登録日:2022/05/15 (日) 09:45:07
更新日:2025/03/24 Mon 00:10:28
所要時間:約 4 分で読めます
※この項目にはUndertale Gルート終盤におけるネタバレが含まれています。
Mettaton NEO(メタトンNEO)とは、
UNDERTALEに登場するキャラクターである。
プレイヤーがモンスターを虐殺する道を選ぶ、通称Gルートにのみ登場する。
概要
ホットランド、コアのモンスターを虐殺しつくした主人公を止めるため、
コアの最深部で待ち構えていた
メタトンが変身した姿。
右手にはブラスターを装備し、EX形態の時には髪で隠されていた右目は光を放っている。
BGM
BGMは「Battle Against A True Hero(ほんもののヒーローとの戦い)」のイントロのアレンジである「Power of NEO(NEOの力)」。1ループ約30秒と、短い曲ではあるがかなりカッコイイ曲である。
強さ
そう、このメタトンNEO、肝心な防御力が
9しかなく、これは
ふじみのアンダインの11倍のダメージが一撃で入ってしまうことになる。更に攻撃力が90あるにもかかわらず、
攻撃すらしてこない。攻撃すると、
90万を越える大ダメージを食らい、上記のセリフを言った後、爆発して死亡する。
あまりのあっけなさに驚き、落胆した人も多いのではないだろうか。
以上の事から付いたあだ名は
弱体化。
BGMが1ループ30秒しかないのも
つまりそういうことである。
こういった経緯から「まともに戦いたかった」という意見がそれなりに多く、二次創作
ゲームでは防御力にテコ入れの入ったメタトンNEOと戦える、というシチュエーションがいくらか存在する。
その手のゲームのプレイ動画ではコメント欄に「超☆強☆化」と書かれているほど本家のメタトン Neoが最弱と言えるだろう。
+
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NEOが造られた経緯 |
名前に‘’NEO‘’と付いていること、
殆どの人が一周目にプレイするNルートのコアのボスのメタトンEXの存在から、各形態の作成順は
箱→EX→NEO
だと思いがちだが、
メタトンNEO戦前の
「こんなフォトジェニックなボディをつけてもらったのはスターになったあとのことさ」
というセリフ、メタトンEX戦前の
「ボクのあたらしいボディ」というセリフや、
「メタトンEXの おひろめだ!」というフレーバーテキストから、各形態の作成順は
NEO→箱→EX
の順であることが分かる。つまりNEOは第一形態なのだ。
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余談
1ループ30秒程度の「Power of NEO(NEOの力)」だが、公式メルマガ『UNDERTALE/deltarune通信 2024年9月号』に添付された『DELTARUNE コンセプトアート&ボツBGM集』にて
2分程度の没になったロングバージョンが公開された。
Toby氏が『DELTARUNE』でやりたかったことの1つとして、「”ガチ”バージョンのメタトンNEO戦(をプレイできるようにすること」だったらしく、そのためにロングバージョンも製作していたようだ。
しかしToby氏の納得いくBGMに仕上がらず、ボスのコンセプトが固まって最終的に
スパムトンになった。
そのままでは雰囲気が合わないことから、「Power of NEO」をベースにスパムトンのテーマとジェビルの「THE WORLD REVOLVING」をリミックスし、不気味さを演出した「Power of SPAMTON」を使う予定で、作ってはいたようだが最終的には一から作り直して今日の「BIG SHOT」になった。
後半パートは今でも気に入っているようだが、今ロングバージョンを作るならもっと違うことをする……ということが語られている。
殺害数が未達成の状態でメタトンNEOと戦うと、
ダメージ量はメタトンのHPをギリギリ削り切れる35000程度まで減少し、撃破後のセリフが変化する。
「グッ…ダメだ アルフィー… ぼうぎょりょくが ひくすぎた…」
「…」
「キミは ボクをたおした… けど…」
「いまの いちげきでわかったよ」
「キミ… ほんきを ださなかったね」
「キミは
アズゴアを いっしゅんで たおすだろう…」
「でも キミは ニンゲンを きずつけたりしない」
「キミは かんぜんに あくに そまっている わけじゃない」
「もし そまっている つもりだったのなら… しっぱいだね」
「そして…
やりなおすには もう おそすぎる」
「ハハ…ハ… すくなくとも これで ひとあんしん だ」
「
ボクが いなくても アルフィーと ニンゲンたちは ぶじ なんだ…!」
メタトンNEOが攻撃してこなかったのは、
もしかすると確かめたかったのかもしれない。
自分の大好きなニンゲンが 本当に悪なのかどうかを。
因みにこの後にアズゴアを倒し、エンディングを迎えるとNルートの中でも最悪な末路を辿る。
追記、修正お願いします。
- 他のUndertaleキャラクター項目の多くには項目名の後に(UNDERTALE)をつけてあるようなんで、この項目にもつけたほうがよいかも? -- 名無しさん (2022-05-15 11:05:49)
- 演出的にはすごいいいんだけど正直、ちゃんとしたボスとして戦いたかった -- 名無しさん (2022-05-15 19:01:01)
- なんで攻撃しないんだろうと思ったら「ニンゲンと認識できてない」のか…… -- 名無しさん (2022-05-15 23:43:57)
- ニンゲンと認識してないから実力を発揮できなかったというのは盲点だったわ -- 名無しさん (2022-05-16 10:13:53)
- アンテのこういう細かい作り込み、やっぱすごいわ -- 名無しさん (2022-05-16 11:18:12)
- 二次創作において、NEOと戦えるゲームあったような。「装甲も強化されて、一撃で倒せないからバトルになるのだが……攻撃をするごとにNEOへの段々とダメージが上がっていって……?」 -- 名無しさん (2022-05-16 21:31:20)
- メタトンの説明に「金属なので攻撃無効」的なこと書いてあった。そしてNEOの防御力が9。つまりNEOは金属ではない...? -- 名無しさん (2022-05-16 21:51:36)
- こいつと戦った時点で雑魚的の倒し逃しがあるとその時点でGルート失敗確定する(こいつ倒すと前のマップ戻れないから)強そうに見えて実は弱いようでその実結構厄介っていう中々絶妙な立ち位置のボスだったりする -- 名無しさん (2022-05-17 16:16:49)
- ↑3 二次創作で戦えるのが割とあるあたり、やっぱり皆まともに戦ってみたかったんだなってのはわかる。攻撃的なフォルムにかっこいいBGMと我々の中の少年の心を刺激するには十分すぎる -- 名無しさん (2022-06-10 10:50:29)
- としょんかの本によると「たたかいを のぞまぬ モンスターは ぼうぎょりょくが ていかする」 つまりそういうこと… -- 名無しさん (2022-07-08 14:27:03)
- 箱のままなら勝てたよね? -- バトルエンジン (2023-08-22 14:13:08)
- まさかこの9周年のタイミングでNEOの力のフルバージョンが公開されるとはな…(メルマガ参照) -- 名無しさん (2024-09-15 21:43:06)
- Power of NEO unfinished(NEOの力 未完成ver)凄くSTARでマジで大好き 九年間色んなアレンジ聴いてきたけど一瞬でオリジナルが好きを上回っちまうのすげぇよトビー犬・・・・・・ -- 名無しさん (2025-03-07 01:55:23)
最終更新:2025年03月24日 00:10