SCP-4269

登録日:2019/09/27 Fri 02:20:54
更新日:2022/09/01 Thu 19:45:21
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明るみに出てしまったのは、スリル満点のお人形遊び。


SCP-4269はシェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクトである。
オブジェクトクラスはSafe。


概要

SCP-4269はAnomalousアイテム収容ロッカーに収容されている。
つまりそれくらいには動き回ることもないSafeなオブジェクトなのである。
ある意味安全ではないが、動き回らないのでSafeです。

SCP-4269は数組のおパンツであり、GoI-7058(イネヴィタビリティー・インダストリーズ)によって作成されたという。
もれなく認識災害をもたらすらしく、
SCP-4269実体を身に着けている人を他の人が見ると、その人にとって性的に魅力的な外見に見えるようになるという。
例えばの話、本項の初版投稿者にとっては、
このおパンツを履いた人は例えムキムキマッチョマンだろうがハゲオヤジだろうが小学生女子に見えるということになる。
しかも視覚だけでなく、聴覚、触覚、味覚、嗅覚とあらゆる感覚に波及するのである。…味覚て。
それこそケモナーが見たらそういう外見に見えるのだそう。

ただし、あくまで見えるだけ。別に履いてる人が本当にそういうふうに変わっているわけではない。
というか、別の人から見たらそれこそ木村拓哉に見えてたりするわけで、本人にはなんも変化はない。
それこそ、見ている人から見た本人のジェンダーも変わらないらしい。

なお、履いている人が観測者にとってすでに魅力的な場合は変わらないらしい。
好きな人に変わってないって言われたらうれしいかもしれない。


事案


そんなおパンツを、ウェンディ・フランダース研究員は実験目的で要求したが、
数日間返却していなかった。

そんなウェンディのパソコンを確認した際、とんでもない実験が行われていたのである。

まずウェンディは、いぬにパンツを被せていた。それを見て、以前のガールフレンドに見えたと記録していた。
次にマネキンにも着せて、また別のガールフレンドに見えたと記録していた。
地味に「非生物だろうが効果対象」と判明している事案である。
更に別の際は、以前のガールフレンドの身体を持つSCP-035*1に見えたと報告した。

そして、ある日電気スタンドに被せた際、フィオナ・マリア研究員に見えたと記録していた。

そしてウェンディはあろうことか、その電気スタンドを他のパンツやディルドなどで飾り付けていたのである。
…これ発見した人はどう思ったんだろ…。

で、当たり前だがウェンディは重い懲戒処分(終了とかD落ちではない)をくだされた。

当のフィオナ・マリア研究員は別のサイトに異動願いを出していた。まあそりゃ怖いよね。*2








SCP-4269 - 明るい部屋でファック









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最終更新:2022年09月01日 19:45

*1 「取り憑くマスク」。装着した者に憑依し操る白磁の仮面。邪悪。

*2 ただ、フィオナ・マリア研究員はフィオナ・マリア研究員で、どうやらレプタリアンに興奮する性癖をお持ちであることが本オブジェクトの実験結果から推察される。まあこのサイトのサイト管理官はもっとやばい性癖持ちなのでマシに見えるが…。