連撃竜ドラギアス

登録日:2020/05/17 Sun 16:23:44
更新日:2025/07/08 Tue 21:42:10
所要時間:約 3 分で読めます







今ッ!俺の銀河にッ!7つの超新星がッ!ガンマ線バーストッ!

「やめろ!」と言われてももう遅いッ!「やめろ!」と言われてももう遅いッ!!

2回言ったのは意味がある!さあ出て来いッ!連撃竜ドラギアス!!




【概要】


連撃竜ドラギアスとは、『遊戯王ラッシュデュエル』に登場するモンスターカードの1つ。
「スターターデッキ ルーク-爆裂覇道!ドラギアス!-」の看板モンスターである。


【カードの効果】


効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ中、
このカードはもう1度だけ攻撃できる。


効果はモンスターを戦闘破壊した時、もう一度攻撃できるというもの。
ラッシュデュエルはモンスターの大量展開が容易なため、それらを手早く殲滅させることができる。
攻撃力も2500と高く、多くのモンスターを殴り倒すことができ、直接攻撃も可能なので相手へ大ダメージを与えることができる。
条件もデッキトップの墓地送りと緩い。

戦闘破壊されにくいため、長いターン維持することも容易ではるが、守備力は並程度なので表示形式の変更には注意。

また、連続攻撃にはモンスターを戦闘破壊する必要があるので、ダイレクトアタックの連続攻撃はできない。

【相性のいいカード】

  • 火竜の熱閃
フィールドにドラゴン族モンスターがいる時、相手フィールドの魔法・罠カードを破壊するっ魔法カード。
ドラギアスの連続攻撃を安全に通すための伏せ除去を行うことができる。


  • 反攻の竜撃
自分のドラゴン族モンスターが戦闘破壊された時、相手のモンスター1体を破壊する罠カード。
万が一戦闘破壊されても、このカードで道連れにできる。


  • ドラゴン・エンカウント
相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に手札のドラゴン族を特殊召喚できる罠カード。
相手の不意を突いてドラギアスを召喚し、壁にすることができる。


  • フェニックス・ドラゴン
手札を1枚捨て、墓地のレベル5以上のドラゴン族を手札に加える効果を持つモンスター。
墓地に落ちたドラギアスを回収できる。


  • 貫通!
読んで字のごとく、モンスターに貫通(守備表示のモンスターに攻撃した時にも戦闘ダメージを与える)能力を与えるカード。
相手が守備を固めていたとしても、このカードで戦闘ダメージを与えられる。

【亜種】


全て闇属性である事以外はドラギアスとステータスが全く同じ。
効果の発動に手札のレベル7ドラゴン1枚を要求するが、2回攻撃に加えて相手の弱体化などの効果がつく。
ただし、攻撃できるのはモンスターのみとなりドラギアスで出来た2回目の攻撃でのダイレクトアタックが不可能になっている。流石にやりすぎたと思ったらしい。

《幻撃竜ミラギアス》


冷たき世界を、熱き炎で燃え上がらせろ!

超幻影の超ドラゴン!超超アドバンス召喚!

超超超…出てこい!幻撃竜ミラギアス!!

効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】手札のモンスター(レベル7以上/ドラゴン族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル7以下)を2体まで選び、その攻撃力をターン終了時まで1500ダウンする。
このターン、このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけモンスターに攻撃できる。

ギアス系モンスターその2。
レベル7以上のドラゴン族を手札コストとして墓地へ送り、相手モンスターを2体まで弱体化してこのターンモンスターへの連続攻撃ができるようになる効果を持つ。
レベル8に対応できないのが玉に瑕であり、下記のゼロギアスが大きなライバルとなる。
攻撃名は「爆裂波動暗黒弾」「滅殺覇王幻王撃」、効果名は「ファントム・チャージ」。


《鋼撃竜メタギアス》


秘めた想いで固めた拳!気合を込めたら目が覚めた!

心のメーター吹っ飛ばし!銀河の長いワームホールを抜けると、そこはアンドロメタ星雲だった!

メッタメッタにしてやるぜ!鋼撃竜メタギアス!!

効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】手札のモンスター(レベル7以上/ドラゴン族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードは戦闘と相手の罠カードの効果で破壊されず、
このカードがモンスターに攻撃したバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけモンスターに攻撃できる。

ギアス系モンスターその3。
レベル7以上のドラゴン族を手札コストに、自身に戦闘及び相手の罠カードに対する破壊耐性を付与し、モンスターへの連続攻撃を可能にする効果を持つ。
攻撃反応罠を恐れずに攻撃を通す事ができるが、相手を弱体化する効果が無いので自分より強い相手には太刀打ちできない。
攻撃名は「爆裂覇道鐵星弾」「滅殺覇道鋼王撃」、効果名は「フルメタルチャージ」。
口上の元ネタは川端康成の長編小説『雪国』。


《零撃竜ゼロギアス》


0か1かと問われれば!数えてみよう10・9・8・7・6・5・4!!

カウントダウンには意味がある!!3・2・1!!!

無限の宇宙の特異点より―シュバルツシルト半径飛び越えて―現れろ!!零撃竜ゼロギアス!!!

効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】手札のモンスター(レベル7以上/ドラゴン族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、その元々の攻撃力をターン終了時まで0にする。
このターン、このカードがモンスターに攻撃したバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけモンスターに攻撃できる。

漫画で登場したギアス系モンスター。
レベル7以上のドラゴン族を手札コストに、レベル8以下の相手モンスターの元々の攻撃力を0にしてこのターンモンスターへの連続攻撃ができるようになる効果を持つ。
突破力が高く大ダメージも期待できるが、元々の攻撃力にしか作用しない点には一応注意が必要。
また、漫画版と違いレベル9以上のモンスターには太刀打ちできない。
攻撃名は「爆裂覇道無極弾」「滅殺覇道零王撃」、効果名は「ゼロフィル・チャージ」。




【アニメにおいて】


アニメ『遊戯王SEVENS』におけるライバルキャラクターである上城龍久(ルーク)の切り札。
前述の長ったらしい召喚口上を元に召喚された。
なおこの口上ゆえ、姉である上城大華……もといタイガーにより「オタンコガンマ線バースト」だの「スットコドラギアス太郎」だのと呼ばれることに。
少なくとも遊我とロミンは入手の経緯からして思い入れやエピソードのある魂のカードといった塩梅だが、
決闘したっきりで再戦していないタイガーが口上を知ってるあたり、ルークは現状少なくとも幼少期の対戦時にはもうドラギアスを所持していたらしい、ことぐらいしか分かっていない。
どう贔屓目に見ても関係浅からぬであろうミラギアスの、「一人デュエルをしていたら幻覚?を見てもう一人の自分に勝ったらデッキに入っていた」という色々すっごい入手ルートや、
ルークザデビールを加味するとドラギアス自体にもなにか秘密があるのでは……? と推測されるところ。


第2話において主人公・王道遊我との対戦で初登場する。
ライフが100残った鉄壁…もとい大ピンチにおいて召喚。
自身の効果で2回攻撃可能となり、遊我の「風使いトルネ」とエースモンスター「セブンスロード・マジシャン」を戦闘破壊して勝利した。
攻撃名は1撃目が「爆裂覇道撃光弾」2撃目が「滅殺覇道竜王撃」。その後のデュエルでも都度攻撃名が変わっている
効果名は「ギアスチャージ」。
その後のルークの切り札や切り込み役として頻繁に登場しており彼のデッキの顔ともいえるが、全く登場しないデュエルも多い。
ちなみにこのカードを出すとギャラリーがとてもうれしそうにする。人気者だ。

EDにも登場しているが、横に並んでいる「セブンスロード・マジシャン」と「魔将ヤメルーラ」が全身映っている中、足だけしか映っていないため、
相当巨大なモンスターである模様。

遊戯王ラッシュデュエルのCMにも名前だけ登場。
学校の食堂にあと一つ残ったプリンを巡って、女子生徒(芦田愛菜)と男子生徒(城桧吏)がラッシュデュエル。
女子の召喚したブラックマジシャンに対抗して男子が召喚し勝利を得た。
余談だがこの女子生徒レジェンドカードを積みながらプリン争奪戦に2連敗している。

【ギアス】

ルークのエースモンスターなだけあって後に似たような派生モンスターが多数登場することになる。


【余談】

  • 名前の由来は「ドラゴン」+「ギアス」と中二感溢れるものとなっている。

  • 攻撃力2500は、歴代の主人公のエースモンスターと同数値となっている。
    ラッシュデュエルはOCGより攻撃力がデフレしているため、歴代のライバルキャラクターのエースモンスターにあてがわれやすい攻撃力3000枠と同じと見てもいいだろう。

  • 召喚口上で同じ言葉を2回言ったのは、このカードの連続攻撃への伏線だと思われ、
    劇中でも言及されている。ちなみに2回攻撃できない場合でも2回言うが、最後の部分が「今回も一応言ってみた」に代わる。

  • 効果の説明はおろか発動すらしていないのに、モンスター名と召喚口上だけで
    正確に効果を言い当てられる、という非常に珍しい経緯で性能がお披露目されたモンスターでもある。
    尤も、使用者のルーク自身全く隠す素振りを見せていなかったが。

  • 攻撃名に「覇道」とあるのは、主人公の苗字「王道」と対にするためだと思われる。




追記、修正と言われてももう遅いッ!
追記、修正と言われてももう遅いッ!

2回言ったのには意味があるッ!

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最終更新:2025年07月08日 21:42