この作品から声優が
千葉繁氏に変更。メッセージウィンドウに無いアドリブ台詞も使う事もあって、以降のマントーは完全にバカというイメージが定着した。
更に本作以降はたまに「マントー」という名前の後に数字や英語が付く事がある(スタッフロールのクレジットで確認)。本作では「マントー2」表記。
本作に出てくる敵対勢力「根の一族」の三博士にスカウトされ、馬鹿野城(うましかのじょう)を附近の住民の手を借りながら築き、卍丸一行に立ちはだかる。
…のだが、やはりというか住民達にバカにされている。
それが故に城内も城外も「バーカ」「クソザル」などといった落書きが書かれている。しかも酒樽には小便を混ぜられているし、
卍丸と住民の会話は大半が最後に「心配ないですよ だってあいつ馬鹿だから!」と罵られるほど舐められている。
火の一族に対して異常な程の執念があり、復讐のために激しい特訓をしていたという。
しかしその特訓はマントー曰く
「腹筋1日20回! 腕立て1日50回! 計算ドリル1日1ページ!」
…うん、ショボいね。
ボスとしては前作同様、2回戦う(3回目は戦闘画面に移るが、戦いにはならない)。
1回目の戦いでは三博士のパワーアップ装置を背中に装着し、現れる。
そのため、馬鹿の術を無限に使用が可能となったのだ。と自慢して実際その通りの猛威を振るう。
更に時々999回復をしてくるため、通常の段(レベル)では普通に戦ってはまず勝ち目は無い。
では、どうすればいいかというと、
ボス戦ではあるものの、彼自ら「逃げてもいいんだぜ 俺は弱虫は追わない主義だ」と言ってきたこの戦いでは本当に逃げることができてしまう。
そしてこいつから逃げると…
と、アドリブ混じりの台詞を言いながら背中の装置を引きちぎりながらも追いかけて来る。
…ここで察した人も多いかもしれないが、これによってマントーは術を2回しか使えなくなる。弱虫は追わない主義だとか言ったの誰ですかね…
まあ、馬鹿の術1発は強力だし、卍丸が敗走したら敗北になるので体(HP)には注意。
で、2回目の対決。今度は移動式の装置を装着。
この時の名前が「スーパーマントー」になっている事以外は先程と同じ。さっさと逃げよう。
するとまたも追いかけてくる。今回は移動式なため、装置を維持できるかと思いきや…
結局またも2回しか使えなくなる。大きさのこと考えてなかったんか…
3回目に登場した時は、流石に学習したのか、今度はパワードスーツを装着して現れる。
スーツには何か装置が付いており、それを利用して術を唱えようとしてくる。
…が、装置は大爆発を起こし、自滅。真相は住民に聞くと策略によって装置の配線を逆に付けられていたらしい。
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どうでもよいが、この時のアドリブ台詞は無駄に長い。 |
「だって関係者も見てんだからよ!!だぁ~、次だ次!!」
「ハァー、よーし、そう!次こそ、ゼェー…本当の、ほ、ホンマモンの勝負だ!!」
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そして最後の4回目の登場したときには住民の策略によって最後のエレベーターが寸足らずになっており、エレベーターに閉じ込められてしまった。
その後マントーはみんなに無視されてしまったとさ…
ちなみに本作では初めてこいつのPVが流れ、その映像は映画「
ロッキー」のパロディである。
また、戦闘BGMもかなり間の抜けたものになっており、緊張感が全くといって無い。