カミナリマン

登録日:2021/06/13 Sun 11:53:38
更新日:2024/09/13 Fri 17:33:24
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鉄を利用すればサンダーの威力は数倍になる!思い知ったかロボット刑事!

出典:ロボット刑事/東映/第8話「雷が殺した?!」/1973年5月24日放送


『ロボット刑事』の第8話「雷が殺した?!」に登場したバドーロボット

:兼本新吾


【概要】

雷様のような姿をしたバドーの殺人高圧ロボット。
コイルに稲妻のマークが入った顔をしており、モーターか発電機のような体をしている。
秋月財閥の御曹司である秋月一郎を殺害し、秋月財閥の財産を奪おうと企む叔母のみね子に売り込みをかけて契約。残る兄弟の二郎と三郎の命を狙って暗躍する。

最大の武器は「サンダーオン」の掛け声と共に発射する電気光線「サンダービーム」。
一撃で人間を感電死させる威力があり、鉄を利用して威力を数倍にする事ができるために鋼鉄の体を持つKにとっては非常に相性の悪い敵でもある。
もちろん、直接触れて電流を流す事もできるが、その威力はサンダービームには劣る模様。

背中にある雷様の太鼓のような円盤は普段は小さく収納しているが、戦闘時には大きく展開する。
この円盤は飛行ユニットであり、機銃が仕込まれていて空中から銃撃をして攻撃する事ができる。
頭の球体は雨を降らせる降雨装置で、戦闘時に雨を降らせてサンダービームの威力を上げる。

Kが逆流コイルを身に付けてサンダービームを無効化した時には、「それならばよし」と慌てる事なくすぐに次の手段に移るなど、ロボットらしい冷静な判断力を持つ。


【活躍】

ある日の夜、で帰宅していた秋月財閥の御曹司・秋月一郎の前に出現してサンダービームで落雷による事故に見せかけて殺害。
さらに、何故か翌日の昼間に街を歩いていた所、偶然通りかかったKと新條にサンダービームを発射して撃退してしまう。

この事から、秋月一郎の事件が事故ではなく殺人ではないかと疑問を持ったKと新條は捜査を開始し、一郎の弟である二郎と三郎の元へ向かう。
二人が入ったボウリング場にカミナリマンが出現し、命を狙って襲いかかるがKと新條が駆け付けて救出。
しかし、Kはカミナリマンのサンダービームを受けて倒れ、カミナリマンは逃走してしまう。
Kはそのまま修理のためにマザーの元へ向かい、新條が二郎と三郎の警護に着く。

その頃、カミナリマンは秋月財閥の財産を奪おうとしている叔母のみね子に接触。
秋月一郎殺害の事実を話し、売り込みをかけて契約する。
その夜、みね子の手引きで家に侵入すると二郎を捕まえて電流を流して殺そうとする。
しかし、カミナリマンは殺したと思って撤退したが実は全治一ヶ月の重症ではあったが生きており、新條が警護についたために先に三郎を狙って再び家に侵入。そこに復活したKが登場して決戦に突入する。

頭の降雨装置を破壊されて雨を降らせられなくなり、サンダービームを発射するがKに新たに装備された逆流コイルによって無効化される。
すると、今度は背中の飛行ユニットを使って空中から銃撃を行うがKの大ジャンプ攻撃で叩き落とされてしまい、とどめに破壊銃を受けて爆散した。

二郎の容態も回復し、世の中のためになるためにお金を使おうと計画していると聞き、Kは嬉しく思うのだった。


【その他】

秋月二郎を演じているのは『コンドールマン』の主役、コンドールマン / 三矢一心を演じている佐藤仁哉氏。


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最終更新:2024年09月13日 17:33