キリル(Rhapsodia)

登録日:2012/01/08(日) 22:54:09
更新日:2025/05/29 Thu 17:04:52
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キリルとは、KONAMIより発売されたシミュレーションRPG『Rhapsodia』に登場するキャラクターであり、物語の主人公である。
CV.朴璐美

◇キャラクター


太陽暦291年生まれ。
作中では幼少期と青年期(18歳)のキリルを操作できる。

赤月帝国出身の少年で、父ウォルターと助手であるアンダルク、セネカ、ヨーンと共に、群島諸国で紋章砲の謎を追っていた。

赤を基調としたどこか民族衣装的な服と、黒髪金眼が特徴。これは一般的な赤月帝国民の特徴でもある。
物腰柔らかな、素直で心優しい少年であり、困っている人を見過ごせない典型的な主人公タイプ。紋章砲によって苦しむ人々に何もすることができず、苦悩する姿がよく描かれる。

物語序盤で父を亡くし、その傷を癒すため数年を要したが、心の傷は癒えず終盤までは魚人にトドメをさすことができなくなっている


船のオールの先端に刃がついたような、「ダブルブレード」という武器を使う。

固有紋章は物理系紋章の「(つばくろ)の紋章」。


物語序盤で父を亡くし数年後、父が成し遂げられなかった紋章砲の秘密の解明、そしてこれ以上の悲劇を生み出さないためにも紋章砲の破壊を決意する。

群島諸国の代表であるリノ・エン・クルデスの支援を受け、クールーク皇国に上陸。クールーク皇女コルセリアや博識の魔法使いシメオンらと共に、王都を目指す。

◇ユニット性能


属性は火。前衛タイプ。
主人公ということもあり、全体的にバランスはいい。難点を挙げるなら、命中率がやや低めなところとツノウマなどに乗れないことぐらいか。

命中率については燕の紋章である程度はカバー可能であるし、攻撃の弾き返しや反撃などを得意とするため、広く使える。

ただし、終盤までは魚人にトドメをさせないため、魚人戦での立ち回りが少し難しい。

協力攻撃は遺志を継ぐもの、アイスクラッシュ、Wリーダー攻撃の3種類。
うち、Wリーダーは『幻想水滸伝4』のデータをコンバートしていないと使用できない。

好感度キャラはアンダルク、セネカ、コルセリア、4主人公。

◇家族構成


  • ウォルター
威厳あるお父さん。
頼れる父であったが、物語序盤で命を落としてしまう。
物語終盤でちょろっと出てくる。

母親は不明。キリルも物心ついたときには既にいなかった。

  • アンダルク
眼鏡
ウォルターの助手であり、キリルとは幼い頃より一緒だった。
キリルを守るためとはいえ、ウォルターを手に掛けたことを後悔しており、キリルを守るという意志が人一倍強い。
日記をつけることを日課としている。

  • セネカ
ウォルターの助手で、アンダルクと同じく昔からキリルらと行動を共にしている。
少々大ざっぱなところもあるが、頼れる姉貴分としてキリル達を支えている。

  • ヨーン
人と山羊を掛け合わせたような姿をした少女。
ウォルターの使い魔であり、キリルが生まれる前から仕えていた。元々は異界の住民らしい。
死者の言葉をキリルに伝える能力を持つ。

言葉は発しないが、ずっとキリルを見守っている。

◇余談、エピソード


魚人に対してトラウマを持つ彼だが、何故か魚料理は普通に食べてくれる。

また、『Rhapsodia』は『幻想水滸伝4』と同世界、同時間枠の物語であり、本作で『4』を補完するような形で完結されるため、この2つの物語でひとつの作品であるという認識をしている人も多い。

後のシリーズで何故紋章砲が登場しなかったのか、その事件の中心でもある彼こそが真の主人公であるという意見も多く挙がっている。


かなり余談になるが、野宿イベントでは彼は地べたに座るとき、体操座りで腰かける。
数ある座り方のうち、何故それを選んだのかはわからないが、3頭身キャラの見た目も相成ってなんか可愛い。



※以下、ネタバレにつき注意






















異世界での最終決戦を終えたあと、自身の母親はヨーンであり、ヨーンと父の魂と共に異界で暮らさないかと持ちかけられる。

しかし、キリルは大切な仲間の元に戻ることを選び、無事元の世界へと帰還した。


その後は赤月帝国へ戻り、困っている人達を助けながら暮らしていたが、最後の戦いの後から、自身の成長が止まっていることに気付き、人知れず姿を消した。

何故成長が止まったか、具体的な理由は不明であるが、元々異世界の住民との子であるため、異世界に渡った際になにかしらの影響を受けたものと思われる。






さて、獣姦とか思った奴は前に出ようか。




追記・修正は自身の成長が止まってからお願いします。

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最終更新:2025年05月29日 17:04