次元龍覇 グレンモルト「覇」

登録日:2014/11/22 Sat 11:38:27
更新日:2024/10/04 Fri 22:22:12
所要時間:約 3 分で読めます







モルトよ!次元を超えたというその力を見せてみよ!我が主に相応しいか見極めてくれるわ! ---勝利の覇闘 ガイラオウ




《次元龍覇 グレンモルト「覇」》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

龍覇 グレンモルト》はガイギンガに飲まれ、一度は《暴龍事変 ガイグレン》になってしまうものの、師匠盟友のおかげで意識を取り戻し、今一度幼馴染に叱咤されながら新たにドラグナーとしてバトライ刃を振るっていた。

だがガイギンガと一時的に融合することによって、そして師匠フィディックのもとで再び修行することによって、グレンモルトはかつて覚醒編エピソード1のクリーチャーたちと同じように超次元の力に目覚める。
といっても自分がサイキック・クリーチャーになったわけではないが。

ではどうなったか?こうなった。

次元龍覇 グレンモルト「覇(ヘッド)」 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 7000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
マナ武装7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►コスト6以下のウエポンではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
►このクリーチャーにウエポンが1枚も装備されていなければ、コスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それをこのクリーチャーに装備して出す)

次元龍覇 グレンモルト「覇(ヘッド)」

そう、まさかの「爆」→「覇」と続いてしまったのである。どこかの王子様が頭に浮かぶ。

そして見た目。かつての王子様は「覇」の時には《鬼無双カイザー「勝」》に乗っていた。「勝」は正直ビクトリー最弱の呼び声も高い使いにくいカードである。ではグレンモルト「覇」は…

グレンモルトがガイギンガに乗っている。


グ レ ン モ ル ト が ガ イ ギ ン ガ に 乗 っ て い る 。

大事なことなので(ry

トラウマがトラウマに乗ってやってきたという関係性は多くのプレイヤーにとってはもはや絶望と言えないだろうか?

このカードはDMD-20『勝利の将龍剣 ガイオウバーン』にて収録されたクリーチャーで、同デッキの中核である。さあ、メインの姿をとくとご覧いただこう。

能力

さて、SAWBはまあいいだろう。

問題はマナ武装7によって発動するモードである。
このグレンモルト「覇」のモードは以下の通り。

►コスト6以下のウエポンではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
►このクリーチャーにウエポンが1枚も装備されていなければ、コスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それをこのクリーチャーに装備して出す)

まず上。これはドラグハートと指定が無いため、超次元仲間の「サイキック・クリーチャー」も呼び出せてしまう。
また、ストームGの経由*1や《怒流牙 次元隠しの術》等の効果で超次元ゾーン送りになった一般クリーチャーを呼び戻せる数少ないカードでもある。

サイキック・クリーチャーであれば勝利セットのガイアール以外は呼び出せるし、《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》でマナ回収とか、《サンダー・ティーガー》でマイナスとか、とかくいろいろできてしまう。
ドラグハートの場合、コスト論の設定の問題からよりとんでもないことになる。
たとえばフォートレスなら《爆熱天守 バトライ閣》を直接呼び出せるし《勝舞城 ボルシャック》は現時点ではこいつしか呼び出せない(二刀龍覇でも行けそうだが、あちらはウエポンしか出せないため不可能)。そして、文明指定が無いため《龍波動空母 エビデゴラス》が呼べる。なにか間違ってません?
さらに同デッキで新規収録の《最前線 XX幕府》は、ウラ面《熱血龍 GENJI「天」》の状態で呼べる。表面いらないんじゃね?

一方のウエポン能力は自分につけられる最大のウエポン数はひとつだけ。だが当然のごとく《銀河大剣 ガイハート》は呼べるし、《銀河剣 プロトハート》《将龍剣 ガイアール》も装備可能。そしてコスト6という制限の広さのため、同デッキのドラグハートとしての顔役《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を呼べる。
…だけじゃない。こっちも文明なんて指定していなかったりするので、《始原塊 ジュダイナ》でマナからドラゴン出したり、《不滅槍 パーフェクト》で破壊耐性つけたり《百獣槍 ジャベレオン》で守りの憂いをなくしたりといろいろ可能。こいつ火だよね?

注意

  • 上記にすごいことはバンバン書いたが、こいつは火のマナ武装7でモードを発動する。とはいえ赤単デッキでこいつを動かすのは重いので、自然入り多色のカードを使ってやりたい。
    《爆砕面 ジョニーウォーカー》のほか、ドラゴンが多くなりやすいなら《メンデルスゾーン》、中盤の相手への妨害を考えた《無双竜鬼ミツルギブースト》、火マナを選択しておける《フェアリーの火の子祭》などを使ってマナブーストを補助していこう。ちなみにジョニーウォーカーとミツルギブーストは同じデッキに入ってる。

  • こいつの呼び出す能力はcipではなくアタックトリガーであり、他のドラグナーとは違うので注意。具体的に言えば、そのドラグハートを出した段階でグレンモルト「覇」の攻撃動作は終わっていることになるので、たとえばそのタイミングでバトライ閣を出してもドラゴンは呼べないしガイハートも殴る順番が2回めの場合に龍解できない。ガイオウバーンの能力がcipなのはこれが原因だろう。

余談

  • 同じデッキに「覇」の先輩、《勝利宣言 鬼丸「覇」》が収録されている。バトライ閣を呼び出した後にデッキトップから「覇ァ!」できるためなかなか優秀。もはやトラウマになりそうだが。

  • 後に登場する《二刀龍覇 グレンモルト「王」》とは、サポートとしてガイムソウを共有できることや同じマナ武装7であることなどから相性がめちゃくちゃいい。一方前の《暴龍事変 ガイグレン》や《龍覇 グレンモルト「爆」》とはあまり相性は良くない部類。

  • ドラゴン・サーガではデッキでサイキック・クリーチャーをフィーチャーすること自体は3回目だが、ドラグナーがアクセスできるようになったのはこれが最初。ガイギンガと融合したことで間接的に超次元の穴に触れたのだろうか。はっきりいって強すぎるが、これもやっぱりシーザーさんのせいであることには間違いないだろう。

  • デュエプレでは能力の変更無しで登場。英雄サイクルやグレンモルト「王」等マナ武装7持ちは5になって登場する中でそのままなのは意外だが汎用性が高すぎるとの判断だろうか?






追記・修正はマナ武装7を達成してからお願いします。

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最終更新:2024年10月04日 22:22

*1 ストームGを場に出す→タイムチェンジャー等の効果で進化元に一般クリーチャーを仕込む→超絶の名シャーロック等の効果でストームGごと超次元に戻すという流れ。尚、手間が大きい上にネタ以上の意味はないため実戦ではまず見ない。