チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~

登録日:2018/01/05 Fri 20:18:46
更新日:2021/07/31 Sat 00:12:42
所要時間:約 10 分で読めます





チャッキー is back!!

ヤツらへの復讐が始まる!



【概要】

2017年に公開されたホラー映画。原題は「Cult of Chucky」

チャイルド・プレイ』シリーズの第七作であり、シリーズ30周年記念作。
前作と同じくビデオスルーとなっている。
11月8日にブルーレイ&DVDがリリースされ、それに合わせてシリーズ7作品を全て収録したコンプリート・コレクション版DVDも同日に発売された。

チャッキー役はブラッド・ドゥーリフ、ニカ役は彼の娘であるフィオナ・ドゥーリフ、アンディ役はアレックス・ヴィンセント、ティファニー役はジェニファー・ティリーとおなじみのキャストが勢ぞろい。

また、2作目から6作目までチャッキーの日本語吹替えを担当していた納谷六朗氏の逝去に伴い、本作では新たに島田敏氏がチャッキーの日本語吹替えを担当。



【あらすじ】

チャッキーとの闘いの後、病院に入院したニカ
彼女は病院で治療を受けていたが、精神科医がセラピーでチャッキー人形を使い始めたことから事態は急変。
窮地に陥ったニカはチャッキーのことを知るアンディとともにチャッキーとの壮絶な闘いを始める!


【登場人物】

  • ニカ(演:フィオナ・ドゥーリフ/日本語吹替:中村千絵)
主人公兼ヒロイン。
チャッキーに人生を台無しにされた車椅子の女性。
前作でチャッキーに家族を惨殺され、辛くも自身と姪のアリスだけ生き残るものの、アリスは親戚に引き取られ、自身は家族殺害の濡れ衣を着せられた挙句に総合失調症と診断されてロックムア精神病院に収容される羽目になった。
それから4年間、医師による人体実験まがいの治療(主に電気ショック)をさせられ続ける日々を過ごし、更には「家族を惨殺したのは自分であってチャッキーの存在は妄想」だと思い込まされる形で現実を直視するよう説得される等、完全に人生詰んでる状態であった。
誰からも無実を信じてもらえずに先の見通しも無いまま異常者扱いされ続けた結果、とうとう「家族を殺したのは姉への嫉妬心とアリスに対する独占欲によるもの」と自分に言い聞かせる程にまですっかり卑屈で後ろ向きな思考になってしまった。

序盤では統合失調症が改善したと判断され、フォーリーの計らいで監視が少し緩めのハロゲート精神科病院へと転院された。
そこで出会ったマルコムやカルロスとの交流で安らぎを得たものの、病院を訪れたティファニーからアリスの死を聞かされた事で再び絶望の底に突き落とされてしまう。
そのショックからリストカットで自殺しようとしたが、この時既に病院に侵入していたチャッキーに自殺を阻止されて一命を取り留め、代わりに患者の1人がリストカットで殺害された事をキッカケに再びチャッキーとの戦いに挑む事に……。


  • アンディ・バークレー(演:アレックス・ヴィンセント/日本語吹替:藤原満)
シリーズでおなじみの初代主人公。
平穏な生活を送ろうと努力しているものの、自身の過去が原因で交際相手からは別れ話を切り出される等、ある意味でチャッキーの呪縛から逃れられずにいる。
その一方では前作のラストで返り討ちにしたチャッキーを飼い殺しにしており、この頃には余りにも不幸な目に遭い過ぎて来たせいか「遊び」と称して夜な夜なチャッキーに拷問を加えている。

なお、以前は自分と同じようにチャッキーに襲われたニカの無実を晴らそうとわざわざチャッキーを持ち出して一度ロックムア精神病院へと訪れたのだが、病院側からはチャッキーをトリックの類と決めつけられて相手にされず門前払いされてしまった。
その後、病院でニカに危険が迫っている事を知り、彼女を救おうとチャッキーを自宅に置き去りにしてハロゲート精神病院へと向かう事になるのだが……。


  • チャッキー(声:ブラッド・ドゥーリフ/日本語吹替:島田敏
もはや説明不要の殺人人形。
前作のラストでショットガンを構えたアンディに返り討ちされた後に生首だけの状態で金庫に閉じ込められて監禁されている。
なお、ショットガンによるものか、頭部の半分近くが抉れており、その状態にもかかわらず生命維持しているばかりか以前と変わらぬコミカルな会話をしている。
文字通り手も足も出ない身体にされてアンディに拷問され続ける日々を過ごす等、どう考えても再起不能であるのだが、アンディの自宅から遠く離れたハロゲート精神病院でチャッキーと同じ人格を持ったグッドガイ人形が現れるという謎に直面してしまう……。


  • ティファニー(演:ジェニファー・ティリー/日本語吹替:土井美加
ご存じチャッキーの嫁。
本作ではフルネームがティファニー・ヴァレンタインと判明。
生前の人間の姿で登場しており、作中で「ジェニファー・ティリーに似てると言われる」と語っていた事から、5作目でジェニファー・ティリーの肉体を乗っ取ったティファニーと同一人物である事実が確定した。
前作の後にアリスの後見人となっていたらしく、ハロゲート精神病院で面会したニカにアリスの訃報を伝え、アリスの形見と称して彼女のセラピーに使っていたグッドガイ人形をニカに渡して立ち去った。


  • マルコム(演:アダム・ハーティグ/日本語吹替:不明)
ハロゲート精神病院の患者。
著名人の人格を持つ多重人格者で普段はマイケルと名乗っており、時折自分の名前をコロコロ変える。
基本的に気さくでフレンドリーな人物であり、入所してきたニカとすぐに打ち解けていた。ついでに人気の無い場所で彼女とセクロスしていた。
病院内で殺人事件が起きた際にはニカの味方となっていたが、中盤から何故かチャールズ(チャッキーの本名)を名乗るようになる……

ちなみに中の人は前作でニカを逮捕した警察官を演じていた。


  • アンジェラ(演:マリナ・ステファソン・カー/日本語吹替:不明)
ハロゲート精神病院の患者。
総合失調症の老婆で自身を幽霊と信じ込んでいる。元ホームレスで30年前に路上で保護され、それ以降は長年ハロゲート精神病院で生活を送っている。
直接の描写は無いが、序盤でチャッキーに手首を切られたらしく、その後ベッドの上で失血死した状態で発見された。


  • クレア(演:グレース・リン・カン/日本語吹替:不明)
ハロゲート精神病院の患者。
アンジェラの世話役である東洋系の女性。元放火犯であるが、人を殺していない。
勝気な性格でヒステリックな一面があり、尚且つ感情に任せて発言する事も多い。また、殺人を犯していない立場をいい事に殺人犯として裁かれたニカに対しては当初から差別的な態度を取り、アンジェラがチャッキーに殺された際には真っ先にニカを疑う等、幼稚な部分も見え隠れしている。

中盤でチャッキーに襲われた事でようやくアンジェラの死の真相を知るも、直後に駆けつけたフォーリー達に取り押さえられ、その時に興奮状態で暴れた為、ヒステリー性神経症と間違われてベッドに縛りつけられてしまう。
最期は麻酔薬で身動きができなくなったところをチャッキーに襲われ、天井から落ちてきたガラスの破片で首を切断して死亡。


  • Dr.フォーリー(演:マイケル・テリュー/日本語吹替:田中正彦)
ニカの主治医。
ロックムア精神病院で治療を続けていたニカの症状改善を考慮して警備態勢が軽く自由度の高いハロゲート精神科病院へと転院させた。
序盤では治療の一環としてグッドガイ人形を使ったセラピーをニカ達に受けさせていた。
基本的にマルコムやカルロス同様に病院内では好人物として振舞っているものの、患者が次々と殺された際には事故や自殺と決めつけつつも、内心ではニカに疑いを向けていた。

中盤では真相を探る為に催眠術を提案し、薬品の投与とライトの明滅によりニカに催眠をかけ、誘導尋問により犯行を裏付ける証言を引き出そうとしていたところを背後からチャッキーに瓶で殴られて気絶。
後日、第三者の可能性すら認めずにニカを犯人扱いしていたが、その時点では口頭注意だけに留めていた。


  • マデリン(演:エリザベス・ローゼン/日本語吹替:不明)
ハロゲート精神病院の患者。
入所する以前は育児ノイローゼで我が子を殺しており、そのトラウマからフォーリーが用意したグッドガイ人形を肌身離さず可愛がるようになる。
上記の過去の名残りなのか、常にグッドガイ人形を抱っこしたり、授乳の真似事でおっぱいを押しつける等の奇行に走っていた。
最期はチャッキーに舌を引き抜かれて死亡。


  • カルロス(演:ザック・サンティアゴ/日本語吹替:不明)
ハロゲート精神病院の職員。
一見すると無愛想で強面な男性であるが、入所してきたニカを差別する事なく病室に案内するついでに差し入れを与える等、根は親切な人物である。
言い換えれば本作における数少ない良心。


  • アリス(演:サマー・H・ハウエル /日本語吹替:矢元亜実)
ニカの姪。
前作で両親をチャッキーに殺害されて孤児となっていたが、その後ティファニーに引き取られていた。
上記にある通り、既に故人となっているようであるが、中盤では幻影として登場していた。*1


  • アシュリー(演:アリ・タタリン/日本語吹替:矢元亜実)
ハロゲート精神病院の看護師。
本編後半まで生き延びていたものの、立て続けに起こる殺人の恐怖からフォーリーに辞職を告げた後にいつの間にかチャッキーに殺害された。


  • レイチェル(演:アリソン・ドーン・ドアイアン/日本語吹替:不明)
アンディの交際相手。
以前からアンディと親密になっていたようであるが、付き合った当初はチャッキーの事件を含む彼の過去を知らなかった模様。
本編が開始する以前にアンディの過去をネットで調べたのを機に彼を気味悪がるようになり、初登場した時点で別れ話を切り出していた。
























アンディに言われたの。遊んでやってくれって


  • カイル(演:クリスティーン・エリス/日本語吹替:不明)
2作目で登場したヒロイン。
当時のキャストが実に27年ぶりに本作でカイルを演じている。
2の後もアンディとの交流が続いていたようであり、エンドロール後に彼の自宅を訪れ、そこで1人残されたチャッキー(生首)を見るなり、
上記の台詞を告げてチャッキーを拷問。…直後に物語の幕が閉じた。



備考

シリーズの今後に関しては創始者であるドン・マンシーニ氏によれば、本作の続編にあたるテレビドラマを企画中との事である。





追記・修正は新たなブードゥーの秘術で増殖してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2021年07月31日 00:12

*1 キャストが前作と同じ子役であるが、だいぶ月日が経ってしまったせいか、本作に出演した時点でJCに近い少女となっていた。