千年狐 〜干宝「捜神記」より〜

登録日:2023/04/19 Wed 18:18:09
更新日:2025/05/07 Wed 10:27:09
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人ならざる者の、心を覗いた事はあるかーーー。



千年(せんねん)(ぎつね)干宝(かんぽう)捜神(そうじん)()」より~とは、張六朗作の漫画作品。月刊コミックフラッパーで連載されている。


【概要】

古代中国を舞台に、千年の時を生きる妖狐・廣天やその仲間の精怪、神仙そして彼らと邂逅した人間たちが織り成す奇譚を描き出すファンタジー作品。
晋の時代に文人・干宝が著した怪奇説話集『捜神記』を下敷きにしている。

西晋の頃を舞台に廣天が辿る命運を主なストーリーラインに据えつつ、そこに春秋から三国統一までのおよそ1000年間に起こった単発のエピソードが時折差し込まれるという半ばオムニバス形式の構成。日本人にはお馴染みな三国志に縁の深い人物をはじめ、中国史上に名高い実在の人物も多数登場する。


【作風】

精怪と人間という二つの種族が出会い交錯する狭間で繰り広げられる様々なドラマを、どこか水墨画や版画のような伝統絵画を思わせるような美麗なタッチで描いている。
内容は時にコミカル、時にはシリアスとエピソード毎の振れ幅が大きく多彩。怪異話をベースにしているだけあって、緊迫感あふれるシーンや切なくしんみりとした読了感が尾を引く結末も多い。時には人間の心の暗部や世の中の闇を浮き彫りにし、読む者の心を深く抉る重苦しい人間性が描写される事も。

しかし、いずれの話にも共通しているのがシュールかつ不条理なギャグ・小ネタが随所にこれでもかと盛り込まれているという点。
どんなにシリアスな場面でもまるで不意討ちのように挟み込まれ、普段は知性的なキャラでも急激にIQが下がってコントを始めたりするため、多くの読者は感情を喜怒哀楽の全方向に同時に引っ張られる事になり、どうリアクションすれば良いのか分からず正に狐に摘ままれたような気分になる事請け合い。

しかも、それが本筋の空気を壊す事なく、むしろごく自然な流れのワンシーンとして繋がり互いを引き立てているという点がこの漫画を他に類を見ない独特な空気感の作品に仕上げている。その場限りの一発ネタと思われたコマが後のストーリーの伏線になっている事もあるため油断がならない。

読む者の脳裏に嫌でも焼き付くような強烈なインパクトを残すその作風から、2017年にPixivに投稿された第零話は多くの読者の笑撃を与え、一時はデイリーランキングの上位30位以内に食い込む勢いを得た。
更にその完成度の高さがコミックフラッパー編集部の目に止まり、その年のMFコミック大賞を受賞、短期集中連載を経て本格的な連載に至った。他にも2019年、次にくるマンガ大賞コミック部門16位を受賞している。

2022年6月には読み切り版がボイスコミック化され、Youtubeの公式チャンネルで公開されている。



【あらすじ】

2024年時点で既刊10巻。
1巻は廣天と晋の廷臣・張華との対決を皮切りに、様々な妖怪と人間たちが巻き起こす化かし合いの顛末を描く一話完結の短編集となっている。
2巻からは複数巻に渡って展開される長期的なストーリーを主軸に据えるようになり、廣天の師匠・阿紫が仕掛けた陰謀の核心に迫るべく冥府を目指す『阿紫編』が展開。
5巻から7巻にかけてはとある村の大富豪が主催する大会に参加した廣天が、莫大な賞金を賭けて様々な特殊能力を持った道士たちと対決する『道術大会編』が描かれた。
8巻から10巻は都で起こる怪事件を廣天が調査していく『捜神怪談編』となっている。


【登場人物】


  • 廣天(こうてん)
物語の主人公。春秋時代から西晋の頃に至るまで千年の時を生きる狐の精。
狐と人間という二つの姿に自由に変化する事ができ*1、しばしば人間社会に紛れ込んで賢人に知恵比べを挑んだり、権力者を騙して鼻を明かす事を生き甲斐にしている。
狐時の外見は尻尾が何本も付いた所謂九尾の狐スタイル(正確な本数は不明。とある人物が数えた際はヘリテイルして増えた)。
アホ毛のように枝毛が四方八方に飛び出たみすぼらしい姿でよく鼻水を垂らしている等、およそ妖怪らしさを感じさせない(でもかわいい)が、いざ人間に化ると眉目秀麗でどこか儚げな雰囲気の女性に変貌する。
女性の部分を強調するのは頻繁に男に間違われるから。
元々の顔立ちが中性的な上、常時発動しているイケメンムーヴと慎ましすぎる胸周りのせいで作中の人間は一部の例外を除けば殆んど誰も女だと気づかない。
本人もいちいち明かさないので勘違いしたまま話が進んでいく。
読み切りの第零話では性別自体が話のオチに使われた事も作品とキャラを印象付けるのに一役買った。


■精怪・神仙


  • 華表(かひょう)
廣天がねぐらにしている燕昭王の墓陵の入り口に建つ喋る木の柱(特定の区域や建物を示す看板や標識のような役割を果たす)。
樹齢千年以上を経て自我を得た神木の幹を削って作られており、かつては元々生えていた山の主として棲息する鳥獣たちを見守っていた。
廣天とは生まれたばかりの頃に山に置き去りにされていたのを庇護して以来の仲で、一番の親友とも父親代わりとも言えるような存在。
更にを突き立てられれば血を吹き出し、流行り病にかかれば鼻水を垂らす。どこから出てるんだアレは。
伐採された経験から人間に不信感を抱いており、人間にちょっかいをだそうとする廣天の身を案じている。
実際作中では火を付けられたり車に轢かれたり切り取られた部位を男性器に間違われたりと何かと災難な目に遭わされており、その都度姿が変わるため廣天からの呼び名もそれに応じて変わっている。現在の変遷は神木(しんぼく)→華表→炭片(たんぺん)→(再び)神木。
植物であるため基本的に廣天に運んで貰えないと移動できないものの、華表形態の時も全身を大きくしならせて近寄った者をフルスイングする程度の戦闘力はあった。華表のウッドハンマー!その後の形態でも短い距離を飛び跳ねたりする事は可能。人間が大勢いる市井でも普通に廣天と会話しているものの、聞いた人間からは廣天による腹話術や独り言でしか会話できないくらい友達がいないやべー奴だと思われている様子。


  • 阿紫(あし)
廣天よりも長く生きる伝説の大妖狐。黒髪を腰よりも長く伸ばした妖艶な物腰の美女。人間時の姿はスレンダーな体型の廣天とは対照的にスリーサイズのメリハリが効いたグラマラスなおb.....お姉さん。変化すると龍と狐の中間のような巨大で細長い威容の怪物になる。自慢の黒髪もこの時はたてがみのように背中から生えている。
元は人間だったが殺されしまい、精怪として生まれ変わったという過去を持つ。
ぶっきらぼうな物言いと怪しげな雰囲気から神木には嫌われているものの、元が姉御肌で面倒見の良い所があり、廣天からは幼い頃に変化の術や人間界知識を授けられた師匠的存在として慕われている。
ただ、時の晋帝を誘惑して取り入り、その気になれば人界の国家権力を自由に動かせる程の強い影響力を有している他、人間を蠱惑して自身の手先にするなど、実際に警戒されるのに充分な不穏な動きも見せている。
廣天の事も気にかけつつ裏では彼女の出生にまつわる秘密を利用した何らかの計画を巡らせているらしく、その本心は中々に底知れない。
自身の名を冠した第二部では重要なキーパーソンとなり、その計画と真意の核心に迫る物語が展開する。


  • 獙獙(へいへい)
廣天より長くを生きる狐の精怪。原典では狐に翼の生えた姿とされるが、本作では丸々と太った胴体に申し訳程度の小さな羽がついているというというなんともファンシーな姿をしている。リラックマとかたれぱんだとかのフォルムを思い出してもらえればだいたい問題ない。歩く時の地響きも「ノッチ、ノッチ」とやたら緩い*4ため、代わりに「ずしーん、ずしーん」と重々しい擬音を自身の口から発している事もある。
そのマスコット然とした外見は見た者のハートを鷲掴みにして離さないが、当人は人間を卑しく脆弱な存在として見下し、戯れに命を奪う事も躊躇わない尊大な性格。精怪としての実力も強靭かつ凶悪そのもので、人間などは簡単に押し潰して殺してしまう。もっとも、押し潰される側の人間は、ふかふかっぷりに絶頂レベルの幸せを感じており、死に顔にもそれが現れている。
廣天とは赤子の頃からの仲で親戚のおじさん的な存在。


  • 渾 (こん)
冥府に使える使者。天命で死ぬ予定の人間の魂を回収して冥府に送り届ける役目を担っている。廣天からは使者ちゃんと呼ばれている。
ボブカットの白髪に白衣を纏った青年の姿で、死者をリストアップした木簡を携行している。この木簡に書かれた名前を読み上げられると魂が体から抜けてしまう。
毎日膨大な数の死者を回収しなければならないという冥府の激務に追われ日々一喜一憂するその様子は現代社会を生きるサラリーマンの悲喜こもごもに通じるものがある。
本来の姿は桃か人間の尻のような形の体に翼と四本の足が付いた姿…所謂『渾沌』で、目や鼻などの顔パーツも一切無かったが、阿紫に顔と人型に変化する術を与えられた。
同じく阿紫に手ほどきを受け成長した廣天とは兄妹のような間柄で、それ故に阿紫の弟子を裏切るような不穏な企み事に対して複雑な思いを抱いている。


  • 冥府大帝
人間や鳥獣の霊が死後に住まう冥府の主。正月熊手のような被り物をした姿で、人間を片手でつまみ上げられる程の巨大な体躯。
かつては、ある山を司る神だった*5が、人間たちがその山を死後の世界として信仰した結果、魂が集まるようになり、今の立場となった。モチーフは東岳大帝(泰山府君)と思われる。
阿紫とは廣天が生まれる前からの付き合いで、そのよしみで冥府への滞在を許している。彼女の企みについても知った上で協力している。
渾を含む部下たちをこき使ってる理不尽な上司のように見えるものの、彼は彼で各部門からのクレームや他の神々からの無茶な要望に日々悩まされており、それに伴って変動する天命やその他諸々の宇宙秩序を維持調整するに苦労している様子。


  • 王霊孝(おう れいこう)
阿紫の側近兼彼氏(カレピ)。元は漢の時代の人間で兵士だったが阿紫に魅入られてその配下の精怪となった。阿紫に分けてもらった精気の影響で耳と尻尾が生えている。また、人間を凌駕する戦闘力を身に付けており、彼女の計画を阻害する者には容赦なく襲いかかる。
阿紫にも隠していたが、実は妻子持ち

  • 鵞鳥の鬼(がちょう の れい)
冥府の鳥類部門に仕える鵞鳥。初登場は第二話で廣天と神木以外では一番早い。
孫呉の狼耶王(後に三代目皇帝となる孫休)の館で飼われていたが、食用にされるでもなく戯れに殺されてしまい、廣天の斡旋で冥府に就職した。
という理不尽な経歴を持つが記憶があらぬ方向に脚色されており、生前は主君と相思相愛だったと思い込んでいる。

  • 硯(けん)
千年以上を生きる年老いた鼠。阿紫の旧友で廣天の出生について知る数少ない存在。

■人間


  • 張華
燕昭王の陵墓近くに住む官吏。字は茂先。多数の経書を修め、人文地理や自然科学など数多の知識を有する当代随一の才人。読み切り版の第零話に登場し、本作で最初に廣天と対峙する。
三国時代の末期、長年続いた乱世が終息に向かう頃に生きた実在の人物。
物語としての三国志の中では比較的マイナーな人物だが、正史においては西晋屈指の賢臣と名高く、司馬氏による中華再統一事業にも大きな功績を残している。
尚、第零話の原典となった捜神記の一篇では廣天のモデルとなる妖狐を釜茹でにして煮殺している。
しかしその後に起こった内紛では彼自身も悲劇的な命運を辿るため、本作でそれがどのように描かれるのか、或いは描かれないのかが注目される。

  • 孔章
張華の幼馴染みで豊城の県令。本作のツッコミ要員の一人。
張華を訪ねてきた廣天が尻尾をモロ出しにしていた様子から妖狐だと見破るものの、張華に見せようと彼女の着物の裾をめくって見せようとしたため彼からはドン引きされる。この時の廣天は初見の読者含め周囲から男と思われているため 別の意味でもやばく見える *6
その後も友人の身を案じるものの、張華の天然ボケに振り回されて空回りする。華表にはフルスイングされたけど。
張華と同じく実在の人物である雷煥がモデルで孔章は字。作中では孔章の方が兄貴分のように描かれているが実際は張華の方が大幅に歳上で親子くらい離れた後輩のような間柄だった。

  • 宋大賢
漢の時代の豪傑。自称、友や主君も喰らって刃を振るってきた羅刹。
その腕と名声を見込まれ、宿泊した旅籠の主人に夜な夜な化け物が出て滞在者を殺すという噂の部屋を勝手に当てがわれた上、果たしてその日の夜に現れた獙獙と素手で対決する羽目になる。
予想外に可愛い彼の姿に心中では語彙力の無くなった女子高生みたいなリアクションを連発しつつ、それを懸命にこらえながら真剣勝負をするという色々な意味で最大の苦難を味わったものの、その時の経験を教訓にして起こしたある事業が大成功し、一族を名家に押し上げる事に成功した。その後の時代のエピソードでもちょくちょく子孫が登場し、重要な役回りを果たす。
尚、その子孫の多くは大賢と殆んど同じ顔である。ある話で登場した周の時代の先祖から数えると実に千年近く同じ顔を変化せずに維持している事になる。遺伝子が働き過ぎである。これはあるミスリードにも繋がっている。

  • 伯(はく)
第二部より登場する人間の青年。死者の霊(中国では「鬼」と呼ぶのが一般的)を見る事のできる視鬼の能力を持つ。
ひょんな事から同じ雇い主の下にいた廣天と知り合い、行動を共にするようになる。彼女の事は最初から女だと認識している。
普段は便利屋として生計を立てているが金銭に対して悪知恵の働く所があり、能力を悪用して依頼人を騙したり金を巻き上げる事もしばしば。
幼少の頃はその能力故に幽鬼に目を付けられ易く、それが原因で家族と疎遠になったという、異能持ちキャラの半ば宿命とも言うべき重い過去がある。そのためか幽鬼や精怪に対し色々と思う所があるようだが、表向きはそうした素振りを見せず飄々とした物腰で、分け隔てなく接する情の深さも持ち合わせる。
某友人帳の少年やその祖母と比較するとかなりの世渡り上手である。
初登場時のエピソードは国語の教科書にも載っている『売鬼』の話が基になっている。


  • 医者
伯の友人の医者。人里に近い山中にある自宅兼診療所で珍しい病気を研究、治療している。
本名は不明。常に覆面を被って顔を隠しているため性別も年齢も不明と謎が多い。
他人に対しては冷淡で突き放すような口調が多く、伯や廣天に振り回される常識人のような立ち位置に見えるが意外にノリの良い所があり、結構はっちゃけた言動も見せる。
人間の項目に入れているものの、薬や毒の効果を試す時に自分で経口接種するという
命が幾つあっても足りないような荒っぽい手法を使っている(しかも激しく吐血した以外は何事も無かったように生きてる)ため本当に人間なのかどうかは怪しい。上着を脱いだ際に見える二の腕に妙に柔らかみがある事から女性の可能性はある。


  • 陽(よう)
春秋時代のとある公国に仕える宮女。廣天によく似た容姿の美女でちゃんと女性特有の膨らみもあるだが、スペックは廣天以上のポンコツで何の仕事をやらせても悲惨な結果になるため周囲から疎んじられ、窓際に追いやられている。
しかし当人はあまり気にしてない様子で、宮廷に女官として潜り込んできた阿紫ともすぐに打ち解ける温厚でフレンドリーな性格。


  • 萬祥(ばんしょう)
とある国の皇帝に使えていた小姓。第一部に登場。女性と見紛うような美貌を持つ男子。で、廣天と並ぶとどっちが男で女かますます分からない。
皇帝とは深い仲だが、それがある日思わぬ事態へと発展し…。
本編では一話限りのキャラだが、単行本収録の番外編ではその比ではない程に優遇されている。セクシー担当として。
サービスショットを多数披露するその様はもはや本作のセックスシンボルとでも言うべきレベル。


  • 張家の召使い
張華に仕える使用人。異様に殺意が高く、アポなしでやって来た廣天はともかく、主人の友人で事前に来訪の約束までしてたはずの孔章が屋敷に来た時ですら「殺しますか?」と張華に尋ねるサイコじみた性格。
彼が主人の了解無く部屋に押し掛けた際には近くにあった鉈に手をかけているのでジョークなどではなく割と本気と思われる。
作中ではほんの数コマしか出番の無いモブキャラだが、その数コマで本作の方向性を読者に深く印象付けた点で極めて重要なキャラの一人。
彼に限らずは本作のモブは無駄に殺意やテンションが高かったり、外見や言動がいちいちシュールだったりと自己主張が激しい。


  • 典風(てんぷう)
  • 絹玉(けんぎょく)
  • 黄極君(こうきょくくん)
  • 周南(しゅうなん)
  • 謎の人
『道術大会編』に登場する大会(暴力禁止)参加者の皆様。
典風は常にマフラーを身に付けている少女で易(占い)の達人。実在の占い師である管輅を大伯父に持つ。黄極君は傘のような被り物で素顔を隠した道士で隠行を得意とする。
絹玉は人の心身を操る謎の術を使う美女で、廣天が女と分かった上でベタ惚れしており、自分の能力を使って虜にしようとしている。周南はパンダのような目元の男で、不吉な予言を口にする。
謎の人は謎。褐色肌に西洋顔というエキゾチックな外見の男で自分からは一言も喋らない。その能力と身の上は話の中で徐々に明らかになっていく。

  • 石良(せきりょう)
都の廷尉部(警備部門)に仕える役人。右目にモノクルのような円盤状の瑠璃(曇りガラス)を掲げている。捜神怪談編における廣天の相方的存在で、共に都で起こる怪事件の捜査にあたる。
暗闇を異常に嫌っており、夜勤を頑なに拒否し寝る時も灯りを絶やさないなど徹底して避けている。灯りが切れたり無理矢理暗がりに入れられると死んだ魚のような目になる。








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最終更新:2025年05月07日 10:27

*1 この二形態以外の姿には変化できない。

*2 髪は正体を知らない人間と一緒の時でも頻繁に伸びたり短くなったりしているが何故か怪しまれる様子がない

*3 家ではなく文字通り野生に帰ってしまった

*4 字のフォントも丸っこい物が使われている

*5 体格も普通の人間と同じくらいだった

*6 女だとわかってたらわかってたでやばいが。