登録日:2020/04/30 Thu 21:20:46
更新日:2025/08/02 Sat 16:44:00
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ねぷねぷ コネクト カオスチャンプルとは、コンパイルハートが配信していた
ゲーム。
正式な名称は『ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル』。
概要
2016年内の配信予定だったが、2017年5月の配信に延期され、そこから更に延期されて2017年6月7日に配信・サービス開始。
事前登録キャンペーンとして「[顕現者]パープルハート」のカードがプレゼントされた。
2018年7月25日に配信が停止され、翌月の8月8日にサービスが終了した。
そのため、現在ではプレイする手段は一切存在しない。
後述するように、ゲームバランス自体は問題はなかったのだが、どんどん下がるイベント更新頻度や課金の必要性が薄いこと、バグによるフリーズなど、基本無料ゲームとしては難が多かったのが短命の理由と思われる。
実際、これらが解消された次のソシャゲでは2周年を迎えるに至っている。
ゲームとしては、ネプテューヌシリーズを初めとするコンパイルハートの歴代作品が独特の世界観で終結するオールスターゲー。
既存キャラが「カオス化」と呼ばれる
悪堕ちした姿が新登場するのも特徴で、全体的に露出が激しいデザインとなっている。
カオス化した一部キャラには、下腹部にカオス化の紋章が刻まれてどう見ても
淫紋としか思えない相当過激なデザインも…。
ストーリー
数々の次元が混ざって生まれた世界「ギャヲス」には、守護女神、妖聖、
モンスター娘、詠巫女、魔族が混在しながらも平和を保っていた。
しかし、ある時期から特殊なエネルギー「カオスエナジー」による異変が各地で起き始めていた。
カオスエナジーは存在の心を変異させて感染する力があり、徐々に世界を蝕み続けていた。
カオスエナジーによる混乱の解決を目指して旅をする少女「ユリーナ」は、各地に散らばる「黄金の欠片」を集める旅をしていた。
ユリーナは旅の道中にネプテューヌという少女に出会い、不幸な巡り合わせから誤解が生まれ、戦いを挑まれる。
ネプテューヌとの戦いの最中、ユリーナが持つ黄金の欠片が突如輝き出し、混沌の運命が大きく揺れ混じることになった。
プレイヤーは、唐突にそんな世界に召喚されてユリーナと共に手を組むことになる。
登場作品/キャラ
登場作品は以下のコンパイルハート作品とキャラクター。
ネプテューヌシリーズ
| キャラ名 |
備考 |
| ネプテューヌ |
|
| ノワール |
本作オリジナル形態としてノワール[カオス]が登場 |
| ブラン |
本作オリジナル形態としてブラン[カオス]が登場 |
| ベール |
本作オリジナル形態としてベール[カオス]が登場 |
| ネプギア |
|
| ユニ |
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| ロム |
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| ラム |
|
| アイエフ |
|
| コンパ |
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| イストワール |
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| マジェコンヌ |
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| 神宮寺ケイ |
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| 西沢ミナ |
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| 箱崎チカ |
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| 下っ端 |
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| 天王星うずめ |
|
| プルルート |
|
| パープルハート |
本作オリジナル形態としてパープルハート[カオス]が登場 |
| ブラックハート |
本作オリジナル形態としてブラックハート[カオス]が登場 |
| ホワイトハート |
本作オリジナル形態としてホワイトハート[カオス]が登場 |
| グリーンハート |
本作オリジナル形態としてグリーンハート[カオス]が登場 |
| パープルシスター |
本作オリジナル形態としてパープルシスター[カオス]、パープルシスター[V]が登場 |
| ブラックシスター |
本作オリジナル形態としてブラックシスター[カオス]が登場 |
| ホワイトシスターロム |
本作オリジナル形態としてホワイトシスターロム[カオス]が登場 |
| ホワイトシスターラム |
本作オリジナル形態としてホワイトシスターラム[カオス]が登場 |
| オレンジハート |
|
| アイリスハート |
|
| ネクストパープル |
|
| ネクストブラック |
|
| ネクストホワイト |
|
| ネクストグリーン |
|
| マジック・ザ・ハード |
|
| トリック・ザ・ハード |
|
| ジャッジ・ザ・ハード |
|
| ブレイブ・ザ・ハード |
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| 黒猫姫 |
|
| キリア |
|
| ブーケ |
|
| キャラ名 |
備考 |
| ファング |
|
| アリン |
|
| ティアラ |
本作オリジナル形態としてティアラ[カオス]が登場 |
| キュイ |
|
| ハーラー |
|
| バハス |
|
| ピピン |
|
| ソウジ |
|
| エフォール |
本作オリジナル形態としてエフォール[カオス]が登場 |
| 果林 |
|
| マリアノ |
|
| クララ |
|
| ガルド |
|
| マリサ |
|
| ロロ |
|
| アポローネス |
|
| ザンク |
|
| パイガ |
|
| マリアノ[フューリーフォーム] |
|
| パイガ[フューリーフォーム] |
|
| ザンク[フューリーフォーム] |
|
| ファング[フューリーフォーム] |
|
限界凸記 モエロクロニクル
| キャラ名 |
備考 |
| リリア |
本作オリジナル形態としてリリア[カオス]が登場 |
| ココ |
|
| ウィルオウィスプ |
|
| リヴァイアサン |
|
| ジズ |
|
| ミノタウロス |
|
| エルフ |
|
| コボルト |
|
| ケルベロス |
|
| スライム |
|
| スキュラ |
|
| 織姫 |
|
| 小豆洗い |
|
| セイレーン |
|
| グリフォン |
|
| ジャックフロスト |
|
| ケンタウロス |
|
| キラービー |
|
| ミミック |
|
| タロス |
|
| キマイラ |
|
| インプ |
|
| ダークエルフ |
|
限界凸起 モエロクリスタル
| キャラ名 |
備考 |
| ルアンナ |
本作オリジナル形態としてルアンナ[カオス]が登場 |
| ヨーコ |
|
| フェンリル |
|
| サイクロプス |
|
| オピーオーン |
|
| 風神 |
|
| ヌエ |
|
| アプサラス |
|
| 雷神 |
|
| ドラゴンメイド |
|
| リンドヴルム |
|
| ニーズヘッグ |
|
| ミューズ |
|
| ハヌマーン |
|
| ネコマタ |
|
| ゴースト |
|
| フェアリー |
|
| サハギン |
|
| マンドラゴラ |
|
| メデューサ |
|
| ゴーレム |
|
| サキュバス |
|
| 雪女 |
|
| ハルピュイア |
|
限界凸城 キャッスルパンツァーズ
| キャラ名 |
備考 |
| アイリス・ライン・ガレスティア |
|
| リーフ |
|
| フラウ・ソワーズ |
|
オメガクインテット
| キャラ名 |
備考 |
| オトハ |
|
| キョウカ |
本作オリジナル形態としてキョウカ[カオス]が登場 |
| カナデコ |
|
| ネネ |
|
| モモカ |
|
| アリア |
|
魔壊神トリリオン
| キャラ名 |
備考 |
| ファウスト |
|
| ゼアボロス |
|
| ルゥシェ |
|
| レヴィア |
|
| フェゴール |
|
| マモン |
|
| ペルペル |
|
| アシュメディア |
本作オリジナル形態としてアシュメディア[カオス]が登場 |
ガンガンピクシーズ
| キャラ名 |
備考 |
| ビーたん |
|
| かめぽん |
|
| 佐藤アマヨ |
|
| 垣間ミナミ |
|
| 鳥居キラ |
|
| 鳥居ミサ |
|
| 鳥居エリ |
|
| 北堀ナギリ |
|
| 塩川ユウヘイ |
|
塔亰Clanpool
| キャラ名 |
備考 |
| 神貫ナツメ |
|
| 西園寺チヨ |
|
| 漆原ホタル |
|
| 霧隠ミクリ |
|
オリジナル
ゲームシステム
ゲームとしては基本無料ゲーにありがちな典型的なカードバトル。プレイはスタミナ制。
というか同社の作品である『限界凸騎 モンスターモンピース』のバトルシステムを基本的に流用している。
デッキ構築
デッキに投入できるカードは上限が15で重複不可だが、上限こそあるが下限に関してはない。
それとは別に、リーダーを1枚選択する必要がある。リーダーにしたカードによって、特定属性の攻撃力アップなど様々な効果を得ることができる。
また、戦闘開始時にはフレンドや野良のプレイヤーが設定したキャラ2体をサポーターとしてリーダー効果を得ることができる。
当然手札上限である5枚に設定して毎回決まったコンボを叩き込めるようにもできるが、1ターンキルは絶対不可能な
ゲームなのでゲームバランスの崩壊には至ってはいない。
1ターンに1体しか出せないため、数ターンしないと布陣が整わないため、その間に誰か叩き落とされると一転ピンチになるデメリットを抱えている。
また、優秀なパッシブスキル「フィールド上の特定属性キャラの数だけ戦闘力アップ」系効果の恩恵が少ないなどの難点もあり、少数デッキでも多数デッキでもそれぞれ使う意味はあるようになっている。
キャラクターカードの育成は、別のキャラクターカードを強化の素材として使う。
強化素材のカードのレアリティが高いほど、
経験値などの獲得効果は大きくなる。
同じキャラクターカードを強化素材にすることで、カードのリーダースキルがレベルアップする。
特定の素材アイテムを使う「上限解放」を行うと、レベルの限界が解放される他、カードイラストも変化。基本的に露出が増える方向に変化する。
メインヒロインのユリーナに至っては、強風が吹いたらしょっ引かれるレベルで割と
露出魔の有様である。
戦闘
戦闘は、端に存在してユニットが置かれている「ライフライン」が1列、召喚エリアの各3列、中間の1列の合計27マスのバトルフィールドで戦う。
手札に持てるカードは最大5枚で、1ターンに1枚、デッキからランダムで手札に追加。
フィールドのユニットはターン終了時に自動的に1マス進行し、隣接した場合は、隣接した敵ユニットに向かって攻撃する。その後、フィールドから排除される。また、HPが0になっても排除となる。
つまり、ユニットをライフラインに隣接させてそこにいる敵ユニットを直接攻撃してHPを減らして倒せば勝利。
双方の敗北条件はこのライフラインのHPが0になった場合のみで、デッキが切れようと敗北とはならない。
排除されたキャラは任意のタイミングでライフラインのHPを割合消費することですべてデッキに戻すことができる。
戻したカードを引けるのは次のターンなので、できればデッキ切れになったりする前に戻しておきたい。
ライフラインHPを回復するスキルもあるため、これらを駆使することで5枚デッキでも延々戦っていることが可能。
ユニットの召喚やキャラスキルの発動には「MANA」と呼ばれるポイントシステムを用いる。
MANAさえあれば1ターンの発動回数に制限はない。
また、毎ターン
必殺技用のポイントがたまり、それを消費することで全体攻撃などの効果を持つ
必殺技が使用可能。消費量と細かい効果はリーダーによって異なる。
敵も使用してくるため、敵のポイントを減らすスキルを使うなり耐えられるように回復するなりが必要となる。
もっぱらMANAを溜めつつ射程2のスキルを持つキャラをボス手前まで進め、ひたすらスキルを叩き込んでHPを削り倒す、という戦法がメイン。
その為、リーダースキルとしてよく使われるのは1ターンのMANA回復量を増加するものとなっている。
標準的な回復量増加のキャラは低レアリティでも登場しており、リーダーでもサポーターでも調達は容易。
キャラクターカードにはカードタイプが4つ存在し、「アタッカー」「シューター」「ヒーラー」「ブースター」に分類される。
属性という概念も設定されており、火、水、木、光、闇の5つの属性が存在。
属性では火、水、木は3すくみの優劣関係だが、光と闇は互いに相性抜群という関係性となっている。
召喚の際はいわゆる召喚酔いがあり、基本的に動き出せるのは次のターン。
普通のTCGなどでは枷でしかないが、上記の通り漫然と呼び出しているだけだと数ターン後にはフィールドから消えてしまうため、できるだけとどまってほしいキャラの前方にあえて召喚することで足止めすることができる。
それもあって、「召喚酔いターンが長くなる」というパッシブスキルも利点として機能する。
無論、さっさと進軍してほしい場合には召喚酔いしないキャラが重宝される。
5枚デッキで速攻で勝負を決めにかかる・大量の雑魚モンスターを組み込むなどして属性ブーストを生かす・召喚酔いをコントロールする・ひたすらライフラインのHPをキープする、など様々な戦略が可能。
一方で、頑張って育てれば割と何とかなってしまうゲームバランであり、それはつまり課金してまでガチャを回さなくても大体クリア可能という基本無料ゲームにとって致命的な弱点となってしまっている。
クエスト
曜日クエスト
日替わりで用意されるクエスト。ドロップする素材の内容も毎日変化する。
序盤の
レベル上げや進化素材の採集に向いている。
難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「VERY HARD」が存在し、初クリアで報酬も貰える。
降臨クエスト
ストーリーを特定の場所まで進めると発生する常設のクエスト。
難易度「
EXTREME」をクリアすると一枚カードを獲得可能な他、PSNの
トロフィーが獲得できる。
「次世代の女神」クエストも纏めて「降臨クエスト」と呼ぶ場合もあるが、ここでは『カオスシンボルの降臨クエスト』のこと。
他にもこのクエストの「
EXTREME」でしかドロップしないアイテムも存在している。
ストーリーのChapter1をクリアすることで1つ目が解放される『次世代の女神』のクエストという高難易度のクエストもある。
この『次世代の女神』のクエストであるNEXT GREENの難易度「
EXTREME」をクリアで解放される「DCD』というクエストが解放される。
このDCDクエストは、敵の実行犯ポジであるDCDと戦うのだが、非常に強い。
全属性耐性やらカオス女神召喚やら厄介な効果の
必殺技やら嫌な特性盛りだくさん。
とはいえ、ちゃんと工夫をすれば十分倒せるレベルになっており、刺激的なバトルを楽しめるという感想の人もいた。
クリアすると低確率でDCDが獲得できるのだが、このキャラ、実は稼働当初から入手可能ではあった。
1日1回無料で引ける大体アイテムメインのノーマルガチャで超低確率で排出されるのだが、
このキャラをちょっと育てれば獲得できるトロフィーの取得率が0.5%とその入手難易度が間接的にうかがえる有様だった。
おかげで、ようやく入手できるとせっせと殺しに走るプレイヤーもちらほら。
時限降臨クエスト
特定キャラクターの『降臨クエスト』が「エクストラクエスト」に一定の期間ごとに出現するクエスト。
難易度は「HARD」「VERY HARD」「
EXTREME」の3種類。
「VERY HARD」「
EXTREME」で勝利すると、ボスのキャラクターカードが一定の確率でドロップする。
主題歌
歌:虹のコンキスタドール
作詞・作曲・編曲:れるりり
余談
- 現在はサービスが終了した本作だが、ユリーナやパープルシスター[V]などの本作出身のオリジナルキャラクターは、同社のスマートフォン向けゲームアプリ『メガミラクルフォース』に登場した。
ちなみに、昨今は色々厳しいせいか、上記のユリーナやうずめなどちょっと危険な私服の人は露出が抑えられた。
カオス化キャラもいるが、そちらはノータッチ。限定キャラだからだろうか。実装当時は未登場だし。
後、プレイヤーサイドに男性の使用キャラは求められてないと判断したのか、完全に排除された。いるとすれば敵専用キャラか主人公かである。
- カオス化が目玉の本作だが、実は原作のイラストレーターではないイラストレーターがカオス化のデザインを手掛けているキャラの方が多い。
ルアンナ[カオス]やパープルハート[カオス]は原作と同様のイラストレーターがデザインを担当している。
追記・修正はカオス化してからお願いします。
- 稼働中のメガミラじゃなくてこっちを書くか。いや、いいんだけどさ。 -- 名無しさん (2020-04-30 22:21:48)
- カオス化はとても良かったので、メガミラで続投してて嬉しい -- 名無しさん (2020-05-01 00:15:29)
- 下限無しのカードゲームとかインフィニタストラーダを思い出すが…流石に初手ワンキルみたいなカードは無かったのかな -- 名無しさん (2020-05-01 03:02:50)
- ↑もちろんデッキ5枚にして確定コンボ狙いは可能だが、1ターンで勝負を決めるのは不可能。集中攻撃を食らって途中で1枚でも落ちようものなら戦線崩壊しかねないから、少数デッキは有効な戦術であっても必殺の戦術にはならないよ。 -- 名無しさん (2020-05-01 10:26:29)
- 結構面白いゲームだった、起動してから徐々に重くなって最終的に落ちる現象が嫌になってやめちゃったが。これ快適な形でスマホで出てたらまぁまぁ行けたと思うんだけどなぁ -- 名無しさん (2020-05-01 10:39:44)
- 色々言われたりするけど主題歌は好きよ -- 名無しさん (2020-05-01 19:36:02)
- メガミラもそうだけどなんで限界突○シリーズの中でセブンパイレーツは毎作はぶられるんだろう -- 名無しさん (2021-05-31 22:12:00)
最終更新:2025年08月02日 16:44