飛鷹家(こち亀)

登録日:2018/11/01 (木) 02:21:55
更新日:2024/12/22 Sun 12:55:12
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『飛鷹(ひだか)家』とは、漫画こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する家族である。


概要


千葉県の九十九里浜に在住する一家、家族構成は父・母(劇中未登場)・双子の姉妹2組の6人家族。
主人公である両津勘吉とは同僚である磯鷲早矢を通じて出会った「知り合いの知り合い」的な関係で始まり、
その後個人的に交流を深めていった。
両津家に負けず劣らずの貧乏であるが、娘4人を在学させるくらいの蓄えはある模様。


家族


  • 飛鷹二徹(ひだかにてつ)


貴様! 野球は好きか!


家長、4人姉妹の父親で、職業は漁師。
短気で熱血漢という絵に描いたような頑固おやじで、定番のちゃぶ台返しも行う。
野球好きであり、娘が生まれた際には野球選手の名前を付けようとしたが、妻に止められた。
無論娘にも野球を教えようとしていたが、教えが厳しすぎて結局別のスポーツに行ってしまった。
現在は高校野球の監督もしているらしい。
実は両津に匹敵するほどの多芸・多趣味であり、漁師の職業柄編み物も得意で、お笑い好き。
漁師としての腕前も高く、鯨も単独で捕獲できるが、熱中しすぎて密漁に走ってしまうことも。
魚(というかの生物)は食べ物という認識らしく、本来は鑑賞目的であるマンタすら食べようとしていた。
両津もその頑固親父っぷりには引いていたが、魚絡みの金儲けには協力を要請するなどそれなりには仲が良い。
モデルは星一徹。


  • 飛鷹右京(ひだかうきょう)


全然かっこよくない……。


次女、早矢の親友で上京大学の女子大生。身長177センチの長身。
中学校の修学旅行で流鏑馬に魅了され、高校から本格的に始める。
愛馬の「琴姫」とは運命的な出会いを果たし、意思疎通できるほど家族同然の絆を持つ。
クールな姉とは対照的に社交的で穏やかな性格だが、初対面の両津に対し、「かっこよくない」とハッキリ言う一面も。
ただその後の両津との仲は良好であり、両津も彼女の健気さには一目置いている。

  • 飛鷹左京(ひだかさきょう)

敗者の気持ちなんてあなたにはわからないでしょう!


長女、右京の双子の姉で国立北千葉大学の女子大生。妹を超える180センチの長身。
早矢とは弓道におけるライバル関係であったが、独特の射法が問題となり出場停止処分を受けたこともある。
その後も彼女と決着をつけることに拘っていたが、トラブル等により未だ決着はついていない。
自他共に厳しいが、弱い物に手を差し伸べる優しさも持っている。
ギャグ要素一切ないクールな性格は印象的だが、作者としても扱いづらかったのか、初登場以降一切出番がない不憫なキャラクター。
当然、両津との絡みは一切ない。


  • 飛鷹日光・月光(ひだかにっこう・げっこう)

ブラジャーはAやんか!  あんたやそれ!


三女・四女、双子の姉妹の女子高生。
幼いころから父からお笑いのビデオを見せられた影響でお笑い好きとなり、変な関西弁(両津曰く、漫才弁)を喋る。
現在では日常的に漫才ができるほどになり、両津の友人である女芸人、スチャラカ鼻子の下で修行中。
性格は天真爛漫で、両津にもよく懐いている。
名門高校、St.フェアリー女学園に通っており、日光はテニス部、月光はエアライフル部に入っている。
擬宝珠纏といい、意外な所に高学歴キャラがいるのがこち亀の恐ろしい所である。
父の事は「パパ」とあまりにも相応しくない呼び方で呼んでいる。
容姿は何故か両津と仲の悪い婦警の代表格、早乙女リカと酷似している。


余談


彼らは早矢が起点となるキャラクターの為、アニメには一切登場していない。
特に日光月光は子供受け間違いなしのキャラクターの為惜しまれる。



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最終更新:2024年12月22日 12:55