幻流星ミスター・イソップ

登録日:2015/05/29 Fri 22:03:31
更新日:2024/01/01 Mon 07:50:48
所要時間:約 4 分で読めます







語ろうじゃないか!

大いなるマナに隠された物語を!

――幻流星ミスター・イソップ




概要

幻流星ミスター・イソップとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-24「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」にて収録。レアリティはベリーレア。

DM-24の多色フェニックスサイクルの一枚。

スペック

幻流星ミスター・イソップ VR 火/自然文明 (8)
進化クリーチャー:フェニックス/ドリームメイト 9000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分の火のクリーチャー1体と自然のクリーチャー1体を重ねた上に置く。
自分のターンのはじめに、コスト7以下の火または自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー

進化方法は進化Vとなっており、進化元としては火文明のクリーチャー一体と自然文明のクリーチャー一体を進化元にする。
種族指定では無く文明指定なので、手間がかかると言われる進化Vであっても進化の難易度はそこまで高くもないか。
自然文明が得意とするマナ加速から早いうちに召喚できることも考えると、種族指定でないことは心強い。

所持している能力は踏み倒しであり、ターンのはじめにコスト踏み倒しでマナゾーンからクリーチャーを踏み倒す。
踏み倒せるクリーチャーは『コスト7以下の火または自然のクリーチャー』となっている。

制限こそあるが、踏み倒せるクリーチャーはなかなか多い。
7コストの火文明クリーチャーを踏み倒せるとなると、ドラゴンを踏み倒すことも容易だろう。
自然の7コストクリーチャーも、なかなか大型獣は揃っている。
5色クリーチャーなどを踏み倒すことも当然可能。

ちなみに、進化クリーチャーも特に制限されていないので踏み倒せる。
そのため難易度は多少上がるが、イソップを進化元にして究極進化クリーチャーを出すのにチャレンジするのも良いかもしれない。

ただし、能力が起動できるタイミングがターンの初め。
能力を発動する前に、相手に速攻で除去される可能性も高い。
なので、何らかの方法で除去耐性を付けてあげたいところでもある。

また、上位互換クリーチャーとして《戦鬼の覚醒者ダンジューロウ》の存在が見える。
ダンジューローは出せるタイミングが攻撃時であり、ミスター・イソップよりも能力を起動しやすい。
進化クリーチャーは出せないが、文明に制限がなくコストも8のクリーチャーまで出せという点が強み。

ちなみに、ダンジューローは単色のサイキック・クリーチャーということがある。
超次元呪文一枚で出せるが、覚醒条件を整える必要もあり、その辺は一長一短。
上記でも述べたように、踏み倒せる範囲などにも違いが見られるので、好きな方を使おう。

何だかんだでミスター・イソップの踏み倒し能力は様々な使い方ができるので、専用デッキを組んで使いたいところ。

相性の良いカード

薫風妖精コートニー R 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 2000
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。

アイドルカードとしても有名な、マナの色を事実上の五色とするスノーフェアリー

コートニーがいれば、イソップで踏み倒せない文明色のマナゾーンのカードも火文明・自然文明を追加される。
これによって、イソップで踏み倒せる文明色に制限がなくなるため、一気に選択肢が広がる。

ミスター・イソップの専用デッキで、火・自然以外の文明色を入れるならば投入を検討したいか。

万象の超人 R 自然文明 (5)
クリーチャー:ジャイアント 4000
自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

自分のターンのはじめに《フェアリー・ライフ》を使えるクリーチャー。

イソップの踏み倒しで消費するマナを、事実上無効化できる。
置いたマナが、踏み倒すのに最適なクリーチャーだった場合は踏み倒すのも良し。
ただし、このクリーチャーを場に保ち続けるのもなかなかに難しいか。

霊騎ラグマール UC 自然文明 (4)
クリーチャー:アーク・セラフィム 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

自然版《銃神兵ディオライオス》な、【ラグマループ】の主力。

イソップの効果によって踏み倒すことが可能で、ラグマールの除去能力の性質上、かなり相性が良い。
ラグマールをマナから踏み倒す→ラグマールが除去能力でマナへ→次のターン再びラグマールを踏み倒し……という動きが出来る。
しかし、相手のマナブーストを補助することにはなるので、やりすぎて相手が大型クリーチャーを召喚する可能性もあるのでそこは注意。

専用デッキ

幻流星ミスター・イソップを主力にした専用デッキが存在する。

基本的にデッキカラーは、ミスター・イソップの踏み倒し対象となる火・自然を中心とする。
それだけでも良いが、プレイヤーの好みや戦略によって他の文明色を投入するところか。

デッキ的な戦略は、マナブーストに全てが賭けられている。
マナブーストによって、イソップをなるべく早く進化させることが重要となる。
進化Vに成功した後も、踏み倒しによるマナの枯渇を避ける為にマナブーストを行う。

主力であるイソップの踏み倒せる範囲が結構広いので、構築の仕方は様々。
小型獣を次々と踏み倒すのも良いし、ドラゴンなどの大型獣を踏み倒していくのも良い。
コートニーなどによって、五色化したマナゾーンの指定範囲外の文明のクリーチャーを出す戦法も良い。

このデッキの弱点としては、除去に対する脆さやそれによる相手任せな面があること。
踏み倒し能力の都合上、相手の除去などによって何度能力を使えるか分からないという不安材料がある。
相手が頻繁に除去やハンデスを用いるデッキだと、なかなか踏み倒しに至らないことが多い。
そのことから安定性を求めるのは捨てて、踏み倒しによる爆発力に託したデッキタイプが好ましい。

補足

  • 極神編の超獣世界の様子を描いたワールドMAPでは、フィオナの森の入り口である「アロロの見張り家」の近辺で絵を描いている様子が見られる。
    しかし、ミスター・イソップは生き残りのフェニックスであるために神やそのに追われているはずなのだが、結構暢気なものである。
    ちなみに、「アロロの見張り家」もゴッドの名前を用いた施設なのだが、そこも妙に皮肉さを感じさせる。

  • 漫画『デュエル・マスターズFE』では、世界大会で難波 金太郎が勝舞との対戦で使用。
    踏み倒し能力を使い、一定の活躍を見せた…のだが、能力の使用タイミングがこのクリーチャーを召喚してすぐにというcipのようになっている。
    多分、松本しげのぶ先生がこのクリーチャーの効果を誤って認識してしまったのだろう。
    最終的には、パンプアップした《ボルシャック・ドラゴン》との取っ組合いのバトルを行って、相打ちとなった。







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最終更新:2024年01月01日 07:50