竈門炭彦(鬼滅の刃)

登録日:2020/12/04 Fri 22:48:24
更新日:2023/02/20 Mon 11:14:00
所要時間:約 5 分で読めます





僕は寝るのが好き

最近おばあちゃんの夢を見るから
ずっと寝ていたいんだ


竈門炭彦とは『鬼滅の刃』の登場人物である。
最終話である「幾星霜を煌めく命」にのみ登場。



概要


ビルの立ち並ぶ現代の東京に生きる15歳の学生。
マイペースなのんびり屋の性格をしており、寝ることが大好き。
その睡眠の深さは相当なものであり、兄である竈門カナタに28回声をかけられてもなお起きないどころか、「起きてるよう」寝言で返事をする有様。カナタ曰く「寝汚い」

一方で身体能力は非常に高く、その寝汚さのせいで学校に遅刻しそうになると、ビルの上で軽々とパルクールをこなしながら登校してみせるほどである。


素性



幼稚園の頃、おばあちゃんちに遊びに行くと
おばあちゃんはずっと昔にいた鬼の話をしてくれてた
ドキドキして息を止めて聞いてたのをよく覚えている



そうだよ
曾々おじいちゃんと曾々おばあちゃんがみんなで頑張って
人を食べちゃう鬼を倒してくれたから大丈夫なんだよ



僕は、おばあちゃんの優しい手が大好きだった


連載時は明言されなかったが、顔がそっくりであることから「子孫もしくは転生」である可能性が高いとは思われていた。
単行本23巻の加筆で明確に「竈門炭治郎栗花落カナヲの子孫」であることが明記された。
また、本編の登場人物で生存しているのが産屋敷輝利哉(本作世界では日本最高齢で110歳を超えている)と「山本」姓を名乗るようになった唯一の鬼の生存者である愈史郎のみであることも明らかとなった。
炭治郎が「曾々じいちゃん」と書かれているので4代先の子孫、玄孫ということになる。

兄のカナタがカナヲそっくりであり、我妻燈子と我妻善照の姉弟(設定上では彼らの下にもう二人妹がいる)が我妻善逸竈門禰豆子の曽孫であることも明記されており彼らもやや遠目の親戚ということになる。
竈門家と我妻家は同じ地域に住み、竈門兄弟と我妻姉弟、煉獄千寿郎の子孫である煉獄桃寿郎も同じ高校に通って交流が続いている。

竈門家は我妻家より現代において代が1代多いことになるので、なんらかの事情で家系のサイクルが早かったことが示唆されている。
痣の発動が寿命の前借りであるということを覆せなかった場合、炭治郎はカナヲと結婚してそう長くないうちに世を去った可能性が高い。
なお燈子の台詞から、善逸は曾孫達が物心着くまでは存命だったようである。

また、現代は炭焼きの需要も減って久しいせいか本編終盤で炭治郎たちが暮らしていた山奥の家からはすでに離れたようで、竈門家は市街地のマンションに住んでおりリビングに本編終盤に撮ったらしい鬼殺隊の生存者達の集合写真や刀などの遺品が飾られている。

嘴平伊之助と神崎アオイの子孫である嘴平青葉とも設定上ではのちに炭彦が交流を持っているが、善照が青葉のことを報道でしか知らない間柄となっているため、本編終盤で伊之助が炭治郎らと同居していたものの、嘴平家は代を重ねるうち竈門家・我妻家とは縁が薄くなったようである。
理由は不明だが、本作の世界でも史実同様の関東大震災や太平洋戦争*1などがあったとすれば子孫たちも時代の潮流の中で距離が離れたり縮まったりしていることは想像に難くない。












鬼も、今度生まれてくる時は鬼にならずにいられたらいいな
時間がかかっちゃうかな
いつかきっと神様は鬼を許してくれるよね


曾々おじいちゃんと曾々おばあちゃんはどんな人だったのかな
知ってる人は羨ましいなあ


好きな食べ物は何?
好きな色は?
そんな誰かの話を聞くのが好き


人の人生は物語だから
僕の人生は、僕が主人公の、僕だけの物語


百年前も二百年前も
千年前だって
人の数だけ物語があったんだ


僕の家族にも
僕の知らない人にも
その人だけのその人しか知らない物語が


きっとたくさんあったんだよねぇ







追記・修正は人の人生の物語に思いを馳せながらお願いします。



















危険な登校によって警察と両親に四時間叱られた炭彦は、帰り道公園で泣いた。
しかしその時、同じく職を失って公園で泣いていたとある男性と仲良くなって、共にバドミントンを楽しんだのだという。



追記・修正は風ポリスにお世話になったことがある人にお願いします。

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最終更新:2023年02月20日 11:14

*1 史実では現在の東京23区のみならず、現在の八王子や青梅あたりにも空襲が及んでいる