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シャラガム(ドラえもん)

登録日:2023/04/28 Fri 12:35:00
更新日:2026/05/31 Sun 11:17:18
所要時間:約 10 分で読めます





『シャラガム』は、漫画ドラえもん』に登場するひみつ道具および同名の道具が登場するエピソードの1つ。




【概要】

猛勉強しようと決心するが、誘惑に惑わされどうしても長続きしないのび太。やり遂げられる力を欲しがった彼にドラえもんが与えた。
見た目は板ガムそのもの。

「噛めばガムシャラな気持ちが増幅し、やり遂げようと思ったことは何でも乗り越えることができる」との事。

これを噛んだのび太は、まんがやゲームといった誘惑に打ち勝ち、襲いかかるジャイアンも振り切って時間内に帰宅するという目標を成し遂げた。


だがここで、ボロボロになって帰還したのび太を出迎えたドラえもんの口から、驚きの事実が告げられる。


「シャラガム」はひみつ道具ではなく、ただのガムだったのだ。

これはいわゆるプラシーボ効果を狙ったもの。のび太はいつものように道具の力で問題を解決したのではなく、自分自身の精神力を以て目標を成し遂げたのである。


【原作】

小学六年生』1976年3月号に掲載され、藤子不二雄ランド『ドラえもん』4巻、てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』3巻、『藤子・F・不二雄大全集』3巻に収録されている。

雑誌掲載時のタイトルは「のび太の決心」であり、藤子不二雄ランド掲載時に項目名のタイトルに改められている。

【アニメ版】

これまでに大山版で1回、わさドラ版で1回と2度アニメ化されている。

◇大山版「シャラガム」

1981年11月27日に放送された。
DVD「TV版 ドラえもん Vol.44」に収録。

◇わさドラ版「シャラガム」

2023年5月20日に放映された。


【余談】

  • 「シャラガム」はドラえもんによる架空のひみつ道具だが、実際に似たような効果を持つ道具に『ケッシンコンクリート』がある。決心したい事を口にしながら服用することで、その内容に反する一切の行動を物理的に拘束されるというもの。シャラガムに込められた設定が「使用者の精神力を増強させる」程度だったのに対し、こちらは使用者の意志とは無関係に如何なる事情があろうと目標を達成せざるを得ない強制力を持つ。

  • 今回のように「ドラえもんが『ひみつ道具』と偽ったもの」を題材としたエピソードは、他に『ウルトラよろい』『ラッキーやかん』(わさドラ版オリジナル)がある。また、『うつつまくら』も(曖昧な形ではあるが)主題となる道具が「存在しない」とされたままストーリーが終わる回として知られている。

  • チューインガムをモチーフとしたひみつ道具は意外と多く登場しており、この他には『ロケットガム』、『おすそわけガム』、『ダイリガム』、『カツオブシガム』、『ジャンボチューイングガム』、『イメージガム』、『超風船ガム*1などが存在する。

  • 「小学六年生」3月号に掲載された本作は、学年誌漫画としての『ドラえもん』では定番の「小学校を卒業する読者へのメッセージ」が込められたエピソードとなっている*2。当時の読者たちと同じく中学生となるのび太が自力で目標を達成してみせる姿は多くの卒業生たちへ希望を与えたことだろう。





決心したんだ!
帰ったら3時間みっちり追記する!
修正はそのあとにしてもらいたい。



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最終更新:2026年05月31日 11:17

*1 大長編『のび太の太陽王伝説』に登場。

*2 他に該当するエピソードは、『あの日あの時あのダルマ』(小学六年生1978年3月号)、『のび太もたまには考える』(同誌1983年3月号)、『右か左か人生コース』(同誌1985年3月号)などがある。