革命魔龍 キル・ザ・ライブ

登録日:2016/07/10 Sun 14:49:40
更新日:2020/02/07 Fri 16:37:15
所要時間:約 3 分で読めます




《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要


革命魔龍 キル・ザ・ライブ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/革命軍 9000
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、各プレイヤーは自身の手札を1枚捨てる。
革命2-自分の手札から闇のクリーチャーを捨てた時、自分のシールドが2つ以下なら、そのクリーチャーをバトルゾーンに出す。
能力は攻撃時に相手と自分にセルフハンデスを強制するもの、そして革命能力として自分の捨てた闇のクリーチャーを場に出すもの。

攻撃時にハンデスできるのはいいのだが、自分の手札まで捨てるのは許しがたい…
と言いたいところだが、この能力が真価を発揮するのは、革命2発動時。
捨てる条件に制限がないため、セルフハンデス時にも踏み倒しを行うことができるのだ

その都合上闇のクリーチャーをたくさん使う【黒単】などで使いたい。
闇であれば多色であろうが重量級であろうが進化であろうが問わないので、
《偽りの王 モーツァルト》だろうが《悪魔神ドルバロム》であろうが出せる。
特にドルバロムを出せれば闇入りデッキの相手以外にはほぼ勝負を決めることができるため、
最初からそれを狙うデッキを作ってもよいだろう。

決まれば強いあたりは流石スーパーレアといったところだが、アタックトリガーのセルフハンデスは
相手もマッドネスを持っていれば出されてしまうし、そもそもSAがないので踏み倒しに1tのラグが発生する。
場合によっては他のセルフハンデス手段を用意してガッツリ踏み倒すのもありかもしれない。

踏み倒し先に除去効果持ちのカードを採用しておけば厄介なシステムクリーチャーはもちろん
セルフハンデス時に出てきたマッドネスも即座に排除することができる。

また、《煉獄と魔弾の印》を使えばSA状態で墓地からリアニメイトできるので、すぐに踏み倒しを仕掛けられるだろう。
例え革命2が発動していなくともセルフハンデスで墓地に次の踏み倒し先を用意できるため、そういう意味でも悪くない。
もっともこの場合は、【ロマノフサイン】に近い構築になるため、ロマノフからも進化できる《悪魔龍王 ドルバロムD》を運用することになるだろうが。

革命条件の都合上、盾をあらかじめ削っておかなければいけないことも忘れてはいけない。
闇には《福腹人形コダマンマ》をはじめとした優秀な盾回収カードが多く存在するので削り方に関して心配する必要はない。

が、一番の問題はその後手薄になった守りをどうするか。
削るペースを間違えると、キル・ザ・ライブを使える状況になった時に踏み倒しを阻止せんと相手が一気に畳み掛けてくる可能性もあるのだ。
特に相手がビートダウンの場合、自分からシールドを削るのは自殺行為にも等しい。

そういうデッキが相手の場合は最初から守りや妨害に専念し、相手の攻めが緩まったときにキル・ザ・ライブを呼び出して
次のターンに盾を2枚になるまで回収してやればいいだろう。

まとめると強力な能力を持つが、ピーキーな一面もよく見える闇のスーパーレアらしいカードといえる。
これらの点に注意すれば、スーパーレアの名にふさわしい強みを見せてくれるだろう。

外見や名前が《革命魔龍 キラー・ザ・キル》や《魔の革命 デス・ザ・ロスト》に近いため、関連性があるものと思われる。
ただ死(DEATH)やら殺す(KILL)やら失う(LOST)といった不吉な単語ばかり並ぶ彼らにたいして、
キル・ザ・ライブの名前は一応キルとはついているものの、生きる(LIVE)という単語もついている。
これは、キル・ザ・ライブがリアニメイトを彷彿とさせる踏み倒し能力を持っているからだろうか。
ハンデスのキルと踏み倒しのライブで半々、といったところか。
一応キラー・ザ・キルもリアニメイト能力を持っているのだが…

なお、《百発人形マグナム》がいる状態で《絶望の悪魔龍フューチャーレス》を効果で蘇生させ、
フューチャーレスの登場時能力で《漆黒戦鬼デュランザメス》ともう1体のフューチャーレスを手札から捨てると、
手札にある好きな闇文明クリーチャーの登場時能力を使い回すことができるループコンボが発見されている。
マグナム自体優秀なシステムクリーチャーであり、デッキに無理なく採用できるため、狙ってみるのも一興だろう。
コンボが決まりそうにないときは、マグナム自体を自壊させてやればよい。

メディアでの扱い

このカードの重要な点はここである。

キル・ザ・ライブにはCGモデルが作成されており、DMR-19のCMでデス・ザ・ロストの封印を解いていたり、
発売後の新OPでは佐々木コジローと並んで登場しており、コジローのカードとして登場することが示唆されていた。
基本的にアニメ「VSR」を含めたVSシリーズはCMと互いにCGモデルを共有しており、
(モルトくんみたいにCGがあるのに、アニメでは最終形態以外手書きで通した奴もいるが)
またCGモデルもタダじゃないので「キル・ザ・ライブがコジローの新切札になるんやろなあ」と誰もが思っていた。

だが結局のところ、「登場しなかった」のである。

というのも、この時期はバサラの新たな切り札として《伝説の禁断 ドキンダムX》が登場しており、
それに対抗する戦力として勝太が《ボルシャック・ドギラゴン》を手に入れるエピソードがあった。
ここにキル・ザ・ライブ、しいてはその使い手となる(はずだった)コジローを話に割りこませるタイミングがなかったのが大きい。
アニメOPで対戦しているはずのランボーは実際にはコジローと絡む機会も乏しく、出しようがない、というのが大きい理由だろう。

その後コジローは熱血ナレ太郎と勝負したが、この時にはDMR-20の発売が迫っていたため、
《地獄の悪魔龍 デスゲイト》に切札を切り替えることになってしまい、ついでにOPのCGもデスゲイトに差し替えられてしまった。
催促上の問題なのだろうが、それにしたってキル・ザ・ライブの効果でデスゲイトを踏み倒すなりして絡ませてあげてもよかったんじゃないだろうか…

一応、VSRFにおいて彼のVSR時代の最終的なデッキ構成がほぼ判明(1枚だけコジローの手元にあり、見えなかったために不明)したが、
その際にはデスゲイトやキラー・ザ・キル、デス・ザ・ロストだけではなくこいつも入っている。

とまあアニメでは恵まれなかったキル・ザ・ライブだが、別の媒体、漫画ではフィニッシャーをつとめている。
「覇王伝ガチ!」で赤星大虎が使用した時は、「他のクリーチャーを出した時に手札を1枚捨てれば1枚ドローができる」《アクア・メルゲ》と組み合わせることによって、
「《キル・ザ・ライブ》を出す→《アクア・メルゲ》の効果で手札を1枚捨てて1枚ドロー→捨てたのが闇のクリーチャーだったのでキル・ザ・ライブの革命能力発動、蘇生→クリーチャーが出たことにより《アクア・メルゲ》の効果発動、1枚捨てて1枚ドロー→捨てたのが(以下ループ)」
の動きを繰り返すことによって、バトルゾーンを闇のクリーチャーで埋め尽くし、そのまま一斉攻撃して勝負を決めた。

相性の良いカード

暗黒鎧 ザライブ C 闇文明 (3)
クリーチャー:ダーク・ナイトメア/革命軍 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
デス・ザ・ロスト様が一撃で...。これがドキンダムXの禁断の力!! ---暗黒鎧 ザライブ

セルフハンデスを条件に相手にハンデスを行うカード。
普通ならより安定性の高い《西部人形ザビ・バレル》や《解体人形ジェニー》などを採用したいところだが、
キル・ザ・ライブを使う場合、攻撃せずとも踏み倒しを行えるため、なかなか厄介なカードとなる。

フレーバーテキストでは、デス・ザ・ロストがドキンダムの前に敗れたことが語られており、ドキンダムの凶悪な力がうかがえる。
ちなみにこれ以降革命編においてデス・ザ・ロストをはじめとした闇の革命軍の動向は一切語られない

告白の堕天 ゼクシィ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分のシールドを好きな数、墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたシールドひとつにつき、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
出た際に自分のシールドを好きなだけ墓地に送り、その分だけ相手にクリーチャーを破壊させる。

シールドの枚数を調節できるため、キル・ザ・ライブの能力を好きな時に発動させることができる。
マナカーブ的にもかみ合っており、キル・ザ・ライブさえ生き残れば次のターンに即座に踏み倒しを狙うことができる。

一応シールドを好きなだけ手札に加える《デビル・ドレーン》のほうが相性がいいものの、あちらは殿堂入りであるため、手札に維持するのが少し難しい。

余談

キラー・ザ・キル、デス・ザ・ロストと似た見た目をしている上に、冠詞がキラー・ザ・キルと同じ「革命魔龍」であるため、
進化クリーチャーのようなイメージを受けるが、現実には上述の通り、非進化クリーチャーである。

一応名前と能力が似ているザライブとシナジーを形成しているものの、
似た立ち位置の《暗黒鎧 キラード・アイ》や《暗黒鎧 ザロスト》と異なり、キル・ザ・ライブの進化元にはなれない。

そのため、もともとは進化クリーチャーを想定してデザインが委託されていたが、進化が多すぎるために非進化枠に回された可能性があると噂されている。
進化であればATも発動しやすかったかもしれない(それでも少し使いにくいが)。
同様の例に《革命聖龍 ウルトラスター》がいるが、こちらは見た目も似ていない。


デザイナーのshosuke氏曰く、鎧を着た戦士をモチーフにしたキラー・ザ・キルにたいして、鎧を纏わない魔術師をイメージしているとのこと。
またザライブもキル・ザ・ライブの見た目を反映してか魔法剣士らしき装いをしており、屈強な剣士らしさが見えるキラードアイとは対照的なデザインである。


追記・修正はCGが作られてからお願いします。

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