。
黒い棍棒のような形状で、操れる怪獣はなんと100体を超える。
その強力さゆえ、レイブラッド星人と彼に選ばれたベリアルしか完全に扱うことができない。

キングによって怪獣墓場の地下「炎の谷」に封印されたが、
ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』での戦いを経て、ベリアルの元へ戻った。

持ち主なしで自立的に動き回る上、ウルトラ戦士より強い。
電撃出したり呼び出した怪獣に干渉したりと、ちょっとした動作程度ならレイオニクスであればなんとかなる模様。
「ウルトラファイトオーブ」ではレイバトスが自信の魔力と共鳴させて使用していた。他の人物が使うよりかは力を発揮できていたが、(元の力が凄まじいのもあるが)本来の力ほどではなかった。

「ウルトラマンジード」では、再びベリアルの手に戻っている。
なお、本来は惑星クシアで作られた対ギルバリス用の武器(の試作型)であり、
完成型のギガファイナライザーと異なりこちらは悪の心によって力を発揮する。
レイブラッド星人との関係は現状のところは不明で、バトルナイザーの性質が最初からなのか後付けなのかも不明。
最初からだとすれば、量産されているギャラクトロンを怪獣たちに相手させるという目的も成立しそうではある。


【技】

●ウルトラ念力
超能力でギガバトルナイザーを自在に操る。「ジード」ではフュージョンライズの際のカプセルとライザーのコントロールにも使用。

●ベリアルショット
ギガバト(ryの先端からバズーカのように砲撃を繰り出す。

●ベリアルデスサイズ
ギガバトを大鎌のようにして放つ光刃。主力にして必殺技。
ウルトラマンジードにおいては、前方にいたウルトラ戦士を数十人まとめてぶった切り、ウルティメイトゼロを真正面から打ち破ってウルティメイトブレスレットを損傷させると滅茶苦茶な威力を見せた。

●キックパワー
ギガバトの力で自身のキック力を増強する。

●ベリアルウィップ
ギガバトから伸ばした光鞭で敵を攻撃する。

●ベリアルジェノサンダー
ギガバトから放つ電撃。
ゲームでもベリアルの上位技。

●ベリアルブラックホールサンダー
ギガバトで発生させた闇の空間に敵を吸い込み、四方八方からベリアルジェノサンダーを乱射する技。
劇中未使用の技であり、『ウルトラ銀河伝説』公開後の読者公募企画で採用された技。
『大怪獣バトル』のカードでイラスト化された際にはにせウルトラマンが被害を被っていた。


光の国に侵攻し、迎え撃ったウルトラ戦士をことごとく蹴散らしてプラズマスパークを奪取。
地球ではザンドリアス親子以外に無敗だったウルトラマン80先生もタッグ戦とは言え遂に負けた。
その力で怪獣墓場の怪獣を蘇らせ、100体もの怪獣を従えた。

怪獣墓場に乗り込んだウルトラマンウルトラセブンウルトラマンメビウスレイを窮地に陥れ、
続いて駆けつけたウルトラマンダイナZAP SPACYも絶体絶命の状況に追い込んだ。

しかし駆け付けたウルトラマンゼロによって怪獣軍団は全滅。
さらにタイマンで早々にギガバトルナイザーを弾き飛ばされ、圧倒された上に溶岩へ落とされてしまう。


倒されたかと思いきや……





俺には絶対に勝てない!!


画像出展:大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009年)より
@円谷プロ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会

百体怪獣 ベリュドラ


全長:4000メートル

怪獣墓場に漂う魂と融合し、超巨大な怪獣として復活。
圧倒的なラスボス補正で最終決戦メンバーを追い詰めたが、レイの機転で怪獣達の魂が反抗し、
不安定になった所でウルトラマン達とZAP、EXゴモラに集中攻撃を食らい本体のベリアルがゼロに肉迫される。

ま、まだ終わらんぞ! この宇宙を手に入れるのだ!

その野望、俺が叩き潰す!

そして、必殺のプラズマスパークスラッシュを受けてついにベリュドラの制御が不可能に。

俺は不死身だァァァァァ……!!

その叫びを最後に怪獣たちの中に飲み込まれ、ベリュドラは大爆発を起こして消滅。
ギガバトルナイザーもレイの目の前で砕け散り、完全に敗北することになった。


しかし、ラストシーンでは満身創痍の状態ながらも小惑星の上に投げ出されており……。



ウルトラマンベリアル THE STAGE 超最強!ベリアル銀河帝国

ライブステージで描かれた「超決戦!」の前日談。
ゼロに敗れた後、ボロボロの状態でアナザースペースに漂着したベリアルだったが、現地で侵略行動を行っていたヤプールの襲撃を受け捕縛されそうになる。

ギガバトルナイザーを失い、ウルトラ戦士達から喰らったダメージも残っている満身創痍での戦いを余儀なくされたベリアルは、ヤプールの配下や呼び出された超獣の攻撃に大苦戦を強いられる。
一時「俺は間違っていたのか?」と逃避しかけたが、力への執念とゼロ達への復讐心、そして意地の力で「ウルトラ戦士達を倒すまでは死ねん!」と再起。
さらに、この時ヤプールの配下だったアイアロンとダークゴーネがカリスマに惹かれて寝返ったことで形勢が逆転、ヤプール軍団を一掃した。

そして……。


ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国



疼く……。疼くぜ、この傷が!!

画像出展:ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国(2010年)より
@円谷プロ、「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会

■銀河皇帝 カイザーベリアル


身長:55m
体重:6万6000t


前作で敗れたベリ様が別次元の宇宙「アナザースペース」でパワーアップし、皇帝となった御姿。
身に着けたマントと、ゼロに傷つけられた顔の傷痕が特徴で、爪も大きく進化している。

参謀ダークゴーネと将軍アイアロンと共にベリアル銀河帝国軍を率い、自らの野望「銀河制覇」に乗り出す。

ちなみにネット上でベリアルの愛称となっている「陛下」の由来の一つがこれ。

【能力】

●デスシウム光線
ようやく公開されたギガバト経由ではないウルトラマンとしての必殺技。
手を十字に組んで暗黒の力「デスシウム」を放つ破壊光線。
その威力はゼロの「ゼロツインシュート」を遥かに超える。


●カイザーベリアルクロー
より鋭く伸びた爪。
ギガバト代わりに接近戦で用いる他、対象に突き刺すことでベリアルウィルスを注入し、操ることができる。


●カイザーベリアルリッパー
両手から振り放つエネルギーの刃。劇中未使用だが、後にジードの「レッキングリッパー」として採用された。


前作ではゼロにほぼ手も足も出ずフルボッコにされたが、今作ではゼロキックを素手だけで防ぎきる等互角に渡り合っていた。
ゼロの初登場補正が切れたのを抜きにしてもかなりの実力である。                                     
超全集によると、前作ではギガバトルナイザーに頼っていたがこれが本来のベリアルの実力らしい。
ヤプール軍団との激戦を経て実戦の勘を取り戻したのだろう。

ゼロからウルトラゼロアイを奪った上で監禁。
光の国へ100万体以上のダークロプス軍団を送り込むところを見せ付けて、
無力さに絶望させようとするが、ゼロの仲間達の奇襲を受けて変身を許してしまう。
それでも互角の格闘戦を繰り広げた後光線技の撃ち合いで圧勝、その後とっておきの駄目押しとばかりに何処かへ消えるが……





体の底から力が漲ってきやがる……!これで全ての宇宙は俺のものだ!!

画像出展:ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国(2010年)より
@円谷プロ、「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会

超銀河大帝 アークベリアル


身長:300m
体重:30万t

カイザーベリアル陛下がエメラル鉱石のパワーを吸収し、スペースゴジ…もとい超巨大怪獣へと変貌した姿。

背中からは取り込んだエメラル鉱石の結晶体が突き出しており、口からはアークデスシウム光線を放つ。
この光線、持続時間が異常に長い上に直撃すれば惑星も吹き飛ぶというとんでもない威力を持つ。
この手の形態にありがちな理性を失った暴走状態などということはなく、普通に言葉を発していた。
超全集や大怪獣バトルの台詞によると、ゼロ達を倒した後この姿で光の国に直接殴り込むつもりだったらしい。

悪魔的なベリュドラと違い、あまりゴテゴテしていないスマートなウルトラ怪獣らしい御姿になっており、非常にカッコいい。
尚、怪獣化したのは人型の敵が多かったバランスを取る為。

パンフでは「追い詰められたベリアルが変身した」などと書かれているが、
実際は追い詰めたゼロに更なる恐怖と絶望を与えるために変身している。
この点も強化形態としては珍しい。



凄まじい力でゼロ・グレンファイヤーミラーナイトジャンボットを圧倒するが、
ゼロが強化形態『ウルティメイトゼロ』となったことで形勢が逆転。

再度アークデスシウム光線を発射するも、グレンとジャンに撹乱され、
その隙にミラーが展開した鏡に写ったゼロの虚像に撃ってしまい不発に終わる。

驚愕した隙にゼロの放った「ファイナルウルティメイトゼロ」を受け、遂にウルトラ一族の命であるカラータイマーが粉砕。
二度も自らの野望を打ち砕いたゼロの名を叫びながら大爆発を起こし、要塞もろとも吹き飛んだ。





ウルトラゼロファイト

ダークネスファイブを名乗る一人、メフィラス星人・魔導のスライに人質に取られたピグモンを救うため、怪獣墓場へ飛ぶゼロ。
スライを苦もなく蹴散らすが、そこに現れたのは――




久しぶりだなァ……。フッフッフッフッフ……。会いたかったぜぇ、ゼロォ……


画像出展:ウルトラファイトゼロ第2部「輝きのゼロ」(2012年)より
@円谷プロ

■暗黒大皇帝 カイザーダークネス


ウルトラゼロファイト第2部 輝きのゼロ』に登場。

ゼロに倒され亡霊となったベリアルが、怪獣墓場でアーマードダークネスに憑依して仮初の肉体を得た姿。
初めはアーマードダークネスの姿で現れたが、すぐに兜部分を脱ぎベリアルの顔を晒した。
顔の傷が消えているが、これはあくまでまだベリアルは霊体で顔部分も鎧の一部であるため。つまり二重兜である。

ダークネストライデントやダークネスブロードといったアーマードダークネスの武器を使い、
エンペラ星人と同じレゾリューム光線も撃つことができる。が、肉体がないためウルトラマンとしての力は使えない模様。

声は宮迫がの治療の為、スケジュールが付かず、満足でお馴染み小野友樹に変わった。
「若返った」とよく言われるものの、喋り方はかなり努力して宮迫ボイスに似せている。


第1部に登場したバット星人グラシエやダークネスファイブが「あのお方」と呼んでいた黒幕であり、
ゼロへの復讐のために今回の戦いを起こした。

ゼロに戦いを挑み、ストロングコロナをも圧倒。
ゼロの奥の手であり単独での最高戦力であるウルティメイトゼロとも互角に渡り合う。
しかし一瞬の隙を突かれてウルティメイトゼロソードの一撃を受け、アーマードダークネスをバラバラにされて倒された。


円谷にとってゼロファイト第2部の黒幕はとっておきの隠し球であり、
特撮ネタバレの最速定番ルートである玩具カタログバレを防ぐためにバンダイにも特例的な協力を要請、
公式ブログでもファンに向けて「万が一ネタバレを知っても拡散しないで」と頼むなど異例の厳戒態勢をとっていた。

……が、空気読まないAmazonが速攻で名前も姿もバラしてしまい努力は無駄に終わったのであった。Amazonェ……








と思いきや、である。







俺はゼロであってゼロではない……。そうだな……ゼロダークネスとでもしておくか……

画像出展:ウルトラファイトゼロ第2部「輝きのゼロ」(2012年)より
@円谷プロ

■ゼロダークネス


身長:49m
体重:3万5千t

アーマードダークネスを破壊された直後、抜け出したベリアルの魂がゼロに憑依して完全な肉体を得た姿。
ベリアルの本当の目的は、ウルトラマンゼロという「宇宙最強の肉体」を手に入れて復活することなのだった。

姿はゼロのままだが、体色やカラータイマーの色、体の模様がベリアルのものになっている。

最強の肉体であるゼロに邪悪で容赦のないベリアルの魂が宿っただけに、規格外の戦闘力を持つ。

ベリアルに操られた姿ではあるが、この姿は「かつてのベリアルと同じく、プラズマスパークを欲したゼロが、
セブンの愛やレオ兄弟との稽古、ピグモンとの交流がなかった場合」のifでもある。

【能力】

●デスシウムショット
手から放つカッター状光弾。
軽い繋ぎっぽい技なのに無茶苦茶な威力を見せた。

●ダークゼロツインシュート
ゼロツインシュートと同じく、カラータイマーの両脇にゼロスラッガーを装着して放つ光線。


この他にも、ゼロスラッガーを使用している(逆手に持つゼロとは異なり順手に持つのが特徴)。


復活直後にウルティメイトフォースゼロとダークネスファイブとの戦いに乱入。
デスシウムショットの一撃でジャンボットをバラバラにして完全破壊しつつマイティベースを真っ二つにするという衝撃のデビューを遂げる。

その後も自らを浄化しようとしたミラーナイトを顔面へのゼロ距離デスシウムショットで、
説得でゼロの魂を呼び起こそうとするジャンナインをダークゼロツインシュートで、
同じくゼロを目覚めさせようとするグレンファイヤーをゼロスラッガーの一撃で惨殺

ウルティメイトフォースゼロを容易く全滅させた。
しかもゼロの意識に自分の体が仲間を惨殺していくところを見せつけ、絶望させるというドSっぷりである。

ダークネスファイブを引き連れて宇宙を支配すべく進軍を開始するが、
スライが連れてきていたピグモンを殺そうとしたところで、
精神世界で死んでいった仲間達の叱咤激励を受けてまだ自分には「守るべきもの」があると自覚したゼロの反逆を受ける。

シャイニングウルトラマンゼロの力で肉体から追い出され、魂だけでは存在を維持できないためそのまま消滅。今度こそ完全に滅んだのであった。


そしてゼロは時間遡行能力「シャイニングスタードライヴ」を発動。時間を巻き戻し、仲間たちを蘇らせたのであった。








守るべきもの……貴様の強さはそれかァ、ゼロォ!




画像出展:ウルトラファイトゼロ第2部「輝きのゼロ」(2012年)より
@円谷プロ

俺は更に強くなり、全ての宇宙を手に入れてやる!


生  き  て  ま  し  た

最後の最後、居並ぶダークネスファイブの前にいたのは、かつての姿となったベリアルだった。
シャイニングスタードライヴによって、ベリアルも肉体が消滅する前まで時間を戻されたのである。
『ベリアル銀河帝国』の時より前に戻されたからか、顔の傷もなくなっている。

ダークネスファイブを引き連れ、改めて宇宙を支配することを宣言したところでウルトラゼロファイト第2部は幕を閉じたのであった……


その後ウルトラマン列伝第100回にて電波怪獣ビーコンを用いて番組ジャックを行い、
第100回記念に自らが合体したベリュドラにちなんで100体の怪獣を紹介すると豪語する。無茶すんな

ダークネスファイブの実況も交えつつ紹介していくもののペースを全く考えずやったため、
たった13体(アストロモンスのおまけで紹介した、ベリュドラには合体していないオイルドリンカーを除くと12体)
紹介したところで時間切れになってしまい、そのことをスライに指摘されると
「延長すりゃいいじゃねぇか~~~~~!!」コアテックに喧嘩を売りつつ逆ギレした。

第103回ではノリノリで同族を紹介するダークネスファイブに、
その力は認めつつも結局最後はウルトラ戦士に倒されたことを厳しく指摘(正確にはグローザムは違うのだが)。

自身もあそこまで追い詰めておいて結局ゼロに敗れたことを自嘲して、ダークネスファイブを解散させて一人で何処かへ行こうとする。
しかしスライ達が自分に仕えた時点で命を捨てる覚悟を持っていることを示したことで改めて彼らを受け入れ、
共により強くなるための「守るべきもの」を探すことを表明した。

その後はダークネスファイブのスライからプラズマギャラクシーを紹介され、この宇宙を気に入り、
ベリアル軍団全員(場所が場所なので仕方ないがタイラントははぶられた)でプラズマギャラクシーに遠征をかけた。

そのときにM78星雲ウルトラマン特有の赤い玉状態になってグレイブゲートを通って向かっていた。



同じ「より強い力を求めてプラズマスパークに手を出した」という境遇はゼロに限りなく近くまた対になっているものであり、
その後の行動もアナザースペースで仲間を作る、絶対に諦めず何度でも蘇る、一旦は仲間を捨てようとするとゼロの鏡写しのようになっている。
遂にはゼロと同じ「守るべきものがあれば強くなれる」という結論に達しており、
徐々に単なる最大最強の敵からライバル・ダークヒーローポジションへと変わってきている。





劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!


フフフフフ……フハハハハハハ……

画像出展:劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!(2015年)より
@円谷プロ、「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会



本人ではなく、エタルガーの使用する「相手が最も恐れる存在を実体化させる能力」でゼロの記憶から複製された存在として登場。
能力の効果の意味も考えて、なんだかんだでゼロが最も恐れる存在=ベリアルということが証明された。

劇中では時空城の屋上を目指すウルトラマンギンガビクトリーウルトラマンコスモス、そしてウルトラマンゼロを時空城・第四層フロアにて襲撃。
勿論これをゼロが迎え撃つことになる。


基本的にエタルダミーは自我も持っていなく言葉も発さない只の模造品の筈だが、
何故かベリアルのエタルダミーはゼロに対して明らかに舐めた態度でメンチを切りながらケラケラ笑っていた。
模造品でもベリアルはベリアルだったようだ……(ちなみにこの演出はゼロとベリアルの担当スーツアクターの提案)

今回は武器や装備も何も使わず完全なノーマル状態でゼロとタイマンの肉弾戦を展開。
流石にゼロの記憶から生み出されただけあってオリジナルのベリアルに匹敵する実力を見せるが、

最終的にはストロングコロナゼロのウルトラハリケーンからのガルネイトバスターのお決まりコンボで空中に打ち上げられ、
空中でルナミラクルゼロのミラクルゼロスラッガーでメッタ斬りにされた挙句、
トドメはシャイニングウルトラマンゼロのシャイニングエメリウムスラッシュでベリアル自身ごと地下層まで階層の床をぶち抜かれ大爆発
………というまるでロストヒーローズ2で見たようなようなオーバーキルコンボを叩き込まれ敗北した。


なお、掛け声や叫び声などは過去に使用された宮迫氏と小野氏の声を流用・併合して使用されている。



ウルトラかいじゅう絵本 児童ぶんがく編 『はしれギンガ』


怪獣たちを休みなく働かせていじめるワガママで悪い王様として登場。

直訴に来たギンガに怒って投獄しようとしたが、
友のため代わりに牢屋に入ったビクトリーと、実家まで往復して捕まりに戻ってきたギンガの友情を見て
「おれさまが まちがっていた。だれかを しんじるのは すばらしいこと なのだな」
と改心して怪獣たちをいじめるのをやめた。
これ、走れメロスじゃん。
若干信用できないのは陛下故か?



ウルトラマンオーブ


ベリアル本人ではなく、その力を宿したウルトラフュージョンカードが登場。属性は闇。

魔王獣の封印に使われていた力をガイがオーブリングの力でカードにした他のフュージョンカードとは異なり、
劇中初登場した時には既にカードになっており惑星侵略連合のメフィラス星人ノストラが所有していた。

ジャグラスジャグラーも自らの野望を成就させるための「黒き王」として狙っており、裏切られたことを機にノストラを暗殺、奪取する。
その後ダークリングを通してゾフィーが施していたマガオロチの封印を破壊した。

その後、力を取り戻したタマユラ姫からガイに託され、
サンダーブレスター」へとフュージョンアップするために使用された。
あくまでもベリアルの持つ力の一端であり、他のカード同様本人の意志が介在しているわけではない。

手に入れた当初はガイがマガゼットンの一件で闇の力を無意識に拒絶していたためリード不能であり、玉響姫がマガオロチに消し飛ばされたのを見てキレたことでようやくリードに成功。
その時も、リード後に響く掛け声の代わりに高笑いが響くなど、他のフュージョンカードに比べてより明確な意思を持つように描かれており、初登場回のサブタイトル『黒き王の祝福』というのも相まってかなり不穏。

だが一度力を発揮すれば他のヘナチョコウルトラマン共の力を借りた形態では全く歯が立たなかった相手を一方的に屠殺してしまう強さは流石は陛下と言った所か。
なお、ガイはカードを最初に受け取った時までは呼び捨てだったが、それ以降はさん付けで呼んでいる。陛下って呼んでもいいのよ?


最終回ではオーブオリジンが諸先輩方の力を借りる際、カードの力が実体化したイメージ画像で登場。
奇しくも、宿敵たるゼロと並び立つ形でデスシウム光線を放ち大魔王獣マガタノオロチにとどめをさした。
力の一端によるイメージ映像とはいえ、あのベリアル陛下が地球を守るために光線を放った歴史的瞬間でもあった。








ウルトラマンジード



超時空消滅爆弾、起動。

フハハハハハ……! 精々足掻くがいい……!


画像出展:ウルトラマンジード(2017年7月8日~12月23日) 第1話「秘密基地へようこそ」より
@円谷プロ、「ウルトラマンジード」製作委員会

久々に本人が登場。
主人公のウルトラマンジード=朝倉リクの父親という衝撃的な設定が発表され話題となった。
上述したようにかつてめちゃイケで岡村隆史扮するプレッシャー星人からのネタフリに対して、
かつて中の人を務めた宮迫博之が「ウオァァァァァ!貴様ァ!俺は貴様とは違い、嫁も子供もいるんだ(汗)」と言った事があったが、
まさかこの7年4カ月後に本当のことになってしまったうえに主人公の名前が宮迫の息子と同名になるとは、この時誰も思わなかったことだろう。
もっとも、本作でのCVは小野友樹氏だが。


今作でのベリアルは性格や物腰が以前とは違うが、これは脚本担当の安達氏の意向により「以前までのチンピラっぽさを抑え、悪の帝王としての威厳を強調した」とのこと。

本編以前の動向は、
シャイニングウルトラマンゼロの時間の巻き戻しの直後に、ギガバトルナイザーを再び手にする為にレイバトスを利用。
目論見通りにギガバトルナイザーを復活させると「テラー・ザ・ベリアル」と呼ばれる軍団を結成し、宇宙警備隊に宣戦布告。
〈光の国がある〉ワールドのみならず、〈アナザースペース〉のワールドなど複数の宇宙を巻き込み、後にオメガ・アーマゲドンと呼ばれる大戦争を引き起こし、長きに渡り戦い続け、
ウルトラマンヒカリがウルトラカプセルを投入しようとした直後にサイドスペースに侵攻する。


第1話「秘密基地へようこそ」アバンタイトルにて、オメガ・アーマゲドンの最終局面が描かれており、
以前よりも更にパワーアップしており、多くのウルトラマンの攻撃を物ともせず蹂躙しつつ地球に侵攻、世界中を荒廃させた上ウルティメイトゼロをも倒す。

その上宇宙を破壊しようと超時空消滅爆弾を起動、地球が木っ端微塵になり宇宙も崩壊しかけた大事件「クライシス・インパクト」を引き起こした。崩壊そのものはキングによって防がれたが、ベリアルはこの混乱に乗じて姿を消し生死不明の状態となった。

クライシス・インパクトの後はウルトラマンキングの力を取り込むことを計画し、
地球近海に作った異空間に潜み、狂信者たる伏井出ケイベリアル融合獣にフュージョンライズの力を授け、彼を使ってキングの力の結晶である「リトルスター」を得ることを画策する。
本作の主人公であるウルトラマンジード/リクは、リトルスターの媒介たる《ウルトラマン》を求めたケイがベリアルの遺伝子から作り出したデザイナーベビーであるが、
あくまで模造品、ベリアルの器にすぎないと存在を否定するケイに対し、ベリアル自身はジードを「息子」と呼ぶなど割と普通に見ている*1

第11話「ジードアイデンティティー」にて、AIBに自身のひそむ異空間への入り口をケイ/ストルム星人との電波交信を傍受されたことで突き止められ、
第12話「僕の名前」でケイにより悪役に仕立て上げられた腹いせ代わりの嫌がらせでゼロに封印された……かに見えた。


そして第16話「世界の終わりが始まる日」。リトルスターを狙ったゴドラ星人襲撃の混乱の中、異空間を飛びだし地上へ再来。
ジードと戦っていたゴドラ星人をギガバトルナイザーの一撃で撃破した。

息子よ…迎えに来た。父、ベリアルの下へ来い…!

ベリアルの出現に動揺するジードだったが、そこに宿敵の復活を見たウルトラマンゼロが急襲。
ひょっこウルトラマンどもの力を借りて初手から全力を振るうゼロビヨンドを相手に押されるかに見えたがジードの横槍が入ってゼロがペースを乱された瞬間にベリアルデスサイズで2人をぶっとばし、そのままジードを圧倒。
あくまで拒絶するジードに対しても泥レスまがいにオイルまみれにして余裕と実力の違いを見せつけた。

そして、自らライザーを起動してフュージョンライズ。
ただでさえ消耗していたジードはキメラベロスの力に対抗することが出来ず、吸収されてしまう。
「息子」をその身に取り込んだベリアルは、翼を広げて地球を離れ、ジードを完全に融合する時間を稼ぐべく月面に移動するのだった。

第17話「キングの奇跡!変えるぜ!運命!!」ではリクの精神に囁きかけ、一時は完全に取り込むところまで進行した。
さらに、追ってきたゼロビヨンドに対しては精神世界でジードを扇動してイメージのゼロと戦わせ、
現実ではジードにキメラベロスをコントロールさせて戦わせる、とかなりタチの悪い洗脳を仕掛けていた。

が、ウルトラマンキングの導きでダイブしてきたライハの呼びかけでリクの自我が覚醒、分離されたことで形勢が逆転。
プリミティブを羽交い絞めにして動きを止めるも、
レッキングバースト発射の反動を利用して月面から脱出し、地球へと帰還するという荒業によってもろとも地球へ叩き落される。

その後はジードを相手にタイマンに発展するが(BGM「フュージョンライズ!」が流れる中)、
  • ソリッドバーニングに押しまくられゼロ距離ストライクブーストを受ける
  • ジードクローを手にしたアクロスマッシャーに四方八方から袋叩きにされる
  • デスシウムフレアをコークスクリュージャミングで弾かれ無傷でしのがれる
と散々。

爆風をものともせず悠然と歩くマグニフィセントに対しては
その姿から同期を思い出したのか、「ウルトラの父か…ケンには恨みがある。容赦せん!」と敵意を露わにした*2
しかし、人々の声援を受けて完全に勢いに乗ったジードに全く歯が立たず、攻撃をいなされた上に思い切り投げ飛ばされて振り出しに戻ってしまう。

一見、この回では奮起したジードの咬ませに見えるが、実はこれだけジードの猛攻を食らいながら声こそ上げても明確なダメージがない。
そもそも、ペダニウムゼットン戦でも高威力を見せたストライクブーストを至近距離から連続で喰らって無事、という時点で元からタフネスとは言えどこかおかしいレベルのタフネスである。

しかしその中、ライハの祈りを込めた剣舞により分離したリトルスターがキングのウルトラカプセルを起動させ、
ついにジードの最強形態・ロイヤルメガマスターが降臨。

その姿は……!? 馬鹿な! 貴様、認められたというのか……キングに!

あなたは強い。だけど……間違っている!!

キングの力が加わったジードを見て激しい動揺を見せてしまい、ペースを奪われたベリアル。
たまりかねて空中戦に持ち込み、なおも精神的に揺さぶりをかける。しかし、


どれほど俺を否定しようと、お前はベリアルの息子!
生きている限り、俺の名前からは逃げられん!

逃げるつもりはない! この体があなたから作られたものでも、この魂は、僕のものだ!


変えられるものか! 運命を!


変えてみせる! 僕の運命は、僕が決める!



己を確立し、真の意味で「ウルトラマン」となったジードの意志を揺らがせることは出来ず、空中から叩き落された上にロイヤルエンドの直撃を受けて敗北。


何だ……この力はァァッ!?


―――かくしてウルトラマンベリアルは、己の血を継ぐウルトラマンジード……ありえたかもしれない「別の可能性」の前に敗れ去ることになった。
ジードがキングに認められた際に動揺していたように、かつてキングに認められなかったことで完全に悪の道に進んでしまったベリアルにとっては皮肉ともいえるだろう。



その後のベリアルの消息はしばらく不明だったが、「フュージョンファイト」での先行登場を経て本編でも復活を遂げた。玩具展開の都合上とはいえ、実際の登場の2か月近く前から既にバラされていたが……。*3

第23話「ストルムの光」にて、伏井出ケイの口から彼がベリアルに心酔する理由が語られた。
ストルム星人という弱い種族である自身に失望していたケイは、故郷たるストルム星の滅亡に際し、力の化身というべきウルトラマンベリアルと偶然から出会い、
その在り方に心奪われて自らそのしもべとなったのだと、対峙したリクに語った。

そして始まった、ウルトラマンジードとペダニウムゼットンの激突。
身を削り合う死闘の果て、ストルム星人はロイヤルメガマスターの全力の一撃の前に敗れ去る。
人間の姿に戻りつつも足掻くストルム星人だったが、必死に手を伸ばした怪獣カプセルを拾い上げる者があった。

私の息子に勝てるとでも思ったのか?

それは、22話で彼自身が抹殺したはずの石刈アリエ

ケイの体から命の源たるストルム器官を抉り出して吸収した彼女は、ベリアルのシルエットと声をかぶせながら語る。
傷つき記憶を失ったケイを拾い、支援し、最後には切り捨てられたはずのアリエ(Allie)こそが、ベリアル(Belial)の地球での器だったのだ。

私はずっとお前と共にいたのだ。不思議には思わなかったか? 私が姿を消してからも、お前はフュージョンライズすることが出来た。私がお前に力を与えていたのだ、ずっと。

だがここまでだ…ストルム器官を失ったお前は数日で息絶える。お前の使命は終わった。

冷酷に告げてケイを切り捨て、アリエの体から抜け出たベリアルはウルトラマンの姿を取り戻し、宇宙空間へ移動。

そしてウルトラマンキングの力を吸収しつつ、二つのカプセルを用い、宇宙最強の存在・アトロシアスとなって完全復活。
幻影を地球に投影、全宇宙に拡散したキングの力を吸収し究極の存在になり、その暁には光の国への見せしめとして地球をあらためて破壊することを宣言した。

AIBは、カレラン分子分解酵素をカラータイマーに打ち込んで弱らせ、その隙にゼガンの力で異空間に放逐する作戦を決行。
その先陣を切ったウルトラマンゼロの登場を感知し、地球へ降り立った。
アトロシアスになって以降の活躍は(親子喧嘩も含めて)個別項目を参照。


ゼロファイトでの戦いで「守るべきものがもたらす強さ」を知ったのにどういうこと? と疑問がもたれることがあるが、言動からしてどうも「守るべきものがウルトラマンの強さ→だったらそれを全部ぶっ壊してやる」という結論に至った模様。
また、最終回でリクが垣間見た「怒りと哀しみの記憶」の中にダークネスファイブの姿があったこと、直後のカットで超時空消滅爆弾を一人で見上げていたことから、「オメガ・アーマゲドン直前の戦いでダークネスファイブが全滅し、仲間を失ったショックで巨悪の部分だけ残ったのでは」という推察もある*4




■その後?

「ジード」最終話にて(とりあえず)退場となったベリアルだが、「オーブクロニクル」では第7章の〆にて、自身のウルトラフュージョンカードを介してガイさん=ウルトラマンオーブに何かを伝えたような描写がある。

この直後に劇場版ジードの予告が入ったことから、「息子の危機に対してオーブを助っ人に呼んだ「息子の銀幕デビュー作をオーブに宣伝させた」と話題になっている。
しかし、閉鎖空間内で爆発四散して消滅したのに、ほぼ誰も死んだと思っていないのは陛下の人徳……なのだろうか?


ウルトラマンR/B

「ジード」の後の話であるため本人は登場していないが、その力を宿した闇属性のルーブクリスタルが登場。
光属性を持つウルトラマンクリスタル共々、美剣サキからアサヒを介して湊兄弟の手に渡った。

その後はイサミが所持。当初は精神バランスの崩れとコンビネーションの悪化が原因で使用不能だったが、兄弟がウルトラマンとしての覚悟を決めたことで力が解放され、ウルトラマンルーブへの変身を可能とした。


なお、このR/Bの劇場版では新たなる悪のウルトラマン、ウルトラマントレギアが登場。
今までベリアルが務めていた、「悪の頂点に立つウルトラマン」のポジションを食いに来た。
一応一度しっかり死んだので、さすがに今までのノリでホイホイ出てくることはないのだろう。
きっといつか、忘れた頃に一度死んだ身として復活してくるのかもしれない…。


■怪獣バスターズ

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』の来場者特典のカードに書かれたパスワードを入力するか、一度ゲームをクリアした後で追加されるミッションに登場。
ギガバトルナイザーは持っておらず、地面を殴っての衝撃波や地割れ、回し蹴りで戦う。
パターンを覚えればさほど手強くはない。


■怪獣バスターズパワード

前作でパスワード入力で発生したベリアル出現ミッションは、今作ではパスワードを入力しなくても発生する。
今作ではカイザーベリアルもラスボスとして登場する。こちらはベリアルの技に加え、急降下キックや隕石投げ、炎の渦といった多彩な攻撃をしてくる。


■余談

ウルトラマンベリアル

●デザイン
モチーフは鮫。
ヴェノムだとかカーネイジに似てると言った意見もチラホラ。

●弱点
暗黒の戦士とはいえ、ウルトラマンであることには変わりないのでカラータイマーは弱点である。
ウルトラ戦士がカラータイマーを闇雲に狙って勝てるわけではないが、ここぞというときに狙われたことが2回ある。
そしてカラータイマーを攻撃したのは2回とも宿敵のウルトラマンゼロであった。

●ベリアルの最強ルーム
公開前後、ニコニコ動画内に「ベリアルの最強ルーム」というDQN丸出しの個人ページを設け、宣伝に励んでいた。
自身の私生活を動画で公開する他、落書きだらけの相関図や獄中日記も掲載。

●マナーCM
劇場でのマナーCMにも登場。
光の国の映画館に現れ、前の座席を蹴ったり、大声で携帯を使用したりとやりたい放題した末、モブトラマン達からスペシウム光線の一斉攻撃を食らう。
相手が並みのウルトラマンでも至近距離から不意打ちで一斉攻撃を受けたので、さすがのベリアル陛下もめっちゃ痛そうにしていた。

●めちゃイケ
怪獣オーディションに登場。
出川哲朗から聞き出したプライベート情報を使いプレッシャー星人を追い詰めた。
しかしプレッシャーが負けじと、精神攻撃の如くベリアルの中の人のかなり危険なプライベートを暴露し反撃。
これに暴走した中の人こと宮迫がプレッシャーとの交戦中に錯乱し、ベリアルを攻撃。まさかこの時のやり取りが現実になるとはだれが想像しただろうか
怒ったベリアルが怪獣達と共に宮迫を撃退するというウルトラマンVS中の人の戦いを実現した。

●ウルトラ怪女子
擬人化怪獣(怪女子)を勧誘。
しかし、一応はウルトラマンである為、姿が変わってないことを理由に肩身が狭い思いをし、泣きながら飛び去った。

●feat.POPComiccode
未登場だが、どうも怪獣墓場学園に何らかの形で存在しているらしい。
正体不明の校長では? とも言われている(火の玉の描写からエンペラ星人説が有力だが)。

●ギガバトルナイザーとの関連
ベリアルの強さはこの武器ありきではないか、と言われることも多いが実際は逆であり、この武器を完全に扱えるほどベリアルが強いのである。
これは初登場した『ウルトラ銀河伝説』では、ギガバトルナイザーを落とした状態でゼロと戦った際には敗北してしまったのに対し、
『ウルトラマンジード』で再度ギガバトルナイザーを手にした際にはウルティメイトゼロに勝利していることから言われているのだが、
元々、何も持っていない状態でも並みのウルトラ戦士なら数万人相手に無双し、ウルトラ兄弟でもほとんど歯が立たず、劇中無敗だったウルトラマン80を倒すくらいには強い。
さらにゼロ相手にもアナザースペースでの対決では生身で勝利している。
初登場補正を抜きにすれば、牢獄から出たばかりでギガバトルナイザーに頼っており、さらに初見かつ全開のゼロに苦戦してしまった、と見るべきか。
鬼に金棒のたとえの通り、ただでさえ強いベリアルがこれを持つことで余計に強くなっている、というのが正確なところだろう。ギガバトルナイザーは強力な武器だが、ベリアルが使ってこそその真の力は発揮されるのである。

●元ネタ?
1980年に小学四年生で連載されていた、かたおか徹治の漫画版『ウルトラマン80』(後に『ウルトラ兄弟物語』に編入)には、サンダーアローという悪のウルトラマンが登場する。
詳しくは該当項目を参照してもらいたいが、こいつのやらかしたことが「ウルトラの星からの追放」「怪獣軍団を従える」「ウルトラの星を攻撃・壊滅させる」と悉く『ウルトラ銀河伝説』でのベリアルと同じである。
そのことから、「ベリアルの元ネタはサンダーアローではないのか」という説がまことしやかに囁かれている。ただ、サンダーアローはゾフィーと80を除くウルトラ兄弟とウルトラの母を抹殺しており、さらにプラズマ装置(プラズマスパーク)も破壊するなど、もたらした被害の大きさでは圧倒的に上である。ベリアルはあくまでプラズマスパークコアを手に入れるのが目的であったのに対し、サンダーアローは文字通り光の国を破壊するのが目的だったという違いはあるが……。

●他形態との扱われ方の違い
カイザーベリアル、アークベリアル、カイザーダークネスとアーリー含めて5つの形態を持つベリアルだが、このうちフュージョンカードやウルトラカプセルでは、ここに挙げた3形態は全て怪獣扱いであり、レイオニクス形態だけはウルトラマンとして扱われている。

カイザーベリアル

●カイザーベリアル閣下の銀河最強ルーム
再び現れた最強ルーム。
映画の主役を主張しており、都合の悪い画像にはモザイクが入る。
又、四コマ漫画も始めた。


Twitter
「m78_belial」で参加中なう。
ポケモンの個体値厳選やイカ娘など、タイムリーで際どいネタが多い。
…最近パスワードを忘れたなう、らしい。



総論

文句のつけようがない悪役のベリアルだが、その一方「目的達成のために決して諦めない不屈の精神」「ベクトルは違えど他者を引き付ける在り方」と、
ウルトラマンらしい部分はしっかり受け継いでいる。こういう部分も含めて「悪のウルトラマン」ということなのだろう。*5
赤い球体という移動形態、人間への憑依など、そういう面でもウルトラマンらしさを発揮している。

かつて「電撃ホビーマガジン」で連載されていた小説『Another Genesis』では、映画とは異なり自力で牢獄から脱獄。
その後「光の国」を数分で木っ端微塵に破壊し、どこかへと姿を消した。そして「光の国」の破片は散らばり、宇宙全体に大きな影響を及ぼしていく…。
なおこの作品では言葉がカタコトであり、正史よりも狂気に支配されている節がある。

立体化企画の試作品名は「復讐鬼の咆哮」。
また、光の国を再興するために主人公を殺して
光の国の破片(主人公はごく普通の地球人だがこれが原因でウルトラ一族のような超人と化していた)を奪ったウルトラマンの姿が、
体色が銀と赤のままであること以外はベリアルそっくりになっていた。
ベリアルと同じく闇に堕ちたという表現なのは一目瞭然だろう。

ちなみにジョーニアスの存在を知り、彼と共演したいと自身のアニメ化を期待したが、
よりにもよってあのゼロに先を越されてしまった
ジョーニアスと共演した場合、この世のルールを乱しているのでOP通り宇宙の果てまで運び去られてしまうのだろうか。

めちゃイケでのエピソードは上述したが、なぜかNHKの音楽番組にも乱入したことがあるなど、本編外では割とハッチャけ気味。




その追記修正、流石は俺の子だ。父が可愛がってやる!




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