アズゴアと主人公の戦いを止めるべく、主人公が仲良くなった仲間達が駆けつけた直後に登場する。
パピルスに働きかけて全員がここに集まるように仕組んでおり、隙をみはからって蔦で彼らを拘束。
主人公がクリアしそうになるたびに何度でもそれを取り上げると宣言し、主人公を殺そうとするも、拘束したはずの仲間たちの抵抗に遭い阻止される。
さらに、行く先々で和解したモンスター達も集結し主人公を応援する。
これに業を煮やしたフラウィはここにいる全員のタマシイを吸収するという暴挙に出るが…
「Finally... 」
(やっとだ…)
「I was so tired of being a flower. 」
(もう はなの すがたは こりごり)
「Howdy! <Player Name> are you there?」
(ハロー! <Player Name> きこえてる?)
「It's me. Your best friend. 」
(ボクだよ、キミの しんゆう…)
A S R I E L D R E E M U R R
(アズリエル・ドリーマー)
*It's the end.
(*おわりだ。)
タマシイをすべて吸収したことでアズリエルの姿に戻ったフラウィは、成長した姿に変身し世界の全てを0に戻す為に主人公と戦う。
攻撃にはこのゲームでは珍しく名前が付いており、次に使う攻撃がメッセージダイアログに表示される。
- スターブレイジング、ギャラクティックブレイジング(強化版)
- 着弾すると小さな弾をばらまく流星群を降らせ、最後に巨大な星を落とす
- ショッカーブレーカー、ショッカーブレーカーII(強化版)
- カオスセーバー、カオススライサー(強化版)
- 両手に剣を召喚し、数回剣を振って切り裂いた後。両手の剣を振って小粒弾をいくつか放つ
- カオスバスター、カオスブラスター(強化版)
- 召喚した砲台で拡散弾を連射した後、エネルギーを溜めてレーザーでフィニッシュ
- ハイパーミッシング
- 中央に骸骨が表れ、ひし形の何かを吸い込んでいく。この攻撃を少しでも喰らうとHPが1まで減る
ハイパーミッシング使用後、攻撃を耐え続ける主人公をしとめるためさらなる力を開放し、死の絶対神(God of Hyperdeath)に変身する。
絶対的な力に主人公はもがくことしかできない。
セーブファイルに手を伸ばしても届かない。
もう一度やっても届くことはない。
もうセーブデータを書き換えることは不可能なようだ。
・
・
・
けれど、残された力で まだ他の何か を SAVEする ことならできるかもしれない。
主人公はアズリエルの中にある友達たちのタマシイに呼び掛けることで、彼らを救えることに気がつく。
記憶を失ったタマシイ達にかつてと同じように接し、彼らの記憶をよみがえらせていく。
「I MUST CAPTURE A HUMAN!」(ニンゲンを つかまえる のだッ!)
「just give up. i did.」(オレは とっくに あきらめた)
「All humans will die!」(ニンゲンは みなごろし だッ!)
「You hate me, don't you..?」(わたしの こと キライ でしょ…?)
「This is for your own good.」(これは あなたの ためなの)
「Forgive me for this.」(どうか ゆるして くれ)
*Suddenly, [the/its/her/his] memories are flooding back!
(*まよえるタマシイの きおくが いっきに よみがえる!)
「NO! WAIT!! YOU'RE MY FRIEND! I COULD NEVER CAPTURE YOU!!」(きさまは オレさまの ともだち! つかまえる なんて、 やな こったッ!)
「nah, i'm rootin for ya, kid.」(オイラは アンタを おうえん してるぜ)
「Well, some humans are OK, I guess! 」(でも いいニンゲンも いるよねっ!)
「No, that's not true! My friends like me! And I like you, too!」(ちがう! みんな わたしの なかまだよ! わたしも みんなが だいすきだよ!)
「Your fate is up to you now!」(あなたの みらいは じぶんで きめるのよ!)
「You are our future!」(きみは われわれの みらいを になうものだ!)
そうして、友人全てのタマシイを救出し彼らが主人公のことを思い出す。しかし、まだ足りていない。
まだ誰か、知らない誰かが、救いを求めている。
いったい誰が、そう思いはたと気づく。その誰かが目の前にいることに。
「What's this feeling...? What's happening to me?」(この かんじょう… おれは… いったい どうしたと いうのだ?)
「STOP IT! Get away from me! Do you hear me!? I'll tear you apart!」(それいじょう ちかづくな! ちかづいたら… ようしゃ しない!)
それでも、ふっかつするのを辞めない。
そこに口とは裏腹に救いを望んでいるアズリエルが確かにそこにいるのだから。
「... ... <Player Name>... Do you know why I'm doing this...?」(<Player Name>… ボクが どうして こんなことを するか わかる…?)
「Because you're special, <Player Name>.」(キミは とくべつだから だよ… <Player Name>…)
「... No... That's not JUST it. I... I... I'm doing this because I care about you, <Name>!」
(ううん… ちがうな それだけじゃない ボクが こんなことを するのは… <Player Name> キミが だいじだからだ!)
そう、こうまでして行おうとした彼の目的である世界のリセットは決して悪しき目的のためなどではなく
ただただ、かつて家族だった人間とまた一緒にいたいという望みのためものだった。
「So, please... STOP doing this...」(だから おねがい… ていこうするのは やめて…)
「AND JUST LET ME WIN!!!」(ボクに かたせてよ!!)
そうして悲痛な叫びをあげながら、回避不能の渾身の一撃で主人公を倒そうとするが。。。
HP 20/20
HP 10/20
HP 1/20
「But It Refused.」(いやだ。こわれるもんか。)
HP 0.1/20
HP 0.001/20
HP 0.00001/20
この戦いの最中もそうであったように、たたかう・アイテム・みのがす あらゆる行動が消し飛び、
体力も限りなく0に近い数になるまで削られたとしてもふっかつする決意だけは失わず、倒れることも決してない。
なぜなら、そうしなければ誰も救われなくなってしまうから。
HP 0.00000001/20
そして「主人公のふっかつする決意」と「吸収したタマシイから感じるお互いを大切に思う気持ち」についに折れたアズリエルは、元の姿に戻りある事に気がつく。
「... I know.You're not actually <Player Name>, are you?」(わかってる。 キミは ホントは <Player Name>じゃない。 )
「What IS your name?」(キミの… なまえは?)
「"Frisk?"That's...A nice name.」(「フリスク」?そっか… いい なまえだね。 )
そう、プレイヤーが最初に入力した名前は「 最初に地下世界に落ちた子供」のものであり、今までプレイヤーの分身として操作していたのはフリスクという別の子供だったのである。
アズリエルは自身の持つタマシイの力でバリアを破壊し、フリスクに両親のことを任せることをお願いし、
面識も無いにも関わらず自身を救ったフリスクと離れることを惜しみながら去っていく。
また、和解後に最初の花畑に戻ると彼の姿がある。
ここでは
- 最初に落ちてきた人間は人間を憎んでいたこと(詳細は語らなかったそうな)
- 服の趣味は似ているものの全く真逆のフリスクにその子供を重ねていたのは、フリスクこそがアズリエルの望んでいた友達の姿だったこと
- タマシイが融合した時は身体の主導権が半々の状態になっており、遺体を持ち上げたのは人間の方の意思だったとのこと。また、人間に攻撃された際にも「反撃しろ」と心の中で声が響いていたという
…などのことを語ってくれる。
Gルートラストに会う「彼」の言動は生まれついてのものらしい…
ちなみに、会話を終えた後もアズリエルに話しかけると暇人呼ばわりされる
戦闘曲のメインテーマである「Hopes and Dreams」とまよえるタマシイをふっかつさせる際の「SAVE the world」は、
名前の通り「夢」や「希望」といったものを胸に最後の戦いに挑む主人公を表すような明るく希望に満ちたものであり、ラストの演出も相まって印象に残る人も多い。
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