アットウィキロゴ

ゲルサドラ(ガッチャマンシリーズ)

登録日:2015/09/15 Tue 04:34:10
更新日:2026/07/25 Sat 17:18:27
所要時間:約 3 分で読めます




ゲルサドラとは『科学忍者隊ガッチャマンⅡ』に登場するキャラクター。


演者

  • 池田勝(初代:第2作)
  • 津田健次郎(2代目:パンドラとアクビ 精霊と怪獣の街)

●その他
  • 小宮和枝(第2作〈幼年期〉)
  • 花澤香菜(ガッチャマンクラウズインサイト〈少年態〉)
  • 杉田智和(ガッチャマンクラウズインサイト〈青年態〉)

ガッチャマンⅡ


「飛んで火にいるアホウドリ!!」

本編第一話の冒頭にて誕生、その後に前首領のベルク・カッツェに代わるギャラクターの新たな首領になった。
その正体は豪華客中にいた特殊染色体を持った少年、彼は総裁Xにさらわれ、瞬間成長装置によって3歳の子供から数ヶ月で25歳の宇宙的知能を持つミュータントとして成長した。
成長したゲルサドラは一ヶ月の間に有能な科学者や軍事兵士をさらい洗脳、壊滅していたギャラクターを短期間で再建した。

カッツェのようなコミカルな部分も存在しており、時々芝居がかったリアクションをしたり、敗北する→「ゲルサドラは不滅だ、覚えておれ〜!」と捨て台詞を吐いて逃走といった流れが恒例のようにになっていた。

だが、本人はカッツェを嫌っており、カッツェの部屋を「趣味が悪い愚かな部屋」と評したり、壁に掛けられていた彼の肖像を払い落として踏みつけたりしていた。実はゲルサドラは幼い時から今までの記憶を無くしており、不審に思い総裁Xに過去の事を尋ねる、そこで初めて自分の出自を知ることとなる、彼の本名は「サミー・パンドラ」であり、総裁Xによる船舶事故で亡くしたドメニコ・パンドラを父親に、ロボット工学者であるシルビア・パンドラを母親に持っていた。自らの出自を知ったゲルサドラは自分の実の親を捜し始める。

クィーンマーガレット号の乗船名簿をみて自分の母親を知った後、彼女と再会するがソーラーシフト計画の真実を告げられそうになった総裁Xにより、ゲルサドラの母をロケット内に閉じ込め爆死させてしまう。母親を殺さたゲルサドラは母を殺されて初めて人間らしい感情に目覚め、最終回ではギャラクターに反旗を翻す。

だが、ギャラクター隊員達の集中攻撃に合い、重傷を負ってしまう。

ガッチャマンにより総裁Xが倒された後、重症になり意識が朦朧とするなか一人よろよろと歩いていく。
いつの間にか一面花の広がる場所にたどり着きそこで地球の美しさに感動する、
意識が朦朧とするなか走馬灯を見た彼は自分がそれを破壊しようとしたことやこれまで犯してきた罪を悔やむ。

その最期は母・シルビアの幻を見ながら彼女の元へと旅立った。

余談

  • ゲルサドラの元になった子供は「息子」という表現がされていたので男児のはずだが、成長後のゲルサドラは胸に膨らみがあるなど女性的な外見をしている。改造の副作用か「特殊な染色体」が両性具有的な要素を持っていたのか…。
  • 誘拐され無理矢理改造されてしまい、自らの出自を知り実母に再開したが殺されてしまい、自らも拉致した人間に殺されてしまうと言う悲惨な結末を辿っていく、ガッチャマンⅡの物語はゲルサドラで始まりゲルサドラで終わった。

パンドラとアクビ 精霊と怪獣の街


「奪われる前に全て凍らせてやる…!」

後編の黒幕であり、冬の精霊として登場。

災いの欠片の魅力に取り込まれており、真相を訴えたパンドラにも聞く耳を持たなかった*1

そして、それぞれヤッターマンに変身したパンドラとアクビを、タートルキングが出す光線で氷漬けにすることで一度は圧勝した。

その後、災いの欠片を誰にも渡すまいとして、タートルキングが出す吹雪で村全体を凍らせ、再戦のパンドラを窮地に陥らせる。

だが、それに怒ったグズラによる火炎放射でも一度は押されるも、再び返り討ちにしそうになる。

その時、貫太の友人達がし始めたグズラへの応援とパンドラの諦めない気持ちに反応した禁断の箱がヤッターワンを生み出し、メカの素によって生成されたグズラメカの大群にタートルキングを齧られて破壊され「ゲルサドラは不滅だ、覚えておれ…!」と捨て台詞を吐いて逃走しようとするも、パンドラにケンダマジックで押さえられて感電させられ、放心した隙に災いの欠片を取り返された。

その後の行方は不明。

余談

  • 『パンドラとアクビ』ではゲストキャラクターだけでなく、大衆もタツノコからのキャラクターが採用されている。今作でクレジットされた一発貫太くんの友人A、B、Cは、貫太の兄の一郎と二郎と、貫太のライバルの則久である。他にも大衆として『科学忍者隊ガッチャマン』の南部考三郎、『新造人間キャシャーン』の東博士と東みどり、『とんでも戦士ムテキング』のクロダコブラザーズ、紅三四郎、『おらぁグズラだど』の凡太とスズ子が登場している*2
  • また、貫太が住んでいる村にある掲示板に付けている新聞には“go mifunes miraculous come back victory”(訳すと「三船剛の奇跡的な逆転勝利」)と書かれており、これは前編のゲストキャラクターである三船剛が自身の葛藤を克服したことが窺える。

ガッチャマンクラウズインサイト


「ゲルルルルル~。」

宇宙船の故障により地球へと不時着した平和主義の宇宙人
新潟に不時着したことにより三栖立つばさと出会い、友達になる。

当初はガス状の怪人のような姿で登場しており住民を恐れさせたが、その後は赤い肌と水色の髪を持つ以外は普通の少年に変身しており、「ゲルちゃん」の愛称で親しまれ回りの人間からも親しげに接するなど、平和の使者の二つ名に相応しいファーストコンタクトを果たす。。

人間の心を口があるフキダシ状の形にすることができ、色や形でその人の感情が表現される通称「フキダシ様」を作る能力を持つ。
また、フキダシ様はゲルサドラが体内に取り込むことにより、人の感情を理解するための触媒にもなり、これを使ってゲルサドラは「今のみんなが何を望んでいるのか」というのを知る事ができる。

感情を知るようになり、人がひとつになれないことにやるせない気持ちになり「みんな一つになればいいのに」という理想を持つ。
地球の政治形態を知ったゲルサドラは、首相を「皆の願いを実現する立場」と理解し、青年の姿になって立候補。
あれよあれよという間に当選してしまった。

政治家や官僚を全員辞任させて再就職、国会議事堂も破棄しゲルサドラ一人で行う政治を提案、見事当選して新総理大臣に就任する。
最初は信者もついてきてうまくいっていたが再び一つになれなくなり不安を覚え、ついに自分1人に政治を任せる手段に。
これは独裁政治であるものの前述の通りゲルサドラは民衆の感情を吸収し、それを統合した上で行動している。
言ってしまえば、ゲルサドラは民意を直接的に反映しているにしか過ぎないのだ。

どうも地球以前にも他の星で同じような事をしていたらしく、ベルクカッツェともその時に対決したようで、
ベルクカッツェからは「自分ですら逃げたくなるようなクソみたいなやつ」と評されている。

これは単純に、善意によって動くゲルサドラと悪意によって動くベルクカッツェではそりが合わないという事では無い。
ゲルサドラは人々の願いを知ってそれを実現する為に行動するが、逆を言うと自分で何かを考えて実行するという事をしない。

社会の空気を作りだす事はするが、その作りだした空気に対しての責任を全く感じないのである。

ベクトルこそ違うが、同じように空気を操って星を滅ぼすベルクカッツェとは同じ穴の狢であり、
その事に対するゲルサドラへの無自覚さを嫌悪の現れなのだ。

感情を吸いすぎたゲルサドラは徐々に体が大きくなり「くうさま」という生物を生み出してしまう。

余談

  • 新作では染色体といった設定が今の世の中で相応しくないからなのか、人間ではなく宇宙人という設定なので本来の姿は初登場時の怪人のような姿が真の姿ということになる。





追記・修正はゲルルルルっとお願いね。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月25日 17:18

*1 災いの欠片がゲルサドラの幻影となって本人を唆すシーンが有り、このことからも欠片が彼を操っていることが窺える。

*2 なお、南部考三郎とクロダコブラザーズと紅三四郎は前編にも登場しており、その時は『マッハGoGoGo』の三船大介、『科学忍者隊ガッチャマン』のアンダーソン長官、『タイムボカン』の木江田博士、ブライキング・ボスの手下のギャラクター隊員が登場している。