けいおん!Shuffle

登録日:2020/03/30 Mon 19:33:17
更新日:2020/04/08 Wed 15:53:19
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私たち、バンドやります!


かつて、一大ブームを巻き起こした漫画けいおん!』の新シリーズ。
2018年から「まんがタイムきらら」で連載が開始された。作者は引き続きかきふらい。
単行本は既刊1巻。

舞台は前作の桜が丘高校と近い地域にある別の学校で、私立の女子高の模様。
時系列は前作の一年生時の学園祭からのスタートで、放課後ティータイムをはじめとする前作の登場人物も少し登場する。
時系列や世界観は前作と共有しているが、スマートフォンが登場するなどの時代に合わせた変化はある。


【あらすじ】

高校に入学して以来、帰宅部として過ごしていた佐久間紫と清水楓は訪れた桜が丘高校の学園祭で見た軽音部のライブに感激し、自分たちもバンドを組む事を決意。
しかし、学校に軽音部が存在しなかったため同じクラスの澤部真帆を巻き込んで軽音同好会に入部することに。
全く楽器未経験の三人による軽音同好会が、めでたく(?)始動するのだった。


【登場人物】


◆軽音同好会

軽音部がなかったため、紫たち三人が入部した同好会。
三人が入部するまではメンバーが辞めてしまったり、行方不明になったりして二年生の莉子一人だけだったために、生徒会から部室の立ち退きを迫られていた。

三人は全くの楽器未経験のために、演奏どころか音を出す事にも四苦八苦しており、少しでもうまくなろうと積極的に莉子やしなのにアドバイスを求めて一生懸命練習している。
ついつい遊んでばかりだった放課後ティータイムよりも、音楽に対する姿勢は大変真面目
とりあえずの目標は、バンドをやるきっかけになった桜が丘高校の学園祭で聞いた「ふわふわ時間」を演奏する事。

紫たち三人は放課後ティータイムと同学年である。


●佐久間(ゆかり)(ドラム)

三人組の中心人物。
髪型はショートカットで、三人の中では一番小柄。
明るく感情が豊かで、いじられる性格。
人に何かを伝えるのが苦手で、その時には楓の通訳が必要になるほど。
好物はうどんで、昼食は毎回うどんを食べている。

一見、のような天然おバカキャラのようだが、実際は真面目なしっかり者。
成績も三人の中で一番で、先輩のしなのに勉強を教えられるほど優秀。
本人は、何故か周りからバカに見られる事を気にしている。

桜が丘高校のライブで見たドラムに感銘を受け、楓と共にバンドを組む事を決意して軽音同好会に入部。
ドラムは部室にあったものをそのまま使用しており、家ではパッドや手汗で滑るのを防ぐために風呂で練習している。

姉の胡桃にはよく振り回されている。


●清水楓(ベース)

紫の同級生で、紫とは小学校からずっと同じクラスらしい。
髪型は黒のポニーテールで、三人の中で一番背が高い。
紫からは「かえちゃん」と呼ばれる。
好きなおにぎりの具はシーチキンマヨネーズ。

見かけはしっかり者のようだが、実は天然で紫に起こしてもらわないと確実に寝坊してしまうほどのポンコツ。
「紫といないと何も出来ない」というほど頼りっきりで、成績は三人の中で二番目だが勉強は全部紫に教えてもらっている。
紫とバンドをやるために軽音同好会に入部したのに、何故か自分が楽器をやるとは考えていなかったので真帆に突っ込まれた。

ライブで見た「パンツの人」が弾いていたベースが「面白そう」「格好よかった」という事でベースを担当する事になった。


●澤部真帆(ギター)

紫と楓の同級生。
学校に軽音部が無いと知ってため息をつく二人の相談に乗った事で、巻き込まれる形で軽音同好会に入部した。
元々バスケ部に在籍しているため掛け持ちになっているが、以前足に大怪我をした事があり治るまでマネージャーをしていた。
髪型は茶色のロングヘアーで、頭の左側で小さいリングを作っている。

真面目な性格で、基礎練習が大事と考えていたり将来独り暮らしをするためお金を貯めているなどしっかりしているが、それが悪い方に向かってネガティブな思い込みに囚われてしまう事もある。
ちなみに、貯金は約9万円もするギターを一括で買ってもそれほど響かないほどの額がある。

楓の事はテストの点数でいつも勝てないという事でよく見ていたが、紫がさらに上の点数だという事には気づいていなかった。
楓に初めて名前で呼んでもらった時には何故か赤面し、以後楓の意見にすぐに追従するようになった。
紫に対してはかなり雑な扱いをしているが、紫がインフルエンザで休んだ時に楓のポンコツさを全てフォローしている事の凄さを実感したり、軽音同好会に入部した理由はドラムがやりたいと言う紫の姿がまぶしかったからであり、内心では認めている。
ただし、紫にテストの点数で負けている事は納得がいかない様子。

担当はギターで、二人の担当が決まった時に消去法で莉子に決められた。
最初はバンドの中心であるギターが自分にふさわしいのか悩んでいたが、二人の言葉でギターをやる事に決めた。
最初はオーソドックスなものを買おうと考えていたが、楽器屋で見たいかにもクセのありそうなギターを「かわいい」と一目惚れし、購入した。


●佐藤莉子

二年生で軽音同好会の代表。
物語開始時点では彼女一人だけだった軽音同好会を守っていた。
勉強が捗るという事で部室に参考書や観葉植物などを持ち込んでカスタマイズし、完全に私物化している。

非常に腰が低く、後輩の三人にも丁寧な態度で接する。
自分の事を「人数合わせで軽音同好会に入ったので、居ても居なくても変わらなかった」と言うが、三人の質問にはやけに深い知識を含んだアドバイスをする。
これは、本人曰く「友達の悩みをちゃんと聞いていろんな本や動画を見て調べてそれを自分で実践してみて出来るようになってからアドバイスしていたから」らしい。

ただし、感覚的な事を説明するのは苦手で一通り知識を説明した後「後は気合い」「音が出ればいい」と雑に締める。
ドラムに関しては技術を持っているようで、紫に正しいスティックの持ち方やロープを使った練習法を教えた。

三人からは絶対に楽器経験者だと思われているが、何故か未経験と言い張っている。
実際、経験者であり二年生対一年生のバンド対決ではボンゴで見事な演奏を披露した。

しなの曰く、「莉子は私のだから」らしい。


●岩崎しなの

二年生。
前述の行方不明になっていた同好会メンバー。
丸い眉毛が特徴で髪型は腰まで届くロングヘアー。
専門は不明だが、ギターとベースが演奏できる。
行方不明になっていた理由は、夏休みに本場の音楽に触れるため語学留学の名目で短期留学していたら、道で弾き語りしていた所を通りかかったバーのオーナーに誘われてバーでアルバイトを始めてしまい、気がついたら留学期間を過ぎてしまっていたため。

行動の通りアクティブな人物で、演奏の腕前は非常に高いが教えるのは下手。
質問されても「雰囲気」「フィーリング」「気合い」などといった抽象的な表現しか出来ない。
しかし、面倒見はいいので三人からは慕われている。
莉子の「気合い」などの説明はしなのの受け売りである。


◆その他の登場人物


●嶋田花凜

真帆の幼なじみでバスケ部。
真帆とは小学校からの付き合い。
子供っぽい性格の褐色少女

おバカな言動が目立つが、楽器選びに悩む三人に「楽器屋さんのおにーちゃんに聞いたほうが早そう」など、核心をついた事を言う事もある。
真帆とは付き合いが長いので、不調になっている事を見抜いて気晴らしに連れ出すなど友達思い。

バスケの実力は真帆の方が圧倒的に上だが、真帆より先にレギュラーを取るべく練習に励んでいる。


●佐久間胡桃

紫の一つ上の姉。
桜が丘高校に通っており、彼女が紫と楓を学園祭に招待した事から物語がスタートした。
天才肌で何でも出来るタイプで、初めてスティックを握った時は紫よりもうまく叩いてみせた。

ボケを交えた破天荒な言動で紫をよく振り回しているが、紫が電子ドラムを買おうとした時はパッドで出来る練習がまだあるとアドバイスしたり、放課後ティータイムの音源を欲しがった時には自分の制服を着せて潜入させたりと何だかんだ言って手助けしている。


追記・修正は、2008年にスマートフォンを使っていた方がお願いします。

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