チッタ・ペロル

登録日:2015/05/16 Sat 21:41:13
更新日:2024/07/16 Tue 16:14:59
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竜達は信じている。

その赤き瞳の先に倒すべき敵がいると。



概要

この小さな鳥には、確かに他の誰にも見えない勝利への道が見えていた。


チッタ・ペロルとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。

DM-14「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」にて収録。レアリティはアンコモン。他にも

■DMC-25「勝舞紅蓮鋼速(しょうぶフルメタル・ファイアー)デッキ」
■DMC-33「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」
■DMC-36「ヘヴン・オブ・ドラゴン」
■DMC-49「フォース・オブ・ドラゴン」
■DMC-67「ドラマティック・ウォーズ ドラゴン&ファイアー」

などでも再録された。
プロモーション・カードにもなっている。

ドラゴンの攻撃力を高めるファイアー・バード


スペック

その瞳が見つめる先に、竜が倒すべき敵がいる。

チッタ・ペロル UC 火文明 (2)
クリーチャー:ファイアー・バード 1000
バトルゾーンにあるドラゴンはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
全てのドラゴンにアンタップキラーを付与する。

どんなドラゴンでもアンタップキラー能力を受け取れる。
そして一番重要な点は『自分の』という注釈が無いため、敵味方関係なしでアンタップキラーとなる。

低コストでのアンタップキラー追加はかなり強力。

クリーチャーを並べられることに弱い傾向があるドラゴンデッキからすれば、この制圧力向上はありがたい。
そして、ドラゴンはパワーの大きいクリーチャーが多いので、広範囲の相手クリーチャーを殴り倒せるだろう。
一部のドラゴンが持つ、強力なアタックトリガーをシールドブレイクせずに発動しやすくもなる。
一度手札に戻されると再召喚などが面倒なことがあるドラゴンにとってはこれも嬉しい点か。

ただし上記で述べたが、この効果は敵のドラゴンにも及ぶ。

相手がドラゴンデッキの場合は、この効果を逆利用される可能性が高い。
自分も相手もドラゴンデッキだった場合、お互いのドラゴンが潰しあう光景になる可能性も。
ドラゴンデッキの流行っている環境ならば、チッタ・ペロルの召喚は慎重に考えた方が良い。

そして、ファイアー・バードなのでとにかく火力に弱い。

特に《ローズ・キャッスル》はかなりの天敵。
なのでドラゴンが出せない序盤には出さずに、ドラゴンが出せるようになったなら呪文感覚でついでに出してやるのも良いか。

上記のような弱点もあるが、ドラゴンのサポートを得意とするファイアー・バードの中でもかなり優秀な部類のカードだろう。


相性の良いカード

どんな最悪の絶望だって、一緒にだったら頑張れる!

紅神龍ガルドス UC 火文明 (3)
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のターンが終わる時、このクリーチャーを自分の手札に戻す。

《エグゼズ・ワイバーン》の同型再販のドラゴン。

チッタ・ペロルの登場からすぐにコンビを組まされることになったドラゴンでもある。
序盤から毎ターン、相手の小型クリーチャーを淡々と殴り倒していく様子に恐怖を覚えた人も多いはず。

このコンボを生かし、現在では《爆竜勝利 バトライオウ》を3ターン目から踏み倒せるというコンボが考案された。

紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
パワーアタッカー+1000

アタックトリガーでドラゴンを踏み倒すことで有名なお方。

チッタ・ペロルを組み合わせれば、当然アンタップキラーになれる。
シールドを攻撃せずに、比較的安全にドラゴンを踏み倒せる。

『踏み倒したドラゴンがS・トリガーで……』なんてことにはなりにくくなるか。


関連カード

熱血龍 タイマンド・ツクデ C 火文明 (5)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 5000
バトルゾーンにある自分の他のドラゴンはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。

チッタ・ペロルよりもパワーも高く種族もコマンドとドラゴン持ち。
何より敵に効果を授けないので、効果を逆利用されない。

だが、チッタ・ペロルより重くなったコストが仇となり、あまり使われない。


補足

漫画ではたびたび出番に恵まれる。

切札親子に使用され「FE」でも活躍したほか、その続編の「SX」でも戦った。
ちなみに、SXでの活躍の際にルール上の重大なミスがあったのは秘密。

アニメ『デュエル・マスターズVS』の33話でも出演。

使い手は主人公の切札勝太ではなく、前主人公である切札勝舞が使用。
次元龍覇 グレンモルト「覇」》をアンタップキラーとした。
さらに《切札龍 ボルシャック・マスターズ》によってパワーが+15000の大幅パンプアップ。
それによってリュウセイ・カイザーを撃破するなどの大きい活躍を見せた。

なお、チッタ・ペロルはエピソードシリーズ以降は今のところ再録されていない。
なので、VS33話でもカードイラストは当然旧枠仕様での出演だった。



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最終更新:2024年07月16日 16:14